JPH067501Y2 - スピンドルサ−ボ回路 - Google Patents

スピンドルサ−ボ回路

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JPH067501Y2
JPH067501Y2 JP1987110797U JP11079787U JPH067501Y2 JP H067501 Y2 JPH067501 Y2 JP H067501Y2 JP 1987110797 U JP1987110797 U JP 1987110797U JP 11079787 U JP11079787 U JP 11079787U JP H067501 Y2 JPH067501 Y2 JP H067501Y2
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JP
Japan
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signal
spindle
circuit
disc
sync
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JP1987110797U
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JPS6415356U (ja
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正裕 長澤
正裕 中島
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Pioneer Corp
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Pioneer Corp
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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、ディスクプレーヤのスピンドルサーボ回路に
関し、特に線速度一定に記録された情報記録ディスク
(以下、CLVディスクと称する)を演奏する際にスピ
ンドルモータの回転制御をなすサーボ回路に関するもの
である。
背景技術 CLVディスクでは、ディスク半径位置において単位時
間当りの演奏トラツク長が一定となるようにディスクを
回転させる必要があり、このためビデオディスクにあっ
てはディスクの内周から外周へ1800r.p.m.から60
0r.p.m.へと連続的に回転数が変化することになる。こ
の回転数の制御は、ディスクからの読取信号中から得ら
れる同期信号の基準同期信号に対する位相差信号である
スピンドルエラー信号を生成し、このスピンドルエラー
信号が零になるようにスピンドルモータの回転制御をな
すスピンドルサーボ回路によって行なわれる。
しかしながら、このスピンドルサーボ回路において生成
されるスピンドルエラー信号は、上記同期信号に対する
位相差のみならず、ディスク回転数によってもそのスピ
ンドルエラー信号の振幅が変化してしまうので、ディス
クの内、中、外周すべての位置で最良のループ特性を得
ることができなかった。
考案の概要 本考案は、上述した点に鑑みなされたもので、ディスク
の内、中、外周すべての位置で最良のループ特性を得る
ことが可能なスピンドルサーボ回路を提供することを目
的とする。
本考案によるスピンドルサーボ回路は、同期信号を含む
ビデオ信号及び演奏経過時間を示すタイムコード情報信
号が記録されているディスクの演奏を行うディスクプレ
ーヤにおけるスピンドルサーボ回路であって、前記ディ
スクから読み取られた読取信号から前記同期信号を分離
抽出する同期分離回路と、前記同期信号と基準同期信号
との位相差に応じたスピンドルエラー信号を生成するス
ピンドルエラー生成回路と、前記読取信号から前記タイ
ムコード情報信号を検出するデータ検出回路と、前記タ
イムコード情報信号に基づいて前記ディスクの目標回転
を算出しこれに応じた制御信号を生成する制御手段と、
前記制御信号に応じた利得にて前記スピンドルエラー信
号の振幅を調整した調整スピンドルエラー信号を得る可
変利得アンプと、前記調整スピンドルエラー信号に応じ
た回転数にて前記情報記録ディスクを回転駆動せしめる
スピンドルモータとを有する構成となっている。
実施例 以下、本考案の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
第1図は、本発明によるスピンドルサーボ回路を有する
ディスクプレーヤの構成の一例を示すブロック図であ
る。図において、CLVディスク1はスピンドルモータ
2によって回転駆動され、その記録情報はピックアップ
3により読み取られる。ピックアップ3の読取出力はR
Fアンプ4を経てFM復調回路5で復調される。この復
調出力は時間軸補正回路6で時間軸補正された後再生ビ
デオ出力となる。また、復調出力は同期分離回路7及び
データ検出回路8にも供給される。同期分離回路7では
ビデオ信号中から水平同期信号が分離・抽出され、デー
タ検出回路8ではビデオ信号中の例えば17H(Hは水
平走査期間),18Hに挿入された演奏経過時間を示す
タイムコードが検出される。
同期分離回路7で分離・抽出された再生水平同期信号は
スピンドルエラー生成回路9に供給され、当該回路9に
おいて基準信号発生回路10からの基準水平同期信号と
の位相差がスピンドルエラー信号として検出される。こ
のスピンドルエラー信号は可変利得アンプ11を経た
後、スピンドルモータ2を駆動制御するドライバー12
に供給される。以上により、ディスク1の回転制御をな
すスピンドルサーボループが形成されることになる。
スピンドルモータ2に連動する周波数発電機(FG)1
3が設けられており、このFG13はディスク1の回転
数に応じたパルス幅のFGパルスを回転数情報としてコ
ントローラ14に供給する。コントローラ14は例えば
マイクロコンピュータによって構成され、スピンドルモ
ータ2の立上げ時にはFGパルスに基づいて回転数を監
視することによってスピンドルサーボの引込みを行な
い、それ以降はデータ検出回路8から供給されるタイム
コード情報に基づいてピックアップ3の情報検出点が位
置するディスク半径位置での目標回転数が算出し、この
目標回転数に応じたデューティ比の制御パルスを可変利
得アンプ11に供給することにより、可変利得アンプ1
1の利得をディスク回転数に対して直線的に変化させる
べく制御する。
なお、タイムコード情報t(sec)における目標回転数N
(r.p.m.)は、次式によって求めることができる。
ここに、pはトラックピッチ、Vは線速度、rcはプログ
ラムエリア開始半径、tcはプログラム開始時刻である。
第2図は可変利得アンプ11の具体的な構成の一例を示
す回路図である。図において、エミッタが共通接続され
て差動動作をなすトランジスタQ,Q、これらトラ
ンジスタQ,Qの各ベースとアース間に接続された
抵抗R,R及び各コレクタと正電源+Vc間に接続さ
れた抵抗R,Rによって差動アンプが構成されてお
り、トランジスタQのベースがスピンドルエラー信号
の入力端、トランジスタQのコレクタが出力端となっ
ている。また、差動対トランジスタQ,Qのエミッ
タ共通接続点と負電源−Vc間にはトランジスタQ及び
抵抗Rが直列接続されており、アースと負電源−Vc間
に直列接続された抵抗R,Rによる分圧電圧がトラ
ンジスタQのベース電圧となっている。
一方、第1図に示すコントローラ14からの制御パルス
は抵抗R及びコンデンサCからなる積分回路及び抵
抗Rを介してトランジスタQのベース入力となる。
トランジスタQのコレクタは正電源+Vcに接続され、
そのエミッタは抵抗R10を介して差動対トランジスタQ
,Qのエミンタ共通接続点に接続されると共に、抵
抗R11を介して負電源−Vcに接続される。
かかる構成の可変利得アンプ11において、目標回転数
に応じたデューティ比の制御パルスがコントローラ14
から入力されると、かかる制御パルスに応じた制御電圧
Vが、トランジスタQのエミッタから出力される。第
3図は、かかる目標回転数に応じて変化する制御電圧V
の推移を示す図である。図の如く、この制御電圧Vは、
目標回転数に対して直線的に変化する。かかる目標回転
数に応じた制御電圧VがトランジスタQ及びQのエ
ミッタ共通接続点に印加されて可変利得アンプ11の利
得が設定される。よって、可変利得アンプ11の利得
は、第4図に示す如く、上記目標回転数に対して直線的
に変化することになる。
このように、ディスク1に記録されているタイムコード
情報に基づいてピックアップ3の情報検出点のディスク
半径位置に応じた目標回転数を算出し、この目標回転数
に応じて可変利得アンプ11の利得をディスク回転数に
対して直線的に変化せしめることにより、ディスクの
内、中、外周すべての位置で最良のループ特性を得るこ
とができるのである。
なお、上記実施例では、ディスク1に記録されているタ
イムコード情報より目標回転数を算出し、この目標回転
数に応じて可変利得アンプ11の利得を制御するとした
が、可変利得アンプ11を第5図に示す如き回路構成と
し、第1図に示すFG13からのFGパルスを抵抗R12
及びCからなる積分回路を介してトランジスタQ
ベース入力とすることによっても、可変利得アンプ11
の利得をディスク回転数に対して直線的に変化せしめる
ことができる。
考案の効果 以上説明したように、本考案によるスピンドルサーボ回
路によれば、ディスクから読み取られたタイムコード情
報に基づいてディスクの目標回転数を求め、かかる目標
回転数に応じた分だけスピンドルエラー信号の振幅を調
整する構成としている。よって、本発明によるスピンド
ルサーボ回路によれば、ディスク回転数に応じて変化し
てしまったスピントルエラー信号の振幅変化分を相殺す
ることが出来るので、ディスクの内、中、外周すべての
位置で最良のループ特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるスピンドルサーボ回路を有するデ
ィスクプレーヤの構成の一例を示すブロック図、第2図
は第1図における可変利得アンプの構成の一例を示す回
路図、第3図はディスク回転数と制御電圧Vとの関係を
示す図、第4図はディスク回転数と利得との関係を示す
図、第5図は可変利得アンプの構成の他の例を示す回路
図である。 主要部分の符号の説明 1……CLVディスク 2……スピンドルモータ 3……ピックアップ、7……同期分離回路 8……データ検出回路 11……可変利得アンプ 13……周波数発電機、14……コントローラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】同期信号を含むビデオ信号及び演奏経過時
    間を示すタイムコード情報信号が記録されているディス
    クの演奏を行うディスクプレーヤにおけるスピンドルサ
    ーボ回路であって、 前記ディスクから読み取られた読取信号から前記同期信
    号を分離抽出する同期分離回路と、 前記同期信号と基準同期信号との位相差に応じたスピン
    ドルエラー信号を生成するスピンドルエラー生成回路
    と、 前記読取信号から前記タイムコード情報信号を検出する
    データ検出回路と、 前記タイムコード情報信号に基づいて前記ディスクの目
    標回転を算出しこれに応じた制御信号を生成する制御手
    段と、 前記制御信号に応じた利得にて前記スピンドルエラー信
    号の振幅を調整した調整スピンドルエラー信号を得る可
    変利得アンプと、 前記調整スピンドルエラー信号に応じた回転数にて前記
    情報記録ディスクを回転駆動せしめるスピンドルモータ
    とを有することを特徴とするスピンドルサーボ回路。
JP1987110797U 1987-07-20 1987-07-20 スピンドルサ−ボ回路 Expired - Lifetime JPH067501Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987110797U JPH067501Y2 (ja) 1987-07-20 1987-07-20 スピンドルサ−ボ回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP1987110797U JPH067501Y2 (ja) 1987-07-20 1987-07-20 スピンドルサ−ボ回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6415356U JPS6415356U (ja) 1989-01-26
JPH067501Y2 true JPH067501Y2 (ja) 1994-02-23

Family

ID=31348282

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987110797U Expired - Lifetime JPH067501Y2 (ja) 1987-07-20 1987-07-20 スピンドルサ−ボ回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2536029Y2 (ja) * 1991-02-21 1997-05-21 アルパイン株式会社 光ディスク装置のスピンドルモ−タサ−ボ回路
JP2012059323A (ja) * 2010-09-09 2012-03-22 Renesas Electronics Corp 光ディスク装置

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Publication number Publication date
JPS6415356U (ja) 1989-01-26

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