JPH0682637A - 光ファイバの切断装置 - Google Patents

光ファイバの切断装置

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JPH0682637A
JPH0682637A JP26304592A JP26304592A JPH0682637A JP H0682637 A JPH0682637 A JP H0682637A JP 26304592 A JP26304592 A JP 26304592A JP 26304592 A JP26304592 A JP 26304592A JP H0682637 A JPH0682637 A JP H0682637A
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誠良 三島
Keiji Oda
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ファイバ切断の操作性と信頼性に優れた光
ファイバの切断装置を提供する。 【構成】 蓋板22を閉じて固定クランプ3,4と可動ク
ランプ5,6とで光ファイバ2をクランプし、切断刃14
を光ファイバ2と直交する方向に移動して傷をつけ、操
作体27を操作しファイバ押し具28を傷の反対側から光フ
ァイバ2に押し込んで光ファイバ2を切断する。この押
し込み切断時に係止部押し具30によって押し曲げ係止部
材26を押し曲げてロック部材16の下面に係止し、切断さ
れた一方側の光ファイバを押し曲げ係止部材26により押
し曲げ状態に保持する。ファイバ押し具28を上方へ復帰
させたときに切断された他方側の光ファイバのみを弾性
復元させ、切断して分離した両光ファイバが共に弾性復
元して切断面同士の衝突により傷がつくのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、皮剥ぎされて露出した
光ファイバ心線の光ファイバを切断する光ファイバの切
断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6には従来の光ファイバ切断装置の主
要部の構成が光ファイバの切断動作状態で示されてい
る。同図の(a)に示すように、光ファイバ心線1の接
続端部は皮覆材が皮剥ぎされて光ファイバ2が露出され
ており、この光ファイバ2は一対の固定クランプ3,4
に掛け渡されており、この固定クランプ3,4の上側に
一対の可動クランプ5,6が閉動作して光ファイバ2が
固定されている。この状態で、図示されていない切断刃
によってクランプ3,4間の光ファイバ2の下面位置に
微小な傷がつけられ、この状態で、押し具7をその傷の
反対側から光ファイバ2に下方に向けて押し込むことに
より、同図の(b)に示すように、光ファイバ2は押し
込み方向に撓んで曲げ変形し、傷の部分から切断して光
ファイバ2は2aと2bに分離する。
【0003】この状態で、押し具7を元の位置に上方へ
復帰移動させると、分離された光ファイバ2a,2bも
曲げ変形を戻す方向に弾性復帰するが、この弾性復帰に
際し、光ファイバ2aと2bの切断面が衝突して擦れ合
って傷がついたり、ごみが付着する等の弊害が生じるの
で、これを避けるために、同図の(c)に示すように、
押し具7を光ファイバ2が切断した時点からさらに下方
に押し込み、この押し具7のさらに下方への押し込み移
動に連係して可動クランプ5,6を上方に開移動させて
クランプを解除し、このクランプ解除状態で、同図の
(d)に示すように押し具7を元の位置に復帰移動して
いる。この押し具7の復帰移動時に、光ファイバ2a,
2bが撓み変形を解除する方向に復元変形して光ファイ
バ2a,2bの接続端面が接触しても、このときには、
前記の如くクランプ解除が行われているので、光ファイ
バ2a,2bはフリーな状態となり、弾性復元の力が弱
いので、切断面に傷がつくことがなくなる。このクラン
プ解除状態で、光ファイバ2a,2bが取り外され、光
ファイバ心線1の融着接続作業が次工程で行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
切断装置は、押し具7を押し込んで光ファイバ2の切断
を行ってからさらに押し込んでクランプ解除を行うよう
にしているので、光ファイバ2の押し込み曲げ変形が非
常に大きくなり、これにより、光ファイバ2の曲げ応力
も大きくなって、光ファイバ2に過度のストレスが加わ
り、光ファイバ2が折損するという問題がある。
【0005】また、装置の操作に不慣れな作業者により
切断作業が行われる場合には、押し具7を一旦下方に押
し込んで光ファイバ2を切断した後、次にクランプ解除
の押し込みを行わずに、押し具7を元の位置に復帰させ
てしまうという操作ミスを生じ易く、この操作ミスが生
じると、押し具7の定位置上昇復帰により、光ファイバ
2a,2bは共に一端がクランプに固定されて片持ち梁
りの状態で曲げ変形が変形前の元の直線状態に勢いよく
弾性復元するので、光ファイバ2a,2bの切断端面同
士が衝突して傷がついたりごみが付着し、ファイバ切断
の信頼性の上で問題となる。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、光ファイバの過度の
曲げ変形によるストレス折損の問題がなく、また、装置
の操作ミスにより、光ファイバ切断後の曲げ変形の復元
時に、切断した光ファイバ端面が互いに衝突して擦れ合
い、傷がつくということのない光ファイバの切断装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明は、隣り合うクランプに掛け渡されて把持されてい
る光ファイバのクランプ間の位置で切断刃によって傷が
入れられ、傷の反対側から押し具を押し込み、光ファイ
バを押し曲げて切断する光ファイバの切断装置におい
て、前記押し具の押し込み移動に連動して切断された一
方側の光ファイバを押し曲げ位置に係止する押し曲げ係
止部材と、この押し曲げ係止部材を係止位置に保持する
ロック部材と、前記クランプのクランプ解除時以降に押
し曲げ係止部材のロック状態を解除するロック解除機構
とを有することを特徴として構成されている。
【0008】
【作用】上記構成の本発明において、光ファイバをクラ
ンプに固定し、この状態で、光ファイバに切断刃によっ
て傷をつけ、次に、押し具を傷の反対側から押し込むこ
とにより、光ファイバは押し曲げられて傷の部分から切
断する。この押し具の押し込み移動に連動して押し曲げ
係止部材が押し込み方向に連動し、切断された一方側の
光ファイバを曲げ変形位置で係止し、この係止状態がロ
ック部材によりロックされる。
【0009】次に、押し具を元の位置に復帰移動させる
と、切断された光ファイバの一方側は押し具の押し込み
拘束力が解けて元の状態(曲げ変形前の状態)に復元
し、一方、切断された他方の光ファイバは押し曲げ係止
部材により係止されて曲げ変形状態を維持する。次に、
クランプを解除し、このクランプ解除時以降にロック解
除機構により押し曲げ係止部材のロック状態が解除さ
れ、係止部材に係止されていた光ファイバは曲げ変形前
の直線状態に弾性復元し、クランプから切断された光フ
ァイバの取り出し可能状態となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、この実施例の説明において、従来例と同一
の部分には同一符号を付し、その重複説明は省略する。
図1には本発明に係る光ファイバ切断装置の一実施例の
構成が示されている。同図において、装置本体10には心
線保持台17が設けられている。この心線保持台17に押さ
え板11がヒンジ12等により開閉自在に取り付けられてお
り、この押さえ板11に押さえられて皮剥ぎにより光ファ
イバ2が露出している光ファイバ心線1がセッティング
されている。装置本体10には光ファイバ2の突出する側
に一対の固定クランプ3,4が間隔を介して配設されて
おり、光ファイバ心線1の光ファイバ2はこの固定クラ
ンプ3,4間に掛け渡して載置される。
【0011】固定クランプ3,4の間には刃物移動台13
が設けられており、この刃物移動台13に切断刃14がその
刃の方向を光ファイバ2の方向と直交する向きにして取
り付けられている。刃物移動台13は光ファイバ2の突出
方向に対して直交する方向、つまり、切断刃14の刃の方
向に移動自在となっており、刃物台13が光ファイバ2に
対して直交方向に横切って移動することにより、切断刃
14によって光ファイバ2の下面に傷がつけられるように
なっている。
【0012】前記固定クランプ4の近傍位置にはロック
台15が固定されており、このロック台15には凸状のロッ
ク部材16が取り付け固定されている。前記心線保持台17
の前方側にはロック解除機構として機能する蓋開閉レバ
ー18がピン20を支点として揺動自在に取り付けられてい
る。また、装置本体10の前方側寄りの位置には蓋固定用
のマグネット21が取り付けられている。
【0013】装置本体10の後端側には蓋板22がヒンジ23
を用いて開閉自在に取り付けられており、この蓋板22に
は蓋板22を閉めたときに、押さえ板11を押圧する押ばね
24が設けられている。また、蓋板22にはこの蓋板22を閉
じたときに前記固定クランプ3,4に当接して光ファイ
バ2を把持する可動クランプ5,6が配設されている。
さらに、蓋板22には固定部材25が突設されており、この
固定部材25に針金状の押し曲げ係止部材26の基端側が固
定され、この押し曲げ係止部材26は可動クランプ5,6
の間を通って蓋板22の先端側に向けて伸張されている。
この押し曲げ係止部材26は蓋板22を閉じたときに、前記
装置本体10側のロック部材16の上側に位置するようにな
っている。
【0014】蓋板22の可動クランプ5,6間には図2の
閉蓋状態図に示すように、操作体27が上下摺動自在に装
着されており、この操作体27は図示されていない付勢ば
ねにより図2の矢印A方向(上方向)に付勢されてい
る。この操作体27の前記押し曲げ係止部材26に対向する
側の面にはファイバ押し具28が突設されており、このフ
ァイバ押し具28に係止部押し具30が固定されている。こ
の係止部押し具30は蓋板22を閉めたとき、光ファイバ2
の直上位置、より詳しく言えば、切断刃14によってつけ
られる光ファイバ2の傷の反対側に対向するようになっ
ている。
【0015】また、蓋板22の先端側には当て金31が設け
られており、蓋板22を閉めたとき、当て金31はマグネッ
ト21の磁力によって閉蓋保持が行われるようになってい
る。
【0016】本実施例は上記のように構成されており、
次に光ファイバ2の切断動作を説明する。まず、蓋板22
と押さえ板11を開いた状態で、光ファイバ心線1を心線
保持台17に載せ、皮剥ぎされて露出した光ファイバ2を
固定クランプ3,4間に掛け渡してセットし、この状態
で、押さえ蓋11を閉じて光ファイバ心線1の上から押さ
える。
【0017】次に、蓋板22を閉じると、当て金31はマグ
ネット21の吸引磁力によって固定保持され、閉蓋状態が
維持される。この閉蓋状態で、押ばね24は押さえ板11を
押し付け方向に付勢して光ファイバ心線1の保持力を付
与する。そして、固定クランプ3,4の上に可動クラン
プ5,6が押し当てられて、光ファイバ2はクランプ保
持される。
【0018】この状態で、刃物移動台13を光ファイバ2
に対して直交して横切る方向に移動することにより、切
断刃14によって光ファイバ2の下面に微小な傷が入れら
れる。次に、操作体27を図4の(a)の状態から(b)
の状態に押し込むことにより、ファイバ押し具28がファ
イバ2を傷と反対側から押し曲げて図3の(a)に示す
ようにファイバ2を傷の部分から2aと2bに切断す
る。このファイバ押し具28の押し込みに際し、係止部押
し具30もファイバ押し具28と共に下方に押し込み移動す
る結果、係止部押し具30は押し曲げ係止部材26を下方に
押し込む。この押し込み力により、押し曲げ係止部材26
は下方に撓み変形してロック部材16の上に当接し、さら
に押し曲げ係止部材26はロック部材16を乗り越えてロッ
ク部材16の下面に係止する。この押し曲げ係止部材26の
ロック部材16下面への係止は前記光ファイバ2の切断と
ほぼ同時に行われる。
【0019】次に、操作体27の下方への押し込み力を解
除すると、付勢ばね(図示せず)の弾性復元力によって
操作体27は元の位置に上昇復帰する結果、図3の(b)
および図4の(c)に示すように、ファイバ押し具28と
係止部押し具30も上昇復帰し、ファイバ押し具28の押し
込み力が解除されることで、切断された光ファイバのう
ち、クランプ3,5で把持されている側の光ファイバ2
aは元の位置に弾性復元して復帰する。これに対し、切
断された他方側の光ファイバ、つまり、クランプ4,6
で把持されている側の光ファイバ2bは押し曲げ係止部
材26によって押し曲げ位置に保持された状態を維持す
る。
【0020】次に、蓋開閉レバー18の操作部18aを押し
下げることにより、蓋開閉レバー18は図5の(a)の水
平状態から同図の(b)に示すようにピン20を支点とし
て時計方向に回転する結果、蓋板22は蓋開閉レバー18の
作動端18bによって上方に押し上げられ、当て金31はマ
グネット21から離れ、蓋板22が僅かに開いた状態とな
る。この状態では、当て金31はマグネット21から離れる
ので、押ばね24の抗力がマグネット21の吸引磁力に打ち
勝つので、蓋板22は僅かに開いた状態を維持し、この蓋
板22の僅かの解放により、図3の(c)に示すように、
可動クランプ5,6は蓋板22と共に開方向に移動するの
で、光ファイバ2a,2bのクランプが解除される。
【0021】この僅かな開蓋のクランプ解除の初期時に
あっては、光ファイバ2aは押し曲げ係止部材26によっ
て依然押し曲げられた状態を維持しているが、蓋板22が
さらに解放されることによって押し曲げ係止部材26も蓋
板22と一体的に開蓋方向に上方移動するので、押し曲げ
係止部材26はロック部材16を下方側から上方側へ乗り上
げて移動するので、光ファイバ2bの押し曲げ係止状態
が解除される。この押し曲げ係止状態の解除により光フ
ァイバ2bの曲げ変形は変形前の元の位置に弾性復帰す
る。このとき、光ファイバ2a側の切断面と光ファイバ
2b側の切断面とが接触しても、固定クランプ3,4と
可動クランプ5,6とのクランプ解除が既に行われてい
るので、光ファイバ2bはフリーな状態となって弾性復
元力が極めて弱い状態にある。したがって、ファイバ端
面同士が衝突を行う力が極めて弱く、光ファイバの端面
に傷がついたりごみが付着したりすることはない。
【0022】この光ファイバのクランプ解除後、蓋板22
を開き、次に押さえ板11を開いて光ファイバ2の切断が
行われた光ファイバ心線1の取り出しが行われ、次の融
着接続作業位置に運ばれる。そして、光ファイバの切断
を行う次の光ファイバ心線のセッティングが行われ、以
上の動作を繰り返すことにより、光ファイバの切断作業
が次々に行われる。
【0023】本実施例によれば、操作体27を押し下げて
ファイバ押し具28により光ファイバ2を押し曲げ切断す
るとき、切断された一方側の光ファイバ2bを押し曲げ
係止部材26によりその押し曲げ位置に係止ロックして押
し曲げ状態を保持するようにしたものであるから、ファ
イバ押し具28の押し下げ力を解除したときに、切断され
た両方の光ファイバ2a,2bが勢いよく弾性復元して
端面同士が強く衝突するということがなくなり、この衝
突によって切断面に傷がついたりごみが付着したりする
ということはなくなる。
【0024】また、ファイバ押し具28で光ファイバ2を
押し曲げて切断したときに、切断された一方側の光ファ
イバ2bは確実に押し曲げ係止部材26によってその押し
曲げ位置に係止されるので、装置に不慣れな作業者が本
実施例の装置を操作しても、操作ミスによって切断され
た光ファイバ2a,2bの端面同士が強く衝突するとい
うことがなくなり、ファイバ切断作業の信頼性を高める
ことができる。
【0025】さらに、本実施例の装置では、光ファイバ
が切断された後さらに切断された光ファイバを従来の如
く押し曲げ移動してクランプを解除するという操作がな
いので、光ファイバに無理な曲げ応力がかかって破損す
るという従来の問題も効果的に解消されることとなる。
【0026】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記
実施例では、押し曲げ係止部材26を蓋板22側に設けた
が、それ以外の場所、例えば、装置本体10側に設けても
よい。
【0027】また、上記実施例では蓋開閉レバー18によ
って蓋板22を開いてクランプ解除を行い、さらに、押し
曲げ係止部材26の係止ロックを解除するようにしたが、
この押し曲げ係止部材26の係止ロックを解除するレバー
を蓋開閉レバー18と別個に独立に設けてもよい。また、
押し曲げ係止部材26の係止ロックの解除は蓋板22を完全
に開くときに行ってもよい。この場合には蓋開閉レバー
18でクランプ解除のみを行い、その後の蓋板22の完全な
開蓋動作に連動して押し曲げ係止部材26を上方移動して
係止ロックを解除することとなり、この構成のときは蓋
板22がロック解除機構として機能する。
【0028】
【発明の効果】本発明は、押し具を押し込み、光ファイ
バを押し曲げて光ファイバを切断するときに、その切断
により分離された一方側の光ファイバを押し曲げ係止部
材によりその押し曲げ状態を保ってロックするように構
成したものであるから、押し具の押し込み力を解除した
ときに切断された両光ファイバが共に勢いよく弾性復元
して切断面同士が衝突して傷がついたりごみが付着した
りするということがなくなる。
【0029】また、前記の如く、押し具を押し込んで光
ファイバを切断したときに切断された一方側の光ファイ
バの曲げ状態をロックするようにしたものであるから、
不慣れな作業者が本発明の装置操作を行っても、操作ミ
スにより切断された光ファイバの端面同士が共に弾性復
元して衝突し、傷がつくということがなくなる。
【0030】さらに、本発明の装置では光ファイバを押
し曲げて切断した後に、さらに光ファイバを押し曲げる
従来例の操作を要しないので、光ファイバに過度のスト
レスが加わって破損するということがなく、信頼性、か
つ、操作性に優れた光ファイバ切断装置の提供が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る切断装置の一実施例を示す構成説
明図である。
【図2】同実施例の装置の閉蓋状態におけるファイバ押
し具部分の断面説明図である。
【図3】同実施例装置における光ファイバの切断動作の
説明図である。
【図4】同実施例装置における光ファイバの切断時にお
ける押し曲げ係止部材の動作説明図である。
【図5】同実施例装置における蓋開閉レバーの動作説明
図である。
【図6】従来の光ファイバの切断装置の光ファイバ切断
動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1 光ファイバ心線 2,2a,2b 光ファイバ 3,4 固定クランプ 5,6 可動クランプ 10 装置本体 16 ロック部材 22 蓋板 26 押し曲げ係止部材 28 ファイバ押し具 30 係止部押し具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣り合うクランプに掛け渡されて把持さ
    れている光ファイバのクランプ間の位置で切断刃によっ
    て傷が入れられ、傷の反対側から押し具を押し込み、光
    ファイバを押し曲げて切断する光ファイバの切断装置に
    おいて、前記押し具の押し込み移動に連動して切断され
    た一方側の光ファイバを押し曲げ位置に係止する押し曲
    げ係止部材と、この押し曲げ係止部材を係止位置に保持
    するロック部材と、前記クランプのクランプ解除時以降
    に押し曲げ係止部材のロック状態を解除するロック解除
    機構とを有する光ファイバの切断装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020066407A1 (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 Seiオプティフロンティア株式会社 光ファイバ切断装置および光ファイバ切断方法

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