JPH0218725Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0218725Y2 JPH0218725Y2 JP1982083863U JP8386382U JPH0218725Y2 JP H0218725 Y2 JPH0218725 Y2 JP H0218725Y2 JP 1982083863 U JP1982083863 U JP 1982083863U JP 8386382 U JP8386382 U JP 8386382U JP H0218725 Y2 JPH0218725 Y2 JP H0218725Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding
- edge
- locking
- holder
- clip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 33
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 21
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 21
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 11
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 claims description 9
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 8
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 3
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 claims description 2
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、モールの取付け用保持具に関する
ものである。
ものである。
近年、自動車のフロントあるいはリアウインド
ガラスの周縁には装飾のために、ウインドモール
デイング(以下、モールと略称する)が取付けら
れている。この取付け方法としては、合成樹脂の
クリツプによるものが多い。従来技術としては、
実開昭56−116218号公報のものがある。このもの
は、クリツプを可動係止部材を受け本体とから構
成されている。受け本体はガラスとボデイとの隙
間に介装される。そして、可動係止部材はモール
への装着にあたり、受け本体と係合されした状態
でモールを装着するようにしている。
ガラスの周縁には装飾のために、ウインドモール
デイング(以下、モールと略称する)が取付けら
れている。この取付け方法としては、合成樹脂の
クリツプによるものが多い。従来技術としては、
実開昭56−116218号公報のものがある。このもの
は、クリツプを可動係止部材を受け本体とから構
成されている。受け本体はガラスとボデイとの隙
間に介装される。そして、可動係止部材はモール
への装着にあたり、受け本体と係合されした状態
でモールを装着するようにしている。
しかし、この形式のものは受け本体との係合に
際して、受け本体側に形成された挿通口へ可動係
止部材を挿通しなければならないのであるが、挿
通口と可動係止部材との適合作業がガラスとボデ
イとの狭いスペースでなされることから、作業は
容易でなく、作業時間の遅延を招いていた。
際して、受け本体側に形成された挿通口へ可動係
止部材を挿通しなければならないのであるが、挿
通口と可動係止部材との適合作業がガラスとボデ
イとの狭いスペースでなされることから、作業は
容易でなく、作業時間の遅延を招いていた。
本考案は、上記欠点を一掃すべく開発されたも
のである。そして、その目的とするところはモー
ルの取付け作業を円滑に行なうことができる保持
具を提供することである。
のである。そして、その目的とするところはモー
ルの取付け作業を円滑に行なうことができる保持
具を提供することである。
以下、本考案の一実施例を図面にしたがつて詳
細に説明する。
細に説明する。
本例保持具は、自動車のボデイB側に形成され
たガラスGの受枠部Jの内周面に接着される係止
具Kと、モールM側に装着されかつ上記係止具K
に係入されるクリツプ本体Kとからなる。まず、
係止具Kについて説明する。
たガラスGの受枠部Jの内周面に接着される係止
具Kと、モールM側に装着されかつ上記係止具K
に係入されるクリツプ本体Kとからなる。まず、
係止具Kについて説明する。
係止具Kは適度の弾力性を有する例えば合成樹
脂等にて形成されている。また、係止具Kには背
板1の下縁側が内方へ折り返されて抱持片2が形
成されており、これにより背板1および抱持片2
の間にはクリツプ本体Cの押込み縁9に対するU
字状の差込み溝部3が拡開変形可能に形成され
る。さらに、背板1の内面には断面下向きに鋸歯
状に形成された数条(図示のものは3条)の調整
用係止縁4〜4が長手方向に沿つて刻設されてお
り、それぞれはクリツプ本体Cの係止爪11と選
択的に係合しうる。
脂等にて形成されている。また、係止具Kには背
板1の下縁側が内方へ折り返されて抱持片2が形
成されており、これにより背板1および抱持片2
の間にはクリツプ本体Cの押込み縁9に対するU
字状の差込み溝部3が拡開変形可能に形成され
る。さらに、背板1の内面には断面下向きに鋸歯
状に形成された数条(図示のものは3条)の調整
用係止縁4〜4が長手方向に沿つて刻設されてお
り、それぞれはクリツプ本体Cの係止爪11と選
択的に係合しうる。
次に、上記した係止具Kが付設されるボデイB
とウインドガラスGとの関係を説明する(第1図
参照)。ウインドガラスGの周縁の内面(ルーム
側の面)には弾性材よりなるダム5が接着されて
いる。また、このダム5の外周縁にはウインドガ
ラスGとボデイBとの間を接着およびシールする
シーラ材6が塗布されている。そして、上記係止
具KはボデイBのガラス用受枠部Jの内側周面に
おいて、複数箇所の適所にそれぞれ両面接着テー
プ7を介して接着されている。
とウインドガラスGとの関係を説明する(第1図
参照)。ウインドガラスGの周縁の内面(ルーム
側の面)には弾性材よりなるダム5が接着されて
いる。また、このダム5の外周縁にはウインドガ
ラスGとボデイBとの間を接着およびシールする
シーラ材6が塗布されている。そして、上記係止
具KはボデイBのガラス用受枠部Jの内側周面に
おいて、複数箇所の適所にそれぞれ両面接着テー
プ7を介して接着されている。
クリツプ本体Cもまた適度の弾力性を有する、
例えば合成樹脂材にて形成されている。このクリ
ツプCの中央部には基板8が形成されており、そ
の下縁には前記差込み溝部3に対し弾性係入しう
る鉤状の押込み縁9が形成されている。また、基
板8における押込み縁9の左右両側位置には、差
込み溝部3に対する差込みの際のガイドの役割を
果す一対のガイド脚片18,18が外方へ向けて
斜め下向きに形成され(第2図において押圧翼片
14の延出方向とは逆方向に伸びている。)、それ
ぞれは第2図に示すX,Y両方向への弾性変形が
許容されている。
例えば合成樹脂材にて形成されている。このクリ
ツプCの中央部には基板8が形成されており、そ
の下縁には前記差込み溝部3に対し弾性係入しう
る鉤状の押込み縁9が形成されている。また、基
板8における押込み縁9の左右両側位置には、差
込み溝部3に対する差込みの際のガイドの役割を
果す一対のガイド脚片18,18が外方へ向けて
斜め下向きに形成され(第2図において押圧翼片
14の延出方向とは逆方向に伸びている。)、それ
ぞれは第2図に示すX,Y両方向への弾性変形が
許容されている。
さらに、基板8の中央部は、下向きコの字状に
切り欠かれることにより、弾性変形可能な爪片1
0が形成されるとともに、その上縁には前記各調
整用係止縁4〜4と係脱可能に係合しうる係止爪
11が形成されている。さらに、基板8の上縁に
おける外縁側にはモールMの第1フランジ縁f1
と係合しうる鉤縁12が形成されている。一方、
内縁側において、その左右両端部からはモールM
の第2フランジ縁f2が係合しうる一対の張り出
し片13,13がそれぞれ内方へ向けて延出形成
されている。但し、両張り出し片13,13は、
相互に拡開する方向への弾性変形が許容されてい
る。さらにまた、基板8の左右両側縁からは、ガ
ラスGの周面を押圧しうる薄板状の一対の押圧翼
片14,14がそれぞれ内方へ向けて拡開変形可
能に延設されている。また、両押圧翼片14,1
4の先端部下縁には、上向きのテーパ面15,1
5がそれぞれ形成されている。一方、両押圧翼片
14の左右両端部寄りの上面にはモールMの内面
と当接しうる突起16がそれぞれ突出形成されて
いる。また、両押圧翼片14の外面側中央部に
は、長手方向に沿つてそれぞれ補強用リブ17が
形成されている。
切り欠かれることにより、弾性変形可能な爪片1
0が形成されるとともに、その上縁には前記各調
整用係止縁4〜4と係脱可能に係合しうる係止爪
11が形成されている。さらに、基板8の上縁に
おける外縁側にはモールMの第1フランジ縁f1
と係合しうる鉤縁12が形成されている。一方、
内縁側において、その左右両端部からはモールM
の第2フランジ縁f2が係合しうる一対の張り出
し片13,13がそれぞれ内方へ向けて延出形成
されている。但し、両張り出し片13,13は、
相互に拡開する方向への弾性変形が許容されてい
る。さらにまた、基板8の左右両側縁からは、ガ
ラスGの周面を押圧しうる薄板状の一対の押圧翼
片14,14がそれぞれ内方へ向けて拡開変形可
能に延設されている。また、両押圧翼片14,1
4の先端部下縁には、上向きのテーパ面15,1
5がそれぞれ形成されている。一方、両押圧翼片
14の左右両端部寄りの上面にはモールMの内面
と当接しうる突起16がそれぞれ突出形成されて
いる。また、両押圧翼片14の外面側中央部に
は、長手方向に沿つてそれぞれ補強用リブ17が
形成されている。
次に、上記のように形成された本例の保持具を
用いて、モールMの取付け作業の具体例を説明す
る。
用いて、モールMの取付け作業の具体例を説明す
る。
まず、モールMの取付けに先立ち、係止具Kの
ボデイB側への取付け作業が行なわれる。この作
業は、前述した如く、係止具Kの背板1に両面接
着テープ7を貼り付けたもとで、ガラス受枠部J
の所定部位に接着させることにより行なわれる。
但し、この作業において、係止具Kはその下面側
がボデイBに密着される。
ボデイB側への取付け作業が行なわれる。この作
業は、前述した如く、係止具Kの背板1に両面接
着テープ7を貼り付けたもとで、ガラス受枠部J
の所定部位に接着させることにより行なわれる。
但し、この作業において、係止具Kはその下面側
がボデイBに密着される。
なお、ダム5およびシーラ材6の両弾性によ
り、ウインドガラスGとボデイBとの間隔(第3
図に示す寸法H)等は、ウインドガラスGの取付
けの際の圧着力等に応じて若干の変動を生じる。
り、ウインドガラスGとボデイBとの間隔(第3
図に示す寸法H)等は、ウインドガラスGの取付
けの際の圧着力等に応じて若干の変動を生じる。
このような予備作業が完了した後、モールMの
取付け作業が行なわれる。
取付け作業が行なわれる。
まず、クリツプ本体Cの両張出し片13,13
の各先端側をモールMの第2フランジ縁f2の所
定部位に係入させる。このもとで、基板8を押圧
することにより、両張出し片13を第2フランジ
縁f2に沿つて押し拡げながら、鉤縁12をモー
ルMの第1フランジ縁f1へ係入させる。この結
果、両張り出し片13,13の弾発力により、鉤
縁12には第1フランジ縁f1と係合する方向へ
の押付け力が発揮される。つまり、クリツプ本体
Cは両張出し片13,13の弾発力を利した係着
力にてモールMに対しがた付きなく強固に止着さ
れる。
の各先端側をモールMの第2フランジ縁f2の所
定部位に係入させる。このもとで、基板8を押圧
することにより、両張出し片13を第2フランジ
縁f2に沿つて押し拡げながら、鉤縁12をモー
ルMの第1フランジ縁f1へ係入させる。この結
果、両張り出し片13,13の弾発力により、鉤
縁12には第1フランジ縁f1と係合する方向へ
の押付け力が発揮される。つまり、クリツプ本体
Cは両張出し片13,13の弾発力を利した係着
力にてモールMに対しがた付きなく強固に止着さ
れる。
こうして、クリツプ本体CをモールMに組付け
セツトした後、モールMのボデイB側への組付け
作業が行なわれる。すなわち、まず係止具Kの差
込み溝部3に対し両ガイド脚片18,18の各先
端側を係入させる。この場合、両ガイド脚片18
は外方、すなわち係止具K側に向けて斜めに形成
されているため、これらの先端が差込み溝部3内
に差込まれている状態を作業者は上方から視認で
きる。そして、このままクリツプ本体Cを押込ん
でやると、両ガイド脚片18はそれぞれ第2図に
示すX,Y方向へ撓み変形する。すなわち、上記
のようにして両ガイド脚片18を差込み溝部3内
に差込んでおきさえすれば、後はこれらの変形動
作により、押込み縁9の差込み溝部3に対する係
入動作をガイドしうることになるので、押込み操
作は確実にかつ円滑になされる。
セツトした後、モールMのボデイB側への組付け
作業が行なわれる。すなわち、まず係止具Kの差
込み溝部3に対し両ガイド脚片18,18の各先
端側を係入させる。この場合、両ガイド脚片18
は外方、すなわち係止具K側に向けて斜めに形成
されているため、これらの先端が差込み溝部3内
に差込まれている状態を作業者は上方から視認で
きる。そして、このままクリツプ本体Cを押込ん
でやると、両ガイド脚片18はそれぞれ第2図に
示すX,Y方向へ撓み変形する。すなわち、上記
のようにして両ガイド脚片18を差込み溝部3内
に差込んでおきさえすれば、後はこれらの変形動
作により、押込み縁9の差込み溝部3に対する係
入動作をガイドしうることになるので、押込み操
作は確実にかつ円滑になされる。
またこの際、両押圧翼片14はその下縁がガラ
スGと当接するため、それぞれ上向きの力を受け
る。しかし、突起16がモールMの内面に当接し
ているため、両押圧翼片14が上向きに撓み変形
するのを規制している。このため、押圧翼片14
は押込みにしたがい、拡開方向への変形がスムー
ズとなり、この意味からもモールMの押込み操作
が円滑となる。
スGと当接するため、それぞれ上向きの力を受け
る。しかし、突起16がモールMの内面に当接し
ているため、両押圧翼片14が上向きに撓み変形
するのを規制している。このため、押圧翼片14
は押込みにしたがい、拡開方向への変形がスムー
ズとなり、この意味からもモールMの押込み操作
が円滑となる。
また、このときの押込み作業は、ボデイライン
とモールラインとを合致させるべく、爪片10の
係止爪11を所定の一の調整用係止縁4を選択し
たもとで、これとの係合がなされる。
とモールラインとを合致させるべく、爪片10の
係止爪11を所定の一の調整用係止縁4を選択し
たもとで、これとの係合がなされる。
かくして、上記の差込み作業が完了すれば、両
押圧翼片14,14は拡開変形した状態でウイン
ドガラスGに圧着されるため、両押圧翼片14の
弾発力により、係止爪11と調整用係止縁4との
係合力が増強される。また、このことは同時に係
止具Kの背板1をボデイB側へ押付けることにも
なり、このため接着テープ7による接着効果を補
強することにもなる。したがつて、接着テープ7
の経年変化に伴う接着力の劣化を可及的に抑制し
うる。
押圧翼片14,14は拡開変形した状態でウイン
ドガラスGに圧着されるため、両押圧翼片14の
弾発力により、係止爪11と調整用係止縁4との
係合力が増強される。また、このことは同時に係
止具Kの背板1をボデイB側へ押付けることにも
なり、このため接着テープ7による接着効果を補
強することにもなる。したがつて、接着テープ7
の経年変化に伴う接着力の劣化を可及的に抑制し
うる。
また、仮に第3図に示すようにモールMの一端
側に対し図示P矢視方向の外力が作用した場合に
おいて、押込み縁9には鉤縁12を中心とする図
示C矢視方向への回転力が発揮されることになる
が、抱持片2がこれに抗しうるため、係止爪11
と調整用係止縁4との係合が容易に解除されてし
まうようなことはない。
側に対し図示P矢視方向の外力が作用した場合に
おいて、押込み縁9には鉤縁12を中心とする図
示C矢視方向への回転力が発揮されることになる
が、抱持片2がこれに抗しうるため、係止爪11
と調整用係止縁4との係合が容易に解除されてし
まうようなことはない。
以上詳述したように、本考案は自動車等のウイ
ンドガラスの周辺に装着されるモールの取付け用
保持具であつて、モール側に装着されるクリツプ
本体と、自動車ボデイにおけるガラス受枠部の側
面に接着手段を介して貼付けられかつクリツプ本
体に係合される係止具とからなり、この係止具
は、その下部に上向きに開口し拡開方向への適度
の弾性変形可能な差込み溝部が形成され、かつそ
の内壁にはモールの取付け高さの調整用係止縁が
高さ方向へ複数条形成される一方、前記クリツプ
本体は、その下部において前記差込み溝部に弾性
係入される押込み縁が形成され、かつその外壁に
は係止具の貼付け位置のばら付きを吸収するため
に、前記各調整用係止縁に対し選択的に係合され
る爪片が形成され、かつその内壁の一部にはウイ
ンドガラスの端面に当着されることにより前記係
止具を前記ガラス受枠部の側面へ押付ける弾性反
力を付与する少なくとも一対の弾性変形可能な押
圧翼片が形成され、しかも前記押込み縁の左右両
側には前記差込み溝部への差込みの際のガイドの
ために、適度の弾性変形が許容された一対のガイ
ド脚片が下向きに形成されてなることを要旨とす
るものである。
ンドガラスの周辺に装着されるモールの取付け用
保持具であつて、モール側に装着されるクリツプ
本体と、自動車ボデイにおけるガラス受枠部の側
面に接着手段を介して貼付けられかつクリツプ本
体に係合される係止具とからなり、この係止具
は、その下部に上向きに開口し拡開方向への適度
の弾性変形可能な差込み溝部が形成され、かつそ
の内壁にはモールの取付け高さの調整用係止縁が
高さ方向へ複数条形成される一方、前記クリツプ
本体は、その下部において前記差込み溝部に弾性
係入される押込み縁が形成され、かつその外壁に
は係止具の貼付け位置のばら付きを吸収するため
に、前記各調整用係止縁に対し選択的に係合され
る爪片が形成され、かつその内壁の一部にはウイ
ンドガラスの端面に当着されることにより前記係
止具を前記ガラス受枠部の側面へ押付ける弾性反
力を付与する少なくとも一対の弾性変形可能な押
圧翼片が形成され、しかも前記押込み縁の左右両
側には前記差込み溝部への差込みの際のガイドの
ために、適度の弾性変形が許容された一対のガイ
ド脚片が下向きに形成されてなることを要旨とす
るものである。
したがつて、本考案によれば、クリツプ本体に
設けられた一対のガイド脚片によつて、係止具に
対する差込み操作が案内できる。このため、クリ
ツプ本体を正規の状態で係止具に組付けることが
でき、作業の確実化が図れる。
設けられた一対のガイド脚片によつて、係止具に
対する差込み操作が案内できる。このため、クリ
ツプ本体を正規の状態で係止具に組付けることが
でき、作業の確実化が図れる。
第1図は本例係止具の取付け状態を示す斜視
図、第2図はクリツプ本体の斜視図、第3図はモ
ールの組付け状態を示す断面図である。 C……クリツプ、B……ボデイ、G……ガラ
ス、J……ガラス受枠部、M……モール、K……
係止具、3……差込み溝部、4……調整用係止
縁、10……爪片、14……押圧翼片、18……
ガイド脚片。
図、第2図はクリツプ本体の斜視図、第3図はモ
ールの組付け状態を示す断面図である。 C……クリツプ、B……ボデイ、G……ガラ
ス、J……ガラス受枠部、M……モール、K……
係止具、3……差込み溝部、4……調整用係止
縁、10……爪片、14……押圧翼片、18……
ガイド脚片。
Claims (1)
- 自動車等のウインドガラスの周辺に装着される
モールの取付け用保持具であつて、モール側に装
着されるクリツプ本体と、自動車ボデイにおける
ガラス受枠部の側面に接着手段を介して貼付けら
れかつクリツプ本体に係合される係止具とからな
り、この係止具は、その下部に上向きに開口し拡
開方向への適度の弾性変形可能な差込み溝部が形
成され、かつその内壁にはモールの取付け高さの
調整用係止縁が高さ方向へ複数条形成される一
方、前記クリツプ本体は、その下部において前記
差込み溝部に弾性係入される押込み縁が形成さ
れ、かつその外壁には係止具の貼付け位置のばら
付きを吸収するために、前記各調整用係止縁に対
し選択的に係合される爪片が形成され、かつその
内壁の一部にはウインドガラスの端面に当着され
ることにより前記係止具を前記ガラス受枠部の側
面へ押付ける弾性反力を付与する少なくとも一対
の弾性変形可能な押圧翼片が形成され、しかも前
記押込み縁の左右両側には前記差込み溝部への差
込みの際のガイドのために、適度の弾性変形が許
容された一対のガイド脚片が下向きに形成されて
いることを特徴とするモール取付け用保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8386382U JPS58188215U (ja) | 1982-06-05 | 1982-06-05 | モ−ル取付け用保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8386382U JPS58188215U (ja) | 1982-06-05 | 1982-06-05 | モ−ル取付け用保持具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58188215U JPS58188215U (ja) | 1983-12-14 |
JPH0218725Y2 true JPH0218725Y2 (ja) | 1990-05-24 |
Family
ID=30092844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8386382U Granted JPS58188215U (ja) | 1982-06-05 | 1982-06-05 | モ−ル取付け用保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58188215U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60145919U (ja) * | 1984-03-08 | 1985-09-27 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用ウインドモ−ルの保持具 |
JP2527347Y2 (ja) * | 1990-09-17 | 1997-02-26 | 株式会社ニフコ | 自動車の窓用金属モールの取付構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5842171Y2 (ja) * | 1980-02-06 | 1983-09-24 | 株式会社 東郷製作所 | 車両等のウインドモ−ルクリップ |
JPS5765113U (ja) * | 1980-10-07 | 1982-04-19 |
-
1982
- 1982-06-05 JP JP8386382U patent/JPS58188215U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58188215U (ja) | 1983-12-14 |
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