JPS5942281Y2 - 合成樹脂製モ−ルデイング - Google Patents
合成樹脂製モ−ルデイングInfo
- Publication number
- JPS5942281Y2 JPS5942281Y2 JP14719580U JP14719580U JPS5942281Y2 JP S5942281 Y2 JPS5942281 Y2 JP S5942281Y2 JP 14719580 U JP14719580 U JP 14719580U JP 14719580 U JP14719580 U JP 14719580U JP S5942281 Y2 JPS5942281 Y2 JP S5942281Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding
- clip
- molding body
- engagement
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動車等の装飾、保護などのために用いなれ
るモールディング、特にパネル状の被取付体に確実に固
定することのできる合成樹脂製モールディングに関する
ものである。
るモールディング、特にパネル状の被取付体に確実に固
定することのできる合成樹脂製モールディングに関する
ものである。
自動車用バンパーモールディング、サイドプロテクメモ
ールディングとして、モールティング本体を別クリップ
でパネルに取付けるようにしたものがある。
ールディングとして、モールティング本体を別クリップ
でパネルに取付けるようにしたものがある。
第1図はこのような従来のモールディングの取付状態を
示す垂直断面図、第2図はその増付前の状態を示す裏側
の斜視図、第3図は従来の他のモールディングの取付状
態を示す垂直断面図である。
示す垂直断面図、第2図はその増付前の状態を示す裏側
の斜視図、第3図は従来の他のモールディングの取付状
態を示す垂直断面図である。
図面に卦いて、1は軟質または半硬質の弾性を有する合
成樹脂により長尺状に成形されたモールディング本体で
あって、装飾面となる表面部1a、両側部1b、!、−
よび底部1cを有し、これらにより内部空間1dが形成
されている。
成樹脂により長尺状に成形されたモールディング本体で
あって、装飾面となる表面部1a、両側部1b、!、−
よび底部1cを有し、これらにより内部空間1dが形成
されている。
また第1図では表面部1aの裏側から伸びるリブ1eが
形成され、第3図では底部1cの先端部から内側に突出
する突条1fが形成されている。
形成され、第3図では底部1cの先端部から内側に突出
する突条1fが形成されている。
2は硬質樹脂または金属からなるクリップであって、内
部空間1dに挿入された押圧部2aおよびこの押圧部か
ら突出する取付部2bが設けられている。
部空間1dに挿入された押圧部2aおよびこの押圧部か
ら突出する取付部2bが設けられている。
3は被取付体としてのパネルであり、取付孔3aを有し
ている。
ている。
以上のように構成されたモールディングは、クリップ2
の抑圧部2aをモールディング本体1の内部空間1dに
挿入し、取付部2bをパネル3の取付孔3aに挿入する
と、取付部2bがパネル3に係止され、押圧部2aが底
部1cをパネル3に押圧してモールディング本体1がパ
ネルに取付けられる。
の抑圧部2aをモールディング本体1の内部空間1dに
挿入し、取付部2bをパネル3の取付孔3aに挿入する
と、取付部2bがパネル3に係止され、押圧部2aが底
部1cをパネル3に押圧してモールディング本体1がパ
ネルに取付けられる。
以上いような従来のモールディングはクリップ2とパネ
ル3の間の保持力は大きいが、モールディング本体1と
クリップ20間の係合力が小さく、特に周囲またはモー
ルディング自体の温度が高くなった場合(例えば40〜
80℃)、すべての樹脂が軟化して伸び易くなるので、
係合保持力は著しく弱くなる。
ル3の間の保持力は大きいが、モールディング本体1と
クリップ20間の係合力が小さく、特に周囲またはモー
ルディング自体の温度が高くなった場合(例えば40〜
80℃)、すべての樹脂が軟化して伸び易くなるので、
係合保持力は著しく弱くなる。
またこのような欠点を解決するために耐熱性を有する軟
質捷たは半硬質の樹脂を使用するとコスト高になる欠点
がある。
質捷たは半硬質の樹脂を使用するとコスト高になる欠点
がある。
さらにモールディング1の内部空間1d内でクリップ2
がスライドし、所定の位置に固定しにくく、取付孔3a
に挿入するためのクリップ2の位置決めが不確実であり
、モールディング本体1の両端末が閉じられていない場
合にはクリップ2が脱落することがあった。
がスライドし、所定の位置に固定しにくく、取付孔3a
に挿入するためのクリップ2の位置決めが不確実であり
、モールディング本体1の両端末が閉じられていない場
合にはクリップ2が脱落することがあった。
この考案は以上のような従来のものの欠点を改善し、モ
ールディング本体を別クリップにより確実に取付けるこ
とのできる合成樹脂製モールディングを提供することを
目的としている。
ールディング本体を別クリップにより確実に取付けるこ
とのできる合成樹脂製モールディングを提供することを
目的としている。
この考案は合成樹脂により成形され、かつ内部に空間を
形成するように表面部、両側部および底部を有するモー
ルディング本体と、このモールディング本体を内部空間
から被取付部へ取付けるクリップと、このクリップおよ
び前記モールディング本体の底部間に設けられた係合孔
部ならびにこの係合孔部に嵌合する係合凸部からlる係
合部とを含み、前記係合孔部は係合凸部に対応した長さ
釦よび幅に限定されていることを特徴とする合成樹脂製
モールディングである。
形成するように表面部、両側部および底部を有するモー
ルディング本体と、このモールディング本体を内部空間
から被取付部へ取付けるクリップと、このクリップおよ
び前記モールディング本体の底部間に設けられた係合孔
部ならびにこの係合孔部に嵌合する係合凸部からlる係
合部とを含み、前記係合孔部は係合凸部に対応した長さ
釦よび幅に限定されていることを特徴とする合成樹脂製
モールディングである。
第4図はこの考案の一実施例によるモールディングの取
付状態を示す垂直断面図、第5図はその取付前の状態を
示す裏1則の斜視図、第6図は他の実施例によりモール
ディングの取付状態乞示す垂直断面図であり、第1図な
いし第3図と同一符号は同−筐たは相当部分を示す。
付状態を示す垂直断面図、第5図はその取付前の状態を
示す裏1則の斜視図、第6図は他の実施例によりモール
ディングの取付状態乞示す垂直断面図であり、第1図な
いし第3図と同一符号は同−筐たは相当部分を示す。
第4図会よび第5図のモールディングは第1図および第
2図のモールディングとほぼ同様の構成となっているが
、モールディング本体1の底部1cはクリップ2の押圧
部2aの幅より若干長くなっており、両者間に保合部が
設けられている。
2図のモールディングとほぼ同様の構成となっているが
、モールディング本体1の底部1cはクリップ2の押圧
部2aの幅より若干長くなっており、両者間に保合部が
設けられている。
この係合部は底部1cに設けられた係合孔部1gと、こ
の係合孔部1gに嵌合するように抑圧部2aに設けられ
た保合凸部2cとからなり、保合孔部1gは係合凸部2
cに対応した長さおよび隅に限定されている。
の係合孔部1gに嵌合するように抑圧部2aに設けられ
た保合凸部2cとからなり、保合孔部1gは係合凸部2
cに対応した長さおよび隅に限定されている。
第6図のモールディングも第4図および第5図のモール
ディングとはぼ同様の構成となっているが、モールディ
ング本体10表面部1aには凹部1hが形成され、その
裏面はリブ1eと同様に内部空間1dに突出してクリッ
プ2の抑圧部2aに接している。
ディングとはぼ同様の構成となっているが、モールディ
ング本体10表面部1aには凹部1hが形成され、その
裏面はリブ1eと同様に内部空間1dに突出してクリッ
プ2の抑圧部2aに接している。
以上のように構成されたモールディングは、クリップ2
の抑圧部2aをモールディング本体1の内部空間1dに
挿入し、係合凸部2cを係合孔部1gに嵌合させた状態
で、取付部2bをパネル3の取付孔3aに挿入すると、
取付部2bがパネル3に係止され、押圧部2aが底部1
cをパネル3に押圧してモールディング本体1がパネル
3に取付けられる。
の抑圧部2aをモールディング本体1の内部空間1dに
挿入し、係合凸部2cを係合孔部1gに嵌合させた状態
で、取付部2bをパネル3の取付孔3aに挿入すると、
取付部2bがパネル3に係止され、押圧部2aが底部1
cをパネル3に押圧してモールディング本体1がパネル
3に取付けられる。
このようにして増付けられたモールディングは。
モールディング本体1とクリップ2とが係合部において
係合状態にあるので1両者の保合保持力は大きく、モー
ルディング本体10幅方向、長さ方向の移動75用止さ
れる。
係合状態にあるので1両者の保合保持力は大きく、モー
ルディング本体10幅方向、長さ方向の移動75用止さ
れる。
またモールディング本体1の表面部1aの裏側からリプ
1e等の突条がクリップ2に当接していると、モールデ
ィング本体1の変形が少なくなるとともに、モールディ
ング本体1とクリップ2の保合保持力が増し、位置決め
性能がよくなる。
1e等の突条がクリップ2に当接していると、モールデ
ィング本体1の変形が少なくなるとともに、モールディ
ング本体1とクリップ2の保合保持力が増し、位置決め
性能がよくなる。
なか保合部は上記実施例のものに限らず、他の構造のも
のでもよく、例えばモールディング本体側に係合突部、
クリップ側に係合孔部が設けられていてもよい。
のでもよく、例えばモールディング本体側に係合突部、
クリップ側に係合孔部が設けられていてもよい。
また係合孔部としては、完全な貫通孔でlぐてもよく、
凹状の孔でもよい。
凹状の孔でもよい。
さらにモールディング本体1およびクリップ2の構造も
図示実施例のものに限定されず、例えば第3図のような
構造のものでもよい。
図示実施例のものに限定されず、例えば第3図のような
構造のものでもよい。
この考案はバンパーモールディング、サイドモールディ
ング等の装飾的または文字、マークを現わした自動車用
のモールディング、fxらびに家具、建材等の他の用途
のモールディングにも適用可能である。
ング等の装飾的または文字、マークを現わした自動車用
のモールディング、fxらびに家具、建材等の他の用途
のモールディングにも適用可能である。
以上の通りこの考案によれば。
■ モールディングとクリップの係合保持力が大きい。
■ クリップの位置決めが正確にでき、ずれることがな
い。
い。
■ クリップがパネルに固定する前に脱落する心配がな
い。
い。
■ クリップの保持は部分的でよく、材料が少なくてす
む。
む。
■ 薄板パネル等では、挿入力が小さいため変形がなく
てよく、また引抜力がより犬きくなるので有利である。
てよく、また引抜力がより犬きくなるので有利である。
などの効果がある。
第1図は従来のモールディングの取付状態を示す垂直断
面図、第2図はその取付前の状態を示す裏側の斜視図、
第3図は従来の他のモールディングの取付状態を示す垂
直断面図、第4図はこの考案の一実施例によるモールデ
ィングの取付状態を示す垂直断面図、第5図はその取付
前の状態を示す裏側の斜視図、第6図は他の実施例によ
るモールディングの取付状態を示す垂直断面図である。 各図中、同一符号は同一!たは相当部分を示すものとし
、1はモールディング本体、2はクリップ、3はパネル
、1aは表面部、1bは両側部。 1cは底部、1dは内部空間、1gは係合孔部、2aは
押圧部、2bは増付部、2cは係合凸部である。
面図、第2図はその取付前の状態を示す裏側の斜視図、
第3図は従来の他のモールディングの取付状態を示す垂
直断面図、第4図はこの考案の一実施例によるモールデ
ィングの取付状態を示す垂直断面図、第5図はその取付
前の状態を示す裏側の斜視図、第6図は他の実施例によ
るモールディングの取付状態を示す垂直断面図である。 各図中、同一符号は同一!たは相当部分を示すものとし
、1はモールディング本体、2はクリップ、3はパネル
、1aは表面部、1bは両側部。 1cは底部、1dは内部空間、1gは係合孔部、2aは
押圧部、2bは増付部、2cは係合凸部である。
Claims (2)
- (1)合成樹脂により成形され、かつ内部に空間を形成
するように表面部、両側部会よび底部を有するモールデ
ィング本体と、このモールディング本体を内部空間から
被取付部へ増付けるクリップと、このクリップおよび前
記モールディング本体の底部間に設けられた係合孔部な
らびにこの係合孔部に嵌合する係合凸部からなる係合部
とを含み、前記係合孔部は保合凸部に対応した長さおよ
び幅に限定されていることを特徴とする合成樹脂製モー
ルディング。 - (2)係合部は、モールディング本体の底部に設けられ
た係合孔部と、この係合孔部に嵌合するようにクリップ
に設けら力た係合凸部とからなる実用新案登録請求の範
囲第1項記載の合成樹脂製モールディング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14719580U JPS5942281Y2 (ja) | 1980-10-17 | 1980-10-17 | 合成樹脂製モ−ルデイング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14719580U JPS5942281Y2 (ja) | 1980-10-17 | 1980-10-17 | 合成樹脂製モ−ルデイング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5770950U JPS5770950U (ja) | 1982-04-30 |
JPS5942281Y2 true JPS5942281Y2 (ja) | 1984-12-10 |
Family
ID=29506727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14719580U Expired JPS5942281Y2 (ja) | 1980-10-17 | 1980-10-17 | 合成樹脂製モ−ルデイング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5942281Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH046367Y2 (ja) * | 1986-06-18 | 1992-02-21 | ||
JPH0539973Y2 (ja) * | 1986-11-06 | 1993-10-12 |
-
1980
- 1980-10-17 JP JP14719580U patent/JPS5942281Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5770950U (ja) | 1982-04-30 |
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