JP2007209655A - 振動伝導シートのシートバック構造および振動伝導ベッド構造 - Google Patents
振動伝導シートのシートバック構造および振動伝導ベッド構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007209655A JP2007209655A JP2006034956A JP2006034956A JP2007209655A JP 2007209655 A JP2007209655 A JP 2007209655A JP 2006034956 A JP2006034956 A JP 2006034956A JP 2006034956 A JP2006034956 A JP 2006034956A JP 2007209655 A JP2007209655 A JP 2007209655A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support member
- pad
- seat back
- vibration
- notch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Abstract
【解決手段】スピーカ162を網クッション163内に直接収納せず、網クッション、支持部材161、スピーカから振動伝導構造体16を構成し、この振動伝導構造体をシートバックパッド12に設けた切り欠き12aに収納している。そして、支持部材161とシートバックフレーム14との間に圧縮コイルばね15を設けて、支持部材、つまりは振動伝導構造体16を弾性支持している。
【選択図】図1
Description
また、支持部材を含む振動伝導構造体がシートバックフレームとの間に設けた弾性支持部材で弾性支持されているため、着座者の腰部から網クッションを介して支持部材に伝達された押力(加重)が弾性支持された支持材で緩和、軽減され、必要な柔軟性が得られる。
また、支持部材を含む振動伝導構造体がシートバックフレームとの間に設けた弾性支持部材で弾性支持されているため、着座者の腰部から網クッションを介して支持部材に伝達された押力が支持材で緩和、軽減され、必要な柔軟性が得られる。
さらに、支持部材と一体的に設けられたパッド係合部材がパッドの背面に係合して、パッドの背面に弾性力が加えられているため、パッドがパッド係合部材の動きに連動して変形し、パッド係合部材と一体的に沈み込み、初期位置への復帰もパッド係合部材と一体的となる。そして、支持部材、パッド係合部材とパッドとは同期して沈み込み、それらの間に段差が生じないため、着座者は段差による違和感を持つことなく着座できる。
また、支持部材を含む振動伝導構造体がベッドのフレームとの間に配置した弾性支持部材で弾性支持されているため、使用者の腰部から網クッションを介して支持部材に伝達された押力(加重)が弾性支持された支持材で緩和、軽減され、必要な柔軟性が得られる。
また、支持部材を含む振動伝導構造体がベッドのフレームとの間に配置した弾性支持部材で弾性支持されているため、使用者の腰部から網クッションを介して支持部材に伝達された押力が弾性支持された支持材で緩和、軽減され、必要な柔軟性が得られる。
さらに、パッド係合部材がパッドの下面に係合して、パッドの下面に弾性力が加えられているため、パッドがパッド係合部材の動きに連動して変形し、パッド係合部材と一体的に沈み込み、初期位置への復帰もパッド係合部材と一体的となる。そして、パッド係合部材が支持部材と一体的に設けられているため、支持部材、パッド係合部材とパッドとは同期して沈み込み、それらの間に段差が生じないため、使用者は段差による違和感を持つことなく横臥できる。
シートバックパッド12は、たとえば、ウレタンフォームなどの発泡体からなる中空体とされ、その内部に背後(図1の右側)から鋼管、鋼板などからなるシートバックフレーム14が内蔵され、組み合わせて、シートバックが構成される。シートバックパッド12の着座者の腰部相当部分(着座者の腰部が接触、保持される部分)に、切り欠き12aが形成されている。この切り欠き12aは、たとえば矩形断面形状とされ、実施例では貫通形状となっている。
ここで、支持部材161を圧縮コイルばね15で弾性支持しているため、着座者の腰部から網クッション163を介して支持部材に伝達された押力が弾性支持された支持材で緩和、軽減され、必要な柔軟性が得られる。また、スラブ材18を網クッション163の前面に配置し、スラブ材を介して着座者は網クッションを押圧するため、網クッションとの当たりが改善される。
支持部材161の背面にスピーカ162を設けるとともに、支持部材の前面に網クッション163を配置して振動伝導構造体16が構成され、振動伝導構造体をパッドの切り欠き12aに収納している。そのため、スピーカ162の振動は空間内(切り欠き内)で支持部材161を介して網クッション163に伝達され、網クッションで増幅されて着座者の腰部に広範囲に伝導され、必要な伝導性が得られる。
このように、シートバックパッドの縁部12bはパッド係合部材161aの動きに連動して変形し、パッド係合部材と一体的に沈み込み、一体的に初期位置に復帰するため、段差の生じる余地がない。
また、振動源となる振動システムとして実施例ではスピーカを使用しているが、振動トランスジューサを使用してもよい。
基本的な構成において同一であるため詳細に説明しないが、振動伝導ベッド構造においては、切り欠きは使用者の腰部相当位置でベッドのパッドに形成される。そして、支持部材の下面にスピーカなどの振動システムを支持するとともに、支持部材の上面に網クッションを配置した振動伝導構造体が、ベッドパッドの切り欠きに収納される。支持部材と一体的に設けられたパッド係合部材が、使用者(横臥者)の頭部の位置する方向で、支持部材の縁を越えて延出し、パッドの背面に係合される。そして、支持部材とベッドフレームとの間に圧縮コイルばねなどの弾性支持部材が配置される。
このような振動伝導ベッド構造においても、振動伝導シートのシートバック構造におけると同様に、スピーカの振動が網クッションで増幅されて広範囲に伝導されて必要な伝導性が得られるとともに、使用者からの押力が支持材で緩和、軽減されて、必要な柔軟性が得られる。
12 シートバックバッド
14 シートバックフレーム
15 圧縮コイルばね(弾性支持部材)
16 振動伝導構造体
161 支持部材
161a パッド係合部材
162 スピーカ(振動システム)
163 網クッション
Claims (6)
- 着座者の腰部相当位置でシートバックのパッドが切り欠かれ、
支持部材の背面にスピーカを支持するとともに、支持部材の前面に網クッションを配置してなる振動伝導構造体がパッドの切り欠きに収納され、
振動伝導構造体の支持部材とシートバックフレームとの間に弾性支持部材を設けて、シートバックフレームに対して振動伝導構造体を弾性支持した振動伝導シートのシートバック構造。 - 着座者の腰部相当位置でシートバックのパッドが切り欠かれ、
支持部材の背面にスピーカを支持するとともに、支持部材の前面に網クッションを配置してなる振動伝導構造体がパッドの切り欠きに収納され、
支持部材と一体的に設けられたパッド係合部材が上方に延出して切り欠きの上方でパッドの背面に係合し、
パッド係合部材または支持部材とシートバックフレームとの間に弾性支持部材を設けて、シートバックフレームに対して振動伝導構造体を弾性支持した振動伝導シートのシートバック構造。 - 網クッションの前面にスラブ材が配設されてパッドの切り欠きを閉塞した請求項1または2記載の振動伝導シートのシートバック構造。
- シートバックのパッドの一部が網クッションの前面に覆って切り欠きを閉塞した請求項1または2記載の振動伝導シートのシートバック構造。
- 使用者の腰部相当位置でベッドのパッドが切り欠かれ、
支持部材の下面にスピーカを支持するとともに、支持部材の上面に網クッションを配置してなる振動伝導構造体がパッドの切り欠きに収納され、
支持部材とベッドのフレームとの間に弾性支持部材を設けて、ベッドのフレームに対して振動伝導構造体を弾性支持した振動伝導ベッド構造。 - 使用者の腰部相当位置でベッドのパッドが切り欠かれ、
支持部材の下面にスピーカを支持するとともに、支持部材の上面に網クッションを配置してなる振動伝導構造体がパッドの切り欠きに収納され、
支持部材と一体的に設けられたパッド係合部材が使用者の頭部位置方向で、支持部材から延出してパッドの下面に係合し、
パッド係合部材または支持部材とベッドのフレームとの間に弾性支持部材を設けて、ベッドのフレームに対して振動伝導構造体を弾性支持した振動伝導ベッド構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006034956A JP4570160B2 (ja) | 2006-02-13 | 2006-02-13 | 振動伝導シートのシートバック構造および振動伝導ベッド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006034956A JP4570160B2 (ja) | 2006-02-13 | 2006-02-13 | 振動伝導シートのシートバック構造および振動伝導ベッド構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007209655A true JP2007209655A (ja) | 2007-08-23 |
JP4570160B2 JP4570160B2 (ja) | 2010-10-27 |
Family
ID=38488558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006034956A Expired - Fee Related JP4570160B2 (ja) | 2006-02-13 | 2006-02-13 | 振動伝導シートのシートバック構造および振動伝導ベッド構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4570160B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011162496A3 (ko) * | 2010-06-25 | 2012-04-12 | (주) 아쿠브 | 진동 체감 의자 |
CN110192733A (zh) * | 2018-02-27 | 2019-09-03 | 弗莱克斯奥德系统有限公司 | 被布置用于经由振动来增强声音感知的座椅 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51120809U (ja) * | 1975-03-28 | 1976-09-30 | ||
JPH04118078U (ja) * | 1990-09-19 | 1992-10-22 | 株式会社日野屋 | 枕 |
JPH0686612U (ja) * | 1993-05-31 | 1994-12-20 | 株式会社タチエス | スピーカ内蔵シートの構造 |
JP2001293057A (ja) * | 2000-04-14 | 2001-10-23 | Medical Melody:Kk | スピーカーおよび振動発生器を備えたベッド用マットまたは敷きふとん |
JP2002065794A (ja) * | 2000-09-04 | 2002-03-05 | Taiyo Kogyo Corp | 健康増進具 |
JP2005223630A (ja) * | 2004-02-05 | 2005-08-18 | Ain Kk Sogo Kenkyusho | 骨伝導音響システム |
JP2006026044A (ja) * | 2004-07-15 | 2006-02-02 | Tachi S Co Ltd | シート音響システム |
-
2006
- 2006-02-13 JP JP2006034956A patent/JP4570160B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51120809U (ja) * | 1975-03-28 | 1976-09-30 | ||
JPH04118078U (ja) * | 1990-09-19 | 1992-10-22 | 株式会社日野屋 | 枕 |
JPH0686612U (ja) * | 1993-05-31 | 1994-12-20 | 株式会社タチエス | スピーカ内蔵シートの構造 |
JP2001293057A (ja) * | 2000-04-14 | 2001-10-23 | Medical Melody:Kk | スピーカーおよび振動発生器を備えたベッド用マットまたは敷きふとん |
JP2002065794A (ja) * | 2000-09-04 | 2002-03-05 | Taiyo Kogyo Corp | 健康増進具 |
JP2005223630A (ja) * | 2004-02-05 | 2005-08-18 | Ain Kk Sogo Kenkyusho | 骨伝導音響システム |
JP2006026044A (ja) * | 2004-07-15 | 2006-02-02 | Tachi S Co Ltd | シート音響システム |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011162496A3 (ko) * | 2010-06-25 | 2012-04-12 | (주) 아쿠브 | 진동 체감 의자 |
CN110192733A (zh) * | 2018-02-27 | 2019-09-03 | 弗莱克斯奥德系统有限公司 | 被布置用于经由振动来增强声音感知的座椅 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4570160B2 (ja) | 2010-10-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7722116B2 (en) | Acoustic seat vibratory-bone-conduction type | |
US9788660B2 (en) | Massage motor support apparatus for an adjustable bed | |
MX2011004022A (es) | Cojin con multiples zonas de espuma. | |
JP6611330B2 (ja) | 姿勢保持用クッション並びにそれに用いる姿勢保持用ベース材 | |
JP2005532092A (ja) | クッション用弾性マット | |
WO2015045874A1 (ja) | 通気性シート | |
JP3220661U (ja) | 介護用補助クッション | |
JP5508588B1 (ja) | 敷き寝具 | |
JP4570160B2 (ja) | 振動伝導シートのシートバック構造および振動伝導ベッド構造 | |
JP2007235386A (ja) | 骨振動式音響シート | |
JP2011218005A (ja) | 座クッション | |
JP4173675B2 (ja) | クッション材 | |
JP6688988B2 (ja) | マットレス | |
KR20090009526U (ko) | 방석 | |
KR101512801B1 (ko) | 하이브리드 탄성구조를 갖는 매트 | |
JP2006068365A (ja) | 敷布団 | |
JP4627734B2 (ja) | 骨振動式音響シート | |
JP4592096B2 (ja) | 骨振動式音響シート | |
JP4582800B2 (ja) | 骨振動式音響シート | |
JP3236826U (ja) | 座いす | |
JP4288081B2 (ja) | マットレス装置 | |
JP3108339U (ja) | 座椅子 | |
JP2005185350A (ja) | 車両用シート | |
JP2022104030A (ja) | シート | |
JP3204794U (ja) | 折り畳み座椅子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080724 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100805 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100809 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100809 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130820 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |