JPH034118Y2 - - Google Patents

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JPH034118Y2
JPH034118Y2 JP1981000905U JP90581U JPH034118Y2 JP H034118 Y2 JPH034118 Y2 JP H034118Y2 JP 1981000905 U JP1981000905 U JP 1981000905U JP 90581 U JP90581 U JP 90581U JP H034118 Y2 JPH034118 Y2 JP H034118Y2
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JP
Japan
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rod
wiring box
frame
opening
engages
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JP1981000905U
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JPS57115521U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、壁面板を上下に分割して、その間
に、スイツチ、コンセント、インターホン、ガス
接続口等の器具を取付けるための横長の配線箱
を、体裁よく、かつ上下の壁面板とともに着脱自
在に設けてなる、組立て容易な壁体に関するもの
である。
〔従来の技術〕
電気コード挿通路を備える従来の組立式壁体に
おいては、例えば実開昭54−101813号公報に示さ
れているように、電気コード挿通路は、筒状をな
していて、壁面の前後方向に対して閉塞されてお
り、かつナツト等によつて壁面に固着されてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の電気コード挿通路を備える壁体において
は、次のような問題点がある。
(a) 筒状をなす挿通路内に電気コードを挿通する
配線作業が面倒であり、かつ、配線部材の補修
点検も困難である。
(b) 組立施工時のナツト止め等の固定作業が面倒
であり、かつ壁面板の模様変え又は壁体内の補
修点検が容易ではない。
本考案は、ねじ止め等の作業を必要とせず、し
かも電気コード挿通路を容易に前面または後面に
向かつて開口しうるようにした壁体を提供するこ
とを目的とするものである。
〔問題を解決するための手段〕
本考案によると、上面開口するチヤンネル状の
上下の水平枠杆の両端を、角筒状の左右両垂直杆
をもつて連結して形成した方形の枠体と、 左右方向を向き、かつ側面開口するチヤンネル
状をなし、上下両片の外面に、それぞれ上面開口
するチヤンネル状の係止杆を備え、同じく左右両
端面に、前記枠体の両垂直杆に嵌合しうる内向き
の切込孔を設けてなる配線箱と、 内面に設けた係止片が配線箱の開口端縁に係合
して、配線箱の開口部を閉塞する閉塞板と、 上下両縁に、それぞれ配線箱の下方係止杆に係
合する上方折曲縁、および枠体の下方水平枠杆の
側面下部に当接する下方折曲縁を備えるととも
に、内面下部に、下方水平枠杆の開口端縁に係合
する下向鉤片を備える下方壁面板と、 上下両縁に、それぞれ枠体の上方水平枠杆の開
口端縁に係合する上方折曲縁、および配線箱の上
方係止杆の側面下部に当接する下方折曲縁を備え
るとともに、内面下部に、上方係止杆に係合する
下向鉤片を備える上方壁面板と、 上方水平枠杆と平行をなし、かつ両側縁に、上
方壁面板の上方折曲縁を上方より押圧する下向き
の押圧片を備えるとともに、下面に、上方水平枠
杆の開口端縁に係合する適数の下向きの係合片を
備える押圧杆とにより、上記課題は解決される。
〔実施例〕
方形の枠体1は、上面開口するチヤンネル状の
上下の水平枠杆2,2の両端を、角筒状の垂直枠
杆3,3をもつて連結して形成され、下方の水平
枠杆2の下面には、高さ調節可能の幅木4が固着
されている。
5は左右方向を向き、かつ前面開口する上下幅
の大きなチヤンネル状の配線箱で、その上片5a
の上面中央には、左右方向を向き、かつ上面開口
するチヤンネル状の係止杆6が固着され、同じく
下片5bの下面中央には、左右方向を向き、かつ
上面開口するチヤンネル状の係止杆7が、上方よ
り配線箱5の下辺5bを貫通させたビス8をもつ
て吊支されている。
第3図に示すように、配線箱5の上下両片5
a,5bの両側端面より内向きに、方形の切込孔
9が切設され、各切込孔9は、枠体1の左右両垂
直枠杆3に嵌合している。
すなわち配線箱5は、正面から見て前後軸まわ
りに傾斜させて、一側下方の切込孔9を垂直枠杆
3に適正に嵌合させ、ついで配線箱5を水平とす
ることにより、他側下方の切込孔9を、その側に
おける垂直枠杆3と適正に係合させることによつ
て、枠体1に取付けられるもので、上方の切込孔
9の奥行きは、配線箱5を傾斜させて垂直枠杆3
に取付けうるようにするために、下方のものより
もやや大としてある。
10は、配線箱5の前面開口部の閉塞板で、そ
の内面の上部と下部の要所には、それぞれ後方を
向く係止片11が突設されている。上下の係止片
11は、中間部において互いに近接する方向に屈
曲されて、係止段部11aを形成し、その後端部
は、近接するように傾斜している。
閉塞板10は、その係止片11を、配線箱5の
前面開口部に強制的に押し込み、係止段部11a
を配線箱5の開口端縁5cに係合させることによ
り、配線箱5に着脱自在に止着される。
下方の前後各壁面板12の上縁には、内方に向
つた後、下方に向う上方折曲縁12aが形成さ
れ、同じく下縁には、内方に向つた後、上方に向
う下方折曲縁12bが形成され、さらに壁面板1
2の内面下部の要所には、下向鉤片13が突設さ
れている。
下方の前後各壁面板12は、その下向鉤片13
を、枠体1の下方水平枠杆2の開口端縁2aに係
合させ、かつ下方折曲縁12bを、水平枠杆2の
外側面と幅木4の上面に当接させるとともに、上
方折曲縁12aを、配線箱5の下面における係止
杆7の上向平行片7aの上縁に係合させて、ビス
8を締付けることにより、枠体1に取付けられ
る。
上方の壁面板14にも、下方の壁面板12と同
様の上方折曲縁14a、下方折曲縁14b及び下
向鉤片15が設けられている。
16は、枠体の1の上方水平枠杆2と平行をな
す押圧杆で、その前縁および後縁からは、それぞ
れ押圧片16aが垂設され、かつ押圧杆16の下
面には、左右方向を向く前後2列の係合片17,
17が突設され、各係合片17の下端には、外上
方に向かう鉤部17aが形成されている。
上方の前後各壁面板14は、その下向鉤片15
を、配線箱5の上面における係止杆6の上向平行
片6aに係合させ、かつ下方折曲縁14bを、上
向平行片6aの外面と配線箱5の上片5aに当接
させるとともに、上方折曲縁14aを、枠体1の
上方水平枠杆2の開口端縁2aに係合させ、上記
押圧杆16の各係合片17を、水平枠杆2の開口
部に強制的に押込んで、鉤部17aを水平枠杆2
の開口端部2aの下端に係合させることにより、
上方折曲線14aを、押圧杆16の押圧片16a
により下方に押圧して、枠体1に取付けられる。
上述のようにして組立てられた本考案の壁体
は、これを構成する各部材のうち、下方の壁面板
12の上方折曲縁12aと配線箱5を結合する際
に、ビス8を使用するのみでよく、その他の部材
間は、すべて相互係合により結合されている。
なお、第4図に示すように、配線箱5の下方の
係止杆7に代えて、側面形が山字形の係止杆21
を、その上向両側片21a,21aの上端と配線
箱5の下片5bとの間に、若干の間隙が形成され
るようにして、その上向中央片21bを下片5b
に固着し、かつ上記した下方壁面板12の上方折
曲縁12aに代えて、内方を向く折曲縁22を設
けるとともに、その内端に、内下方を向く鉤部2
2aを設け、上記間隙に折曲縁22を強制的に押
し込んで、側片21aに鉤部22aを係合させる
ようにすれば、上記ビス8を省略することができ
る。
〔考案の効果〕
本考案によると、組立てが極めて簡単かつ容易
であるにもかかわらず、押圧杆16により各部材
の上方移動は阻止される。
また上下の各壁面板14,12と閉塞板10と
押圧杆16の左右両端における下向鉤片15,1
3と係止片11と係合片17を、垂直枠杆3の内
面に接するように設けることにより、また配線箱
5における切込孔9は垂直枠杆3に嵌合されてい
るため、各部材の側方移動は阻止され、組立てら
れた壁体は強固である。
さらに、各部材の取外しが簡単であるから、各
壁面板14,12や配線箱5内の模様変えを簡単
に行うことができ、かつ壁体内の補修点検が容易
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案壁体の一実施例の正面図、第
2図は、第1図のA−A線における一部分解拡大
縦断側面図、第3図は、第2図のB−B線におけ
る横断面図、第4図は、配線箱と下方壁面板の結
合部の他の例を示す要部縦断側面図である。 1……枠体、2……水平枠杆、2a……開口端
縁、3……垂直枠杆、4……幅木、5……配線
箱、5a……上片、5b……下片、5c……開口
端縁、6……係止杆、6a……上向平行片、7…
…係止杆、7a……上向平行片、8……ビス、9
……切込孔、10……閉塞板、11……係止片、
11a……段部、12……壁面板、12a,12
b……折曲縁、13……下向鉤片、14……壁面
板、14a,14b……折曲縁、15……下向鉤
片、16……押圧杆、16a……押圧片、17…
…係合片、17a……鉤部、21……係止片、2
1a……側片、21b……中央片、22……折曲
縁、22a……鉤部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上面開口するチヤンネル状の上下の水平枠杆の
    両端を、角筒状の左右両垂直杆をもつて連結して
    形成した方形の枠体と、 左右方向を向き、かつ側面開口するチヤンネル
    状をなし、上下両片の外面に、それぞれ上面開口
    するチヤンネル状の係止杆を備え、同じく左右両
    端面に、前記枠体の両垂直杆に嵌合しうる内向き
    の切込孔を設けてなる配線箱と、 内面に設けた係止片が配線箱の開口端縁に係合
    して、配線箱の開口部を閉塞する閉塞板と、 上下両縁に、それぞれ配線箱の下方係止杆に係
    合する上方折曲縁、および枠体の下方水平枠杆の
    側面下部に当接する下方折曲縁を備えるととも
    に、内面下部に、下方水平枠杆の開口端縁に係合
    する下向鉤片を備える下方壁面板と、 上下両縁に、それぞれ枠体の上方水平枠杆の開
    口端縁に係合する上方折曲縁、および配線箱の上
    方係止杆の側面下部に当接する下方折曲縁を備え
    るとともに、内面下部に、上方係止杆に係合する
    下向鉤片を備える上方壁面板と、 上方水平枠杆と平行をなし、かつ両側縁に、上
    方壁面板の上方折曲縁を上方より押圧する下向き
    の押圧片を備えるとともに、下面に、上方水平枠
    杆の開口端縁に係合する適数の下向きの係合片を
    備える押圧杆 とよりなる配線箱付組立式壁体。
JP1981000905U 1981-01-09 1981-01-09 Expired JPH034118Y2 (ja)

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JP1981000905U JPH034118Y2 (ja) 1981-01-09 1981-01-09

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JP1981000905U JPH034118Y2 (ja) 1981-01-09 1981-01-09

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Publication Number Publication Date
JPS57115521U JPS57115521U (ja) 1982-07-17
JPH034118Y2 true JPH034118Y2 (ja) 1991-02-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5543208Y2 (ja) * 1977-12-28 1980-10-11

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JPS57115521U (ja) 1982-07-17

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