JPH0674008U - 柱上用気中開閉器 - Google Patents
柱上用気中開閉器Info
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- JPH0674008U JPH0674008U JP1915193U JP1915193U JPH0674008U JP H0674008 U JPH0674008 U JP H0674008U JP 1915193 U JP1915193 U JP 1915193U JP 1915193 U JP1915193 U JP 1915193U JP H0674008 U JPH0674008 U JP H0674008U
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- engaging
- switch box
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- plates
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- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 開閉器箱内の絶縁板取付け構造を改善して組
立工数を少なくする。 【構成】 側面絶縁板44,45の中心部から下端にか
けて開閉軸20を通過させるための切欠き44a,45
aを形成するとともに、上端の左右を切欠いて凸部44
b,45bを形成する。側面絶縁板44,45の下方に
形成された切欠き部44a,45aの左右の角部を係合
するため幅方向に不連続な溝42a,42b,43a,
43bを係合突起42,43に形成し、この係合突起4
2,43を下部絶縁板41の上面に設置する。上部絶縁
板48の幅方向に側面絶縁板44,45の凸部44b,
45bを係合するための溝48c,48dを形成する。
開閉器箱1の内側上部に水平方向をした固定座46,4
7を突設し、その垂直方向にメネジ孔46a,47aを
形成し、上方から載置された上部絶縁板48をボルト4
9,50により固定する。
立工数を少なくする。 【構成】 側面絶縁板44,45の中心部から下端にか
けて開閉軸20を通過させるための切欠き44a,45
aを形成するとともに、上端の左右を切欠いて凸部44
b,45bを形成する。側面絶縁板44,45の下方に
形成された切欠き部44a,45aの左右の角部を係合
するため幅方向に不連続な溝42a,42b,43a,
43bを係合突起42,43に形成し、この係合突起4
2,43を下部絶縁板41の上面に設置する。上部絶縁
板48の幅方向に側面絶縁板44,45の凸部44b,
45bを係合するための溝48c,48dを形成する。
開閉器箱1の内側上部に水平方向をした固定座46,4
7を突設し、その垂直方向にメネジ孔46a,47aを
形成し、上方から載置された上部絶縁板48をボルト4
9,50により固定する。
Description
【0001】
本考案は、絶縁板の組み込みが容易な柱上用気中開閉器に関する。
【0002】
従来の柱上用気中開閉器の内部絶縁構造は図5〜図7に示すように構成されて いる。すなわち、開閉器箱1の内側底面四隅に配設された取付座2に下部絶縁板 3がボルト4により固定されている。 同様に、開閉器蓋5の裏面には4個の取付座6が配設されており、この取付座 6に上部絶縁板7がボルト8により固定されている。 開閉器箱1の前面内側には、操作機構部9と内部の可動接触子11とを隔てる 側面絶縁板12,13が取り付けられている。可動接触子11は外部の操作ハン ドル10により操作される。側面絶縁板12,13は、それぞれボルト挿通用の 孔12a〜12c,13a〜13cが形成されており、取り付ける際はそれぞれ の切欠き部が予め開閉器箱1内に組み込まれている開閉軸20を囲むようにしな がら側面絶縁板12,13を互いに重ね合わせる。
【0003】 次いで、それぞれの孔12a,12bと孔13a,13bとを一致させてから ボルト16,17を挿通して、平座金18,19を介してナット21,22を締 めつけて側面絶縁板12,13を互いに固定し一体化する。同時に、側面絶縁板 12の左上の隅に形成されている孔12cを、開閉器箱1の内面に予め溶接によ り突設されている取付座23のネジ孔23aに内側から合わせ、側面絶縁板12 側から平座金24を介してボルト25を締めつけて、側面絶縁板12を開閉器箱 1に固定する。
【0004】 同じく、側面絶縁板13の右下の隅に形成されている孔13cを、開閉器箱1 の内面に突設されている取付座26のネジ孔26aに内側から合わせ、側面絶縁 板13側から平座金27を介してボルト28を締めつけて、側面絶縁板13を開 閉器箱1に固定する。 同様に、開閉器箱1の後面内側には、開閉器箱1の後面と内部の可動接触子1 1とを隔てる側面絶縁板14,15が取り付けられている。これら側面絶縁板1 4,15も同じ要領でボルト31,32およびナット33,34により一体化さ れてから開閉器箱1に突設されている取付座35,36にナット37,38等に より固定される。 これらの構造により、所要の絶縁特性を得ることが可能になる。
【0005】
しかしながら、上述したように従来の開閉器箱における側面絶縁板の取り付け は、開閉器箱内で2分割されているものをボルトおよびナットを用いて組立てな ければならず、狭い空間で両手を使用して行う作業は非常に作業効率が悪く組立 の工数が多くなるという問題があった。 本考案は上記問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところ は、開閉器箱内での組立作業性を改善して組立工数を少なくすることが可能な柱 上用気中開閉器を提供することにある。
【0006】
上記目的を達成するために、本考案は、開閉器箱内の上下面および前後面にそ れぞれ絶縁板を配設する柱上用気中開閉器において、中心部から下端にかけて開 閉軸を通過させるための切欠きを形成するとともに、上端の少なくとも一方の側 を切欠いて他方の側との間に段差を形成した側面絶縁板と、下部絶縁板の上面の 前後部に設置され、側面絶縁板の下方の切欠き部の左右の角部を係合するために 幅方向に不連続な溝を形成した係合突起と、上部絶縁板の前後部の幅方向に形成 され、側面絶縁板の段差の突出側部分を係合する係合溝と、開閉器箱の内側上部 に水平方向に突設されるとともに垂直方向のメネジ孔が形成され、上方から載置 された上部絶縁板をボルトにより固定可能な上部絶縁板固定座とを備えたことを 特徴とする。
【0007】
本考案においては、開閉器箱内に絶縁板を組み込む際、係合突起が設置された 下部絶縁板が開閉器箱の底部に取り付けられた後、下部絶縁板上の係合突起の係 合溝に側面絶縁板の下方の切り欠き部の左右の角部が係合される。次いで、側面 絶縁板の上端に形成された段差の突出部分に上部絶縁板の係合溝を係合させなが ら、上部絶縁板を上部絶縁板固定座に載置してボルトにより上部絶縁板が上部絶 縁板固定座に固定される。
【0008】
以下、図に沿って本考案の実施例を説明する。 図1は本考案に係る第1の実施例の柱上用気中開閉器の組立手順を示す分解斜 視図であり、図2は同じく実施例の横断面図であり、図3は同じく実施例の縦断 面図である。 図において、開閉器箱1の底部四隅に配設された取付座2に下部絶縁板41が ボルト4により固定され、下部絶縁板41の上面の前、後端寄りに係合突起42 ,43が一体成形により配設されている。係合突起42,43には、中間部が分 断された左右方向の溝42a,42bおよび溝43a,43bがそれぞれ形成さ れている。これらの溝の形状・寸法は、後述する側面絶縁板44,45の下端の 形状に対応している。
【0009】 溝42a〜43bには、上方から側面絶縁板44,45の下端部が係合される 。側面絶縁板44,45は、既に開閉軸20が開閉器箱1内に組み込まれている ため、組み込まれる際に開閉軸20を通過させる部分と開閉軸20が最終的に位 置する部分が切欠かれている。この切欠き部44a,45aの下端の幅が、溝4 2aと溝42b、および溝43aと溝43bの間の不連続部分の長さとなる。側 面絶縁板44,45の上端は中央部を除く左右の部分を切欠いて中央に凸部44 b,45bが形成されている。 一方、開閉器箱1の開口部近くの右側内面の前部と後部にL型をした板金から なる固定座46,47が先端を水平にして溶接により取り付けられている。また 、固定座46,47の先端の水平部には、ネジ孔46a,47aが垂直方向に形 成されている。
【0010】 この固定座46,47の上面に上部絶縁板48の前、後端が載置される。上部 絶縁板48の前、後端部であって、固定座46,47のネジ孔46a,47aに 対応する位置には、ボルト挿通用の孔48a,48bが形成されている。また、 上部絶縁板48の前、後端近くであって、側面絶縁板44,45の凸部44b, 45bに対応する位置には、左右方向すなわち側面絶縁板44,45の幅方向に 、側面絶縁板44,45の厚みとほぼ同一の幅をした溝48c,48dが形成さ れている。すなわち、上部絶縁板48を固定座46,47上に載置すると同時に 、溝48c,48dに凸部44b,45bを係合させる。次いで、ネジ孔46a ,47aに孔48a,48bを一致させてから、ボルト49,50をバネ座金5 1,52および平座金53,54を介して締めつけることにより、上部絶縁板4 8が固定される。
【0011】 ここで上部絶縁板48が固定されたことにより、側面絶縁板44,45は、下 部の切欠き部44a,45aと係合突起42,43との係合により前後左右と下 方向の移動が規制され、同様にして上部が溝48c,48dと凸部44b,45 bとの係合およびその右側の段部と上部絶縁板48との当接により前後、右、上 方向の移動が規制される。すなわち、側面絶縁板44,45も開閉器箱1に固定 されたことになる。 このようにして、各絶縁板を開閉器箱の内部に組み込むに際して、下部絶縁板 41をボルト4本で、上部絶縁板48をボルト2本で固定するだけで済むため、 面倒なボルト締めつけの作業が少なくなる。しかも、ボルト締め付け作業はいず れも上方から下方のネジ孔にネジ込む作業であるから片手でも可能であり作業性 が良くなる。
【0012】 実施例では側面絶縁板44,45の凸部44b,45bの右端のみが、上部絶 縁板48の溝48c,48dに当接しているが、上部絶縁板48を左側に拡幅し て溝48c,48dの左端を閉じて溝の長さを凸部44b,45bの幅と同じく すれば、凸部44b,45bの左端についても溝48c,48dに当接すること になり、左右両方向の移動を規制することが可能となる。 この実施例では、側面絶縁板44,45は凸部44b,45bを形成するため 上端の左右両側を切欠いているが、切欠きは右側のみとすることもある。 なお、図中の5は開閉器蓋、9は操作機構部、10は操作ハンドル、11は可 動接触子である。
【0013】 次に第2の実施例について説明する。図4は第2の実施例を示す縦断面図であ る。 この実施例の特徴は内部に耐雷素子56〜58を組み込むとともに、可動接触 子11の間にも側面絶縁板を設置して相間絶縁を強化したものである。 すなわち、下部絶縁板41の上面に係合突起63〜66が等間隔で配設される とともに、上部絶縁板62にも係合突起63〜66に対応して溝(図示せず)が 形成され、その間に側面絶縁板67〜70がそれぞれ係合・固定される。なお、 係合突起63〜66、側面絶縁板67〜70および上部絶縁板62の溝間での係 合は第1の実施例と同様な構造である。また、その他の部分の構造は第1の実施 例と共通であるのでそれらの部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0014】
以上述べたように本考案によれば、側面絶縁板が一体構造により形成されると ともに、下部絶縁板と上部絶縁板とにより支持・固定される。それにより、部品 点数が少なくなるとともに取り付け箇所が少なくなって組立が容易になり、結果 として組立工数が少なくなる。
【図1】本考案に係る第1の実施例の組立手順を示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図2】第1の実施例の横断面図である。
【図3】第1の実施例の縦断面図である。
【図4】第2の実施例を示す縦断面図である。
【図5】従来例の横断面図である。
【図6】従来例の縦断面図である。
【図7】従来例の組立手順を示す分解斜視図である。
1 開閉器箱 2 取付座 4 ボルト 5 開閉器蓋 9 操作機構部 10 操作ハンドル 11 可動接触子 20 開閉軸 41 下部絶縁板 42,43 係合突起 42a,42b,43a,43b 溝 44,45 側面絶縁板 44a,45a 切欠き部 44b,45b 凸部 46,47 固定座 46a,47a ネジ孔 48 上部絶縁板 48a,48b 孔 48c,48d 溝 49,50 ボルト 63〜66 係合突起 62 上部絶縁板
Claims (1)
- 【請求項1】 開閉器箱内の上下面および前後面にそれ
ぞれ絶縁板を配設する柱上用気中開閉器において、 中心部から下端にかけて開閉軸を通過させるための切欠
きを形成するとともに、上端の少なくとも一方の側を切
欠いて他方の側との間に段差を形成した側面絶縁板と、 下部絶縁板の上面の前後部に設置され、側面絶縁板の下
方の切欠き部の左右の角部を係合するために幅方向に不
連続な溝を形成した係合突起と、 上部絶縁板の前後部の幅方向に形成され、側面絶縁板の
段差の突出側部分を係合する係合溝と、 開閉器箱の内側上部に水平方向に突設されるとともに垂
直方向のメネジ孔が形成され、上方から載置された上部
絶縁板をボルトにより固定可能な上部絶縁板固定座と、 を備えたことを特徴とする柱上用気中開閉器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993019151U JP2594154Y2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 柱上用気中開閉器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993019151U JP2594154Y2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 柱上用気中開閉器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0674008U true JPH0674008U (ja) | 1994-10-18 |
JP2594154Y2 JP2594154Y2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=11991435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993019151U Expired - Fee Related JP2594154Y2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 柱上用気中開閉器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2594154Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018018591A (ja) * | 2016-07-25 | 2018-02-01 | 株式会社ダイヘン | 開閉器 |
-
1993
- 1993-03-23 JP JP1993019151U patent/JP2594154Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018018591A (ja) * | 2016-07-25 | 2018-02-01 | 株式会社ダイヘン | 開閉器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2594154Y2 (ja) | 1999-04-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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