JPH0685008B2 - テ−プ型光フアイバの接続損失評価方法 - Google Patents
テ−プ型光フアイバの接続損失評価方法Info
- Publication number
- JPH0685008B2 JPH0685008B2 JP60243711A JP24371185A JPH0685008B2 JP H0685008 B2 JPH0685008 B2 JP H0685008B2 JP 60243711 A JP60243711 A JP 60243711A JP 24371185 A JP24371185 A JP 24371185A JP H0685008 B2 JPH0685008 B2 JP H0685008B2
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- JP
- Japan
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- optical fiber
- connection loss
- image
- tape type
- type optical
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 光フアイバの接続損失を支配する主要因は軸ズレであ
り、光フアイバに光を通すことなく、接続点だけで接続
損失を評価する方法が望まれている。
り、光フアイバに光を通すことなく、接続点だけで接続
損失を評価する方法が望まれている。
この発明は、テープ型光フアイバの融着接続後における
損失評価を、光フアイバに光を通すことなく評価する方
法に関するものである。
損失評価を、光フアイバに光を通すことなく評価する方
法に関するものである。
[従来の技術とその問題点] 第6図は、単心の光フアイバの場合であり、 10は光フアイバ、 12は照明ランプ、 14はミラー 16は対物レンズ、 18はTVカメラである。
光フアイバ10を透過しミラー14で反射した光xによっ
て、第7図のように、光フアイバ10のx方向の画像10x
を得、ミラー14で反射して光フアイバ10を透過する光y
によて光フアイバ10のy方向の画像10yを得る。なお画
像10x,yは模型的に示した。
て、第7図のように、光フアイバ10のx方向の画像10x
を得、ミラー14で反射して光フアイバ10を透過する光y
によて光フアイバ10のy方向の画像10yを得る。なお画
像10x,yは模型的に示した。
10yから、x方向の軸ズレdを測定し、また10xからy方
向の軸ズレgを測定する。
向の軸ズレgを測定する。
bとgとがわかると、左右光フアイバの軸ズレDは、 であり、このDから、あらかじめ求めておいた、その光
フアイバの構造(コア径)によって決まる固有の関係に
もとづいて、接続損失を推定評価することができる。
フアイバの構造(コア径)によって決まる固有の関係に
もとづいて、接続損失を推定評価することができる。
しかし、テープ型光フアイバの場合は、第8図のよう
に、複数本の光フアイバ10が、横1列に並んでいるの
で、上記の方法をとることができない。
に、複数本の光フアイバ10が、横1列に並んでいるの
で、上記の方法をとることができない。
[問題点を解決するための手段] 第1図のように、テープ型光フアイバの接続点をはさん
で、照明ランプ12とTVカメラ18とを配置する。そうして
第2図のような、たとえば5本の光フアイバ10のy方向
の画像10yを得る。
で、照明ランプ12とTVカメラ18とを配置する。そうして
第2図のような、たとえば5本の光フアイバ10のy方向
の画像10yを得る。
それらの画像から、x方向の軸ズレdは従来と同様にし
て求めることができる。
て求めることができる。
また各画像10yの中央には、明るい部分bが観察され
る。左右の光フアイバ10について、この明るい部分の幅
w1,w2を測定すると、後記のようにy方向の軸ズレgが
わかる。
る。左右の光フアイバ10について、この明るい部分の幅
w1,w2を測定すると、後記のようにy方向の軸ズレgが
わかる。
これらdとgとがわかると、それらから接続損失を推定
評価することができる。
評価することができる。
[その説明] 第1図は、5心のテープ型光フアイバの場合の例であ
る。図面上、光フアイバ10は大きく示してあるが、各光
フアイバ10の間隔は現在0.3mmであり、実際は遥かに小
さく、照明ランプ12や対物レンズ16に対しても十分に小
さい。
る。図面上、光フアイバ10は大きく示してあるが、各光
フアイバ10の間隔は現在0.3mmであり、実際は遥かに小
さく、照明ランプ12や対物レンズ16に対しても十分に小
さい。
第2図はTV画像で、その一部を拡大して併記してある。
・x方向の軸ズレd: これは従来どおり測定することができる。
・y方向の軸ズレg: 光フアイバ10の画像10yを見ると、両側に暗い部分aが
あり、中央に明るい部分bがある。これらは、光が、円
形断面の光フアイバ10のところで屈折するために生ず
る。
あり、中央に明るい部分bがある。これらは、光が、円
形断面の光フアイバ10のところで屈折するために生ず
る。
その明るい部分bの幅w(ピント幅)は、対物レンズ16
のピントの位置と光フアイバ10の位置(y方向におけ
る)との関係によって変化する。
のピントの位置と光フアイバ10の位置(y方向におけ
る)との関係によって変化する。
同一構造の光フアイバにおいては、このピント幅wと、
y方向の軸ズレgとの間に、一定の関係がある。
y方向の軸ズレgとの間に、一定の関係がある。
第3図にその関係の一例を示す。
たとえば、接続した光フアイバ10の片方のw1が120[lin
e]であり、他方のw2が110[line]であったとすると、
軸ズレgは6μmである。
e]であり、他方のw2が110[line]であったとすると、
軸ズレgは6μmである。
なお、[line]は、走査線の数であり、そのTVの走査線
数と、画面が示している部分の実際の長さから、1[li
ne]が何μmに相当するかがわかる。
数と、画面が示している部分の実際の長さから、1[li
ne]が何μmに相当するかがわかる。
このy方向の軸ズレgも、x方向の軸ズレd同様に、μ
mの範囲で測定可能である。
mの範囲で測定可能である。
・軸ズレと接続損失との関係: 上記同様に、dとgとがわかると、左右光フアイバの軸
ズレDは、 から計算で求められ、そのDと接続損失との間には、第
4図の関係がある。
ズレDは、 から計算で求められ、そのDと接続損失との間には、第
4図の関係がある。
したがって、xy方向の軸ズレd,gを測定することによ
り、接続損失を推定評価することができる。
り、接続損失を推定評価することができる。
[実施例] 第1図の装置で、対物レンズ16を10倍に、光フアイバ10
と照明ランプ12との距離を100mmにし、走査線数が512本
のTVカメラ18を使用して、上記のようにして接続損失を
推定した。
と照明ランプ12との距離を100mmにし、走査線数が512本
のTVカメラ18を使用して、上記のようにして接続損失を
推定した。
その推定損失値と、実際の接続損失との関係を第5図の
示す。
示す。
この結果から測定誤差0.05dB程度で測定が可能なことが
わかる。
わかる。
[第1図の装置の別の利用] (1)第2図からわかるように、接続前における光フアイ
バ10の端面間隔の測定も可能であり、放電前の端面間隔
の設定にも利用できる。
バ10の端面間隔の測定も可能であり、放電前の端面間隔
の設定にも利用できる。
(2)また各光フアイバについてx,y方向の微動機構を有し
ていれば、接続前における調心も可能である。
ていれば、接続前における調心も可能である。
(1)y方向からだけの観察で、x方向の軸ズレdとy
方向の軸ズレgとの両方を求めることができるので、複
数の光ファイバが横1列に並ぶテープ型光ファイバの接
続損失評価が可能になる。
方向の軸ズレgとの両方を求めることができるので、複
数の光ファイバが横1列に並ぶテープ型光ファイバの接
続損失評価が可能になる。
(2)光ファイバの透過光を観察することによって得ら
れる左右の前記光フアイバのTV画像中の、中央の明るい
領域の幅w1、w2を測定し、それらの値から、あらかじめ
測定しておいた固有の関係にもとづいてy方向の軸ズレ
gを求めるので、 上記のように、y方向の軸ズレgを、x方向の軸ズレd
と同様に、μmの範囲で精密測定することができる。よ
って、精度の高い接続損失評価が可能になる。
れる左右の前記光フアイバのTV画像中の、中央の明るい
領域の幅w1、w2を測定し、それらの値から、あらかじめ
測定しておいた固有の関係にもとづいてy方向の軸ズレ
gを求めるので、 上記のように、y方向の軸ズレgを、x方向の軸ズレd
と同様に、μmの範囲で精密測定することができる。よ
って、精度の高い接続損失評価が可能になる。
[発明の効果] (3)テープ型光フアイバの融着接続後における損失評価
を、光フアイバに光を通すことなく行なうことができ
る。
を、光フアイバに光を通すことなく行なうことができ
る。
使用する装置も、単心光フアイバの接続損失評価に使用
したものを、そのまま使用できる。
したものを、そのまま使用できる。
第1図は本発明を実施するための装置の概略説明図、 第2図はTV画像の説明図、 第3図ピント幅wと軸ズレ量との関係の線図、 第4図は軸ズレ量と接続損失との関係の線図、 第5図は本発明の測定法による測定誤差の関係線図、 第6図は従来技術の説明図、 第7図はそのTV画像の説明図、 第8図は接続したテープ型光フアイバの説明図。 10:光フアイバ、12:照明ランプ 14:ミラー、16:対物レンズ 18:TVカメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田谷 浩之 千葉県佐倉市六崎1440番地 藤倉電線株式 会社佐倉工場内 (72)発明者 渡辺 興 千葉県佐倉市六崎1440番地 藤倉電線株式 会社佐倉工場内 (56)参考文献 特開 昭60−195505(JP,A) 特開 昭55−156911(JP,A) 特開 昭59−219707(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】テーブ型光フアイバを間にはさんでそのy
方向の両側に照明ランプ12とTVカメラ18とを配置し、前
記光ファイバの透過光を観察することによって左右の前
記光フアイバ10のy方向のTV画像を得、 当該画像にもとづいてx方向の軸ズレdを測定するとと
もに、 前記画像中に観察される中央の明るい領域の幅w1、w2を
測定し、それらの値から、あらかじめ測定しておいた固
有の関係にもとづいてy方向の軸ズレgを求め、それら
d、gの値から、あらかじめ測定しておいた固有の関係
にもとづいて接続損失を推定することを特徴とする、テ
ープ型光フアイバの接続損失評価方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60243711A JPH0685008B2 (ja) | 1985-10-30 | 1985-10-30 | テ−プ型光フアイバの接続損失評価方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60243711A JPH0685008B2 (ja) | 1985-10-30 | 1985-10-30 | テ−プ型光フアイバの接続損失評価方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62103608A JPS62103608A (ja) | 1987-05-14 |
JPH0685008B2 true JPH0685008B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=17107845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60243711A Expired - Lifetime JPH0685008B2 (ja) | 1985-10-30 | 1985-10-30 | テ−プ型光フアイバの接続損失評価方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0685008B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2577031B2 (ja) * | 1988-02-25 | 1997-01-29 | 住友電気工業株式会社 | 光ファイバの軸ずれ検出装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55156911A (en) * | 1979-05-25 | 1980-12-06 | Dainichi Nippon Cables Ltd | Centering method of optical fiber |
JPS59219707A (ja) * | 1983-05-27 | 1984-12-11 | Fujikura Ltd | 単一モ−ド光フアイバのコア軸合わせ方法 |
JPS60195505A (ja) * | 1984-03-17 | 1985-10-04 | Fujikura Ltd | 単一モ−ドフアイバの融着接続方法 |
-
1985
- 1985-10-30 JP JP60243711A patent/JPH0685008B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62103608A (ja) | 1987-05-14 |
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