JPH0685070A - 多層配線の形成方法 - Google Patents
多層配線の形成方法Info
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- JPH0685070A JPH0685070A JP23830392A JP23830392A JPH0685070A JP H0685070 A JPH0685070 A JP H0685070A JP 23830392 A JP23830392 A JP 23830392A JP 23830392 A JP23830392 A JP 23830392A JP H0685070 A JPH0685070 A JP H0685070A
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Abstract
現性にすぐれた多層配線の形成方法を提供する。 【構成】 第1の配線層2と第2の配線層11との間に
形成された層間絶縁膜3上面より第2の配線層11深さ
の位置あるいは第1の配線層2上面の位置にエッチング
ストッパー層4、12を形成する。 【効果】 層間絶縁膜3に接続孔8あるいは配線溝9を
形成する際、制御性の良いエッチングを再現性よく行
え、平坦な多層配線を信頼性良く形成できる。
Description
する多層配線の形成方法に関するものである。
ターンの縮小化に反して配線長は増加する傾向にある。
これは配線の存在そのものが高集積化の障害になってく
ることでもある。このような配線の問題を解決する手段
として配線の多層化がある。この多層配線は高集積化ま
たはチップ面積の縮小に寄与し、設計の自由度を向上さ
せ、素子を効率よくかつ配線長を短く接続することが可
能である。
程断面図であり、図5(a)〜(f)に従って順次説明
を行う。まず、半導体基板20上に下層絶縁膜1を形成
する(図5(a))。次に、下層絶縁膜1上にスパッタ
法等で配線膜を形成したのち写真製版およびエッチング
技術を施して第1の配線層2を形成する(図5
(b))。次に、第1の配線層2上にCVD法等でシリ
コン酸化膜を堆積する。これは下層絶縁膜1と一体とな
って層間絶縁膜3を形成する(図5(C))。次に層間
絶縁膜3上全面にレジスト6を塗布したのち写真製版技
術によってレジスト6パターンを形成し、これをマスク
としてエッチングすることにより層間絶縁膜3に接続孔
8を形成する(図5(d))。次に、レジスト6パター
ンを除去したのちスパッタリング法等を用いて金属膜1
0を形成する。その後、全面にレジスト7を塗布し、写
真製版技術によってレジスト7パターンを形成する(図
5(e))。
金属膜10をエッチングし、第2の配線層11を形成し
たのち、レジスト7パターンを除去する(図5
(f))。同様にして配線層をさらに積層してゆくこと
ができる。しかしながら、図5(c)に示すように第1
の配線層2の形成後に層間絶縁膜3を堆積するために第
1の配線層2が存在する場所としない場所で層間絶縁膜
3の表面に凹凸が生じてしまう。従って第2の配線層1
1は凹凸のある表面上に形成することになり、第2の配
線層11を形成する際の写真製版工程時に焦点ずれがお
こり、良好なレジスト7パターンを得ることができなか
った。また、図5(e)で示すように第2の配線用の金
属膜10の形成方法として通常スパッタリング法が用い
られてきたため、接続孔8内部や層間絶縁膜3表面の凹
部でのカバレージが低下し、配線の信頼性が低下すると
いった問題点があった。
方法が提案された。図6は1991年VMIC Con
ference p144−p152において提案され
た多層配線の形成方法を示す工程断面図である。図6
(a)〜(f)に従って第2の配線層11の形成方法を
順次説明する。まず、第1の配線層2、層間絶縁膜3を
以下に説明する第2の配線層11と同じ形成方法を利用
して形成したので層間絶縁膜3の表面はすでに平坦化さ
れたものとなっている。こののち、全面にレジスト6を
塗布し写真製版技術によって接続孔8用のレジスト6パ
ターンを形成する。さらに全面にレジスト7を塗布し、
写真製版技術によって第2の配線層11用のレジスト7
パターンを形成する(図6(a))。
スクとして層間絶縁膜3を規定時間エッチングし、層間
絶縁膜3中に接続孔8を途中まで形成する。(図6
(b))。次に、第2の配線層11用レジスト7パター
ンをマスクとして接続孔8用レジスト6パターンをエッ
チングし、層間絶縁膜3表面に第2の配線層11用レジ
ストパターンを残す。接続孔8用レジスト6のエッチン
グの際には当然ながら第2の配線層11用レジスト7も
同時に除去されてしまい、接続孔8用レジスト6パター
ンに第2の配線層11用レジストパターンが転写されて
残ることになる(図6(c))。
トパターンをマスクとして層間絶縁膜3をエッチング
し、接続孔8および配線溝9を形成する。このとき層間
絶縁膜3の膜厚によってはオーバーエッチングされるこ
とがある。その後、レジストを除去する(図6
(d))。次に、全面に、CVD法等を用いて被覆性に
すぐれた金属膜10を形成する。このとき金属膜10厚
は接続孔8および配線溝9を埋めるのに充分な膜厚とす
る(図6(e))。その後、化学機械研磨法により金属
膜10を研磨して接続用プラグと第2の配線層11を形
成する。このとき、接続用プラグ、第2の配線層11、
および層間絶縁膜3の表面は平坦となる(図6
(f))。以上、第2の配線層11の形成方法について
説明を行ったがこれは第2の配線層11に限るものでは
なく第1の配線層2も同様にして層間絶縁膜3に第1配
線層2用溝を形成したのち金属膜を埋め込むことによっ
て形成できる。全ての配線層を同様の方法で形成してゆ
けば、常に平坦化された表面上に上層の配線が形成され
ることになる。
法は以上のように構成されており、図6(b)(c)
(d)で示すように、第2の配線層11用のレジスト7
パターンは層間絶縁膜3の接続孔8用エッチング工程を
経たのち、接続孔8用のレジスト6に転写されるという
複雑な工程を経ることからパターン精度が悪くなってし
まう。また、図6(d)に示すように層間絶縁膜3のエ
ッチングの際、エッチング量がエッチング時間のみによ
って規定されているので層間絶縁膜3の膜厚やエッチン
グレートのばらつきによって、配線溝9の深さが変動し
たり、接続孔8の孔底が第1の配線層2に達しないか或
はオーバーエッチングされて第1の配線層2を突き抜け
るといった問題点があった。
ためになされたもので、平坦性にすぐれかつ良好な配線
層パターンを形成することのできる多層配線の形成方法
を提供することを目的としている。
る多層配線の形成方法は、層間絶縁膜上面より配線溝深
さの位置にエッチングストッパー層を形成する第1の工
程と、上記層間絶縁膜上に接続孔用のレジストパターン
を形成する第2の工程と、上記接続孔用のレジストパタ
ーンをマスクとして上記層間絶縁膜を上記エッチングス
トッパー層までエッチングし、露出したエッチングスト
ッパー層を除去する第3の工程と、上記接続孔用のレジ
ストパターンを除去したのち上記配線溝用のレジストパ
ターンを形成する第4の工程と、上記配線溝用のレジス
トパターンをマスクとして上記層間絶縁膜をエッチング
し上記配線溝用のレジストパターンを除去して上記接続
孔および配線溝を形成する第5の工程と、全面に金属膜
を堆積させ上記接続孔と配線溝とを金属膜で埋め込んだ
のち金属膜の表面を平坦にする第6の工程とを備えたも
のである。
の形成方法は、層間絶縁膜上面より配線溝の深さの位置
と上記層間絶縁膜中の第1の配線層上面の位置とに第1
と第2のエッチングストッパー層を形成する第1の工程
と、上記層間絶縁膜上に接続孔用のレジストパターンを
形成する第2の工程と、上記接続孔用のレジストパター
ンをマスクとして上記層間絶縁膜を上記第1のエッチン
グストッパー層までエッチングし露出した第1のエッチ
ングストッパー層を除去する第3の工程と、上記接続孔
用のレジストパターンを除去したのち上記配線溝用のレ
ジストパターンを形成する第4の工程と、上記配線溝用
のレジストパターンをマスクとして上記層間絶縁膜を第
1および第2のエッチングストッパー層までエッチング
し上記配線溝用のレジストパターンを除去して上記接続
孔および上記配線溝を形成する第5の工程と、全面に金
属膜を堆積させ、上記接続孔と上記配線溝とを金属膜で
埋め込んだのち金属膜の表面を平坦にする第6の工程と
を備えたものである。
形成方法は、層間絶縁膜上面より配線溝の深さ位置にエ
ッチングストッパー層を形成する第1の工程と、上記層
間絶縁膜上に上記配線溝用のレジストパターンを形成す
る第2の工程と、上記配線溝用のレジストパターンをマ
スクとして上記層間絶縁膜を上記エッチングストッパー
層までエッチングする第3の工程と、上記配線溝用のレ
ジストパターンを除去したのち全面に接続孔用のレジス
トパターンをマスクとして上記エッチングストッパー層
を除去したのち上記層間絶縁膜をエッチングする第5の
工程と、上記接続孔用のレジストパターンを除去して上
記接続孔および上記配線溝を形成する第6の工程と、全
面に金属膜を堆積させ上記接続孔と上記配線溝とを金属
膜で埋め込んだのち金属膜の表面を平坦にする第7の工
程とを備えたものである。
形成方法は、半導体基板上に第1の層間絶縁膜を形成
し、上記第1の層間絶縁膜中に第1の配線層を形成する
第1の工程と、上記第1の層間絶縁膜上に接続孔用のレ
ジストパターンを形成し上記第1の層間絶縁膜をエッチ
ングして上記第1の配線層に至る開孔部を形成する第2
の工程と、全面に金属膜を埋め込んだのち表面を平坦に
して接続用プラグを形成する第3の工程と、全面にエッ
チングストッパー層を形成する第4の工程と、上記エッ
チングストッパー層上に第2の層間絶縁膜を形成する第
5の工程と、上記第2の層間絶縁膜上に配線溝用のレジ
ストパターンを形成しこれをマスクとして上記第2の層
間絶縁膜を上記エッチングストッパー層までエッチング
し配線溝を形成する第6の工程と、上記配線溝用のレジ
ストパターンを除去し露出したエッチングストッパー層
を除去する第7の工程と、全面に金属膜を堆積し上記配
線溝に金属膜を埋め込んだのち表面を平坦に形成して第
2の配線層を形成するとともに上記接続用プラグと第2
の配線層とを一体に接続する第8の工程とを備えたもの
である。
の形成方法は、エッチングストッパー層を難透光性材料
で構成することにより下地反射防止膜として機能させる
ようにしたものである。
縁膜上面より配線溝深さの位置あるいは接続孔深さの位
置である第1の配線層上面の位置にエッチングストッパ
ー層を設けるようにしたので上記層間絶縁膜をエッチン
グして上記接続孔あるいは配線溝を形成する際、上記接
続孔あるいは配線溝の底部は常にエッチングストッパー
層位置でエッチングを停止することができ、接続孔およ
び配線溝を再現性よく形成できる。
材料で構成することにより下地反射防止膜として機能さ
せるようにしたので写真製版工程時に下地膜からの反射
光を防止できる。
る。なお、従来の技術の説明と重複する部分については
適宜、その説明を省略する。
層配線の形成方法を示す工程断面図である。図1(a)
〜(e)に従って第2の配線層11の形成方法を順次説
明する。まず、図6(a)と同様に、以下に説明する第
2の配線層11の形成方法を使用することによって第1
の配線層2は既に形成されており、層間絶縁膜3aの表
面も既に平坦化されている。次に、第2の配線層11用
のエッチングストッパー層4を全面に形成する。ここ
で、このエッチングストッパー層4は層間絶縁膜3bを
エッチングする際のストッパーとして機能し、有機樹脂
やシリコン窒化膜などの絶縁膜からなっている。ここで
はエッチングストッパー層4として有機樹脂を使用した
例について説明を行う。次に、エッチングストッパー層
4上全面に層間絶縁膜3bを第2の配線層11の設定膜
厚と等しく形成する。次に接続孔8のレジスト6を全面
に塗布し、写真製版技術を施してレジスト6パターンを
形成する(図1(a))。
クとして層間絶縁膜3bのエッチングを行う。このとき
エッチングストッパー層4は有機樹脂で形成されている
ため層間絶縁膜3bのエッチング工程ではほとんどエッ
チングされることがない。そのため、エッチング時間を
少し長めに設定しておけば、接続孔8の底部はエッチン
グストッパー層4上に再現性よく揃うことになる。その
後、接続孔8底部のエッチングストッパー層4を除去す
る(図1(b))。
去する。その後、第2の配線層11用のレジスト7を塗
布し、写真製版技術によって、第2の配線層11用のレ
ジスト7パターンを形成する(図1(c))。次に、第
2の配線層11用のレジスト7パターンをマスクとして
層間絶縁膜3a、3bをエッチングする。このとき層間
絶縁膜3bの膜厚は第2の配線層11の膜厚に形成され
ており、しかも層間絶縁膜3b下にはエッチングストッ
パー層4が形成されている。したがって配線溝9の底部
はエッチングストッパー層4で制御される。また先に開
口した接続孔8については、接続孔8底部のエッチング
ストッパー層4を除去しているので更にエッチングが進
み、層間絶縁膜3aをエッチングして接続孔8を完成す
る。これらのことからエッチング時間を接続孔8が第1
の配線層に充分に到達するように設定しておけば、エッ
チングストッパー層4まで再現性よく掘られた配線溝9
を形成することができる(図1(d))。
ーンを除去し、CVDやリフロースパッタ等の被覆性に
優れた膜形成方法を用いて全面に金属膜10を堆積させ
接続孔8や配線溝9を金属膜10で埋め込む。その後化
学機械研磨法やエッチバック法等を使用して表面が平坦
になるように金属膜10を研磨し、接続用のプラグと第
2の配線層11を形成する(図1(e))。
ば常に平坦化された表面上に上層の配線層が形成される
ことになるばかりでなく、層間絶縁膜3中にエッチング
ストッパー層4を形成し、エッチング制御が充分行える
ので開口の再現性が飛躍的に増加するとともに、従来の
ようにレジストをマスクとしてレジストをエッチングす
るといった工程を含まないためパターンの精度も向上す
る。
9の底部にエッチングストッパー層4を設けた場合につ
いて示したが、図2で示すように配線層の上部にもエッ
チングストッパー層を設ける方法もある。第2の配線層
11のエッチングストッパー層4に加えて第1の配線層
2の上部にもエッチングストッパー層12を設けた場合
について図2(a)〜(e)に従って順次説明する。ま
ず第1の配線層2を実施例1の方法で形成する。その後
全面にエッチングストッパー層12を形成する。このエ
ッチングストッパー層12は実施例1のエッチングスト
ッパー層4と材質、形成方法ともに同じである。その後
実施例1と同様にして全面に層間絶縁膜3a、エッチン
グストッパー層4、層間絶縁膜3bと順次形成する。そ
の後、接続孔8用のレジスト6パターンを形成する(図
2(a))。
スクとして層間絶縁膜3bをエッチングしたのち、露出
したエッチングストッパー層4を除去する(図2
(b))。次に接続孔8用レジスト6パターンを除去し
たのち、第2の配線層11用レジスト7パターンを形成
する(図2(c))。次に第2の配線層11用レジスト
7パターンをマスクとして層間絶縁膜3bおよび層間絶
縁膜3aをエッチングして配線溝9および接続孔8を形
成する。このとき配線溝9底部にはエッチングストッパ
ー層4が形成されており、接続孔8底部にはエッチング
ストッパー層12が形成されている。したがってエッチ
ング時間を充分長く設定しても底部からの突き抜け等が
生じない(図2(d))。次に露出したエッチングスト
ッパー層4、12を除去する。その後実施例1と同様に
して金属膜10を埋め込むことにより接続用プラグおよ
び第2の配線層11を平坦に形成する(図2(e))。
層設けることによってエッチング制御をさらに良好なも
のとし、プロセスの再現性を更に向上させる事ができ
る。
続孔8用のレジスト6パターンを先に形成する方法につ
いて示したが図3に示すように、配線用のレジスト7パ
ターンを先に形成してもよい。図3(a)〜(e)は実
施例3の多層配線の形成方法であり、図1(a)〜
(e)と対応しているものである。まず図1(a)と同
様にして、第1の配線層2、層間絶縁膜3a、エッチン
グストッパー層4、層間絶縁膜3bを形成する。この
後、第2の配線層11用レジスト7パターンを形成する
(図3(a))。次に、この第2の配線層11用レジス
ト7パターンをマスクとして層間絶縁膜3bをエッチン
グし、配線溝9を形成する。このとき、配線溝9底部に
はエッチングストッパー層4が露出した状態となり、良
好なエッチング制御が得られる(図3(b))。
ーンを除去したのち、パターニングされた層間絶縁膜3
b上に接続孔8用レジスト6パターンを形成する。この
とき配線溝9は接続孔8用レジスト6パターンによって
塞がれる形となる(図3(c))。次に、接続孔8用レ
ジスト6パターンをマスクとしてまず、エッチングスト
ッパー層4を除去し、次に層間絶縁膜3aをエッチング
して接続孔8を形成する(図3(d))。次に、接続孔
8用レジスト6パターンを除去したのち、図1(e)と
同様にして接続用プラグおよび第2の配線層11を表面
が平坦になるよう形成する(図3(e))。
形成された配線溝9と接続孔8とを配線用の金属膜10
で一度に埋め込む方法について説明したが図4で示すよ
うに金属膜10を2度に分けて埋め込んで配線しても良
い。図4(a)〜(e)は金属膜10を2度に分けて埋
め込んで形成する方法の工程断面図である。まず上記実
施例1、2、3と同様にして第1の配線層2および層間
絶縁膜3aを平坦に形成する。次に、接続孔8用のレジ
スト6パターンを形成し(図示なし)これをマスクとし
て層間絶縁膜3aをエッチングし、接続孔8の一部を形
成する。その後、接続用の金属膜13を形成したのちエ
ッチバックし、接続孔8内に金属膜13を埋め込んで接
続用プラグを形成する(図4(a))。
形成する(図4(b))。次に、全面に層間絶縁膜3b
を堆積させる(図4(c))。次に、全面に第2の配線
層11用レジスト7を塗布し、写真製版技術を施して第
2の配線層11用レジスト7パターンを形成する。その
後、第2の配線層11用レジスト7パターンをマスクと
して層間絶縁膜3bをエッチングして配線溝9を形成す
る。このとき配線溝9はエッチングストッパー層4によ
ってエッチング制御され、再現性よく形成できる(図4
(d))。次に、第2の配線層11用レジスト7パター
ンを除去する。その後露出しているエッチングストッパ
ー層4を除去し配線用金属膜10を全面に形成する。金
属膜10にエッチバックを施して第2の配線層11を形
成する(図4(e))。
に分けて形成するようにすれば金属膜形成時の段差が緩
和され、被覆性をより良いものとできる。又、接続孔用
金属13と配線用金属10との形成物質や形成方法を変
えることができる。
4ではエッチングストッパー層として、主に有機樹脂を
使用した例を示したが、下地からの光の反射を阻止する
効果を備えた色素入りの有機樹脂を使用してもよい。こ
の場合、接続孔8や第2の配線層11パターンを写真製
版工程する際、通常層間絶縁膜3が透明であるため、下
層の第1の配線層2からの反射光によってパターンの解
像度が低下するといった問題を防ぐことができる。
膜上面より配線溝深さの位置あるいは接続孔深さの位置
である第1の配線層上面の位置にエッチングストッパー
層を設けるようにしたので、上記層間絶縁膜をエッチン
グして上記接続孔あるいは配線溝を形成する際、精度の
良いエッチングを再現性よく行え、平坦な多層配線を信
頼性良く容易に形成できる。
材料で構成することにより下地反射防止膜として機能さ
せるようにしたので、写真製版工程時に下地膜からの反
射光を防止でき、精度の良いレジストパターンを形成で
きるのでパターン精度のよい多層配線を形成できる。
す工程断面図である。
す工程断面図である。
す工程断面図である。
す工程断面図である。
ある。
す工程断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 半導体基板上に形成された第1の配線層
を覆うように層間絶縁膜を形成し、次にこの層間絶縁膜
の上面に第2の配線層用の配線溝を形成するとともに上
記配線溝から上記第1の配線層に至る接続孔を形成し、
しかる後上記配線溝と接続孔とに金属膜を埋め込むこと
により上記第1の配線層およびこの第1の配線層と電気
的に接続され上記第1の配線層より上方に配置された第
2の配線層を備えた多層配線の形成方法において、 上記層間絶縁膜上面より上記配線溝深さの位置にエッチ
ングストッパー層を形成する第1の工程と、上記層間絶
縁膜上に上記接続孔用のレジストパターンを形成する第
2の工程と、上記接続孔用のレジストパターンをマスク
として上記層間絶縁膜を上記エッチングストッパー層ま
でエッチングし、露出したエッチングストッパー層を除
去する第3の工程と、上記接続孔用のレジストパターン
を除去したのち上記配線溝用のレジストパターンを形成
する第4の工程と、上記配線溝用のレジストパターンを
マスクとして上記層間絶縁膜をエッチングし、上記配線
溝用のレジストパターンを除去して上記接続孔および上
記配線溝を形成する第5の工程と、全面に金属膜を堆積
させ、上記接続孔と上記配線溝とを金属膜で埋め込んだ
のち金属膜の表面を平坦にする第6の工程とを備えたこ
とを特徴とする多層配線の形成方法。 - 【請求項2】 半導体基板上に形成された第1の配線層
を覆うように層間絶縁膜を形成し、次にこの層間絶縁膜
の上面に第2の配線層用の配線溝を形成するとともに上
記配線溝から上記第1の配線層に至る接続孔を形成し、
しかる後上記配線溝と接続孔とに金属膜を埋め込むこと
により上記第1の配線層およびこの第1の配線層と電気
的に接続され上記第1の配線層より上方に配置された第
2の配線層を備えた多層配線の形成方法において、 上記層間絶縁膜上面より上記配線溝の深さの位置と上記
層間絶縁膜中の上記第1の配線層上面の位置とに第1と
第2のエッチングストッパー層を形成する第1の工程
と、上記層間絶縁膜上に上記接続孔用のレジストパター
ンを形成する第2の工程と、上記接続孔用のレジストパ
ターンをマスクとして上記層間絶縁膜を上記第1のエッ
チングストッパー層までエッチングし、露出した第1の
エッチングストッパー層を除去する第3の工程と、上記
接続孔用のレジストパターンを除去したのち、上記配線
溝用のレジストパターンを形成する第4の工程と、上記
配線溝用のレジストパターンをマスクとして上記層間絶
縁膜を第1および第2のエッチングストッパー層までエ
ッチングし上記配線溝用のレジストパターンを除去して
上記接続孔および上記配線溝を形成する第5の工程と、
全面に金属膜を堆積させ、上記接続孔と上記配線溝とを
金属膜で埋め込んだのち金属膜の表面を平坦にする第6
の工程とを備えたことを特徴とする多層配線の形成方
法。 - 【請求項3】 半導体基板上に形成された第1の配線層
を覆うように層間絶縁膜を形成し、次にこの層間絶縁膜
の上面に第2の配線層用の配線溝を形成するとともに上
記配線溝から上記第1の配線層に至る接続孔を形成し、
しかる後上記配線溝と接続孔とに金属膜を埋め込むこと
により上記第1の配線層およびこの第1の配線層と電気
的に接続され上記第1の配線層より上方に配置された第
2の配線層を備えた多層配線の形成方法において、 上記層間絶縁膜上面より上記配線溝の深さの位置にエッ
チングストッパー層を形成する第1の工程と、上記層間
絶縁膜上に上記配線溝用のレジストパターンを形成する
第2の工程と、上記配線溝用のレジストパターンをマス
クとして上記層間絶縁膜を上記エッチングストッパー層
までエッチングする第3の工程と、上記配線溝用のレジ
ストパターンを除去したのち、全面に上記接続孔用のレ
ジストパターンを形成する第4の工程と、上記接続孔用
のレジストパターンをマスクとして上記エッチングスト
ッパー層を除去したのち上記層間絶縁膜をエッチングす
る第5の工程と、上記接続孔用のレジストパターンを除
去して上記接続孔および上記配線溝を形成する第6の工
程と、全面に金属膜を堆積させ、上記接続孔と上記配線
溝とを金属膜で埋め込んだのち金属膜の表面を平坦にす
る第7の工程とを備えたことを特徴とする多層配線の形
成方法。 - 【請求項4】 半導体基板上に第1の層間絶縁膜を形成
し、上記第1の層間絶縁膜中に第1の配線層を形成する
第1の工程と、上記第1の層間絶縁膜上に接続孔用のレ
ジストパターンを形成し、上記第1の層間絶縁膜をエッ
チングして上記第1の配線層に至る開孔部を形成する第
2の工程と、全面に金属膜を堆積し、上記開孔部を金属
膜で埋め込んだのち表面を平坦にして接続用プラグを形
成する第3の工程と、全面にエッチングストッパー層を
形成する第4の工程と、上記エッチングストッパー層上
に第2の層間絶縁膜を形成する第5の工程と、上記第2
の層間絶縁膜上に配線溝用のレジストパターンを形成
し、これをマスクとして上記第2の層間絶縁膜を上記エ
ッチングストッパー層までエッチングし配線溝を形成す
る第6の工程と、上記配線溝用のレジストパターンを除
去し、露出したエッチングストッパー層を除去する第7
の工程と、全面に金属膜を堆積し、上記配線溝に金属膜
を埋め込んだのち表面を平坦に形成して第2の配線層を
形成するとともに上記接続用プラグと第2の配線層とを
一体に接続する第8の工程とを備えたことを特徴とする
多層配線の形成方法。 - 【請求項5】 エッチングストッパー層を難透光性材料
で構成することにより下地反射防止膜として機能させる
ようにしたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれ
かに記載の多層配線の形成方法。
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