JPH0440298Y2 - - Google Patents

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JPH0440298Y2
JPH0440298Y2 JP1983049626U JP4962683U JPH0440298Y2 JP H0440298 Y2 JPH0440298 Y2 JP H0440298Y2 JP 1983049626 U JP1983049626 U JP 1983049626U JP 4962683 U JP4962683 U JP 4962683U JP H0440298 Y2 JPH0440298 Y2 JP H0440298Y2
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JP
Japan
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grommet
panel
annular
peripheral wall
hole
Prior art date
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Expired
Application number
JP1983049626U
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English (en)
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JPS59155783U (ja
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Publication date
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Priority to JP4962683U priority Critical patent/JPS59155783U/ja
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  • Insulating Bodies (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はグロメツトの構造に関する。
従来のグロメツトとしては例えば第1図に示さ
れる構造のものが知られている。即ち、グロメツ
ト本体Gは漏斗状のゴム体で形成され、その周縁
部に第1リツプaと第2リツプbとにより環状の
パネル嵌合孔cが形成されたパネル係止部Hと、
このパネル係止部Hとテーパー部Jを介して連設
されたチユーブ部K及びチユーブ部Kと連設する
ワイヤー締付け部Lとより形成されている。この
グロメツト本体Gをパネルに固定する場合には、
予めグロメツトにワイヤーハーネスを通してテー
プ巻きしたものを第2リツプb側をパネルに当接
させた後、チユーブ部Kを引張り込むことにより
該パネルをグロメツトの環状パネル嵌合孔cに嵌
合し、第1リツプaと第2リツプbとによりパネ
ルに対するグロメツトGの上下移動を防止し、
又、第1及び第2リツプ並びに環状のパネル嵌合
孔cにより内部の防水を行なつていた。
しかし、かかる従来のゴム製グロメツトGにあ
つては、第1リツプaは変形した状態でパネル板
に当接嵌合されるため、嵌合状態の儘長期間経過
した場合、第1リツプaの変形が復元せず、グロ
メツトに外力が加わつた時グロメツトがパネルよ
り外れ易く、又、この場合にはパネル内部の防水
が不可能となり、更に、グロメツト全体がゴム材
質で形成されているため嵌合の際の摩擦抵抗が大
きく、特に挟隘な取付位置でのパネルへの嵌合が
悪いという欠点があつた。
本考案は上記の如き従来のグロメツトの欠点を
改善してパネルに嵌合させたグロメツトに外力が
作用しても容易にパネルから外れることがなく、
防水性に優れ、しかもパネルへの取付けが容易
で、更に嵌合に際して節度感を具備せしめたグロ
メツトを提供することを目的としてなされたもの
で、以下に本考案を実施例を示す図面に基づいて
説明する。
第2図は本考案のグロメツトの正面図、第3図
はその底面図であり、第4図は第2図のイ−イ断
面を夫々グロメツト本体と部品とに分離して示し
た図で、aは本考案のグロメツトの部品を構成す
る軟質グロメツトの断面図、bは本考案のグロメ
ツトの本体を構成する硬質グロメツトの断面図で
ある。
図において、本考案のグロメツト本体Aは比較
的硬質の樹脂材料等で製作され、中央部にワイヤ
ーハーネス挿通用の穴3を穿設した底壁2の周縁
部を湾曲して立設させた環状周壁4と、該周壁4
の上縁に固着された環状の基板1とからなり、該
周壁4の両側対称位置には孔部5が穿設され、
又、該孔部5の中間部には底壁2の周縁部から外
面を湾曲形成させた係止片6が立設される。この
係止片6の基板外周部1aと間隔を存して対向す
る自由係止端部にはパネル係止段部7が形成さ
れ、又、周壁4の外周対称位置には該パネル係止
段部7と同一水平位置に小段部を設けたパネル係
止突起8が突設されている。
次に本考案のグロメツトの部品を構成するグロ
メツトBは柔軟性に富むゴム質等の材料で製作さ
れ、中央部に蛇腹状の折り返し部10を凹設し、
周縁部に周壁11を屈折形成させ、その先端部を
更に内側に屈折させて支持部12を形成させると
共に、支持部12の外周にリツプ14及び15を
突設させた基部9と、該基部9から前記折り返し
部10を介して上方に連設するチユーブ17と、
該チユーブ17に連設するワイヤー締付け部18
とから構成される。
なお、ワイヤー締付け部18の内周面には締付
用突起18aが形成されている。
第5図は、基部9の周縁部(第4図aの点線で
囲まれた部分C)の拡大断面図を示し、基部9と
その周縁部に屈折形成させた周壁11、並びにそ
の先端部の支持部12により、その内面に嵌合凹
部13が形成される。しかして前記嵌合凹部13
にはグロメツト本体Aの基板外周部1aが嵌合
し、又、基板1の内周部1bがグロメツトBの蛇
腹状の折り返し部10に当接して本考案のグロメ
ツトの全体を構成する。
次に本考案のグロメツトをパネルに固定するに
は、予めグロメツトにワイヤーハーネス(図示せ
ず)を通してテープ巻きした後、第6図に示すよ
うにグロメツトAの周壁4の平面形状及び寸法と
同一形状、寸法に穿設されたパネルPの孔部に図
示上方よりグロメツトAの底壁面2を当接させて
押し込むことにより、グロメツトAの周壁孔部5
に立設された係止片6が内側に弾性的に撓み、係
止片の上端係止段部7にパネルが到達した時、係
止片6が弾性的に復帰し、パネルPへのグロメツ
トの係止が完了する。この場合、グロメツトAの
周壁外周に設けた係止突起8の小段部も押し込ま
れてパネルに係止される。この操作によつてグロ
メツトのパネルからの抜けが完全に防止され、
又、グロメツトBの基部9先端部に突設された外
周リツプ14及び内周リツプ15がパネルPの上
面に圧接されてパネル内の防水が達成される。更
に、グロメツトBの蛇腹状折り返し部10は、グ
ロメツトに加えられた外力の緩衝作用を有する。
尚、硬質グロメツトを分割成形し、使用時に於
いて適宜組付可能にしても同様の効果を得ること
ができる。
本考案は、上記した如くに中央部に穴を穿設し
た底壁周縁部を立設させた環状周壁の上縁に環状
基板を設け、自由係止端部を該環状基板の外周部
に間隔を存して対向させた弾性係止片を該環状周
壁に設けてなる硬質グロメツト本体と、中央部に
ワイヤー挿入チユーブを連設した基部の周縁部に
周壁を屈折形成させてその先端部に更に内側に屈
曲させた支持部を設けることにより前記環状基板
の嵌合凹部を形成し、該支持部にリツプを突設し
てなる軟質グロメツトとから成り、該環状基板を
該嵌合凹部に係合させた状態で該硬質グロメツト
本体と軟質グロメツトを予め結合し、パネルの一
側からその孔部に該硬質グロメツト本体を押し込
むことにより該弾性係止片が該パネルの他側に係
止すると共に該支持部ないしリツプが該パネルの
該一側に当接するものであるから、パネルの孔部
に対するグロメツトの取り付けを硬質グロメツト
本体の環状基板と弾性係止片によりパネルを挟持
する態様で行うので強い係合力で係止出来、パネ
ル係止部材が硬質材料で形成されているので嵌合
摩擦が少なくてグロメツトの取付場所が車のドア
等のような狭い場所でもワンタツチでパネルに固
定できると共にパネル孔縁に対する弾性係止片の
係合時の節度感により所定位置に対する装着を容
易に確認することができ、更には軟質グロメツト
の支持部ないしリツプが硬質グロメツト本体の環
状基板により押えられているので経年変化しない
安定したシール性能を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のグロメツトの縦断面図、第2図
は本考案のグロメツトの正面図、第3図は本考案
のグロメツトの底面図、第4図は第2図のイ−イ
断面を分離して示した図、第5図は第4aの点線
で囲まれたC部分の拡大断面図、第6図は本考案
のグロメツトのパネルへの取付状態図である。 1……基板、2……底壁、3……穴、4……周
壁、5……孔部、6……係止片、9……基部、1
0……折り返し部、11……周壁、12……支持
部、13……嵌合凹部、14……外周リツプ、1
5……内周リツプ、17……チユーブ、18……
ワイヤー締付け部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央部に穴を穿設した底壁周縁部を立設させた
    環状周壁の上縁に環状基板を設け、自由係止端部
    を該環状基板の外周部に間隔を存して対向させた
    弾性係止片を該環状周壁に設けてなる硬質グロメ
    ツト本体と、中央部にワイヤー挿入チユーブを連
    設した基部の周縁部に周壁を屈折形成させてその
    先端部に更に内側に屈曲させた支持部を設けるこ
    とにより前記環状基板の嵌合凹部を形成し、該支
    持部にリツプを突設してなる軟質グロメツトとか
    ら成り、該環状基板を該嵌合凹部に係合させた状
    態で該硬質グロメツト本体と軟質グロメツトを予
    め結合し、パネルの一側からその孔部に該硬質グ
    ロメツト本体を押し込むことにより該弾性係止片
    が該パネルの他側に係止すると共に該支持部ない
    しリツプが該パネルの該一側に当接することを特
    徴とするグロメツト。
JP4962683U 1983-04-05 1983-04-05 グロメツト Granted JPS59155783U (ja)

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JP4962683U JPS59155783U (ja) 1983-04-05 1983-04-05 グロメツト

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Publication Number Publication Date
JPS59155783U JPS59155783U (ja) 1984-10-19
JPH0440298Y2 true JPH0440298Y2 (ja) 1992-09-21

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ID=30180125

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JPH0311768Y2 (ja) * 1986-01-22 1991-03-20
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