JPH06833U - ウインドモールにおけるモールクリップ係着具 - Google Patents

ウインドモールにおけるモールクリップ係着具

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JPH06833U
JPH06833U JP4763092U JP4763092U JPH06833U JP H06833 U JPH06833 U JP H06833U JP 4763092 U JP4763092 U JP 4763092U JP 4763092 U JP4763092 U JP 4763092U JP H06833 U JPH06833 U JP H06833U
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雅春 柴尾
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モールクリップ係着具を個別に単体化させた
状態で、窓枠に対するウインドガラスのスペーシング,
ならびに位置規制と位置保持とを可能にする。 【構成】 窓枠51の側壁部に対して接着テープにより
固定される本体部11と、本体部11から内側弾性保持
肢22を介して張り出される各端縁支持部21とを設
け、本体部11には、底壁部15を隔てゝ立ち上げられ
る裏面支持部14を突設させて、ウインドガラス61の
裏面側を支持する裏面支持面14aを形成させ、かつ底
壁部15上に立ち上げてモールクリップ81の係止片8
3を受け入れ、かつ係止爪83aを引留め係着させる係
止顎17aをもった係止部17を突設させ、各端縁支持
部21には、ウインドガラス61の裏面一部を含む端縁
面を支持する端縁面支持面21aをそれぞれに形成させ
て構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ウインドモールにおけるモールクリップ係着具に関し、さらに詳 しくは、自動車などの開口された窓枠にウインドガラスを嵌着させて窓部を構成 する場合に、当該開口された窓枠に対し、ウインドガラスの表面周縁部を囲繞か つシール固着するウインドモールの繋着装置において、当該ウインドモールのモ ールクリップを窓枠側に引留め係着するためのモールクリップ係着具の改良に係 るものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種のウインドモールの繋着装置におけるモールクリップの形態に ついては、従来から数多くの提案がなされており、こゝでは、この考案に対応さ れる従来の代表的な機構の一例として、例えば、図15に示す構成が知られてい る。
【0003】 図15は、従来例によるウインドモール繋着装置の概要構成を示す断面図であ る。
【0004】 すなわち、この図15に示す従来のウインドモール繋着装置の構成において、 符号51は自動車などの外部に開口された窓枠であって、外部側から内部側に向 け絞り込まれて凹設されると共に、所要範囲を開口部(図示せず)とした基板部 52と、当該基板部52から立ち上げた周壁部53とを有しており、61は前記 窓枠51,ひいては内側へ絞り込まれた基板部52上に嵌着支持されるウインド ガラスであり、62,および63は当該基板部52とウインドガラス61の周辺 部内面間に介在されるスペーサ部材,およびシール部材である。
【0005】 また、71は前記ウインドガラス61の周縁部62側,詳しくは周縁部62を 含む周縁外面を外部側から囲繞して押止する長尺のウインドモールで、保持枠7 2と、当該保持枠72を包覆するようにして焼付けなどで固止された内側押え舌 片73a付きのモール片73とによって形成されており、81は前記ウインドモ ール71の保持枠72を所要間隔毎に係合保持する内側保持肢82a付きの上部 保持片82を有する個々のモールクリップで、当該上部保持片82の外側下部か らは下方に向けて係止爪83a付きの係止片83を突出してある。そして、前記 ウインドモール71に対しては、予め所要間隔毎にモールクリップ81を係合保 持させることで一体的に組み上げてある。
【0006】 さらに、91は前記モールクリップ81を窓枠51に引留め係着するための押 し出し成形された長尺のモールクリップ係着具であり、上縁部に内側および外側 に拡開されたシール舌片92a,92bを配設して、前記周壁部53の絞り込み 深さ対応の長さに形成された本体部92と、当該本体部92の下部を上方に向け 折り返し屈曲させて係止溝94を形成し、かつ当該係止溝94側の適所に前記係 止爪83を係止させる係止顎93a,および上縁部に延長されて前記係止片83 を導入する案内片93bをもつ係止部93とを有し、前記本体部92の外側に、 その全長に亘って両面接着テープ95を貼着してある。
【0007】 しかして、前記構成による従来のウインドモール繋着装置の場合、開口された 窓枠51に対してウインドガラス61を嵌着固定するのには、まず、両面接着テ ープ95の表面保護テープを引き剥した上で、当該窓枠51での周壁部53の内 周面の全長に亘り、モールクリップ係着具91の本体部92を貼着させる。この ように本体部92を貼着させた状態では、外側シール舌片92bが窓枠51の周 辺部外面に密着して当接され、かつ内側シール舌片92aが内側に拡開されたま ゝに維持される。
【0008】 ついで、前記窓枠51の絞り込まれた基板部52上に、所要のスペーサ部材6 2,およびシール部材63を介することで、ウインドガラス61を所要位置に嵌 合して配設させると共に、引続き、ウインドモール71を係合して一体化させた モールクリップ81を用い、その係止片83を上方から前記モールクリップ係着 具91の案内片93bに添わせ、かつ係止部93の弾性に抗して係止溝94内に 押し込むことにより、当該係止片83の内側係止爪83aを係止部93の係止顎 93aに係着させ、このようにして前記ウインドガラス61を該当位置に固定さ せるもので、この固定状態では、前記ウインドモール71の内側押え舌片73a がウインドガラス61の周辺部外面に密着して当接され、かつ当該ウインドモー ル71の外側が前記モールクリップ係着具91の内側シール舌片92aに密着し て当接されるのである。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のように構成される従来のウインドモール繋着装置におい ては、その構成上,次のようなそれぞれの問題点がある。
【0010】 つまり、この従来の場合には、窓枠51での周壁部53の内周面の全長に亘っ て、長尺に形成されたモールクリップ係着具91の本体部92を貼着させる必要 があるため、必然的に、当該モールクリップ係着具91のそれ自体がコスト高に なるほか、その貼着作業が極めて面倒で手間どり、かつ相当程度までの熟練を必 要とする。また、この従来例では、窓枠51に対するウインドガラス61の配設 に関し、当該ウインドガラス61とモールクリップ係着具91との間に直接的な 接触による連繋がなされていないことから、必ずしも当該配設位置が正確に行な われるものとは限られず、その嵌合固定に難点を生ずる惧れもある。
【0011】 一方,前記のようなモールクリップ係着具91の長尺化を避ける手段として、 窓枠51での周壁部53の内壁面上の適所毎にスタッドピンを予め植設させてお き、当該各スタッドピンに対して、直接,モールクリップ81を止着させる手段 も提案されてはいるが、この手段においては、止着時点で、当該スタッドピンを 植設させた周壁部53の内壁面に、モールクリップ81が直接的に摺接されるこ とになって、この内壁面の塗装を剥離させ易く、該当部分に錆びなどを発生する 惧れがあって好ましくないものであった。
【0012】 この考案は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、その 目的とするところは、モールクリップ係着具の長尺化を避けて個別に単体化させ ると共に、当該モールクリップ係着具によって窓枠に対するウインドガラスのス ペーシング,ならびに位置規制と位置保持とを可能にし、所要部材点数の削減, および簡略化を図り、併せて、窓枠に対するウインドガラスの嵌着固定を容易に した,この種のウインドモールにおけるモールクリップ係着具を提供することで ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、この考案は、ウインドモール,および当該ウイ ンドモールの適所を保持して係止爪付きの係止片を突設したモールクリップを有 し、窓枠上に配置するウインドガラスの表面周縁部を前記ウインドモールにより 囲繞させた状態で、前記モールクリップの係止片を受け入れて係止爪を引留め係 着させるモールクリップ係着具であって、前記窓枠の側壁部に対し、器壁部背面 の接着テープを貼着して固定される本体部と、当該本体部から1対の内側弾性保 持肢を介して張り出される各端縁支持部とにより構成され、前記本体部には、前 記器壁部の下部を前方に延長させた底壁部を隔てゝ立ち上げられる裏面支持部を 突設させて、当該裏面支持部上に前記ウインドガラスの裏面側を支持する裏面支 持面を形成させ、かつ前記底壁部上に器壁部と対向するように立ち上げられて、 当該器壁部との間に前記モールクリップの係止片を受け入れると共に、係止爪を 引留め係着させる係止顎をもった係止部を突設させ、また、前記各端縁支持部に は、前記ウインドガラスの裏面一部を含む端縁面を支持する端縁面支持面をそれ ぞれに形成させたことを特徴とするものである。
【0014】 また、この考案は、前記モールクリップ係着具の構成において、前記本体部の 底壁部に対して、前記受け入れるモールクリップの係止片の移動を制限する各移 動阻止片をそれぞれに突設させたことを特徴とし、さらに、前記本体部の裏面支 持部に対して、前記ウインドガラスの裏面側をシールするシーリング材のシール 支持部を形成させたことを特徴とするものである。
【0015】
【作用】
従って、この考案のモールクリップ係着具では、本体部の前方に底壁部を介し て立ち上げ突設させた裏面支持部の裏面支持面により、ウインドガラスの裏面側 周辺面を支持させると共に、本体部から1対の内側弾性保持肢を介して張り出さ れる各端縁支持部の各端縁面支持面により、ウインドガラスの裏面側周辺面を含 む端縁面を支持させることができ、これによって、窓枠に対するウインドガラス のスペーシング,ならびに位置規制と位置保持とが可能になり、かつこの状態に おいて、底壁部から立ち上げ突設させた係止部の係止顎に対し、モールクリップ での係止片の係止爪を係着させることにより、このモールクリップと共々に窓枠 へのウインドガラスの嵌合固定をなし得る。
【0016】 また、底壁部上に各移動阻止片を突設させるときは、モールクリップの係止片 の移動を制限し得て、係止部に対する係止片の係着状態を維持でき、さらに、裏 面支持部にシール支持部を形成させるときは、ウインドガラスの裏面側をシール するシーリング材の支持に役立つ。
【0017】
【実施例】
以下,この考案に係るウインドモールにおけるモールクリップ係着具の実施例 につき、図1,ないし図14を参照して詳細に説明する。
【0018】 図1,図2,および図3はこの考案の一実施例を適用したモールクリップ係着 具の概要構成を示す平面図,正面図,および背面図であり、図4は同上図1にお けるA−A線部の拡大した断面図、図5,および図6は同上図1におけるB−B 線部,およびC−C線部の断面図であり、図7は同上一実施例によるモールクリ ップ係着具の要部を示す斜視図である。
【0019】 また、図8,および図9はこの実施例によるモールクリップ係着具を用いた窓 枠へのウインドガラスの配設状態の概要を示す平面図,および同上図7における D−D線部の拡大した断面図であり、図10,図11,および図12は当該モー ルクリップ係着具に係着されるモールクリップの概要を示す平面図,側面図,お よび同上図10におけるE−E線部の断面図である。
【0020】 さらに、図13,および図14はこの実施例によるウインドガラスを支持した モールクリップ係着具に対するモールクリップの係着過程を順次に示すそれぞれ に断面図である。
【0021】 なお、これらの実施例各図において、前記従来例各図と同一符号は同一または 相当部分を示している。
【0022】 すなわち、図1,ないし図7に示すこの実施例構成において、考案対象となる 個々に単体化されたモールクリップ係着具10は、本体部11と、当該本体部1 1から左右に張り出した1対の内側弾性保持肢22,22を介して設けられる各 端縁支持部21,21とからなり、これらの各部は、比較的強靭で弾性のあるプ ラスチックなどによって一体的に形成される。
【0023】 こゝで、前記本体部11は、背面(外側面,後面に相当)側に両面接着テープ 13を貼着した背面側の器壁部12と、当該器壁部12の下部を前方に延長させ た底壁部15を隔てゝ立ち上げられ、前記ウインドガラス61の裏面側,この場 合、特に、裏面側周辺面を支持する裏面支持面14a,および必要に応じて、当 該ウインドガラス61の裏面側周辺面をシールするためのシーリング材(図示省 略)を支持するシール支持部14bをそれぞれに形成した裏面支持部14とを有 している。
【0024】 そして、前記器壁部12に接する底壁部15側には、後述するように、係止状 態にされた前記モールクリップ81における係止片83の移動を制限する各移動 阻止片15a,15aをそれぞれに突設させてあり、かつこれらの各移動阻止片 15a,15a間にあって、開口部16を開穿させると共に、当該開口部16を 隔てゝ器壁部12に対向する係止部17を立ち上げて突出させ、当該係止部17 での対向側の適所に前記係止片83の係止爪83を係止させる係止顎17a,お よび対向側の上縁に当該係止片83の先端を導入する案内面17bを形成させて あって、これらの器壁部12の背面と底壁部15の底面とは、前記窓枠51での 対応する基板部52と周壁部53との各内面形状に倣って形成されている。
【0025】 また、前記左右1対の各端縁支持部21,21には、前記ウインドガラス61 の裏面側周辺面を含む端縁面を支持する各端縁面支持面21a,21aをそれぞ れに形成したものである。
【0026】 しかして、前記構成によるこの実施例での個々に単体化されたモールクリップ 係着具10を用いるウインドモール繋着装置の場合、開口された窓枠51に対し てウインドガラス61を嵌着固定するのには、次のように操作する。
【0027】 まず、この実施例構成におけるモールクリップ係着具10での器壁部12の背 面側に設けられている両面接着テープ13の表面保護テープを引き剥した上で、 前記窓枠51での周壁部53の内周面適所に対して、当該個々の各モールクリッ プ係着具10の本体部12を所要間隔毎にそれぞれ貼着させる(図9,および図 13)。そして、このように本体部12を貼着させた状態では、各端縁支持部2 1,21が1対の各内側弾性保持肢22,22に保持されて左右に張り出したま ゝで位置されることになる。
【0028】 ついで、前記窓枠51の絞り込まれた基板部52上の所要位置に、この実施例 によるモールクリップ係着具10の各部を介することで、前記ウインドガラス6 1を嵌合して配設させる。すなわち、こゝでのウインドガラス61の配設に際し ては、先に述べた従来の場合とは異なって、当該ウインドガラス61での裏面側 周辺面を、前記本体部12の先端側に設けられている裏面支持部14での裏面支 持面14aによって支持させると共に、その裏面側周辺面を含む左右位置の各端 縁面を、前記各内側弾性保持肢22,22で左右に張り出された各端縁支持部2 1,21での端縁保持面21a,21aにより、各内側弾性保持肢22,22の 弾性に抗してこれを付勢させた状態で支持させるのである。
【0029】 従って、前記のようなウインドガラス61の支持態様では、裏面支持部14の 裏面支持面14aによるウインドガラス61の裏面側周辺面の支持によって、従 来のように、スペーサ部材62を全く必要とせず、しかも、各端縁支持部21, 21での付勢された端縁保持面21a,21aによるウインドガラス61の裏面 側周辺面を含む左右位置の各端縁面の支持によって、当該ウインドガラス61の 配設における正確な位置決めを行ない得ると共に、併せて、このように付勢され た各端縁支持部21,21による反力が、本体部11,ひいては器壁部12に加 えられることから、当該器壁部12での両面接着テープ13による周壁部53へ の接着保持が良好に確保されるもので、例えば、あらためて加熱手段などで固化 させたりする必要がない。なお、前記ウインドガラス61に対する裏面側からの シールについては、従来の場合でのように、シール部材63を介在させてもよい が、この実施例構成の場合には、裏面支持部14に形成したシール支持部14b によって適当なシーリング材を支持させることで足りる。
【0030】 以後は、引続いて、先に述べた従来の場合と同様に、ウインドモール71を係 合して一体化させたモールクリップ81を用い、前記モールクリップ係着具10 の係止部17に対し、当該モールクリップ81の係止片83を上方から、案内面 17bに添わせ、かつ当該係止部17の弾性に抗して各移動阻止片15a,15 a間へ押し込むことにより、当該係止片83の内側係止爪83aを係止顎17a に係着させ、このようにして前記ウインドガラス61を窓枠51の該当位置に所 期通りに固定させ得るもので、こゝでも、このように固定された場合、前記モー ルクリップ81の係止片83は、各移動阻止片15a,15aによって、その移 動が拘束されるために、当該係着態様を常時,維持できるのである。
【0031】
【考案の効果】
以上,実施例によって詳述したように、この考案によれば、ウインドモール, および当該ウインドモールの適所を保持して係止爪付きの係止片を突設したモー ルクリップを有し、窓枠上に配置するウインドガラスの表面周縁部を前記ウイン ドモールにより囲繞させた状態で、前記モールクリップの係止片を受け入れて係 止爪を引留め係着させるモールクリップ係着具の構成において、窓枠の側壁部に 接着テープを貼着して固定される本体部と、本体部から各内側弾性保持肢を介し て張り出される各端縁支持部とを設け、本体部には、底壁部を隔てゝ立ち上げら れる裏面支持部上に裏面支持面を形成して、ウインドガラスの裏面側周辺面を支 持させるようにし、かつ各端縁支持部には、各端縁面支持面を形成して、ウイン ドガラスの裏面側周辺面を含む端縁面を支持させるようにしたから、窓枠に対す るウインドガラスのスペーシング,ならびに位置規制と位置保持とを容易に行な うことができ、また、この状態で底壁部から立ち上げられる係止部の係止顎に対 して、モールクリップでの係止片の係止爪を係着させるようにしてあるために、 このモールクリップ係着具においては、モールクリップと共々に窓枠へのウイン ドガラスの嵌合固定を極めて簡単かつ迅速になし得るのであり、このモールクリ ップ係着具では、従来の長尺化されたモールクリップ係着具とは異なって、容易 に個別に単体化させ得るもので、ウインドガラスの嵌合固定における所要部材の 点数の削減,および構成の簡略化を達成できるという利点がある。
【0032】 また、このモールクリップ係着具の構成において、底壁部上に各移動阻止片を 突設させるときは、モールクリップでの係止片の移動を容易に拘束できて、係止 部に対する係止片の係着状態,ひいてはウインドガラスの嵌合固定を常時,効果 的に維持できるのであり、さらに、裏面支持部にシール支持部を形成させるとき は、ウインドガラスの裏面側をシールするシーリング材の支持に役立つなどの実 用上優れた種々の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を適用したモールクリップ
係着具の概要構成を示す平面図である。
【図2】同上一実施例によるモールクリップ係着具の概
要構成を示す正面図である。
【図3】同上一実施例によるモールクリップ係着具の概
要構成を示す背面図である。
【図4】同上図1におけるA−A線部の拡大した断面図
である。
【図5】同上図1におけるB−B線部の拡大した断面図
である。
【図6】同上図1におけるC−C線部の拡大した断面図
である。
【図7】同上一実施例によるモールクリップ係着具の要
部を示す斜視図である。
【図8】同上一実施例によるモールクリップ係着具を用
いた窓枠へのウインドガラスの配設状態の概要を示す平
面図である。
【図9】同上図8におけるD−D線部の拡大した断面図
である。
【図10】同上一実施例によるモールクリップ係着具に
係着されるモールクリップの概要を示す平面図である。
【図11】同上一実施例によるモールクリップ係着具に
係着されるモールクリップの概要を示す側面図である。
【図12】同上図10におけるE−E線部の断面図であ
る。
【図13】同上一実施例によるウインドガラスを支持し
たモールクリップ係着具に対するモールクリップの係着
開始前の状態を示す断面図である。
【図14】同上一実施例によるウインドガラスを支持し
たモールクリップ係着具に対するモールクリップの係着
状態を示す断面図である。
【図15】従来例によるウインドガラスを支持したモー
ルクリップ係着具に対するモールクリップの係着状態を
示す断面図である。
【符号の説明】
10 モールクリップ係着具 11 本体部 12 器壁部 13 両面接着テープ 14 裏面支持部 14a 裏面支持面 14b シール支持部 15 底壁部 15a 移動阻止片 16 開口部 17 係止部 17a 係止顎 17b 案内面 21 端縁支持部 21a 端縁面支持面 22 内側弾性保持肢 51 窓枠 52 基板部 53 周壁部 61 ウインドガラス 62 スペーサ部材 63 シール部材 71 ウインドモール 72 保持枠 73 モール片 73a 内側押え舌片 81 モールクリップ 82 保持片 82a 内側保持肢 83 係止片 83a 係止爪

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインドモール,および当該ウインドモ
    ールの適所を保持して係止爪付きの係止片を突設したモ
    ールクリップを有し、窓枠上に配置するウインドガラス
    の表面周縁部を前記ウインドモールにより囲繞させた状
    態で、前記モールクリップの係止片を受け入れて係止爪
    を引留め係着させるモールクリップ係着具であって、 前記窓枠の側壁部に対し、器壁部背面の接着テープを貼
    着して固定される本体部と、当該本体部から1対の内側
    弾性保持肢を介して張り出される各裏面支持部とにより
    構成され、 前記本体部には、前記器壁部の下部を前方に延長させた
    底壁部を隔てゝ立ち上げられる裏面支持部を突設させ
    て、当該裏面支持部上に前記ウインドガラスの裏面側を
    支持する裏面支持面を形成させ、かつ前記底壁部上に器
    壁部と対向するように立ち上げられて、当該器壁部との
    間に前記モールクリップの係止片を受け入れると共に、
    係止爪を引留め係着させる係止顎をもった係止部を突設
    させ、 また、前記各端縁支持部には、前記ウインドガラスの裏
    面一部を含む端縁面を支持する端縁面支持面をそれぞれ
    に形成させたことを特徴とするモールクリップ係着具。
  2. 【請求項2】 前記本体部の底壁部に対して、前記器壁
    部と係止部との間に受け入れるモールクリップの係止片
    の移動を制限する各移動阻止片をそれぞれに突設させた
    ことを特徴とする請求項1に記載のモールクリップ係着
    具。
  3. 【請求項3】 前記本体部の裏面支持部に対して、前記
    ウインドガラスの裏面側をシールするシーリング材のシ
    ール支持部を形成させたことを特徴とする請求項1に記
    載のモールクリップ係着具。
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