JPH0675895A - 入力バッファ制御方式 - Google Patents

入力バッファ制御方式

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JPH0675895A
JPH0675895A JP24597692A JP24597692A JPH0675895A JP H0675895 A JPH0675895 A JP H0675895A JP 24597692 A JP24597692 A JP 24597692A JP 24597692 A JP24597692 A JP 24597692A JP H0675895 A JPH0675895 A JP H0675895A
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packet
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receiving
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Yoshihiko Hadeyama
▲吉▼彦 羽出山
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大規模パケットを扱う際にドライバレベルで
使用しているバッファへ受信を行わずユーザの指定した
バッファへ直接データ転送を行うことによりバッファコ
ピーのオーバヘッドを削減する。 【構成】 主記憶装置11及び拡張記憶装置12を備え
ている中央処理装置10における周辺処理装置20から
の入出力をパケットで行う入出力制御機構13と、転送
先通知プロトコルと周辺処理装置からの制御パケットを
受信し、制御パケットに記された装置の上にバッファを
確保する受信先決定手段14と、受信先決定手段により
決められた記憶装置にデータ受信を行うデータ受信手段
15と、データパケットの受信完了後、再度制御パケッ
トの転送開始を行うための制御パケット受信開始手段1
6を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中央処理装置と周辺処
理装置との入出力方式に関し特にデータ受信時のバッフ
ァ制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】周辺処理装置との入出力バッファーは一
般に主記憶装置上に設けられ、ユーザが拡張記憶装置上
のバッファーを使用する時は主記憶装置から拡張記憶装
置間へのデータ転送を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の受信バッフ
ァ方式では受信バッファは必ず主記憶装置上に取られた
め、ユーザプログラムなどでバッファを拡張記憶装置上
に設けた場合には一度受信データの主記憶装置から拡張
記憶装置へのデータ転送オーバヘッドが発生し周辺処理
装置とのデータ転送効率が悪化するという問題点があっ
た。
【0004】本発明は上述の問題点に鑑みて、入出力制
御機構レベルにおいてプロトコルを用いて受信バッファ
の切り分けを行うことで大規模パケットの送受信を行う
際、パケットデータの主記憶装置、拡張記憶装置間のデ
ータ転送のオーバーヘッドを削減できる入力バッファ制
御方式を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の入力バッファ制
御方式は、主記憶装置及び拡張記憶装置を備えている中
央処理装置における周辺処理装置からの入出力を行う制
御機構において、周辺処理装置からの入力データを上記
主記憶装置または拡張記憶装置のどちらへ転送するか指
定する転送先通知プロトコルと、周辺処理装置からの入
出力制御を行う入出力制御機構と、周辺処理装置からの
制御パケットを受信し、制御パケットに記された装置の
上にバッファを確保する受信先決定手段と、受信先決定
手段により決められた記憶装置にデータ受信を行うデー
タ受信手段と、データパケットの受信完了後、再度制御
パケットの転送開始を行うための制御パケット受信開始
手段とを具備している。
【0006】
【作用】上記構成によれば、受信先決定手段は、周辺処
理装置からの入出力データを主記憶装置、または、拡張
記憶装置のどちらへ転送するかを指定した。転送先通知
プロトコルによる制御パケットを受信し、制御パケット
に記された装置上にバッファを確保する。データ受信手
段は指定された装置に対してデータ受信を行い、データ
受信完了後に、制御パケット受信開始手段は再度制御パ
ケットの受信開始をデータ受信手段に要求するので、主
記憶装置、拡張記憶間のデータ転送のオーバーヘッドの
削減が可能となる。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0008】図1は本発明の1実施例を示す構成図であ
る。
【0009】図2は転送先通知プロトコルの制御パケッ
トのフォーマットの一例である。
【0010】図3は受信先決定手段の動作例を示す流れ
図である。
【0011】図4はデータ受信手段の動作例を示す流れ
図である。
【0012】図1において10は中央処理装置、20は
周辺処理装置、11は中央処理装置10上の主記憶装
置、12は中央処理装置に接続された拡張記憶装置、1
3は周辺処理装置との入出力を実行する既存機能である
入出力制御機構、14は受信先決定手段、15はデータ
受信手段、16は制御パケット受信開始手段である。
【0013】図2においてフィールドaは本パケットが
制御パケットである事を示すパケット表示フォールド、
フィールドbはデータパケットが後続して送信されるか
否かを示すデータパケットフィールド、フィールドcは
データパケットの転送先が主記憶装置か拡張記憶装置か
の転送先フィールド、フォールドdはデータパケット転
送先のアドレスを表示するアドレスフィールド、フィー
ルドeはデータパケットの大きさを示すパケット長フィ
ールドである。
【0014】図3において311は受信したパケットの
フィールドaよりフィールドが制御パケットか否かを調
べる判断ステップ、312は制御パケットを受け取るべ
き時に受信パケットが制御パケットではないときのエラ
ー処理を行う異常系処理ステップ、313はデータパケ
ットが後続しているか否かをデータパケットフィールド
bを見て調べる判断ステップ、314はデータパケット
が後続しない時に次の制御パケット受信を行う為制御パ
ケット受信開始手段16を起動する制御パケット受信要
求ステップ315はデータパケットが後続する時に転送
先フィールドc、アドレスフィールドd及びパケット長
フィールドeを用いてデータパケットの受信をデータ受
信手段15へ要求するデータパケット受信開始ステップ
である。
【0015】図4において321は指定された受信先、
受信データバッファー長、受信パケット種別によりハー
ドウェアに対して受信要求を行う受信ステップ、322
はハードウェアからの受信完了通知を受け取る割り込み
ハンドラ、323は受信要求が制御パケット受信であっ
たかデータパケット受信であったかに検索する検索ステ
ップ、324は制御パケット受信を行った時にプロトコ
ル異常を通知するプロトコル異常通知ステップ、325
はデータパケットの受信を完了した際にその旨をデータ
パケット受信開始ステップ315へ通知するデータパケ
ット受信完了通知ステップ326は次の制御パケット受
信のため制御パケット受信手段に16を起動する起動ス
テップである。
【0016】次に本発明の動作について説明する。
【0017】中央処理装置10が周辺処理装置20より
制御パケットを受信した時、入出力制御機構13は受信
先決定手段14を起動する。受信先決定手段14は制御
パケットを受信すると判断ステップ311において受信
パケットが制御パケットであることを確認する(ステッ
プ311)。もしこの時制御パケットを受信していない
時は、異常パケットを受信したものとしてエラー処理を
行う(ステップ312)。受信パケットが制御パケット
であることを確認完了後、後続のデータパケットが存在
するか否かを制御パケットのデータパケットフィールド
bを見ることにより調べる(ステップ313)。もし後
続のデータパケットが存在しない時は制御パケット受信
要求ステップ314にて次の制御パケットの受信を行う
為、制御パケット受信開始手段16を起動する(ステッ
プ314)。また後続のデータパケットが存在するとき
制御パケット内に含まれる情報をもとにデータ受信手段
15に対してデータパケットの受信を開始する(ステッ
プ315)。データ受信手段15は受信開始要求を受け
ると受信要求により受信バッファアドレス/受信バッフ
ァ長を基にハードウェアに対して受信指令を発行する
(ステップ321)。ハードウェアがパケットの受信を
完了すると、この完了通知を受け(ステップ322)、
検索ステップ323により現在データパケット受信を行
っていたか制御パケット受信を行っていたかを調べ(ス
テップ323)、データパケット受信を行っていた際は
その旨を制御パケット受信開始手段16に通知する。制
御パケット受信開始手段16はこの通知を受けると一つ
のデータ受信の完了処理を行い(ステップ325)、次
に制御パケットの受信開始を行う為にデータ受信手段1
5に対して要求を行う(ステップ326)。以上により
制御パケットを用いた受信バッファの切りわけを入出力
制御機構レベルで行う。
【0018】
【発明の効果】以上に説明したように本発明は入出力制
御機構レベルでプロトコルを用いて受信バッファの切り
わけを行うため、大規模パケットの送受信を行う際にパ
ケットデータの主記憶装置・拡張記憶装置間のデータ転
送のオーバーヘッドが削減でき、入出力の高速化を図れ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による入力バッファ制御方式
の構成図である。
【図2】本発明の転送先通知プロトコルの制御パケット
のフォーマット例を示す図である。
【図3】図1に示す受信先決定手段の動作の流れ図であ
る。
【図4】図1に示すデータ受信手段の動作の流れ図であ
る。
【符号の説明】
10 中央処理装置 20 周辺処理装置 11 主記憶装置 12 拡張記憶装置 13 入出力制御機構 14 受信先決定手段 15 データ受信手段 16 制御パケット受信開始手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主記憶装置及び拡張記憶装置を備えてい
    る中央処理装置における周辺処理装置からの入出力をパ
    ケットで行う制御機構において、周辺処理装置からの入
    力データを上記主記憶装置または拡張記憶装置のどちら
    に行うかを制御パケットを使用して中央処理装置に通知
    し、また送信データが存在するときは前記制御パケット
    の後にデータパケットを続けて送信する転送先通知プロ
    トコルと前記周辺処理装置からの入出力制御を行う入出
    力制御機構と、前記周辺処理装置からの制御パケットを
    受信し、該制御パケットに記された装置の上にバッファ
    を確保する受信先決定手段と前記受信先決定手段により
    決められた記憶装置にデータ受信を行うデータ受信手段
    と、前記データパケットの受信完了後、再度制御パケッ
    トの転送開始を行うための制御パケット受信開始手段を
    具備することを特徴とする入力バッファ制御方式
JP24597692A 1992-08-24 1992-08-24 入力バッファ制御方式 Expired - Lifetime JP2925049B2 (ja)

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JPH0675895A true JPH0675895A (ja) 1994-03-18
JP2925049B2 JP2925049B2 (ja) 1999-07-26

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