JP3108339U - 座椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 着座中における背部、臀部、腰部にかかる体圧を分散させることにより、クッション性やフィット感を向上させ、快適な使用感を実現することができ、しかも痔の患者も安心して使用することができる座椅子を提供する。
【解決手段】 座部2と背凭れ3とを角度調節自在に連結した座椅子1において、内部に配設されたパイプ芯材4に緩衝材5およびカバー6を被覆すると共に、前記緩衝材5およびカバー6の間であって、座部2と背凭れ3の身体載置部分に低反発弾性フォーム7を介在させた。前記カバー6、前記低反発弾性フォーム7および前記緩衝材5を、上面長手方向に複数の湾曲部8が形成された状態に縫着した。

【選択図】 図1

Description

本考案は、着座中における体圧を分散させ、クッション性とフィット感を向上させることができる座椅子に関する。
従来より、着座する人の体形にかかわらず、痔の患者の患部を座部に設けた凹部に確実に対向させることができ、患部が座部に直接接することをなくして、快適に使用できる座椅子が知られている(例えば特許文献1参照)。
上掲特許文献1の座椅子は、前記座部の上面側に、着座する人の臀部の患部に対向させる凹部を形成すると共に、前記背部に着座する人の背中及び臀部の一部を出入可能とした開口部を形成したことを特徴としている。
登録実用第3025178号公報(第1−2頁、図1、図2)
しかしながら、前記構造においては、開口部や凹部を形成するにあたり、製造工程や加工が多くなりコスト高に繋がるという欠点があった。また、痔の患者の臀部周辺における快適さは得られが、着座中、背部から腰部にかける広範囲のクッション性やフィット感を高めるまでには至らなかった。
そこで本考案の目的は、着座中における背部、臀部、腰部にかかる体圧を分散させることにより、クッション性やフィット感を向上させ、快適な使用感を実現することができ、しかも痔の患者も安心して使用することができる座椅子を提供することにある。
上記課題を解決するために本考案の座椅子は、座部と背凭れとを角度調節自在に連結した座椅子において、内部に配設されたパイプ芯材に緩衝材およびカバーを被覆すると共に、前記緩衝材およびカバーの間であって、座部と背凭れの身体載置部分に低反発弾性フォームを介在させたことを特徴とするものである。
本考案の座椅子においては、前記カバー、前記低反発弾性フォームおよび前記緩衝材を、座椅子の上面長手方向に複数の湾曲部が形成された状態に縫着することが好ましい。
本考案によれば、座部と背凭れの身体載置部分に低反発弾性フォームを介在させることにより、着座中、体圧に応じて座部と背凭れがゆっくり沈み込み、背部、臀部、腰部にかかる体圧が分散され、クッション性やフィット感が向上して快適な使用感を得ることができる。また、カバー、低反発弾性フォームおよび緩衝材を、座椅子の上面長手方向に複数の湾曲部が形成される状態に縫着することで、使用中における低反発弾性フォームの片寄りや変形を防ぐことができると共に、外観面における高級感を醸し出すことができる。
以下、本考案の座椅子の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
図示する座椅子1は、座部2と背もたれ3、および座部2と背もたれ3とを角度調節自在に連結するラチェット金具(図示せず)とで構成されている。また、前記座部2と背もたれ3とは、それぞれ形状化されたパイプ芯材4と、パイプ芯材4を覆う一般の市場で入手し得る緩衝材5と、該緩衝材5の周囲に被覆されたカバー6にて形成されている。
本考案の座椅子では、緩衝材5とカバー6との間に、肉厚シート状の低反発弾性フォーム7が介在されていることが肝要である。かかる低反発弾性フォーム7は、図2および図3に示すように、着座中における座部2と背凭れ3の身体載置部分(上面部分)に一連状態で配設することが好ましい。低反発弾性フォーム7は、反発弾性が低く、密度や硬さ、伸びや圧縮残留歪が高いという特性を有する。また、低反発弾性フォームとは、夫々みかけ密度0.1g/cc(気体・固体比9)以下のフォームをいい、市場で容易に入手することができる。
座部2と背凭れ3の身体載置部分に低反発弾性フォーム7を介在させることにより、着座中、体圧に応じて低反発弾性フォーム7がゆっくり沈み込み、背部、臀部および腰部にかかる体圧を分散させることができる。そのため、クッション性やフィット感が向上し、長時間座っていても快適な着座状態を維持することができる。尚、低反発弾性フォーム7は、接着剤等を用いて緩衝材5に好適に接着させることができる。
また、本考案の他の好適例として、図4に示すように、低反発弾性フォーム7を座部2と背凭れ3の身体載置部分に介在させた状態でカバー6、低反発弾性フォーム7および緩衝材5とを、ともに座椅子1の長手方向に複数の湾曲部8が形成される状態に縫着してもよい。これにより、使用中における低反発弾性フォーム7が片寄ったり変形したりするのを防ぐことができる。また、長尺状の湾曲部8が座部2と背凭れ3の上面に並列状態に形成されるため、外観面においても高級感を醸し出すことができる。
本考案の座椅子の一部を切欠した状態の全体斜視図である。 前記座椅子の側面断面図である。 前記座椅子の座部断面図である。 他の好適例を示す座椅子の一部切欠状態の全体斜視図である。
符号の説明
1 座椅子
2 座部
3 背凭れ
4 パイプ芯材
5 緩衝材
6 カバー
7 低反発弾性フォーム
8 湾曲部

Claims (2)

  1. 座部と背凭れとを角度調節自在に連結した座椅子において、内部に配設されたパイプ芯材に緩衝材およびカバーを被覆すると共に、前記緩衝材およびカバーの間であって、座部と背凭れの身体載置部分に低反発弾性フォームを介在させたことを特徴とする座椅子。
  2. 前記カバー、前記低反発弾性フォームおよび前記緩衝材を、上面長手方向に複数の湾曲部が形成された状態に縫着した請求項1記載の座椅子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011172685A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Lixil Corp クッション

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