JPH0685056B2 - カラー写真感光材料 - Google Patents

カラー写真感光材料

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JPH0685056B2
JPH0685056B2 JP60158894A JP15889485A JPH0685056B2 JP H0685056 B2 JPH0685056 B2 JP H0685056B2 JP 60158894 A JP60158894 A JP 60158894A JP 15889485 A JP15889485 A JP 15889485A JP H0685056 B2 JPH0685056 B2 JP H0685056B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はカラー写真感光材料に関するものであり、さら
に詳しくは、鮮鋭度の改良されたカラー写真感光材料に
関するものである。
(従来の技術) カラー写真感光材料を調製する技術分野では、再現され
たカラー画像の質を高める重要な技術の一つとして、鮮
鋭性の向上が強く望まれており、鮮鋭度の改良のために
従来から多大の研究が行なわれてきた。
感光材料の鮮鋭度が感光材料中に含まれるハロゲン化銀
粒子の光散乱によつて大きく影響されることはよく知ら
れており、ジエームス(James),「写真プロセスの理
論(The Theory of the Photographic Process)」,第
4版,1977年,pp580−585にハロゲン化銀粒子の粒子サイ
ズ0.6ミクロンから0.4ミクロンで光散乱が大きく、鮮鋭
度の劣化が著しいことが記載されている。
とりわけ、赤感性、緑感性及び青感性乳剤層を有してな
る多層カラー感光材料においては、その多層構造のため
光散乱が累積し、下層の乳剤層の鮮鋭度の低下は非常に
大きくなる。
米国特許第3,402,046号には、多層カラー感光材料の乳
剤層の最上層である青感乳剤層に粒子径が0.7ミクロン
以上の光散乱の少ない粗大粒子を用いることにより鮮鋭
度を良化する方法が記載されている。
また、米国特許第3,658,536号には、2層からなる青感
乳剤層の1つの層を緑感乳剤層または赤感乳剤層の下に
配置して鮮鋭度を向上させる方法が記載されている。
しかし、これらの方法では、青感乳剤粒子として必要な
粒子サイズ以上の粗大粒子を用いることになるため、青
感乳剤層の粒状性が悪化するという欠点を有している。
米国特許第320,904号には、緑感乳剤層、赤感乳剤層の
少なくとも1層に、厚み0.3ミクロン未満、直径少なく
とも0.6ミクロン、直径/厚みの比(アスペクト比)が
8以上である平板状ハロゲン化銀乳剤粒子を用いること
により、鮮鋭度と感度および粒状性を向上させたカラー
写真感光材料が記載されている。しかし、この特許に
は、0.6ミクロン以下の平板状ハロゲン銀粒子について
は何ら開示されていない。
本発明者は、平均粒子サイズ0.4ミクロン以下のハロゲ
ン化銀粒子を含有するカラー写真感光材料において小サ
イズ平板状ハロゲン化銀粒子を使用することにより、鮮
鋭度が飛躍的に改良することを見い出した。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は鮮鋭度の改良されたカラー写真感光材料
を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らはこのような目的を満足するカラー写真感光
材料を開発するため鋭意研究を重ねた結果、支持体上に
少なくとも1層の赤感乳剤層、緑感乳剤層、青感乳剤層
を有するカラー写真感光材料に於いて、少なくとも1つ
の乳剤層に含まれるハロゲン化銀粒子の全投影面積の少
なくとも50%が、厚さ0.12ミクロン未満、直径0.5ミク
ロン未満、平均アスペクト比が5以上である平板状臭化
銀または沃臭化銀または塩臭化銀または沃塩臭化銀粒子
によつて占められていることを特徴とするカラー写真感
光材料によつて達成した。
一般に、平板状ハロゲン化銀粒子は、2つの平行な面を
有する平板状であり、従つて本発明における「厚み」と
は平板状ハロゲン化銀粒子を構成する2つの平行な面の
距離で表わされる。
本発明に用いられる平板状ハロゲン化銀粒子が含まれる
乳剤における平板状ハロゲン化銀粒子の占める割合に関
しては、全投影面積に対して、50%以上であることが好
ましく、70%以上であることがより好ましく、特に90%
以上であることが好ましい。
この平板状ハロゲン化銀粒子は特公昭47-11386等に記載
されている様に、ハロゲン化銀粒子の粒径および/ある
いは厚みの分散性状態を単分散にして使用することも可
能である。
ここで平板状ハロゲン化銀粒子が単分散であるというこ
とは95%の粒子が数平均粒子サイズの±60%以内、好ま
しくは±40%以内にサイズに入る分散系であることを指
す。ここで数平均粒子サイズとはハロゲン化銀粒子の投
影面積径の数平均直径である。
平板状粒子のハロゲン組成としては、臭化銀、沃臭化
銀、塩臭化銀、塩沃臭化銀、が好ましい。
高感度感光材料に用いるものには、沃臭化銀が特に好ま
しい。沃臭化銀の場合、沃化銀含有量は、通常40モル%
以下であり、好ましくは20モル%以下、より好ましくは
10モル%以下である。
平板状粒子は、均一なハロゲン組成からなるものであつ
ても異なるハロゲン組成を有する2以上の相からなるも
のであつてもよい。
例えば、沃臭化銀を用いる場合、この沃臭化銀平板粒子
はそれぞれ沃化物含有量の異なる複数の相からなる層状
構造を有するものを用いることもできる。特開昭58-11
3,927号、特開昭58-113,928号、特開昭59-99,433号、特
開昭59-119,344号、特開昭59-119,350号等において、平
板状ハロゲン化銀粒子のハロゲン組成およびハロゲンの
粒子内分布の好ましい例が記載されている。
平板状粒子は、(111)面,(100)面,あるいは(11
1)面と(100)面の混合した面から形成されるものを選
択することができる。
潜像の形成サイトに関しては、潜像が主として粒子表面
に形成されるような粒子でもよく、又潜像が主として粒
子内部に形成されるような粒子でもよい。さらに潜像が
粒子表面と粒子内部に形成されるような粒子でも良い。
次に平板状ハロゲン化銀粒子の製法について述べる。
平板状ハロゲン化銀粒子の製法としては、当業界で知ら
れた方法を適宜、組合せることにより成し得る。
たとえばpBr1.3以下の比較的低pBr値に保ちつつ銀及び
ハロゲン溶液を同時に添加しつつ種晶を成長させること
により得られる。
平板状ハロゲン化銀粒子の大きさは、温度調節、溶剤の
種類や量の選択、粒子成長時に用いる銀塩、及びハロゲ
ン化物の添加速度等をコントロールすることにより調整
できる。
本発明の平板ハロゲン化銀粒子の製造時に、必要に応じ
てハロゲン化銀溶剤を用いることができる。
しばしば用いられるハロゲン化銀溶剤としては、アンモ
ニア、チオエーテル、チオ尿素類を挙げることが出来
る。
本発明に用いられる平板状ハロゲン化銀粒子及びそれら
を含むハロゲン化銀乳剤について、より具体的には、製
法も含めて例えば米国特許4,434,226号、同4,439,520
号、同4,4414,310号、同4,425,425号、同4,399,215号、
同4,435,501号、同4,386,156号、同4,400,463号、同4,4
14,306号、同4,425,426号、ヨーロツパ特許84,637A2、
特開59−99433号、リサーチデイスクロージヤーNo.2253
4(1983年1月)などに記載されている。
本発明の平板状ハロゲン化銀粒子は、必要により化学増
感をすることが出来る。
化学増感方法としてはいわゆる銀化合物による金増感法
(例えば米国特許第2,448,060号、同3,320,069号)又は
イリジウム、白金、ロジウム、パラジウム等の金属によ
る増感法(例えば米国特許第2,448,060号、同2,566,245
号、同2,566,263号)或いは含硫黄化合物を用いる硫黄
増感法(例えば米国特許第2,222,264号)、或いは錫塩
類、ポリアミン等による還元増感法(例えば米国特許第
2,487,850号、同2,518,698号、同2,521,925号)、或い
はこれらの2つ以上の組合せを用いることができる。
特に高感度の観点から、本発明の平板状ハロゲン化銀粒
子は金増感又は硫黄増感、或いはこれらの併用が好まし
い。
高アスペクト比平板状粒子乳剤の前述した粒子特徴は、
当業者に良く知られている方法により容易に確認するこ
とが出来る。ここで「アスペクト比」とは、粒子の直径
対粒子の厚さの比である。粒子の「直径」とは、乳剤サ
ンプルの電子顕微鏡写真で見て、粒子の投映面積に等し
い面積を有する円の直径として定義される。乳剤サンプ
ルの影の付いた電子顕微鏡写真から、各粒子の厚さおよ
び直径を測定しかつ厚さ0.12μm未満の平板状粒子を識
別することが可能である。これから、そのような平均状
粒子各々のアスペクト比を計算することが出来、そして
0.12μm未満の厚さ基準を満たすサンプル中の平板状粒
子をすべてのアスペクト比を平均してそれら粒子の平均
アスペクト比を得ることが出来る。この定義によれば、
平均アスペクト比は、個々の平板状粒子アスペクト比の
平均である。実際、厚さが0.12μm未満の平板状粒子の
平均厚さ及び平均直径を得そしてこれら2つの平均値の
比として平均アスペクト比を計算することが普通はより
簡単である。平均アスペクト比の測定に平均した個々の
アスペクト比を用いようともまた厚さ及び直径の平均を
用いようとも、意図する粒子測定の許容差内では、得ら
れる平均アスペクト比は大して異らない。厚さおよび直
径基準を満たす沃化銀粒子の投映面積を合計し、顕微鏡
写真における残りの沃化銀粒子の投映面積を別個に合計
し、この2つの合計から、厚さ及び直径基準を満たす粒
子により与えられる沃化銀粒子の全投映面積の割合を計
算することが出来る。
「投映面積(プロジエクテツド・エ・リア)」とは当業
界で常用される「投映面積(プロジエクシヨン・エーリ
アまたはプロジエクテイブ・エーリア)」と同じ意味で
使用される。〔たとえば、ジエムス及びヒギンス(Jame
s and Higgins)、「写真理論の基礎(Fundamentals of
Photographic Theory)」、モルガンアンドモルガン、
ニユーヨーク、p.15〕。
本発明に用いられる写真感光材料の本発明の、平板状ハ
ロゲン化乳剤以外の写真乳剤には、臭化銀、沃臭化銀、
沃塩臭化銀、塩臭化銀および塩化銀のいずれのハロゲン
化銀を用いてもよい。好ましいハロゲン化銀は約30モル
%以下の沃臭銀を含む、沃臭化銀もしくは沃塩臭化銀で
ある。特に好ましいのは約0.1モル%から約15モル%ま
での沃臭銀を含む沃臭化銀である。
写真乳剤中のハロゲン化銀粒子は、立方体、八面体、十
四面体のような規則的な結晶体を有するいわゆるレギユ
ラー粒子でもよく、また球状などのような変則的な結晶
形を持つもの、双晶面などの結晶欠陥を持つものあるい
はそれらの複合形でもよい。
ハロゲン化銀の粒径は、約0.1ミクロン以下の微粒子で
も投影面積直径が約10ミクロンに至る迄の大サイズ粒子
でもよく粒子サイズとしては、狭い分布を有する単分散
乳剤でも、あるいは広い分布を有する多分散乳剤でもよ
い。
本発明に使用できるハロゲン化銀写真乳剤は、公知の方
法で製造でき、例えばリサーチ・デイスクロージヤー
(RD)、No.17643(1978年12月)、22〜23頁、“1.乳剤
製造(Emulsion preparation and types)”および同、
No.18716(1979年11月)、648頁に記載の方法に従うこ
とができる。
本発明に用いられる写真乳剤は、グラフキデ著「写真の
物理と化学」、ポールモンテル社刊(P.Glafkides,Chim
ie et Physique Photographique Paul Montel,1967)、
ダフイン著「写真乳剤化学」、フオーカルプレス社刊
「G.F.Duffin,Photographic Emulsion Chemistry(Foca
l Press,1966)、ゼリクマンら著「写真乳剤の製造と塗
布」、フオーカルプレス社刊(V.L.Zelikman et al,Mak
ing and Coating Photographic Emulsion,Focal Press,
1964)などに記載された方法を用いて調製することがで
きる。すなわち、酸性法、中性法、アンモニア法等のい
ずれでもよく、また可溶性銀塩と可溶性ハロゲン塩を反
応させる形式としては片側混合法、同時混合法、それら
の組合わせなどのいずれを用いてもよい。粒子を銀イオ
ン過剰の下において形成させる方法(いわゆる逆混合
法)を用いることもできる。同時混合法の一つの形式と
してハロゲン化銀の生成する液相中のpAgを一定に保つ
方法、すなわちいわゆるコントロールド・ダブルジエツ
ト法を用いることもできる。この方法によると、結晶形
が規則的で粒子サイズが均一に近いハロゲン化銀乳剤が
得られる。
別々に形成した2種以上のハロゲン化銀乳剤を混合して
用いてもよい。
前記のレギユラー粒子からなるハロゲン化銀乳剤は、粒
子形成中のpAgとpHを制御することにより得られる。詳
しくは、例えばフオトグラフイク・サイエンス・アンド
・エンジニアリング(Photographic Science and Engin
eering)第6巻、159−165頁(1962);ジヤーナル・オ
ブ・フオトグラフイク・サイエンス(Journal of Photo
graphic Science),12巻,242〜251頁(1964)、米国特
許第3,655,394号および英国特許第1,413,748号に記載さ
れている。
また単分散乳剤としては、その少なくとも約95重量%が
平均粒子直径の±40%内にあるような乳剤が代表的であ
る。平均粒子直径が少なくとも約95重量%又は数量で少
なくとも約95%のハロゲン化銀粒子を平均粒子直径±20
%の範囲内としたような乳剤を本発明で使用できる。こ
のような乳剤の製造方法は米国特許第3,574,628号、同
第3,655,394号および英国特許第1,413,748号に記載され
ている。また特開昭48-8600号、同51-39027号、同51-83
097号、同53-137133号、同54-48521号、同54-99419号、
同58-37635号、同58-49938号などに記載されたような単
分散乳剤も本発明で好ましく使用できる。
また、アスペクト比が約5以上であるような平板状粒子
も本発明に使用できる。平板状粒子は、ガトフ著、フオ
トグラフイク・サイエンス・アンド・エンジニアリング
(Gutoff,Photographic Science and Engineering),
第14巻,248〜257頁(1970年);米国特許第4,434,226
号、同4,414,310号、同4,433,048号、同4,439,520号お
よび英国特許第2,112,157号などに記載の方法により簡
単に調製することができる。平板状粒子を用いた場合、
増感色素による色増感効率の向上、粒状性の向上および
鮮鋭度の上昇などの利点のあることが、先に引用した米
国特許第4,434,226号などに詳しく述べられている。
結晶構造は一様なものでも、内部と外部とが異質なハロ
ゲン組成からなる物でもよく、層状構造をなしていても
よい。これらの乳剤粒子は、英国特許第1,027,146号、
米国特許第3,505,068号、同4,444,877号および特願昭58
-248469号等に開示されている。また、エピタキシヤル
接合によつて組成の異なるハロゲン化銀が接合されてい
てもよく、また例えばロダン銀、酸化鉛などのハロゲン
化銀以外の化合物と接合されていてもよい。これらの乳
剤粒子は、米国特許第4,094,684号、同4,142,900号、同
4,459,353号、英国特許第2,038,792号、米国特許第4,34
9,622号、同4,395,478号、同4,433,501号、同4,463,087
号、同3,656,962号、同3,852,067号、特開昭59-162540
号等に開示されている。
また種々の結晶形の粒子の混合物を用いてもよい。
同発明の乳剤は、通常、物理熟成、化学熟成および分光
増感を行つたものを使用する。このような工程で使用さ
れる添加剤はリサーチ・デイスクロージヤーNo.17643お
よび同No.18716に記載されており、その該当個所を後掲
の表にまとめた。
本発明に使用できる公知の写真用添加剤も上記の2つの
リサーチ・デイスクロジヤーに記載されており、後掲の
表に記載個所を示した。
特に本発明の様な微小サイズの乳剤を使用する場合に
は、イラジエーシヨン防止染料の使用は、鮮鋭性の向上
に著しく効果がある。
本発明には種々のカラーカプラーを使用することがで
き、その具体例は前出のリサーチ・デイスクロージヤー
(RD)No.17643、VII−C〜Gに記載された特許に記載
されている。色素形成カプラーとしては、減色法の三原
色(すなわち、イエロー、マゼンタおよびシアン)を発
色現像で与えるカプラーが重要であり、耐拡散性の、4
当量または2当量カプラーの具体例は前述RD17643、VII
−CおよびD項記載の特許に記載されたカプラーの外、
下記のものを本発明で好ましく使用できる。
本発明に使用できるイエローカプラーとしては、バラス
ト基を有し疎水性のアシルアセトアミド系カプラーが代
表例として挙げられる。その具体例は、米国特許第2,40
7,210号、同第2,875,057号および同第3,265,506号など
に記載されている。本発明には、二当量イエローカプラ
ーの使用が好ましく、米国特許第3,408,194号、同第3,4
47,928号、同第3,933,501号および同第4,022,620号など
に記載された酸素原子離脱型のイエローカプラーあるい
は特公昭58-10739号、米国特許第4,401,752号、同第4,3
26,024号、RD18053(1979年4月)、英国特許第1,425,0
20号、西独出願公開第2,219,917号、同第2,261,361号、
同第2,329,587号および同第2,433,812号などに記載され
た窒素原子離脱型のイエローカプラーがその代表例とし
て挙げられる。α−ピバロイルアセトアニリド系カプラ
ーは発色色素の堅牢性、特に光堅牢性が優れており、一
方α−ベンゾイルアセトアニリド系カプラーは高い発色
濃度が得られる。
本発明に使用できるマゼンタカプラーとしては、バラス
ト基を有し疎水性の、インダゾロン系もしくはシアノア
セチル系、好ましくは5−ピラゾロン系およびピラゾロ
アゾール系のカプラーが挙げられる。5−ピラゾロン系
カプラーは3−位がアリールアミノ基もしくはアシルア
ミノ基で置換されたカプラーが、発色色素の色相や発色
濃度の観点で好ましく、その代表例は、米国特許第2,31
1,082号、同第2,343,703号、同第2,600,788号、同第2,9
08,573号、同第3,062,653号、同第3,152,896号および同
第3,936,015号などに記載されている。二当量の5−ピ
ラゾロン系カプラーの離脱基として、米国特許第4,310,
619号に記載された窒素原子離脱基または米国特許第4,3
51,897号に記載されたアリールチオ基が特に好ましい。
また欧州特許第73,636号に記載のバラスト基を有する5
−ピラゾロン系カプラーは高い発色濃度が得られる。ピ
ラゾロアゾール系カプラーとしては、米国特許第3,369,
879号記載のピラゾロベンズイミダゾール類、好ましく
は米国特許第3,725,067号に記載されたピラゾロ〔5,1−
C〕〔1,2,4〕トリアゾール類、リサーチ・デイスクロ
ージヤー24220(1984年6月)および特開昭60-33552号
に記載のピラゾロテトラゾール類およびリサーチ・デイ
スクロージヤー24230(1984年6月)および特開昭60-43
659号に記載のピラゾロピラゾール類が挙げられる。発
色色素のイエロー副吸収の少なさおよび光堅牢性の点で
米国特許第4,500,630号に記載のイミダゾ〔1,2−b〕ピ
ラゾール類は好ましく、欧州特許第119,860A号に記載の
ピラゾロ〔1,5−b〕(1,2,4〕トリアゾールは特に好ま
しい。
本発明に使用できるシアンカプラーとしては、疎水性で
耐拡散性のナフトール系およびフエノール系のカプラー
があり、米国特許第2,474,293号に記載のナフトール系
カプラー、好ましくは米国特許第4,052,212号、同第4,1
46,396号、同第4,228,233号および同第4,296,200号に記
載された酸素原子離脱型の二当量ナフトール系カプラー
が代表例として挙げられる。またフエノール系カプラー
の具体例は、米国特許第2,369,929号、同第2,801,171
号、同第2,772,162号、同第2,895,826号などに記載され
ている。
湿度および温度に対し堅牢なシアンカプラーは、本発明
で好ましく使用され、その典型例を挙げると、米国特許
第3,772,002号に記載されたフエノール核のメター位に
エチル基以上のアルキル基を有するフエノール系シアン
カプラー、米国特許第2,772,162号、同第3,758,308号、
同第4,126,396号、同第4,334,011号、同第4,327,173
号、西独特許公開第3,329,729号および欧州特許第121,3
65号などに記載された2,5−ジアシルアミノ置換フエノ
ール系カプラーおよび米国特許第3,446,622号、同第4,3
33,999号、同第4,451,559号および同第4,427,767号など
に記載された2−位にフエニルウレイド基を有しかつ5
−位にアシルアミノ基を有するフエノール系カプラーな
どである。
発色色素の不要吸収を補正するために、撮影用のカラー
感材にはカラードカプラーを併用しマスキングを行うこ
とが好ましい。米国特許第4,163,670号および特公昭57-
39413号などに記載のイエロー着色マゼンタカプラーま
たは米国特許第4,004,929号、同第4,138,258号および英
国特許第1,146,368号などに記載のマゼンタ着色シアン
カプラーなどが典型例として挙げられる。その他のカラ
ードカプラーは前述RD17643、VII〜G項に記載されてい
る。
発色色素が適度に拡散性を有するカプラーを併用して粒
状性を改良することができる。このようなカプラーは、
米国特許第4,366,237号および英国特許第2,125,570号に
マゼンタカプラーの具体例が、また欧州特許第96,570号
および西独出願公開第3,234,533号にはイエロー、マゼ
ンタもしくはシアンカプラーの具体例が記載されてい
る。
色素形成カプラーおよび上記の特殊カプラーは、二量体
以上の重合体を形成してもよい。ポリマー化された色素
形成カプラーの典型例は、米国特許第3,451,820号およ
び同第4,080,211号に記載されている。ポリマー化マゼ
ンタカプラーの具体例は、英国特許第2,102,173号およ
び米国特許第4,367,282号に記載されている。
カツプリングに伴つて写真的に有用な残基を放出するカ
プラーもまた本発明で好ましく使用できる。現像抑制剤
を放出するDIRカプラーは前述のRD17643、VII−F項に
記載された特許のカプラーが有用である。
本発明との組み合わせで好ましいものは、特開昭57-151
944号に代表される現像液失活型;米国特許第4,248,962
号および特開昭57-154234号に代表されるタイミング
型;特願昭59-39653号に代表される反応型であり、特に
好ましいものは、特開昭57-151944号、同58-217932号、
特願昭59-75474号、同59-82214号、同59-82214号および
同59-90438号等に記載される現像液失活型DIRカプラー
および特願昭59-39653号等に記載される反応型DIRカプ
ラーである。
本発明の感光材料には、現像時に画像状に造核剤もしく
は現像促進剤またはそれらの前駆体を放出するカプラー
を使用することができる。このような化合物の具体例
は、英国特許第2,097,140号、同第2,131,188号に記載さ
れている。ハロゲン化銀に対して吸着作用を有するよう
な造核剤などを放出するカプラーは特に好ましく、その
具体例は、特開昭59-157638および同59-170840などに記
載されている。
本発明に使用できる適当な支持体は、例えば、前述のR
D.No.17643の28頁および同、No.18716の647頁右欄から6
48頁左欄に記載されている。
本発明に従つたカラー写真感光材料は、前述のRD、No.1
7643の28〜29頁および同、No.18716の651左欄〜右欄に
記載された通常の方法によつて現像処理することができ
る。
カラー写真処理を施した場合、発色現像後の写真感光材
料は通常漂白処理される。漂白処理は、定着処理と同時
に行われてもよいし、個別に行われてもよい。漂白剤と
しては、例えば鉄(III)、コバルト(III)、クロム
(VI)、銅(II)などの多価金属の化合物、過酸類、キ
ノン類、ニトロソ化合物等が用いられる。例えば、フエ
リシアン化物、重クロム酸塩、鉄(III)またはコバル
ト(III)の有機錯塩、例えばエチレンジアミン四酢
酸、ニトリロトリ酢酸、1,3−ジアミノ−2−プロパノ
ール四酢酸などのアミノポリカルボン酸類あるいはクエ
ン酸、酒石酸、リンゴ酸などの有機酸の錯塩;過硫酸
塩、過マンガン酸塩;ニトロソフエノールなどを用いる
ことができる。これらのうちフエリシアン化カリ、エチ
レンジアミン四酢酸鉄(III)ナトリウム及びエチレン
ジアミン四酢酸鉄(III)アンモニウムは特に有用であ
る。エチレンジアミン四酢酸鉄(III)錯塩は独立の漂
白液においても、一浴漂白定着液においても有用であ
る。
本発明のカラー写真感光材料は、現像、漂白定着もしく
は定着処理の後に通常水洗処理または安定化処理を施
す。
水洗工程は2槽以上の槽を向流水洗にし、節水するのが
一般的である。安定化処理としては水洗工程のかわりに
特開昭57−8543号記載のような多段向流安定化処理が代
表例として挙げられる。本工程の場合には2〜9槽の向
流浴が必要である。本安定化浴中には画像を安定化する
目的で各種化合物が添加される。例えば膜pHを調製する
(例えばpH3〜8)ための各種の緩衡剤(例えば、ホウ
酸塩、メタホウ酸塩、ホウ砂、リン酸塩、炭酸塩、水酸
化カリ、水酸化ナトリウム、アンモニア水モノカルボン
酸、ジカルボン酸、ポリカルボン酸などを組み合わせて
使用)やホルマリンなどを代表例として挙げることがで
きる。その他、必要に応じて硬水軟化剤(無機リン酸、
アミノポリカルボン酸、有機リン酸、アミノポリホスホ
ン酸、ホスホノカルボン酸など)、殺菌剤(ベンゾイソ
チアゾリノン、イリチアゾロン、4−チアジリンベンズ
イミダゾール、ハロゲン化フエノールなど)、界面活性
剤、蛍光増白剤、硬膜剤などの各種添加剤を使用しても
よく、同一もしくは異種の目的の化合物を二種以上併用
してもよい。
また、処理後の膜pH調製剤として塩化アンモニウム、硝
酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウ
ム、亜硫酸アンモニウム、チオ硫酸アンモニウム等の各
種アンモニウム塩を添加するのが好ましい。
本発明は種々のカラー感光材料に適用することができ
る。カラーネガフイルム、カラー反転フイルム、カラー
ペーパー、カラーポジフイルムおよびカラー反転ペーパ
ーなどを代表例として挙げることができる。本発明はま
た、リサーチ・デイスクロージヤー17123(1978年7
月)などに記載の三色カプラー混合を利用した白黒感光
材料にも適用できる。
(実施例) 以下本発明を実施例をもつて示すが、本発明はこれらの
実施例に限定されるものではない。
平板状粒子からなる乳剤の調製 乳剤A: pBr1.3の雰囲気下で55℃に保たれKIを含まない攪拌され
た1のゼラチン水溶液中に硝酸銀を0.1モル含む水溶
液および、KBrとKIの両者の和が0.1モルを含む水溶液を
10分かけてダブルジエツト法により同時添加した。
得られた平板状ハロゲン化銀粒子は、平均粒子直径0.54
ミクロンおよび平均粒子厚0.10ミクロンであり、直径0.
6ミクロン未満、厚さ0.12ミクロン未満、アスペクト比
5以上である粒子はハロゲン化銀粒子の全投影面積の50
%以上であつた。尚沃化銀の含有量は2.5モル%であつ
た。この乳剤に金と硫黄を併用して化学増感を行ない乳
剤Aとした。
乳剤B: ゼラチン水溶液の温度を45℃とした以外は乳剤Aと同様
に調製し、平均粒子直径0.42ミクロン平均粒子厚0.07ミ
クロンであり、直径0.5ミクロン未満、厚さ0.12ミクロ
ン未満、アスペクト比5以上である粒子はハロゲン化銀
粒子の全投影面積の50%以上であつた。
この乳剤に金と硫黄を併用して化学増感を行ない乳剤B
とした。尚沃化銀の含有量は2.5モル%であつた。
比較対照乳剤の調製 米国特許第3320069号に記載されている方法で沃化銀2.5
モル%を含有した、平均アスペクト比2以下の沃臭化銀
乳剤を調製した。
乳剤C: 平均粒子直径0.35μ、平均粒子厚0.25μの平均体積がほ
ぼ乳剤Aに等しいものを調製し、金と硫黄を併用しテ化
学増感を行ない乳剤Cとした。
乳剤D: 平均粒子直径0.25μ平均粒厚0.20μの平均体積がほぼ乳
剤Bに等しいものを調製し、金と硫黄を併用して化学増
感を行ない乳剤Dとした。
次いで試料として三酢酸セルロースフイルム支持体上
に、下記に示すような組成の各層よりなる多層カラー感
光材料101〜104を作成した。
第1層:ハレーシヨン防止層 黒色コロイド銀…………0.30g/m2 を含むゼラチン層 第2層:中間層 化合物H−1…………0.18g/m2 を含むゼラチン層 第3層:第1赤感乳剤層 沃臭化銀乳剤の塗布銀量…………0.38g/m2 (沃化銀4モル%、平均粒子サイズ0.08μ) 増感色素I…………銀1モルに対して 7.0×10-5モル 増感色素II…………銀1モルに対して 2.0×10-5モル 増感色素III…… 銀1モルに対して 2.8×10-4モル 増感色素IV……銀1モルに対して 2.0×10-5モル カプラーC−3……0.40g/m2 カプラーC−4……0.02g/m2 カプラーC−5……0.02g/m2 を含むゼラチン層 第4層;第2赤感乳剤層 沃臭化銀乳剤の塗布銀量…0.13g/m2 (沃化銀4モル%、平均粒子サイズ0.16μ) 増感色素I…………銀1モルに対して 5.2×10-5モル 増感色素II……銀1モルに対して 1.5×10-5モル 増感色素III……銀1モルに対して 2.1×10-4モル 増感色素IV…………銀1モルに対して 1.5×10-5モル カプラーC−3…………0.20g/m2 カプラーC−4…………0.01g/m2 カプラーC−5…………0.01g/m2 を含むゼラチン層 第5層;第3赤感乳剤層 沃臭化銀乳剤の塗布銀量…0.18g/m2 (沃化銀4モル%、平均粒子サイズ0.25μ) 増感色素I…………銀1モルに対して 5.5×10-5モル 増感色素II……銀1モルに対して 1.6×10-5モル 増感色素III……銀1モルに対して 2.2×10-5モル 増感色素IV…………銀1モルに対して 1.6×10-5モル カプラーC−3…………0.10g/m2 を含むゼラチン層 第6層;中間層 化合物H−1…………0.02g/m2 を含むゼラチン層 第7層;第1緑感乳剤層 沃臭化銀乳剤の塗布銀量…0.35g/m2 (沃化銀2.5モル%、平均粒子サイズ0.08μ) 増感色素V…………銀1モルに対して 4.0×10-4モル 増感色素VI……銀1モルに対して 4.0×10-5モル カプラーC−6…………0.20g/m2 カプラーC−7…………0.04g/m2 カプラーC−8…………0.04g/m2 カプラーC−4…………0.01g/m2 を含むゼラチン層 第8層;第2緑感乳剤層 沃臭化銀乳剤の塗布銀量…0.20g/m2 (沃化銀2.5モル%、平均粒子サイズ0.16μ) 増感色素V…………銀1モルに対して 3.5×10-4モル 増感色素VI……銀1モルに対して 3.5×10-5モル カプラーC−9…………0.10g/m2 カプラーC−7…………0.001g/m2 カプラーC−8…………0.001g/m2 を含むゼラチン層 第9層;第3緑感乳剤層 沃臭化銀乳剤Dの塗布銀量…0.14g/m2 (沃化銀2.5モル%、平均粒子サイズ0.25μ) 増感色素V…………銀1モルに対して 3.0×10-4モル 増感色素VI……銀1モルに対して 3.0×10-5モル カプラーC−9…………0.03g/m2 カプラーC−8…………0.001g/m2 を含むゼラチン層 第10層;イエローフイルター層 黄色コロイド銀…………0.16g/m2 化合物H−1…………0.20g/m2 を含むゼラチン層 第11層;第1青感乳剤層 沃臭化銀乳剤の塗布銀量…0.25g/m2 (沃化銀2.5モル%、平均粒子サイズ0.15μ) カプラーC−10…………0.68g/m2 を含むゼラチン層 第12層;第2青感乳剤層 沃臭化銀乳剤の塗布銀量…0.20g/m2 (沃化銀2.5モル%、平均粒子サイズ0.20μ) カプラーC−10……0.16g/m2 を含むゼラチン層 第13層;第3青感乳剤層 沃臭化銀乳剤Cの塗布銀量…0.40g/m2 (沃化銀2.5モル%、平均粒子サイズ0.30μ) カプラーC−10…………0.14g/m2 を含むゼラチン層 第14層;第1保護層 紫外線吸収剤C−1……0.20g/m2 紫外線吸収剤C−2……0.90g/m2 を含むゼラチン層 第15層;第2保護層 ポリメチルメタクリレート粒子(直径1:5μ) …………0.05g/m2 を含むゼラチン層 各層には上記組成物の他に、ゼラチン硬化剤C−11や界
面活性剤を添加した。以上の如くして作製した試料を試
料101とした。
試料を作るのに用いた化合物を以下に示す。
C−11 (CH2=CHSO2CH2CONHCH2 次いで試料−103は第9層の第3緑感乳剤層の乳剤Dを
乳剤Bにした他の試料−101と同様に作製した。
以上の試料をISO5800号に記載されている方法に準じて
露光を与えた後以下の処理にしたがつて処理を行なつ
た。
各処理工程で使用した処理液の処方は次の通りである。
画像の鮮鋭度は、レスポンス関数〔モデユレーシヨン
トランスフアー フアンクシヨン(Modulation Transfe
r Function)〕(以下MFT)を求め、ある空間周波数に
おけるMTF値の大きさで比較した。MTFの測定は、高野正
雄、藤村郁夫著:「非破壊検査」16巻472〜482頁、1967
年に記載されている方法に従つた。
以上の方法により得られた結果を第1表に示す。
第1表の結果から明らかなように、本発明は、比較例に
対し、平板状粒子の乳剤層の位置にかかわらずこれを使
用することで鮮鋭度は大きく改良することが出来、鮮鋭
度が改良されたカラー写真感光材料を与えた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上に少なくとも1層の赤感乳剤層、
    緑感乳剤層、青感乳剤層を有するカラー写真感光材料に
    於いて、少なくとも1つの乳剤層に含まれるハロゲン化
    銀粒子の全投影面積の少なくとも50%が、厚さ0.12ミク
    ロン未満、直径0.5ミクロン未満、平均アスペクト比が
    5以上である平板状臭化銀または、沃臭化銀または塩臭
    化銀または沃塩臭化銀粒子によって占められていること
    を特徴とするカラー写真感光材料。
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