JPH0676208U - 衣類収納装置 - Google Patents

衣類収納装置

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JPH0676208U
JPH0676208U JP2285793U JP2285793U JPH0676208U JP H0676208 U JPH0676208 U JP H0676208U JP 2285793 U JP2285793 U JP 2285793U JP 2285793 U JP2285793 U JP 2285793U JP H0676208 U JPH0676208 U JP H0676208U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数の衣類を小人数にて容易かつ迅速に出し
入れすることができる衣類収納装置を提供する。 【構成】 相互に平行に配設される複数本のガイドレー
ル1と、ガイドレール1に沿って移動自在に吊持される
移動ハンガー枠2…と、隣合う移動ハンガー枠2,2の
間に突出・収納自在に付設される副レール枠7と、を備
える。副レール枠7を突出させる方向に引く可撓性引張
線条体22を介して、隣合う移動ハンガー枠2,2の内の
一方に付設された副レール枠7の一部と、隣合う他方の
移動ハンガー枠2を連繋する。他方の移動ハンガー枠2
に、副レール枠7の張出アーム11の先端に当接して副レ
ール枠7を収納する方向へ押圧する当接部23を形成す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は衣類収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
衣料メーカー,貸倉庫,衣類販売店等に於て多数の衣類を収納する衣類収納装 置としては、例えば、所定間隔をもって相互に平行に配設された複数個の床固定 ハンガー枠を備え、台車にて衣類を出し入れするように構成したものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述の装置にて衣類を出し入れする場合、ハンガー枠と台車上の衣類 との距離をある程度以上は小さくすることができず、搬入・搬出の際に、台車と 移動ハンガー枠との間で衣類を移し換えるための人の動きが大きくなる。このた め、出し入れする衣類の数量が多い場合は、作業時間も長くなり、かつ、作業者 にきわめて大きな負担がかかるという問題があった。
【0004】 また、台車に載置できる衣類の数は少ないため、台車を何度も行き来させる必 要があり、作業時間がさらに長くなると共に、余分な人員をも配置しなければな らなかった。
【0005】 そこで、本考案は、上述のような問題を解決して、多数の衣類を小人数にて容 易かつ迅速に出し入れすることができる衣類収納装置を提供することを目的とす る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために本考案に係る衣類収納装置は、相互に平行に配設 される複数本のガイドレールと、上記ガイドレールに沿って移動自在に吊持され ると共に該ガイドレールに平面視直交状に配置される複数個の移動ハンガー枠と 、隣合う上記移動ハンガー枠の間に突出・収納自在として、上記移動ハンガー枠 に設けられた水平張出アームを有すると共に、該移動ハンガー枠と平行であって 上記張出アームにて支持された副レールを有する副レール枠と、を備え、上記副 レール枠を突出させる方向に引く可撓性引張線条体を介して、隣合う上記移動ハ ンガー枠の内の一方に付設された上記副レール枠の一部と、隣合う他方の上記移 動ハンガー枠を連繋し、さらに、該他方の移動ハンガー枠に、上記副レール枠の 上記張出アームの先端に当接して該副レール枠を収納する方向へ押圧する当接部 を形成したものである。
【0007】 また、本考案に係る衣類収納装置は、相互に平行に配設される複数本のガイド レールと、上記ガイドレールに沿って移動自在に吊持されると共に該ガイドレー ルに平面視直交状に配置される複数個の移動ハンガー枠と、上記ガイドレールと 平行な水平アームを有すると共に上記移動ハンガー枠と平行であって上記水平ア ームにて支持された副レールを有する副レール枠と、を備え、上記副レール枠の 上記水平アームの両端部を、スライド自在として、隣合う上記移動ハンガー枠に 橋絡状に取付けたものである。
【0008】 さらに、本考案に係る衣類収納装置は、相互に平行に配置された複数個の移動 ハンガー枠の間に該移動ハンガー枠に平行に配設されると共に、上記移動ハンガ ー枠に直交する方向に移動自在とされる副レールに、衣類を搬送する基幹レール から分岐した分岐レールを接続し、さらに、該分岐レールの一部を、上記移動ハ ンガー枠に直交する方向へ伸縮自在に構成したものである。
【0009】
【作用】
隣合う移動ハンガー枠を左右に離間させると、人が通行できる通路が生じると 共に通路内に副レールが突出する。その後、副レールの一端部から他端方向へ多 数の衣類を連続的に送ることができる。
【0010】 また、移動ハンガー枠と副レールとは接近しているため、通路内に於て、副レ ールに送られて来た衣類を移動ハンガー枠に容易かつ迅速に移すことができる。
【0011】 逆に、搬出の際には、移動ハンガー枠に収納された衣類を副レールに迅速に移 すことができる。
【0012】 基幹レールから分岐した分岐レールを副レールに接続したものでは、副レール が移動ハンガー枠に直交する方向へ移動しても、副レールに対して分岐レールが 接続された状態を保持できる。
【0013】
【実施例】
以下、実施例を示す図面に基づき本考案を詳説する。
【0014】 図1と図2は本考案に係る衣類収納装置の一実施例を示し、この衣類収納装置 は、衣料メーカー,貸倉庫,問屋,衣類販売店等の衣類保管室等に設置して多数 の衣類を収納するのに使用される。
【0015】 4,4は左右両側部に於て床面又は壁面に固定される固定ハンガー枠である。 この固定ハンガー枠4,4は、前後方向に並設される支柱5…と、該支柱5…の 上端に固着される前後方向の縦桁6と、夫々の支柱5…の所定高さ位置に固定さ れる前後方向の水平状ハンガー杆(図示省略)を有するハンガー枠8,8と、を 有する。
【0016】 また、固定ハンガー枠4,4の縦桁6,6には、相互に平行な複数本の横桁3 …の両端部が直交状に固着される。
【0017】 しかして、この衣類収納装置は、相互に平行に配設される複数本のガイドレー ル1…と、ガイドレール1…に沿って移動自在に吊持されると共にこのガイドレ ール1…に平面視直交状に配置される複数個の移動ハンガー枠2…と、移動ハン ガー枠2に付設される副レール枠7と、を備える。
【0018】 図3と図4に示すように、移動ハンガー枠2は、前後方向に長寸のハンガー杆 10…を有するハンガー枠本体15と、ハンガー枠本体15をガイドレール1…に移動 自在に取付けるローラユニット16…と、から成る。
【0019】 ハンガー枠本体15は、平面視はしご状の水平状枠14と、この水平状枠14の前端 及び後端から下方へ垂設される支持枠13…を有する。
【0020】 また、ハンガー杆10…は、支持枠13…の左右両側の上部及び下部に水平状に固 定される。なお、このハンガー杆10…と、固定ハンガー枠4のハンガー杆7には 、ハンガー掛けした衣類が吊り下げられる。
【0021】 副レール枠7は、隣合う移動ハンガー枠2,2の間に突出・収納自在として移 動ハンガー枠2に設けられる水平張出アーム11, 11と、水平張出アーム11, 11の 下方に移動ハンガー枠2と平行に支持される補助杆19と、補助杆19の途中部に垂 下状に付設される正面視コの字状の保持部材20…と、夫々の保持部材20の下部に 移動ハンガー枠2と平行に固着される副レール12と、を有する。
【0022】 つまり、副レール12は、保持部材20…と補助杆19を介して、張出アーム11, 11 にて支持され、移動ハンガー枠に直交する方向に移動自在とされる。
【0023】 また、図5に示すように、移動ハンガー枠2のハンガー枠本体15の上部の水平 状枠14の下面には、内部にガイドレール1と平行な蟻溝部を有する水平状支持部 材21, 21が固着される。
【0024】 そして、この支持部材21の蟻溝内に副レール枠7の横断面略コの字状の張出ア ーム11がスライド自在に挿入されると共に、この張出アーム11の先端部の下方に 取付具34を介して補助杆19が固着される。
【0025】 なお、支持部材21及び張出アーム11を角筒状あるいは円筒状とするも自由であ る。さらには、スライド時の摩擦抵抗が小さくなるように、支持部材21の内面に 転接するローラを張出アーム11に枢着しても良い。また、図2からも明らかなよ うに、移動ハンガー枠2には、2個の張出アーム11,11が設けられているが、こ れを3個あるいは4個以上の複数個とするも自由である。そしてその場合、補助 杆19は、張出アーム11…の数に対応して3ヶ所あるいは4ヶ所以上の複数ヶ所で 張出アーム11…に支持される。
【0026】 また、ローラユニット16は、ハンガー枠本体15の上端の水平状枠14上に固着さ れる取付金具18と、この取付金具18の上部に枢着されると共にガイドレール1に 転動自在に当接するローラ17と、から成る。
【0027】 ガイドレール1は、取付部材9を介して、横桁3…の一側面側に沿って水平に 固定される。
【0028】 しかして、(図3と図4にもどって)副レール枠7を突出させる方向に引く可 撓性引張線条体22, 22を介して、隣合う上記移動ハンガー枠2,2の内の一方に 付設された副レール枠7の一部と、隣合う他方の移動ハンガー枠2を連繋する。
【0029】 さらに、上記他方の移動ハンガー枠2に、副レール枠7の張出アーム11,11の 先端に当接して、副レール枠7を収納する方向へ押圧する当接部23, 23を形成す る。
【0030】 具体的には、張出アーム11の先端部に可撓性引張線条体22の一端を固着し、張 出アーム11の先端側に位置する移動ハンガー枠2の水平状枠14の長辺に可撓性引 張線条体22の他端を固着する。
【0031】 当接部23, 23は、移動ハンガー枠2の水平状枠14の一方の長辺に垂下状に形成 される。
【0032】 上述のように構成したことにより、図4に示す如く一対の隣合う移動ハンガー 枠2,2を離間させると、その間に衣類出し入れ用通路Rが開設され、かつ、こ の通路Rの上部に副レール枠7が突出する。
【0033】 即ち、副レール枠7の張出アーム11, 11は、可撓性線条体22, 22にて引張られ て移動ハンガー枠2に固着された支持部材21, 21に対して先端方向へスライドす る。
【0034】 この副レール枠7が突出した状態に於て、副レール12は、通路Rの上部中央に 位置する。
【0035】 これにより、通路Rの副レール12に吊持させた衣類Cをロ又はハの移動収納枠 2,2のハンガー杆10…に容易に移し換えることができる。
【0036】 また、図4のロの移動ハンガー枠2を、図支矢印Aで示す方向へ移動させ、あ る程度走行させると、図6に示すように、ロの移動ハンガー枠2の張出アーム11 の先端がハの移動ハンガー枠2の当接部23に当接すると共に、イとロの移動ハン ガー枠2,2を連繋する可撓性線条体22が緊張状態となる。
【0037】 その後、さらに、ロの移動ハンガー枠2を矢印A方向へ移動させると、ロの移 動ハンガー枠2の張出アーム11の先端がハの移動ハンガー枠2の当接部23に押さ れて定位置に保持される。これにより、張出アーム11は、ロの移動ハンガー枠2 へと相対的にスライドして副レール枠7が徐々に収納される。
【0038】 それと同時に、ロの移動ハンガー枠2に一端が固着された緊張した可撓性線条 体22により、イの移動ハンガー枠2の副レール枠7が引き出される。
【0039】 その後、図7に示すように、ロの移動ハンガー枠2の副レール枠7が収納状態 となり、かつ、イとロの移動ハンガー枠2,2の間に衣類出し入れ用通路Rが生 ずると共にイの移動ハンガー枠2の副レール枠7が突出状態となる。
【0040】 また、上記と逆に、ロの移動ハンガー枠2を図7の矢印Bで示す方向に移動さ せると、その後、ロの移動ハンガー枠2の当接部23がイの移動ハンガー枠2の張 出アーム11の先端に当接し、次に、張出アーム11は収納する方向へ押されつつス ライドする。さらに、これと同時に、ロの移動ハンガー枠2の張出アーム11がそ の先端の可撓性線条体22にて所定位置に保持され、ロの移動ハンガー枠2に対し て相対的に突出する。
【0041】 しかして、その後、図4に示すように、ロとハの移動ハンガー枠2,2の間に 通路Rが生じ、かつ、通路Rの上部に副レール枠7が突出する。
【0042】 上述のように、衣類出し入れ用通路Rの左右何れかの移動ハンガー枠2を移動 させてその通路Rを閉じれば、移動方向とは反対側に新たな通路Rを開設でき、 かつ、その新たな通路Rの上部に副レール枠7を自動的に突出させ得る。
【0043】 また、図2と図3に示すように、この衣類収納装置は、副レール枠7の副レー ル12に衣類を搬送する基幹レール24a, 24bと、基幹レール24a, 24bから分岐 した分岐レール25…と、を備える。
【0044】 具体的には、24aは搬入用の基幹レールであり、24bは搬出用の基幹レールで ある。また、基幹レール24a, 24bから分岐した分岐レール25…は副レール12… の両端部に接続される。
【0045】 なお、図2と図3では、副レール枠7の副レール12の上方に位置する補助杆19 を省略して示しているが、実際には、平面視では、副レール12は補助杆19の下に 隠れる。
【0046】 また、図3に示すように、分岐レール25の一部を、移動ハンガー枠2に直交す る方向へ伸縮自在に構成する。
【0047】 即ち、分岐レール25は、基端部が基幹レール24a(又は基幹レール24b)に接 続された分岐基部26と、基端部が分岐基部26の先端部にスライド自在に接続され ると共に、先端部が副レール12の一端部に接続されるスライド部27と、から成る 。
【0048】 なお、基幹レール24a, 24bと分岐レール25、及び、副レール12には、その基 幹レール24a, 24b、分岐レール25及び副レール12に転動自在に当接するローラ と、ハンガー掛けされた衣類を吊下げる水平杆と、を有する倒立門型のトロリユ ニット(図示省略)が懸下され、ハンガー掛けされた衣類がこのトロリユニット に吊下げられて搬送される。
【0049】 また、基幹レール24a,24bと分岐レール25…との間には、ローラユニットの 走行を切換えるスイッチ部(図示省略)が設けられる。
【0050】 このように構成したことにより、移動ハンガー枠2を移動させると、仮想線で 示す如く、副レール12も移動ハンガー枠2と直交する方向に移動するが、分岐レ ール25のスライド部27は副レール12と一体状に移動する。従って、分岐レール25 と副レール12との接続状態を保持できる。
【0051】 しかして、衣類を移動ハンガー枠2に収納する場合は、移動ハンガー枠2, 2 を離間させて通路Rを開設し、この通路Rの上部に突出した副レール12に、トロ リユニットに吊下げられた複数の衣類を搬入させ、作業者が通路R内に搬入され る衣類を移動ハンガー枠2のハンガー杆10…に移せば良い。
【0052】 また、逆に、移動ハンガー枠2に収納した衣類を搬出する場合は、移動ハンガ ー枠2のハンガー杆10…に吊下げられた衣類を副レール12のトロリユニットに移 し、その後、衣類を吊下げたトロリユニットを搬出用基幹レール24bへ送り出せ ばよい。
【0053】 上述のように、この衣類収納装置によれば、衣類の移動ハンガー枠2への出し 入れを小人数の作業者にて迅速に行い得る。そして、特に、移動ハンガー枠2に 長さ寸法が長い場合に好適である。
【0054】 また、作業者の労力の負担を軽減できる利点がある。
【0055】 また、移動ハンガー枠2…等は床面よりもある程度上方に位置し、左右の支柱 5…以外は、床面に接することはない。従って、床の掃除が容易に行える。さら に、この装置を設置する場合に、床面の工事が不要となり、設置が容易となる。
【0056】 なお、搬出用の基幹レール24bを省略するも自由である。
【0057】 次に、図8と図9は、本考案の他の実施例を示し、この衣類収納装置は、ガイ ドレール1…と平行な水平アーム28を有すると共に、移動ハンガー枠2と平行で あって水平アーム28にて支持された副レール12を有する副レール枠29を備える。
【0058】 そして、副レール枠29の水平アーム28の両端部を、スライド自在として、隣合 う移動ハンガー枠2,2に橋絡状に取付けている。
【0059】 具体的には、移動ハンガー枠2の上部の水平状枠14の左右両側には、水平アー ム28をスライド自在に保持する支持部材30, 30が固着される。
【0060】 即ち、図10に示すように、円筒状の水平アーム28が円筒状の支持部材30にスラ イド自在に挿入される。また、支持部材30の側面には、水平長手方向の長孔32, 32が形成される。さらに、水平アーム28の両端部には、前後に突出すると共に支 持部材30,30の長孔32,32に挿通されるストッパピン31が固着される。この水平 アーム28のストッパ部31, 31と、支持部材30, 30の長孔32,32にて、水平アーム 28のスライドを規制している。
【0061】 (図8と図9にもどって)水平アーム28の中央の下面に、補助杆19が固着され 、この補助杆19に取付けられた保持部材20を介して副レール12が固定される。つ まり、副レール12は水平アーム28,28にて支持される。
【0062】 しかして、図8に示す如く、隣合う移動ハンガー枠2,2を離間させた状態で は、副レール枠29の水平アーム28が左右の移動ハンガー枠2,2から突出状とな ると共に、副レール12が通路Rの上部中央に保持される。
【0063】 なお、支持部材30の長孔32の長さ寸法は、隣合う移動ハンガー枠2,2の最大 離間寸法Mの2分の1に設定するのが望ましい。図例では、最大離間寸法Mの2 分の1よりもやや短く設定した場合を例示する。
【0064】 また、図9に示す如く、隣合う移動ハンガー枠2,2を接近させた状態では、 副レール枠29の水平アーム28の両端部が左右の移動ハンガー枠2,2に収納状と なると共に、副レール12が左右の移動ハンガー枠2,2の間に位置する。
【0065】 このように構成すれば、副レール枠29の強度が大きくなり、副レール12にトロ リユニットを介して多数の衣類を吊持させた場合でも十分に耐え得るものとし得 る。
【0066】
【考案の効果】
本考案は、上述の如く構成されるので、次に記載する効果を奏する。
【0067】 請求項1記載の衣類収納装置によれば、隣合う移動ハンガー枠2,2を離間さ せるのみで、その間に副レール12が自動的に突出するようにでき、この副レール 12に衣類をスムースに搬入又は搬出できる。
【0068】 また、衣類の搬入の際、副レール12に送られる衣類を容易かつ迅速に移動ハン ガー枠2に移すことができる。さらに、衣類の搬出の際は、移動ハンガー枠2に 収納された衣類を容易かつ迅速に副レール12に移すことができる。これにより、 作業時間の短縮と作業者の労力の軽減を図り得る。
【0069】 請求項2記載の衣類収納装置によれば、請求項1記載のものと同様の効果を奏 すると共に、副レール枠29の強度を大きくすることができ、副レール12に多数の 衣類を吊持させた場合でも十分に耐え得るものとし得る。
【0070】 請求項3記載の衣類収納装置によれば、副レール12が移動するにも係わらず、 基幹レール24a,24bから分岐した分岐レール25…を副レール12…に接続した状 態を保持させることができる。これにより、搬入搬出作業を迅速に行い得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】簡略平面図である。
【図3】要部平面図である。
【図4】要部正面図である。
【図5】要部断面側面図である。
【図6】使用状態を説明する要部正面図である。
【図7】使用状態を説明する要部正面図である。
【図8】他の実施例を示す要部正面図である。
【図9】他の実施例を示す要部正面図である。
【図10】要部断面側面図である。
【符号の説明】
1 ガイドレール 2 移動ハンガー枠 7 副レール枠 11 水平張出アーム 12 副レール 22 可撓性線条体 23 当接部 24a 基幹レール 24b 基幹レール 25 分岐レール 28 水平アーム 29 副レール枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/68 Z 8010−3F

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に平行に配設される複数本のガイド
    レール1…と、上記ガイドレール1…に沿って移動自在
    に吊持されると共に該ガイドレール1…に平面視直交状
    に配置される複数個の移動ハンガー枠2…と、隣合う上
    記移動ハンガー枠2,2の間に突出・収納自在として、
    上記移動ハンガー枠2…に設けられた水平張出アーム1
    1, 11を有すると共に、該移動ハンガー枠2…と平行で
    あって上記張出アーム11, 11にて支持された副レール12
    を有する副レール枠7と、を備え、上記副レール枠7を
    突出させる方向に引く可撓性引張線条体22を介して、隣
    合う上記移動ハンガー枠2,2の内の一方に付設された
    上記副レール枠7の一部と、隣合う他方の上記移動ハン
    ガー枠2を連繋し、さらに、該他方の移動ハンガー枠2
    に、上記副レール枠7の上記張出アーム11の先端に当接
    して該副レール枠7を収納する方向へ押圧する当接部23
    を形成したことを特徴とする衣類収納装置。
  2. 【請求項2】 相互に平行に配設される複数本のガイド
    レール1…と、上記ガイドレール1…に沿って移動自在
    に吊持されると共に該ガイドレール1…に平面視直交状
    に配置される複数個の移動ハンガー枠2…と、上記ガイ
    ドレール1…と平行な水平アーム28, 28を有すると共に
    上記移動ハンガー枠2…と平行であって上記水平アーム
    28, 28にて支持された副レール12を有する副レール枠29
    と、を備え、上記副レール枠29の上記水平アーム28, 28
    の両端部を、スライド自在として、隣合う上記移動ハン
    ガー枠2,2に橋絡状に取付けたことを特徴とする衣類
    収納装置。
  3. 【請求項3】 相互に平行に配置された複数個の移動ハ
    ンガー枠2…の間に該移動ハンガー枠2…に平行に配設
    されると共に、上記移動ハンガー枠2…に直交する方向
    に移動自在とされる副レール12…に、衣類を搬送する基
    幹レール24a,24bから分岐した分岐レール25…を接続
    し、さらに、該分岐レール25…の一部を、上記移動ハン
    ガー枠2…に直交する方向へ伸縮自在に構成したことを
    特徴とする衣類収納装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111109870A (zh) * 2020-01-19 2020-05-08 郭瑞慈 一种智能衣柜
CN111109871A (zh) * 2020-01-19 2020-05-08 郭瑞慈 一种新型智能衣柜
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