JP2521050Y2 - 衣類収納装置 - Google Patents

衣類収納装置

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JP2521050Y2
JP2521050Y2 JP2285793U JP2285793U JP2521050Y2 JP 2521050 Y2 JP2521050 Y2 JP 2521050Y2 JP 2285793 U JP2285793 U JP 2285793U JP 2285793 U JP2285793 U JP 2285793U JP 2521050 Y2 JP2521050 Y2 JP 2521050Y2
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rail
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moving hanger
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矗 麦倉
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矗 麦倉
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  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は衣類収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】衣料メーカー,貸倉庫,衣類販売店等に
於て多数の衣類を収納する衣類収納装置としては、例え
ば、所定間隔をもって相互に平行に配設された複数個の
床固定ハンガー枠を備え、台車にて衣類を出し入れする
ように構成したものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述の装置に
て衣類を出し入れする場合、ハンガー枠と台車上の衣類
との距離をある程度以上は小さくすることができず、搬
入・搬出の際に、台車と移動ハンガー枠との間で衣類を
移し換えるための人の動きが大きくなる。このため、出
し入れする衣類の数量が多い場合は、作業時間も長くな
り、かつ、作業者にきわめて大きな負担がかかるという
問題があった。
【0004】また、台車に載置できる衣類の数は少ない
ため、台車を何度も行き来させる必要があり、作業時間
がさらに長くなると共に、余分な人員をも配置しなけれ
ばならなかった。
【0005】そこで、本考案は、上述のような問題を解
決して、多数の衣類を小人数にて容易かつ迅速に出し入
れすることができる衣類収納装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本考案に係る衣類収納装置は、相互に平行に配設さ
れる複数本のガイドレールと、上記ガイドレールに沿っ
て移動自在に吊持されると共に該ガイドレールに平面視
直交状に配置される複数個の移動ハンガー枠と、隣合う
上記移動ハンガー枠の間に突出・収納自在として、上記
移動ハンガー枠に設けられた水平張出アームを有すると
共に、該移動ハンガー枠と平行であって上記張出アーム
にて支持された副レールを有する副レール枠と、を備
え、上記副レール枠を突出させる方向に引く可撓性引張
線条体を介して、隣合う上記移動ハンガー枠の内の一方
に付設された上記副レール枠の一部と、隣合う他方の上
記移動ハンガー枠を連繋し、さらに、該他方の移動ハン
ガー枠に、上記副レール枠の上記張出アームの先端に当
接して該副レール枠を収納する方向へ押圧する当接部を
形成したものである。
【0007】また、本考案に係る衣類収納装置は、相互
に平行に配設される複数本のガイドレールと、上記ガイ
ドレールに沿って移動自在に吊持されると共に該ガイド
レールに平面視直交状に配置される複数個の移動ハンガ
ー枠と、上記ガイドレールと平行な水平アームを有する
と共に上記移動ハンガー枠と平行であって上記水平アー
ムにて支持された副レールを有する副レール枠と、を備
え、上記副レール枠の上記水平アームの両端部を、スラ
イド自在として、隣合う上記移動ハンガー枠に橋絡状に
取付けたものである。
【0008】さらに、本考案に係る衣類収納装置は、相
互に平行に配置された複数個の移動ハンガー枠の間に該
移動ハンガー枠に平行に配設されると共に、上記移動ハ
ンガー枠に直交する方向に移動自在とされる副レール
に、衣類を搬送する基幹レールから分岐した分岐レール
を接続し、さらに、該分岐レールの一部を、上記移動ハ
ンガー枠に直交する方向へ伸縮自在に構成したものであ
る。
【0009】
【作用】隣合う移動ハンガー枠を左右に離間させると、
人が通行できる通路が生じると共に通路内に副レールが
突出する。その後、副レールの一端部から他端方向へ多
数の衣類を連続的に送ることができる。
【0010】また、移動ハンガー枠と副レールとは接近
しているため、通路内に於て、副レールに送られて来た
衣類を移動ハンガー枠に容易かつ迅速に移すことができ
る。
【0011】逆に、搬出の際には、移動ハンガー枠に収
納された衣類を副レールに迅速に移すことができる。
【0012】基幹レールから分岐した分岐レールを副レ
ールに接続したものでは、副レールが移動ハンガー枠に
直交する方向へ移動しても、副レールに対して分岐レー
ルが接続された状態を保持できる。
【0013】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づき本考案を詳
説する。
【0014】図1と図2は本考案に係る衣類収納装置の
一実施例を示し、この衣類収納装置は、衣料メーカー,
貸倉庫,問屋,衣類販売店等の衣類保管室等に設置して
多数の衣類を収納するのに使用される。
【0015】4,4は左右両側部に於て床面又は壁面に
固定される固定ハンガー枠である。この固定ハンガー枠
4,4は、前後方向に並設される支柱5…と、該支柱5
…の上端に固着される前後方向の縦桁6と、夫々の支柱
5…の所定高さ位置に固定される前後方向の水平状ハン
ガー杆(図示省略)を有するハンガー枠8,8と、を有
する。
【0016】また、固定ハンガー枠4,4の縦桁6,6
には、相互に平行な複数本の横桁3…の両端部が直交状
に固着される。
【0017】しかして、図1、図3、図5、図6、及
び、図7に示すように、横桁3…の近傍に、その横桁3
…と平行に複数本のガイドレール1…を配設し、そのガ
イドレール1…に、複数個の移動ハンガー枠2…を、ガ
イドレール1…と同方向へ移動自在に吊下げる。さら
に、移動ハンガー枠2…に、その移動ハンガー枠2と平
行な副レール12を有する副レール枠7を、付設する。
つまり、この衣類収納装置は、相互に平行に配設される
複数本のガイドレール1…と、ガイドレール1…に沿っ
て移動自在に吊持されると共にこのガイドレール1…に
平面視直交状に配置される複数個の移動ハンガー枠2…
と、移動ハンガー枠2に付設される副レール枠7と、を
備える。
【0018】図3と図4に示すように、移動ハンガー枠
2は、前後方向に長寸のハンガー杆10…を有するハンガ
ー枠本体15と、ハンガー枠本体15をガイドレール1…に
移動自在に取付けるローラユニット16…と、から成る。
【0019】ハンガー枠本体15は、平面視はしご状の水
平状枠14と、この水平状枠14の前端及び後端から下方へ
垂設される支持枠13…を有する。
【0020】また、ハンガー杆10…は、支持枠13…
の左右両側の上部及び下部に水平状に固定される。な
お、このハンガー杆10…には、ハンガー掛けした衣類
が吊り下げられる。
【0021】副レール枠7は、隣合う移動ハンガー枠
2,2の間に突出・収納自在として移動ハンガー枠2に
設けられる水平張出アーム11, 11と、水平張出アーム1
1, 11の下方に移動ハンガー枠2と平行に支持される補
助杆19と、補助杆19の途中部に垂下状に付設される正面
視コの字状の保持部材20…と、夫々の保持部材20の下部
に移動ハンガー枠2と平行に固着される副レール12と、
を有する。
【0022】つまり、副レール12は、保持部材20…
と補助杆19を介して、張出アーム11,11にて支持
され、移動ハンガー枠2に直交する方向に移動自在とさ
れる。
【0023】また、図5に示すように、移動ハンガー枠
2のハンガー枠本体15の上部の水平状枠14の下面には、
内部にガイドレール1と平行な蟻溝部を有する水平状支
持部材21, 21が固着される。
【0024】そして、この支持部材21の蟻溝内に副レー
ル枠7の横断面略コの字状の張出アーム11がスライド自
在に挿入されると共に、この張出アーム11の先端部の下
方に取付具34を介して補助杆19が固着される。
【0025】なお、支持部材21及び張出アーム11を角筒
状あるいは円筒状とするも自由である。さらには、スラ
イド時の摩擦抵抗が小さくなるように、支持部材21の内
面に転接するローラを張出アーム11に枢着しても良い。
また、図2からも明らかなように、移動ハンガー枠2に
は、2個の張出アーム11,11が設けられているが、これ
を3個あるいは4個以上の複数個とするも自由である。
そしてその場合、補助杆19は、張出アーム11…の数に対
応して3ヶ所あるいは4ヶ所以上の複数ヶ所で張出アー
ム11…に支持される。
【0026】また、ローラユニット16は、ハンガー枠本
体15の上端の水平状枠14上に固着される取付金具18と、
この取付金具18の上部に枢着されると共にガイドレール
1に転動自在に当接するローラ17と、から成る。
【0027】ガイドレール1は、取付部材9を介して、
横桁3…の一側面側に沿って水平に固定される。
【0028】しかして、(図3と図4にもどって)副レ
ール枠7を突出させる方向に引く可撓性引張線条体22,
22を介して、隣合う上記移動ハンガー枠2,2の内の一
方に付設された副レール枠7の一部と、隣合う他方の移
動ハンガー枠2を連繋する。
【0029】さらに、上記他方の移動ハンガー枠2に、
副レール枠7の張出アーム11,11の先端に当接して、副
レール枠7を収納する方向へ押圧する当接部23, 23を形
成する。
【0030】具体的には、張出アーム11の先端部に可撓
性引張線条体22の一端を固着し、張出アーム11の先端側
に位置する移動ハンガー枠2の水平状枠14の長辺に可撓
性引張線条体22の他端を固着する。
【0031】当接部23, 23は、移動ハンガー枠2の水平
状枠14の一方の長辺に垂下状に形成される。
【0032】上述のように構成したことにより、図4に
示す如く一対の隣合う移動ハンガー枠2,2を離間させ
ると、その間に衣類出し入れ用通路Rが開設され、か
つ、この通路Rの上部に副レール枠7が突出する。
【0033】即ち、副レール枠7の張出アーム11, 11
は、可撓性線条体22, 22にて引張られて移動ハンガー枠
2に固着された支持部材21, 21に対して先端方向へスラ
イドする。
【0034】この副レール枠7が突出した状態に於て、
副レール12は、通路Rの上部中央に位置する。
【0035】これにより、通路Rの副レール12に吊持さ
せた衣類Cをロ又はハの移動収納枠2,2のハンガー杆
10…に容易に移し換えることができる。
【0036】また、図4のロの移動ハンガー枠2を、図
支矢印Aで示す方向へ移動させ、ある程度走行させる
と、図6に示すように、ロの移動ハンガー枠2の張出ア
ーム11の先端がハの移動ハンガー枠2の当接部23に当接
すると共に、イとロの移動ハンガー枠2,2を連繋する
可撓性線条体22が緊張状態となる。
【0037】その後、さらに、ロの移動ハンガー枠2を
矢印A方向へ移動させると、ロの移動ハンガー枠2の張
出アーム11の先端がハの移動ハンガー枠2の当接部23に
押されて定位置に保持される。これにより、張出アーム
11は、ロの移動ハンガー枠2へと相対的にスライドして
副レール枠7が徐々に収納される。
【0038】それと同時に、ロの移動ハンガー枠2に一
端が固着された緊張した可撓性線条体22により、イの移
動ハンガー枠2の副レール枠7が引き出される。
【0039】その後、図7に示すように、ロの移動ハン
ガー枠2の副レール枠7が収納状態となり、かつ、イと
ロの移動ハンガー枠2,2の間に衣類出し入れ用通路R
が生ずると共にイの移動ハンガー枠2の副レール枠7が
突出状態となる。
【0040】また、上記と逆に、ロの移動ハンガー枠2
を図7の矢印Bで示す方向に移動させると、その後、ロ
の移動ハンガー枠2の当接部23がイの移動ハンガー枠2
の張出アーム11の先端に当接し、次に、張出アーム11は
収納する方向へ押されつつスライドする。さらに、これ
と同時に、ロの移動ハンガー枠2の張出アーム11がその
先端の可撓性線条体22にて所定位置に保持され、ロの移
動ハンガー枠2に対して相対的に突出する。
【0041】しかして、その後、図4に示すように、ロ
とハの移動ハンガー枠2,2の間に通路Rが生じ、か
つ、通路Rの上部に副レール枠7が突出する。
【0042】上述のように、衣類出し入れ用通路Rの左
右何れかの移動ハンガー枠2を移動させてその通路Rを
閉じれば、移動方向とは反対側に新たな通路Rを開設で
き、かつ、その新たな通路Rの上部に副レール枠7を自
動的に突出させ得る。
【0043】また、図2と図3に示すように、この衣類
収納装置は、副レール枠7の副レール12に衣類を搬送す
る基幹レール24a, 24bと、基幹レール24a, 24bから
分岐した分岐レール25…と、を備える。
【0044】具体的には、24aは搬入用の基幹レールで
あり、24bは搬出用の基幹レールである。また、基幹レ
ール24a, 24bから分岐した分岐レール25…は副レール
12…の両端部に接続される。
【0045】なお、図2と図3では、副レール枠7の副
レール12の上方に位置する補助杆19を省略して示してい
るが、実際には、平面視では、副レール12は補助杆19の
下に隠れる。
【0046】また、図3に示すように、分岐レール25の
一部を、移動ハンガー枠2に直交する方向へ伸縮自在に
構成する。
【0047】即ち、分岐レール25は、基端部が基幹レー
ル24a(又は基幹レール24b)に接続された分岐基部26
と、基端部が分岐基部26の先端部にスライド自在に接続
されると共に、先端部が副レール12の一端部に接続され
るスライド部27と、から成る。
【0048】なお、基幹レール24a, 24bと分岐レール
25、及び、副レール12には、その基幹レール24a, 24
b、分岐レール25及び副レール12に転動自在に当接する
ローラと、ハンガー掛けされた衣類を吊下げる水平杆
と、を有する倒立門型のトロリユニット(図示省略)が
懸下され、ハンガー掛けされた衣類がこのトロリユニッ
トに吊下げられて搬送される。
【0049】また、基幹レール24a,24bと分岐レール
25…との間には、ローラユニットの走行を切換えるスイ
ッチ部(図示省略)が設けられる。
【0050】このように構成したことにより、移動ハン
ガー枠2を移動させると、仮想線で示す如く、副レール
12も移動ハンガー枠2と直交する方向に移動するが、分
岐レール25のスライド部27は副レール12と一体状に移動
する。従って、分岐レール25と副レール12との接続状態
を保持できる。
【0051】しかして、衣類を移動ハンガー枠2に収納
する場合は、移動ハンガー枠2, 2を離間させて通路R
を開設し、この通路Rの上部に突出した副レール12に、
トロリユニットに吊下げられた複数の衣類を搬入させ、
作業者が通路R内に搬入される衣類を移動ハンガー枠2
のハンガー杆10…に移せば良い。
【0052】また、逆に、移動ハンガー枠2に収納した
衣類を搬出する場合は、移動ハンガー枠2のハンガー杆
10…に吊下げられた衣類を副レール12のトロリユニット
に移し、その後、衣類を吊下げたトロリユニットを搬出
用基幹レール24bへ送り出せばよい。
【0053】上述のように、この衣類収納装置によれ
ば、衣類の移動ハンガー枠2への出し入れを小人数の作
業者にて迅速に行い得る。そして、特に、移動ハンガー
枠2の長さ寸法が長い場合に好適である。
【0054】また、作業者の労力の負担を軽減できる利
点がある。
【0055】また、移動ハンガー枠2…等は床面よりも
ある程度上方に位置し、左右の支柱5…以外は、床面に
接することはない。従って、床の掃除が容易に行える。
さらに、この装置を設置する場合に、床面の工事が不要
となり、設置が容易となる。
【0056】なお、搬出用の基幹レール24bを省略する
も自由である。
【0057】次に、図8と図9は、本考案の他の実施例
を示し、この衣類収納装置は、ガイドレール1…と平行
な水平アーム28を有すると共に、移動ハンガー枠2と平
行であって水平アーム28にて支持された副レール12を有
する副レール枠29を備える。
【0058】そして、副レール枠29の水平アーム28の両
端部を、スライド自在として、隣合う移動ハンガー枠
2,2に橋絡状に取付けている。
【0059】具体的には、移動ハンガー枠2の上部の水
平状枠14の左右両側には、水平アーム28をスライド自在
に保持する支持部材30, 30が固着される。
【0060】即ち、図10に示すように、円筒状の水平ア
ーム28が円筒状の支持部材30にスライド自在に挿入され
る。また、支持部材30の側面には、水平長手方向の長孔
32,32が形成される。さらに、水平アーム28の両端部に
は、前後に突出すると共に支持部材30,30の長孔32,32
に挿通されるストッパピン31が固着される。この水平ア
ーム28のストッパ部31, 31と、支持部材30, 30の長孔3
2,32にて、水平アーム28のスライドを規制している。
【0061】(図8と図9にもどって)水平アーム28の
中央の下面に、補助杆19が固着され、この補助杆19に取
付けられた保持部材20を介して副レール12が固定され
る。つまり、副レール12は水平アーム28,28にて支持さ
れる。
【0062】しかして、図8に示す如く、隣合う移動ハ
ンガー枠2,2を離間させた状態では、副レール枠29の
水平アーム28が左右の移動ハンガー枠2,2から突出状
となると共に、副レール12が通路Rの上部中央に保持さ
れる。
【0063】なお、支持部材30の長孔32の長さ寸法は、
隣合う移動ハンガー枠2,2の最大離間寸法Mの2分の
1に設定するのが望ましい。図例では、最大離間寸法M
の2分の1よりもやや短く設定した場合を例示する。
【0064】また、図9に示す如く、隣合う移動ハンガ
ー枠2,2を接近させた状態では、副レール枠29の水平
アーム28の両端部が左右の移動ハンガー枠2,2に収納
状となると共に、副レール12が左右の移動ハンガー枠
2,2の間に位置する。
【0065】このように構成すれば、副レール枠29の強
度が大きくなり、副レール12にトロリユニットを介して
多数の衣類を吊持させた場合でも十分に耐え得るものと
し得る。
【0066】
【考案の効果】本考案は、上述の如く構成されるので、
次に記載する効果を奏する。
【0067】請求項1記載の衣類収納装置によれば、隣
合う移動ハンガー枠2,2を離間させるのみで、その間
に副レール12が自動的に突出するようにでき、この副レ
ール12に衣類をスムースに搬入又は搬出できる。
【0068】また、衣類の搬入の際、副レール12に送ら
れる衣類を容易かつ迅速に移動ハンガー枠2に移すこと
ができる。さらに、衣類の搬出の際は、移動ハンガー枠
2に収納された衣類を容易かつ迅速に副レール12に移す
ことができる。これにより、作業時間の短縮と作業者の
労力の軽減を図り得る。
【0069】請求項2記載の衣類収納装置によれば、請
求項1記載のものと同様の効果を奏すると共に、副レー
ル枠29の強度を大きくすることができ、副レール12に多
数の衣類を吊持させた場合でも十分に耐え得るものとし
得る。
【0070】請求項3記載の衣類収納装置によれば、副
レール12が移動するにも係わらず、基幹レール24a,24
bから分岐した分岐レール25…を副レール12…に接続し
た状態を保持させることができる。これにより、搬入搬
出作業を迅速に行い得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】簡略平面図である。
【図3】要部平面図である。
【図4】要部正面図である。
【図5】要部断面側面図である。
【図6】使用状態を説明する要部正面図である。
【図7】使用状態を説明する要部正面図である。
【図8】他の実施例を示す要部正面図である。
【図9】他の実施例を示す要部正面図である。
【図10】要部断面側面図である。
【符号の説明】
1 ガイドレール 2 移動ハンガー枠 7 副レール枠 11 水平張出アーム 12 副レール 22 可撓性線条体 23 当接部 24a 基幹レール 24b 基幹レール 25 分岐レール 28 水平アーム 29 副レール枠

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に平行に配設される複数本のガイド
    レール1…と、上記ガイドレール1…に沿って移動自在
    に吊持されると共に該ガイドレール1…に平面視直交状
    に配置される複数個の移動ハンガー枠2…と、隣合う上
    記移動ハンガー枠2,2の間に突出・収納自在として、
    上記移動ハンガー枠2…に設けられた水平張出アーム1
    1, 11を有すると共に、該移動ハンガー枠2…と平行で
    あって上記張出アーム11, 11にて支持された副レール12
    を有する副レール枠7と、を備え、上記副レール枠7を
    突出させる方向に引く可撓性引張線条体22を介して、隣
    合う上記移動ハンガー枠2,2の内の一方に付設された
    上記副レール枠7の一部と、隣合う他方の上記移動ハン
    ガー枠2を連繋し、さらに、該他方の移動ハンガー枠2
    に、上記副レール枠7の上記張出アーム11の先端に当接
    して該副レール枠7を収納する方向へ押圧する当接部23
    を形成したことを特徴とする衣類収納装置。
  2. 【請求項2】 相互に平行に配設される複数本のガイド
    レール1…と、上記ガイドレール1…に沿って移動自在
    に吊持されると共に該ガイドレール1…に平面視直交状
    に配置される複数個の移動ハンガー枠2…と、上記ガイ
    ドレール1…と平行な水平アーム28, 28を有すると共に
    上記移動ハンガー枠2…と平行であって上記水平アーム
    28, 28にて支持された副レール12を有する副レール枠29
    と、を備え、上記副レール枠29の上記水平アーム28, 28
    の両端部を、スライド自在として、隣合う上記移動ハン
    ガー枠2,2に橋絡状に取付けたことを特徴とする衣類
    収納装置。
  3. 【請求項3】 相互に平行に配置された複数個の移動ハ
    ンガー枠2…の間に該移動ハンガー枠2…に平行に配設
    されると共に、上記移動ハンガー枠2…に直交する方向
    に移動自在とされる副レール12…に、衣類を搬送する基
    幹レール24a,24bから分岐した分岐レール25…を接続
    し、さらに、該分岐レール25…の一部を、上記移動ハン
    ガー枠2…に直交する方向へ伸縮自在に構成したことを
    特徴とする衣類収納装置。
JP2285793U 1993-04-05 1993-04-05 衣類収納装置 Expired - Lifetime JP2521050Y2 (ja)

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JP2285793U JP2521050Y2 (ja) 1993-04-05 1993-04-05 衣類収納装置

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JPH0676208U JPH0676208U (ja) 1994-10-28
JP2521050Y2 true JP2521050Y2 (ja) 1996-12-25

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ID=12094396

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CN111109870A (zh) * 2020-01-19 2020-05-08 郭瑞慈 一种智能衣柜
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