JPH0679845B2 - 化粧板の製造方法 - Google Patents

化粧板の製造方法

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JPH0679845B2
JPH0679845B2 JP4242555A JP24255592A JPH0679845B2 JP H0679845 B2 JPH0679845 B2 JP H0679845B2 JP 4242555 A JP4242555 A JP 4242555A JP 24255592 A JP24255592 A JP 24255592A JP H0679845 B2 JPH0679845 B2 JP H0679845B2
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睦男 島
憲介 青山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転写シートによる転写
模様を有する化粧板の製造方法に関するもので、紫外線
硬化性組成物の層を、化粧板用基材の表面に形成するこ
とにより、転写模様と化粧板用基材との間の密着強度が
大きく、しかも耐溶剤性、耐薬品性等に対して優れた性
質を転写模様を有する化粧板を、容易且つ確実に得る方
法を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】紫外線硬化性組成物で表面塗装をした、
着色模様層を有する各種建材の具体的製造方法として
は、合板、石膏板、金属板等の基材に着色剤含有する紫
外線硬化性組成物を直接塗布し、紫外線を照射して硬化
させる方法、基材に通常のインキによる印刷を直接施
し、この印刷面に紫外線硬化性組成物を塗布し、これに
紫外線を照射して硬化させる方法、基材に化粧シートを
貼合し、その表面に紫外線硬化性組成物を塗布し、これ
に紫外線を照射し硬化させる方法、基材に紫外線硬化性
組成物を塗布した後に化粧シートを積層し、更に化粧シ
ート表面に紫外線硬化性組成物塗布し、これに紫外線を
照射して2層にわたる紫外線硬化性組成物を硬化一体化
させる方法等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前2者の
基材に直接やインキを施し模様層を形成する方法は、使
用される基材の表面状態や形状等に限定されるもので、
汎用性のある方法ではない。また後2者の化粧シートを
利用する方法は、本来高品質の模様層を得ることを目的
とする紫外線の照射を使用する方法において、得られる
硬化物質に物性の低下があるばかりでなく、化粧シート
と紙紫外線硬化物質との間に、密着不良、化粧シート自
体の層間剥離を生ずる等の欠点がある。
【0004】また、着色剤を使用した模様層を有する各
種建材の製造方法として、転写シートによる転写模様の
成形方法があり、具体的には熱可塑性合成樹脂を介して
行う所謂ホットスタンプまたはフイルム法によるポリエ
ステル樹脂化粧板等の製造において広範囲に利用されて
いる方法があるが、かかる方法による模様層の形成は、
転写シートに形成されている模様層が通常のインキで構
成されている場合には、得られる転写模様が耐溶剤性や
耐薬品性等に劣る欠点があり、転写模様の表面を改めて
塗装処理する必要がある。また、転写シートに形成され
ている模様層が硬化型のインキで構成されている場合に
は、硬化型インキとポリエステル樹脂との間の密着性に
問題があり、いずれも簡便かつ高品質の転写模様を得る
という点では満足され得るものではない。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑み、本発明
は特許請求の範囲を構成することにより、従来の転写シ
ートによる転写模様を有する化粧板の製造方法や、化粧
シートを積層し、紫外線硬化性組成物の塗料を塗装後、
紫外線照射エネルギーを照射し着色模様層を有する化粧
板を製造する方法では得ることのできなかった高品質の
着色模様層を有する化粧板を、容易且つ確実に得る方法
を提供し得たものである。
【0006】
【作用】以下本発明の化粧板の製造方法を図示実施例の
工程図に従って説明する。本発明の化粧板の製造方法に
おいては、図1に符号3で表示される転写シート、すな
わち、基体シート1の片側表面に、着色剤を含有する指
触乾燥状態に部分硬化させた紫外線硬化性組成物による
任意の模様層2、2、・・が設けられている転写シート
3と、紫外線硬化性組成物による塗布層5を有する化粧
板用基材4とを、図2に示されるように、転写シート3
の模様層2の面と化粧板用基材5の面とが接するように
積層し、転写シート3と化粧板用基材4との積層体6を
得る。 次いで、前記工程で得られた転写シート3と化
粧板用基材4との積層体6における転写シート3側、す
なわち図2において矢印(A)側から紫外線を照射し、
転写シート3中における模様層2と化粧板用基材4中に
おける塗布層5とを硬化させ、図3において2aで表示
される模様層と符号5aで表示される硬化済塗布層とに
すると同時に、転写シート3と化粧板用基材4とを一体
化し、引き続いて、図3に示されるように、前記紫外線
の照射で硬化一体化されている積層体6aから、転写シ
ート3を構成している基体シート1のみを剥離し、図4
に符号7で表示されるような構造の化粧板を得るもので
ある。
【0007】以上の説明から明らかな通り、本発明の化
粧板の製造方法においては、転写シート3における未硬
化の紫外線硬化性組成物による模様層2を、化粧板用基
材4の片側表面層として構成されている未硬化の紫外線
硬化性組成物による塗布層5に重ね合わせ、すなわち転
写シート3の模様層2と化粧板用基材4の塗布層5とを
ウエツト状態で重ね合わせ、これに紫外線を照射して模
様層2塗布層5とを硬化済の模様層2aと塗布層5aと
にすると同時に転写シート3と化粧板用基材4とを一体
化する方法を利用する転写方式による化粧板の製造方法
であり、転写シート3における模様層2が紫外線の照射
処理で部分硬化されている転写シートを使用するように
すれば転写シート3自体の取り扱いが容易で、未硬化の
模様層2を有する転写シート3に起因する模様の汚れ等
の問題が解決される。
【0008】尚、本発明の化粧板の製造方法において
は、紫外線の照射を施される積層体6を構成する転写シ
ート3として、前述の通り、着色剤を含有する紫外線硬
化性組成物によって形成されている模様層2を有する基
体シート1を用いる、すなわち紫外線硬化性組成物によ
って形成されており、紫外線の照射で指触乾燥状態に部
分硬化されている模様層2を有する基体シート1を用い
るものであるが、全く未硬化の紫外線硬化性組成物より
なる模様層或いは通常のインキによる従来の模様層を有
する公知の転写シートを利用しても、ある程度本発明で
目的とするような物性を有する化粧板を得ることが出来
るが、かかる方法では得られる模様層の堅牢性に十分に
満足されるものではないという欠点を有する。
【0009】本発明の化粧板の製造方法において使用さ
れる転写シート3は、基体シート1の片側表面に着色剤
を含有する紫外線硬化性組成物による任意の模様層2、
2、・・が設けられているものであり、基体シート1と
しては転写シートの基体シートとして公知の合成樹脂フ
イルムやシート、あるいはこれらの複合シート等が使用
される。特に基体シート1は最終製品たる化粧板を得る
際に積層体から剥離され、基体シート1面の艶が得られ
る化粧板7の表面の艶として具現されるため、目的とす
る化粧板7の艶に合致する艶を有する基体シート1が使
用される。
【0010】基体シート3における任意の模様層2、
2、・・は、着色剤を含有する紫外線硬化性組成物によ
って構成されるもので、着色剤と分子中にエチレン性不
飽和結合を有するプレポリマーあるいはオリゴマーまた
は分子中にエチレン性不飽和結合を有するモノマーある
いはこれらの混合物とを主成分とする組成物が使用され
る。
【0011】前記紫外線硬化性組成物に使用される分子
中にエチレン性不飽和結合を有するプレポリマーあるい
はオリゴマーとしては、例えば不飽和ポリエステル類、
ポリエステルアクリレート、エポキシアクリレート、ウ
レタンアクリレート、ポリオールアクリレート、メラミ
ンアクリレート等の各種アクリレート類、ポリエステル
メタクリレート、エポキシメタクリレート、ウレタンメ
タクリレート、ポリオールメタクリレート、メラミンメ
タクリレート等の各種メタクリレート類などであり、分
子中にエチレン性不飽和結合を有するモノマーとして
は、例えば、スチレン、αーメチルスチレンなどのスチ
レン系モノマー、アクリル酸メチル、アクリル酸2−エ
チルヘキシル、アクリル酸メトキシエチル、アクリル酸
ブトキシエチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸メトキ
シブチル、アクリル酸フエニルなどのアクリル酸エステ
ル類、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタ
クリル酸プロピルなどのメタクリル酸エステル類、アク
リルアミド、メタクリルアミドなどの不飽和カルボン酸
アミド、アクリル酸2−(N,N−ジベンジルアミノ)
エチル、メタクリル酸(N,N−ジメチルアミノ)メチ
ル、アクリル酸2−(N,N−ジエチルアミノ)プロピ
ルなどの不飽和酸の置換アミノアルコールエステル類、
エチレングリコールジアクリエート、プロピレングリコ
ールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリ
エート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ジ
エチレングリコールジアクリレート、トリエチレングリ
コールジアクリレート、ジプロピレングリコールジアク
リレート、エチレングリコールジメタクリレート、プロ
ピレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコ
ールメタクリレートなどの多官能性化合物、及び/また
は分子中に2個以上のチオール基を有するポリチオール
化合物、たとえばトリメチロールプロパントリチオグリ
コレート、トリメチロールプロパントリチオプロピオネ
ート、ペンタエリスリトールテトラチオグリコレートな
どである。
【0012】また、前記紫外線硬化性組成物中に含有せ
しめられる着色剤としては、炭酸カルシウム、クレー、
チタン白、カーボンブラック、黄鉛、クロムバーミリオ
ン、カドミウムレッド、紺青、群青、酸化鉄、アルミナ
ホワイト等の無機系顔料や、アゾ系顔料、アゾレーキ系
顔料、スレン系顔料、キナクリドン系顔料等の有機系顔
料が使用される。
【0013】前記転写シート3における模様層2を形成
するための着色剤を含有する紫外線硬化性組成物は、前
記分子中にエチレン性不飽和結合を有するプレポリマー
あるいはオリゴマー及びモノマー100重量部に対して
着色剤たる顔料1〜20重量部程度を含有するものが好
ましく、特に着色剤たる顔料が20重量部を超えると、
得られる化粧板における模様層の耐溶剤性、耐薬品性が
低下するという弊害が生ずる。
【0014】又、転写紙3の模様層2を部分硬化させる
紫外線の照射を利用するにあたっては、転写紙3の模様
層2を形成する紫外線硬化性組成物として、前記分子中
にエチレン性不飽和結合を有するプレポリマーあるいは
オリゴマー及びモノマー100重量部に対して5〜10
重量部程度の光重合開始剤、例えば、ベンゾインメチル
エーテル、ベンゾインプロピルエーテル、ベンゾインn
−ブチルエーテル、ベンゾインブチルエーテルなどの各
種ベンゾインエーテル類をはじめ、ベンゾフエノン類、
ハロゲン化アセトフエノン類、ビアチル類などの紫外線
照射によってラジカルを発生する光重合開始剤と、転写
紙3における模様層2が転写紙3と化粧板用基材4との
積層体6に第2次の紫外線を照射する以前に完全に硬化
してしまうのを防ぐために、10重量部以下の重合禁止
安定剤、例えばハイドロキノン、ハイドロキノンモノメ
チルエーテル、ベンゾキノン等を混入しておくのが好ま
しい。
【0015】尚、前記転写紙3における模様層2は、前
述の紫外線硬化性組成物を、グラビア印刷、オフセット
印刷、スクリーン印刷等の各種印刷方法で基体シート1
に印刷することによって容易に形成され得るものであ
る。
【0016】次に、本発明の化粧板の製造方法におい
て、前記転写シート3と積層される紫外線硬化性組成物
による塗布層5を有する化粧板用基材4は、例えば合
板、パーテイクルボード、フアイバーボード等の木質系
基材、珪酸カルシウム板、石膏板、石綿スレート板、パ
ルプセメント板などの窯業系基材、亜鉛鉄板、アルミニ
ウム板、ステンレス板等の金属系基材、硬質塩化ビニル
板、アクリル板などのプラスチック系基材からなる化粧
板用基材4に、前記転写シート3における模様層2を構
成する紫外線硬化性組成物について説明したのと同様に
分子中にエチレン性不飽和結合を有するプレポリマーあ
るいはオリゴマーまたは分子中にエチレン性不飽和結合
を有するモノマーを主成分と組成物、あるいはこの組成
物に着色剤を添加した組成物からなる紫外線硬化性組成
物を、例えばリバースロールコート、グラビアロールコ
ート、エアナイフコート、カーテンコート、ミヤバーコ
ート等のコーテイング法にて、一面に塗布することによ
って容易に得られるものである。
【0017】本発明の化粧板製造方法は、以上の通りの
構成からな転写シート3と塗布層5を有する化粧板用基
材4とを、転写シート3における模様層2の面と化粧板
用基材4における塗布層5の面とが接するようにして積
層し、得られた積層体6における転写シート3側 (A)か
ら紫外線を照射し、積層体6中における模様層2と塗布
層5とを完全に硬化させ、それぞれ硬化済の模様層2a
と塗布層5aとにするものである。
【0018】第2次の紫外線照射に先立って、積層体6
を該積層体6の転写シート3面から柔軟ロールにて加圧
処理し、転写シート3と化粧板用基材4との間に介在し
ている空気を除去しておくようにするのが紫外線の照射
による硬化作用に悪影響を及ぼす酸素の作用を防止し得
る点で好ましい。
【0019】積層体6に照射する紫外線の照射量は転写
シート3における模様層2と化粧板用基材4における塗
布層5とを完全に硬化させるだけのエネルギーが必要で
ある。
【0020】以下本発明の化粧板の製造方法の具体的な
構成を実施例を以て説明する。
【0021】
【実施例1】厚さ25μのポリエステルフイルムよりな
る基体シートの片側表面に、オリゴエステルアクリレー
ト45重量部、1,6ーヘキサンジオールジアクリレー
ト40重量部、顔料10重量部、ベンゾフエノン4.5
重量部.ハイドロキノン0.5重量部なるインキを使用
してシルクスクリーンにて印刷し、次いでこの印刷面に
紫外線ランプによる紫外線照射を施し、印刷による模様
層が指触乾燥状態に硬化されている(部分硬化されてい
る)転写シートを得た。次いでオリゴエステルアクリレ
ート50重量部、1,6ヘキサンジオールジアクリレー
ト50重量部、ベンゾフエノン4.5重量部からなる塗
料が100g/m2の割合に塗布されている塗布層を有す
るガラス繊維強化石膏板からなる化粧板用基材とを、転
写シートにおける模様層面と化粧板用基材における塗布
層面とが接するようにして積層した積層体に、該積層体
における転写シート側から紫外線を強力且つ多量に照射
し、転写シートにおける模様層と化粧板用基材における
塗布層とを完全硬化させると共に、転写シートと化粧板
用基材とを硬化一体化させ、しかる後に、前記積層体か
ら転写シートにおける基体シートたるポリエステルフイ
ルムを剥離し、目的製品たる石膏化粧板を得た。得られ
た石膏化粧板における着色模様層を含む表面は、耐溶剤
性及び耐薬品性に優れ、硬度の高いものであった。
【0022】
【発明の効果】本発明の化粧板の製造方法は叙上の通り
の構成からなるもので、着色模様層を含む表面の硬度が
高く、しかも耐溶剤性及び耐薬品性等に対して優れた性
質を有する床剤、壁材、天井材等をはじめとする各種用
途の建材用化粧板を容易且つ確実に得ることが出来ると
いう作用、効果を奏するものである。又、本発明の化粧
板の製造方法においては、転写シートの有する艶が化粧
板表面の艶として安定的に再現できるので、転写シート
における基体シートを選択することによって目的とする
艶を具現する化粧シートが確実に得られるという作用、
効果を有する。又、本発明の化粧板の製造方法において
は、転写シートにおける模様層と化粧板用基材における
塗布層とが共に転写シートにおける基体シートと化粧板
用基材とでサンドイッチされた状態で紫外線の照射を受
けるので、紫外線の照射で硬化される模様層と塗布層と
が酸素から遮断されるため、紫外線の照射で極めて高品
質の模様層と塗布層とが得られるという作用、効果も奏
する。
【0023】更に、転写シート上に於ける模様層は、一
旦、紫外線の照射により指触乾燥状態に部分硬化してあ
る為、転写シートを一時巻取で保存することも可能であ
り、又取り扱い時にインキが他の部分に付着して汚れる
心配もなく作業性に優れている。その際模様層中の重合
禁止安定剤により、転写する以前に部分硬化状態の模様
層が経時的に反応が進行し、完全硬化することを防止で
き、転写シートの製造と転写との工程間の時間のバラツ
キ、転写シートの保管場所(温度等)の如何によらず、
常に安定した模様層と塗布層との密着が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】転写シートの断面図である。
【図2】転写シートと化粧板用基材との積層体の断面図
である。
【図3】紫外線照射後における積層体から基体シートを
引き剥がす様子を示すす断面図である。
【図4】以上の工程によって得られた化粧板の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 基体シート 2 模様層 3 転写シート 4 化粧板用基材 5 塗布層 6 転写シートと化粧板用基材との積層体 7 化粧板 A 積層体6における転写シート側 2a 紫外線の照射で硬化されている模様層 5a 紫外線の照射で硬化されている塗布層 6a 硬化一体化されている転写シートと化粧板用基材
との積層体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材シートの片側表面に着色剤、光重合
    開始剤、及び重合禁止安定剤を含有する紫外線硬化性組
    成物による模様層が設けられ、且つ該模様層が紫外線の
    照射により指触乾燥状態に部分硬化されている転写シー
    トと、未硬化の紫外線硬化性組成物による塗布層を有す
    る化粧板用基材とを、転写シートの模様層と化粧板用基
    材の塗布層面とが接するようにして得られた積層体にお
    ける転写シート側から紫外線を照射することにより転写
    シートと化粧板用基材とを硬化一体化させた後、前記硬
    化一体化されている積層体から基体シートを引き剥がす
    ことを特徴とする化粧板の製造方法。
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