JP3160499B2 - 分電盤 - Google Patents
分電盤Info
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Description
用される分電盤に関するものである。
合成樹脂製のボディと、このボディ内に取付けられた主
幹開閉器および分岐開閉器と、前記ボディの側壁に突き
合わせる側壁を有して前記ボディを被覆する合成樹脂製
のカバーとを備え、前記ボディおよび前記カバーの一方
の側壁の突き合わせ面に位置決めリブを突出し、他方の
側壁に位置決めリブが嵌入する溝を形成したものであっ
た。
ボディに対する位置合わせが容易に行える。
は、小型軽量化を図る場合に、ボディやカバーを薄肉に
し位置決めリブの内面に保持リブを立設して補強する
と、位置決めリブを有する側壁の外面に成形上のひけが
現れ、外観を悪くするという欠点があった。またボディ
やカバーの側壁が薄くなると、位置決めリブが細くなり
破損折損しやすくなる。
リブの外側の成形のひけを見えにくくできるとともに位
置決めリブを強くすることができる分電盤を提供するこ
とである。
壁を有する合成樹脂製のボディと、このボディ内に取付
けられた主幹開閉器および分岐開閉器と、前記ボディの
側壁に突き合わせる側壁を有して前記ボディを被覆する
合成樹脂製のカバーとを備え、前記ボディおよび前記カ
バーの一方の側壁の突き合わせ面に位置決めリブを突出
し、他方の側壁に位置決めリブが嵌入する溝を形成する
とともに、前記位置決めリブを形成した側壁の内面に保
持リブを立設し、かつ前記側壁の厚さよりも前記側壁の
周方向の前記位置決めリブを含む所定の範囲の肉厚を厚
く形成したことを特徴とするものである。
と溝の係合により側壁の突き合わせが容易にでき、また
保持リブにより側壁を薄くしても側壁が撓みにくくな
る。さらに位置決めリブを形成した側壁の保持リブを含
む周方向の所定の範囲の肉厚を厚く形成したため、位置
決めリブおよび保持リブの成形時のひけが少なくなり、
側壁の外表面に現れにくくなるとともに、位置決めリブ
を太く強くすることができる。
前記所定の範囲を前記保持リブから周方向の2方向にそ
れぞれ側壁の厚さの約3倍を超える長さとしたものであ
る。請求項2の分電盤によれば、請求項1の効果のほ
か、成形上のひけを目立ちにくくできるとともに、側壁
を厚くする範囲を最小にできる。
いし図9により説明する。すなわち、この分電盤は、ボ
ディ1と、主幹開閉器2と、分岐開閉器3と、カバー4
とを有する。ボディ1は側壁5を有する合成樹脂製であ
り、側壁5の突き合わせ面に位置決めリブ50を突出
し、位置決めリブ50を形成した側壁5の内面に保持リ
ブ51を立設し、かつ側壁5の厚さよりも側壁5の周方
向の位置決めリブ50を含む所定の範囲Aの肉厚を厚く
形成している(図6)。
位置決めリブ50を側壁5の内面側に形成し、位置決め
リブ50の範囲で肉厚を厚く形成し、位置決めリブ50
の両側から次第に厚みが薄くなるように内面に傾斜面5
2を形成している。とくに、所定の範囲Aは保持リブ5
1から周方向の2方向にそれぞれ側壁5の厚さの約3倍
を超える長さとしている。実際の寸法関係を示すと図8
に示すように、側壁5の厚さ2.7mm、位置決めリブ
50の位置の側壁5の厚さ3.2mm、位置決めリブ5
0の周方向の長さ10mm、肉厚部分の傾斜面52を含
む長さ20mm、保持リブ51の厚さ1.2mmであ
り、保持リブ51から傾斜面52の端部までの寸法10
mmであるので、側壁5の厚さ2.7の3倍以上となっ
ていることがわかる。
付孔6を形成し(図3)、ボディ1の図1で上下の側部
にそれぞれカバー4を着脱自在に係止するフック7,
7′を設けている。フック7は一体に形成し、フック
7′は別部材を取付けて、フック7′は側壁5に形成し
た切欠部5aを通して内向きに倒れることができるよう
にしている(図1)。さらに側壁5の上部側壁10には
多数の通線用ノックアウト部11を形成している。15
は位置決め兼取付部である。
1内に取付けられる。主幹開閉器2は漏電ブレーカであ
り、上面30に突出する開閉ハンドル8を有し両端に接
続端子部9を有して底面を底板13を介してボディ1に
取付けている。接続端子部9は上面30より低く形成さ
れて外方に突出し、図3の上側の接続端子部9を入力側
とし、下側の接続端子部9を出力側としている。主幹開
閉器2の底面に底板13をねじ12により取付け、底板
13を後述のフレーム22と連結して位置決め兼取付部
15に係止するとともにねじ14により固定している。
18は出力側の接続端子部9に一端が接続された分岐用
の接続路、47は出力側の接続端子部9のカバープレー
トである。
ハンドル16を有し、両端に接続端子部17を有して底
面をボディ1に取付けるものであって、接続端子部17
の接続方向が主幹開閉器2の接続端子部9の接続方向と
同方向となるように主幹開閉器2に並設されている。実
施の形態では分岐開閉器3が上下に横2列に配置されて
主幹開閉器2に並設され、2列の間に向く接続端子部1
7を入力側とし、2列間に一対の200V分岐バー18
と、その間の100V分岐バー19とを設け、各端部を
接続路18の端部に接続ねじ21により接続し、バー1
8,19が接続片により接続端子部17に接続されてい
る。また分岐開閉器3の底面に一対のフレーム22をね
じ23により取付け、フレーム22を底板13と連結し
てボディ1の位置決め兼取付部15に係止しねじ14に
より取付けている。このフレーム22により分岐開閉器
3を底上げして主幹開閉器2と分岐開閉器3の上面が面
一となるようにしている。40はカバープレートであ
る。
は、ボディ1に近接して取着しており、ボディ1の主幹
開閉器2および分岐開閉器3からなる内器の一側に接続
端子部9の接続方向に伸びる配線用通路45を形成し、
分岐開閉器3の下側の列の出力側の接続端子部17に負
荷線を配線し配線用通路45を通して通線用ノックアウ
ト部11より外部に出している。
側壁5に突き合わせる側壁46を有してボディ1を被覆
する。また側壁46に位置決めリブ50が嵌入する溝5
3を形成している(図9)。実施の形態では、側壁46
の内面にリブ54を立設し、このリブ54の先端および
側壁46の端面にまたがって溝53を形成している。ま
た上面34に開閉ハンドル8,16を突出する突出孔2
5,26を有し、またフック7に着脱自在に係止する突
起35を形成し、カバー4を閉じるときはカバー4の側
壁46の突き合わせ面をボディ1の側壁5の突き合わせ
面に対向し、位置決めリブ50に溝53を嵌合させなが
らボディ1に押し込むことにより、突起35をフック
7,7′に弾性係止でき、外すときはフック7′を下方
から押してフック7′を突起35から外して行う。27
は湾曲部、28は凸曲面となった中央部である。
0および溝53の係合により側壁5,46の突き合わせ
が容易にでき、また保持リブ51により側壁5を薄くし
ても側壁5が撓みにくくなる。さらに位置決めリブ50
を形成した側壁5の保持リブ51を含む周方向の所定の
範囲Aの肉厚を厚く形成したため、位置決めリブ50お
よび保持リブ51の成形時のひけが少なくなり、側壁5
の外表面に現れにくくなるとともに、位置決めリブ50
を太く強くすることができる。
向の2方向にそれぞれ側壁の厚さの約3倍を超える長さ
としたため、成形上のひけを目立ちにくくできるととも
に、側壁5を厚くする範囲を最小にできる。なお、この
発明において、位置決めリブ50をカバー4に形成し、
溝54をボディ1に形成してもよい。
ブおよび溝の係合により側壁の突き合わせが容易にで
き、また保持リブにより側壁を薄くしても側壁が撓みに
くくなる。さらに位置決めリブを形成した側壁の保持リ
ブを含む周方向の所定の範囲の肉厚を厚く形成したた
め、位置決めリブおよび保持リブの成形時のひけが少な
くなり、側壁の外表面に現れにくくなるとともに、位置
決めリブを太く強くすることができる。
いて、前記所定の範囲を前記保持リブから周方向の2方
向にそれぞれ側壁の厚さの約3倍を超える長さとしたた
め、請求項1の効果のほか、成形上のひけを目立ちにく
くできるとともに、側壁を厚くする範囲を最小にでき
る。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 側壁を有する合成樹脂製のボディと、こ
のボディ内に取付けられた主幹開閉器および分岐開閉器
と、前記ボディの側壁に突き合わせる側壁を有して前記
ボディを被覆する合成樹脂製のカバーとを備え、前記ボ
ディおよび前記カバーの一方の側壁の突き合わせ面に位
置決めリブを突出し、他方の側壁に位置決めリブが嵌入
する溝を形成するとともに、前記位置決めリブを形成し
た側壁の内面に保持リブを立設し、かつ前記側壁の厚さ
よりも前記側壁の周方向の前記位置決めリブを含む所定
の範囲の肉厚を厚く形成したことを特徴とする分電盤。 - 【請求項2】 前記所定の範囲は前記保持リブから周方
向の2方向にそれぞれ側壁の厚さの約3倍を超える長さ
である請求項1記載の分電盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22007995A JP3160499B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 分電盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP22007995A JP3160499B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 分電盤 |
Publications (2)
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JPH0965517A JPH0965517A (ja) | 1997-03-07 |
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Family
ID=16745610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP22007995A Expired - Fee Related JP3160499B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 分電盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3160499B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7105320B2 (ja) | 2018-12-18 | 2022-07-22 | 日産自動車株式会社 | 音声認識装置、音声認識装置の制御方法、コンテンツ再生装置、及びコンテンツ送受信システム |
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JP5177866B2 (ja) * | 2008-06-27 | 2013-04-10 | 河村電器産業株式会社 | 住宅用分電盤 |
JP5170757B2 (ja) * | 2008-06-27 | 2013-03-27 | 河村電器産業株式会社 | 住宅用分電盤 |
JP6517490B2 (ja) * | 2014-10-15 | 2019-05-22 | 河村電器産業株式会社 | 住宅用分電盤ケース |
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JP6431801B2 (ja) * | 2015-03-30 | 2018-11-28 | テンパール工業株式会社 | 分電盤 |
-
1995
- 1995-08-29 JP JP22007995A patent/JP3160499B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP7105320B2 (ja) | 2018-12-18 | 2022-07-22 | 日産自動車株式会社 | 音声認識装置、音声認識装置の制御方法、コンテンツ再生装置、及びコンテンツ送受信システム |
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JPH0965517A (ja) | 1997-03-07 |
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