JPH0643528Y2 - キャビネットの横框取付構造 - Google Patents
キャビネットの横框取付構造Info
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- JPH0643528Y2 JPH0643528Y2 JP1990017417U JP1741790U JPH0643528Y2 JP H0643528 Y2 JPH0643528 Y2 JP H0643528Y2 JP 1990017417 U JP1990017417 U JP 1990017417U JP 1741790 U JP1741790 U JP 1741790U JP H0643528 Y2 JPH0643528 Y2 JP H0643528Y2
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- Japan
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- locking
- horizontal frame
- cabinet
- plate
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- Furniture Connections (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、流し台やタンス等のキャビネットの横框取
付構造に関する。
付構造に関する。
従来の、例えば、横框の取り付け例を第12図と第13図に
基き説明すると、一側に抽斗Hを収納するスペースを形
成し、かつ、他側に扉(図示せず)などで閉塞するスペ
ースを形成してなるキャビネットKを組み立てる場合、
先ず、左側板1と背板2及び底板3を連結し、次に、左
側板1の手前側上下方向に所定間隔毎に開設された係止
孔4に、横框5Aの両端部に突設された係止突起6の一方
を圧入する。
基き説明すると、一側に抽斗Hを収納するスペースを形
成し、かつ、他側に扉(図示せず)などで閉塞するスペ
ースを形成してなるキャビネットKを組み立てる場合、
先ず、左側板1と背板2及び底板3を連結し、次に、左
側板1の手前側上下方向に所定間隔毎に開設された係止
孔4に、横框5Aの両端部に突設された係止突起6の一方
を圧入する。
次に、中仕切板7の手前側上下方向に所定間隔毎に開設
された係止孔(図示せず)を前記横框5Aの他方の係止突
起6に圧入した後、上記中仕切板7を背板2及び底板3
に連結すると共に、上記中仕切板7の他面手前側上部に
開設された係止孔4aに長尺の横框5Bの一方の係止突起6
を圧入し、この後、該長尺の横框5Bの他方の係止突起6
に右側板8の手前側上部に開設された係止孔(図示せ
ず)を圧入し、最後に、該右側板8を背板2及び底板3
に連結することで、上記キャビネットKを組み立ててい
るのが現状である。
された係止孔(図示せず)を前記横框5Aの他方の係止突
起6に圧入した後、上記中仕切板7を背板2及び底板3
に連結すると共に、上記中仕切板7の他面手前側上部に
開設された係止孔4aに長尺の横框5Bの一方の係止突起6
を圧入し、この後、該長尺の横框5Bの他方の係止突起6
に右側板8の手前側上部に開設された係止孔(図示せ
ず)を圧入し、最後に、該右側板8を背板2及び底板3
に連結することで、上記キャビネットKを組み立ててい
るのが現状である。
しかしながら、上記従来の横框5A,5Bの取付構造にあっ
ては、前記手順に従って横框5A,5Bを取り付けながら左
側板1、背板2、底板3、中仕切り板7及び右側板8を
順に組み立てなければならないため、組み立て工程が非
常に複雑かつ煩雑であり、ライン生産における組み立て
効率が非常に悪い、という問題を有していた。
ては、前記手順に従って横框5A,5Bを取り付けながら左
側板1、背板2、底板3、中仕切り板7及び右側板8を
順に組み立てなければならないため、組み立て工程が非
常に複雑かつ煩雑であり、ライン生産における組み立て
効率が非常に悪い、という問題を有していた。
この考案は、かかる現状に鑑み創案されたものであっ
て、その目的とするところは、キャビネットに框等の横
框を取り付ける場合において、上記横框を予め概略組み
立てられたキャビネットにあとから簡単に取り付けるこ
とができ、以って、この種のキャビネットの組み立て効
率を大幅に向上することができるキャビネットの横框取
付構造を提供しようとするものである。
て、その目的とするところは、キャビネットに框等の横
框を取り付ける場合において、上記横框を予め概略組み
立てられたキャビネットにあとから簡単に取り付けるこ
とができ、以って、この種のキャビネットの組み立て効
率を大幅に向上することができるキャビネットの横框取
付構造を提供しようとするものである。
上記目的を達成するため、この考案に係るキャビネット
の横框取付構造にあっては、キャビネットの相対向する
部材に対設されてなる一対の係止孔と、両端天井部の下
面に並設された一対の係止片を有する横框と、該横框を
上記キャビネットの相対向する部材間に係止する一対の
係止具と、から構成されてなり、上記横框の各係止片の
下部を開口させて形成すると共に、上記係止具は、上記
キャビネットの相対向する部材に開設されてなる一対の
係止孔に圧入される取付用突起部と、上記横框の係止片
が嵌合係止される一対の係止突起と、を有して構成され
ており、上記横框は、上記係止片を上方向から上記係止
具の係止突起に圧入することで、上記キャビネットの相
対向する部材間に架設されることを特徴とするものであ
る。
の横框取付構造にあっては、キャビネットの相対向する
部材に対設されてなる一対の係止孔と、両端天井部の下
面に並設された一対の係止片を有する横框と、該横框を
上記キャビネットの相対向する部材間に係止する一対の
係止具と、から構成されてなり、上記横框の各係止片の
下部を開口させて形成すると共に、上記係止具は、上記
キャビネットの相対向する部材に開設されてなる一対の
係止孔に圧入される取付用突起部と、上記横框の係止片
が嵌合係止される一対の係止突起と、を有して構成され
ており、上記横框は、上記係止片を上方向から上記係止
具の係止突起に圧入することで、上記キャビネットの相
対向する部材間に架設されることを特徴とするものであ
る。
それ故、この考案に係るキャビネットの横框取付構造に
あっては、先ず、キャビネットの背板、左側板、中仕切
板及び右側板などの縦板を予め組み立てておき、かつ、
キャビネットの相対向するこれらの部材に夫々対設され
た係止孔には、一対の係止具を予め嵌装しておき、この
状態から横框をキャビネットの手前側から上記係止具の
係止突起方向へと圧入して上記横框の係止片と係止具の
係止突起とを嵌合係止させることで、容易に横框をキャ
ビネットの所定の取付位置に取り付けることができる。
あっては、先ず、キャビネットの背板、左側板、中仕切
板及び右側板などの縦板を予め組み立てておき、かつ、
キャビネットの相対向するこれらの部材に夫々対設され
た係止孔には、一対の係止具を予め嵌装しておき、この
状態から横框をキャビネットの手前側から上記係止具の
係止突起方向へと圧入して上記横框の係止片と係止具の
係止突起とを嵌合係止させることで、容易に横框をキャ
ビネットの所定の取付位置に取り付けることができる。
以下、添付図面に示す実施例に基き、この考案を詳細に
説明する。
説明する。
第1図乃至第6図は、この考案の第1実施例に係る横框
Aの取り付け構造を示しており、この実施例に係るキャ
ビネットKは、左側板1、背板2、底板3、中仕切板7
及び右側板8がビス止め或は接着剤などで予め組み立て
固定されている。
Aの取り付け構造を示しており、この実施例に係るキャ
ビネットKは、左側板1、背板2、底板3、中仕切板7
及び右側板8がビス止め或は接着剤などで予め組み立て
固定されている。
そして、上記左側板1と中仕切板7の対向面部の手前側
上下方向には、係止孔4が所定間隔毎に開設されてお
り、該係止孔4には、横框Aを取り付ける係止具10の突
起部11が圧入される。
上下方向には、係止孔4が所定間隔毎に開設されてお
り、該係止孔4には、横框Aを取り付ける係止具10の突
起部11が圧入される。
また、上記中仕切板7と右側板8の対向面上部にも係止
孔4aが開設されており、該係止孔4aには、長尺の横框B
を取り付ける係止具10の突起部11が圧入される。
孔4aが開設されており、該係止孔4aには、長尺の横框B
を取り付ける係止具10の突起部11が圧入される。
横框A,Bは、第1図及び第2図からも明らかなように、
断面略逆凹状に形成された本体12の手前側垂直面部に、
抽斗の鏡板や扉と弾接するクッション材13が貼着されて
構成されており、上記横框Aは、上記左側板1と中仕切
板7の間隔寸法と同寸法の長さを有し、また、横框Bは
上記中仕切板7と右側板8の間隔寸法と同寸法の長さを
有して形成されている。
断面略逆凹状に形成された本体12の手前側垂直面部に、
抽斗の鏡板や扉と弾接するクッション材13が貼着されて
構成されており、上記横框Aは、上記左側板1と中仕切
板7の間隔寸法と同寸法の長さを有し、また、横框Bは
上記中仕切板7と右側板8の間隔寸法と同寸法の長さを
有して形成されている。
また、この横框A,Bの両端天井部下面には、略Ω字状の
係止片14,14が、上記本体12の奥行方向に所定間隔離間
した状態で連設されている。
係止片14,14が、上記本体12の奥行方向に所定間隔離間
した状態で連設されている。
一方、上記横框A,Bを取り付ける係止具10は、第3図乃
至第6図に示すように、一対の突起部11の先端部に形成
された取付用突起部11bが、前記係止孔4,4aの穴径より
も小径で、基部に近ずくに従って係止孔4,4aの穴径より
も大径となるように、先端部が略円錐台状に形成され、
かつ、この先端部に連設された係止突起部11cが円筒状
に形成されていると共に、これら各突起部11は、略凹状
に形成された連結片15を介して連結されて構成されてい
る。尚、同図において、符号16は、上記連結片15に設け
られた補強片であり、上記係止具10の取付用突起部11b
を前記係止孔4,4aに圧入するときに、上記補強片16をハ
ンマーなどで打ち叩くことで、係止具10の破損を防止す
ることができる。
至第6図に示すように、一対の突起部11の先端部に形成
された取付用突起部11bが、前記係止孔4,4aの穴径より
も小径で、基部に近ずくに従って係止孔4,4aの穴径より
も大径となるように、先端部が略円錐台状に形成され、
かつ、この先端部に連設された係止突起部11cが円筒状
に形成されていると共に、これら各突起部11は、略凹状
に形成された連結片15を介して連結されて構成されてい
る。尚、同図において、符号16は、上記連結片15に設け
られた補強片であり、上記係止具10の取付用突起部11b
を前記係止孔4,4aに圧入するときに、上記補強片16をハ
ンマーなどで打ち叩くことで、係止具10の破損を防止す
ることができる。
次に、上記のように構成された係止具10を使用して、横
框Aを取り付ける場合について説明する。
框Aを取り付ける場合について説明する。
キャビネットKは、前記したように、左側板1、背板
2、底板3、中仕切板7及び右側板8が予めビス止め或
は接着剤などで組み立て固定されている。
2、底板3、中仕切板7及び右側板8が予めビス止め或
は接着剤などで組み立て固定されている。
一方、キャビネットKの左側板1及び中仕切板7の各係
止孔4内には、係止具10の突起部11の取付用突起部11b
が、予め圧入され係止されている。
止孔4内には、係止具10の突起部11の取付用突起部11b
が、予め圧入され係止されている。
従って、横框AをキャビネットKの左側板1と中仕切板
7との間に架設する場合には、上記横框Aを、上記係止
具10の係止突起部11cの上方から挿入した後、該横框A
を下降させて、横框Aの係止片14,14を係止具10の係合
突起11に嵌合係止させる。
7との間に架設する場合には、上記横框Aを、上記係止
具10の係止突起部11cの上方から挿入した後、該横框A
を下降させて、横框Aの係止片14,14を係止具10の係合
突起11に嵌合係止させる。
以上の操作により、上記横框Aは、上記左側板1と中仕
切板7との間の所定高さ位置に取り付けられる。勿論、
前記横框Bを取り付ける場合にも、上記と同様の手順に
より横框Bを中仕切板7と右側板8との間に容易に取り
付けることができる。
切板7との間の所定高さ位置に取り付けられる。勿論、
前記横框Bを取り付ける場合にも、上記と同様の手順に
より横框Bを中仕切板7と右側板8との間に容易に取り
付けることができる。
また、この実施例では、係止具10の係合突起11が、左右
対称に形成されているので、左側板1と中仕切板7の両
係止孔4に用いることができ、しかも、この実施例に係
る係止具10にあっては、両端天井部を切り欠き形成する
必要もないので横框Aを水平に取り付けることができる
と共に、係合突起部11cが横框Aの両端天井部より上部
に突設しないので、内装部品が係合突起部11cに当接す
ることなく円滑に出し入れすることができる。
対称に形成されているので、左側板1と中仕切板7の両
係止孔4に用いることができ、しかも、この実施例に係
る係止具10にあっては、両端天井部を切り欠き形成する
必要もないので横框Aを水平に取り付けることができる
と共に、係合突起部11cが横框Aの両端天井部より上部
に突設しないので、内装部品が係合突起部11cに当接す
ることなく円滑に出し入れすることができる。
第7図乃至第10図は、この考案の第2実施例に係る横框
Aの取り付け構造を示している。
Aの取り付け構造を示している。
即ち、この実施例にあっては、第7図に示すように、係
止具20を、プレート部21と、このプレート部21の一側面
に突設された係合突起22a,22bと、上記プレート部21の
他側面に突設された取付用突起23,23と、から構成し、
かつ、横框Aの一方の係止片24aを、第8図及び第9図
に示すように構成したことを特徴とするものである。
止具20を、プレート部21と、このプレート部21の一側面
に突設された係合突起22a,22bと、上記プレート部21の
他側面に突設された取付用突起23,23と、から構成し、
かつ、横框Aの一方の係止片24aを、第8図及び第9図
に示すように構成したことを特徴とするものである。
横框Aの係止片24a,24bと嵌合係止する係止具20の係合
突起22a,22bは、その一方22bが前記プレート部21の一側
面に突設され、かつ、他方の係合突起22aは、プレート
部21の一側面から外方へ延設されたアーム部25の先端部
に突設されている。
突起22a,22bは、その一方22bが前記プレート部21の一側
面に突設され、かつ、他方の係合突起22aは、プレート
部21の一側面から外方へ延設されたアーム部25の先端部
に突設されている。
また、前記係止孔4,4aに圧入される取付用突起23,23
は、円筒部の先端が円錐台状に形成されている。
は、円筒部の先端が円錐台状に形成されている。
一方、横框Aは、その基本的な構成は前記第1実施例と
同様であるが、横框Aの両端天井部下面に形成される手
前側の係止片24aが、略C字状に形成され、かつ、該係
止片24aの一端部が、前記本体12の手前側垂直面部と連
結して形成されている。勿論、本体12の奥行側に配設さ
れた係止片24bは、前記第1実施例のものと同様、略Ω
状に形成されている。
同様であるが、横框Aの両端天井部下面に形成される手
前側の係止片24aが、略C字状に形成され、かつ、該係
止片24aの一端部が、前記本体12の手前側垂直面部と連
結して形成されている。勿論、本体12の奥行側に配設さ
れた係止片24bは、前記第1実施例のものと同様、略Ω
状に形成されている。
このように構成された横框Aと係止具20とを用いて、上
記横框Aを取り付ける場合には、予め、係止具20の取付
用突起23,23を左側板1及び中仕切板7の各係止孔4内
に圧入しておき、次に、第8図に示すように、横框Aの
係止片24aを前記一方の係合突起22aに係合させ、この状
態から、上記係合突起22aを支点として横框Aの奥行側
を第9図時計方向へと回動させることで、他方の係止片
24bが他方の係合突起22bに嵌合係止される。
記横框Aを取り付ける場合には、予め、係止具20の取付
用突起23,23を左側板1及び中仕切板7の各係止孔4内
に圧入しておき、次に、第8図に示すように、横框Aの
係止片24aを前記一方の係合突起22aに係合させ、この状
態から、上記係合突起22aを支点として横框Aの奥行側
を第9図時計方向へと回動させることで、他方の係止片
24bが他方の係合突起22bに嵌合係止される。
このように横框Aと係止具20とを構成することで、前記
第1実施例の係止具10に比べ、係止具20の強度を大幅に
向上させることができ、また、横框Aの取り付けも簡易
となる、という効果が得られる。
第1実施例の係止具10に比べ、係止具20の強度を大幅に
向上させることができ、また、横框Aの取り付けも簡易
となる、という効果が得られる。
尚、この第2実施例では、係止具20を上記のように構成
したので、プレート部21が左側板1や中仕切板7と横框
Aの両端天井部に切欠形成された切欠部17(第10図参
照)との間に挟持されるため、係止具20が濫りに脱落す
るのを防止することができる。
したので、プレート部21が左側板1や中仕切板7と横框
Aの両端天井部に切欠形成された切欠部17(第10図参
照)との間に挟持されるため、係止具20が濫りに脱落す
るのを防止することができる。
第11図は、この考案の第3実施例に係る横框Aの取り付
け構造に用いられる係止具30を示している。
け構造に用いられる係止具30を示している。
この実施例に係る係止具30は、略Y字状に形成されたプ
レート本体31と、このプレート本体31の分枝部31a,31a
の一側面に突設された係合突起32,32と、上記プレート
本体31の基部31bの他面側に突設された一対の取付用突
起33,33と、から構成されている。
レート本体31と、このプレート本体31の分枝部31a,31a
の一側面に突設された係合突起32,32と、上記プレート
本体31の基部31bの他面側に突設された一対の取付用突
起33,33と、から構成されている。
上記横框Aの係止片と嵌合係止する係合突起32,32は、
その軸心が、前記基部31bの軸線から同じ距離となる位
置、即ち、左右対称となる位置に突設されている。
その軸心が、前記基部31bの軸線から同じ距離となる位
置、即ち、左右対称となる位置に突設されている。
また、前記係止孔4,4aに圧入される取付用突起33,33
は、円筒部の先端が円錐台状に形成されている。
は、円筒部の先端が円錐台状に形成されている。
それ故、この実施例に係る係止具30にあっては、係合突
起32,32が、左右対称に形成されているので、左側板1
と中仕切板7の両係止孔4,4aに用いることができ、前記
第2実施例に係る横框Aのように、両端天井部を切り欠
き形成することなく、該横框Aを水平に取り付けること
ができ、しかも、係止突起32,32が横框Aの両端天井部
より上部に突設しないので、内装部品が係止突起32,32
に当接することなく円滑に出し入れすることができる。
起32,32が、左右対称に形成されているので、左側板1
と中仕切板7の両係止孔4,4aに用いることができ、前記
第2実施例に係る横框Aのように、両端天井部を切り欠
き形成することなく、該横框Aを水平に取り付けること
ができ、しかも、係止突起32,32が横框Aの両端天井部
より上部に突設しないので、内装部品が係止突起32,32
に当接することなく円滑に出し入れすることができる。
この考案に係るキャビネットの横框取付構造にあって
は、以上説明したように、キャビネットの背板、左側
板、中仕切板及び右側板などの縦板を予め組み立ててお
き、かつ、キャビネットの相対向する部材に夫々対設さ
れた係止孔には、一対の係止具の取付用突起を予め嵌装
しておき、この状態から横框をキャビネットの手前側か
ら上記係止具の係止突起方向へと圧入して上記横框の係
止片と係止具の係止突起とを嵌合係止させることで、容
易に横框をキャビネットの所定の取付位置に取り付ける
ように構成したので、上記横框を、予め概略組み立てら
れたキャビネットに後から取り付けることができ、その
結果、横框の取付位置を可変して、大きさの異なる抽斗
の収納スペースに容易に変更することができ、或は、一
のキャビネットに対して種々の抽斗の収納バリエーショ
ンを容易に得ることができると共に、この種のキャビネ
ットの組み立て効率を大幅に向上することができるので
量産にも好適である等の効果を奏する。
は、以上説明したように、キャビネットの背板、左側
板、中仕切板及び右側板などの縦板を予め組み立ててお
き、かつ、キャビネットの相対向する部材に夫々対設さ
れた係止孔には、一対の係止具の取付用突起を予め嵌装
しておき、この状態から横框をキャビネットの手前側か
ら上記係止具の係止突起方向へと圧入して上記横框の係
止片と係止具の係止突起とを嵌合係止させることで、容
易に横框をキャビネットの所定の取付位置に取り付ける
ように構成したので、上記横框を、予め概略組み立てら
れたキャビネットに後から取り付けることができ、その
結果、横框の取付位置を可変して、大きさの異なる抽斗
の収納スペースに容易に変更することができ、或は、一
のキャビネットに対して種々の抽斗の収納バリエーショ
ンを容易に得ることができると共に、この種のキャビネ
ットの組み立て効率を大幅に向上することができるので
量産にも好適である等の効果を奏する。
第1図はこの考案の第1実施例に係るキャビネットの横
框取付状態を示す分解斜視図、第2図は横框と係止具と
の係合状態を示す正面図、第3図は係止具の斜視図、第
4図は同係止具の平面図、第5図は同係止具の正面図、
第6図は同係止具の側面図、第7図はこの考案の第2実
施例に係るキャビネットの横框取付に用いられる係止具
の斜視図、第8図と第9図は同係止具と横框との取り付
け手順を示す正面図、第10図は同係止具を用いた場合に
用いられる横框の要部の構成を示す一部切欠斜視図、第
11図はこの考案の第3実施例に係るキャビネットの横框
取付に用いられる係止具の斜視図、第12図は従来のキャ
ビネットの横框取付状態を示す分解斜視図、第13図は同
従来のキャビネットにおける抽斗収納部分の断面図であ
る。 〔符号の説明〕 K……キャビネット、1……左側板 4……係止孔、A,B……横框 7……中仕切板、8……右側板 10,20,30……係止具 11b,23,33……取付用突起 11c,22a,22b,32……係止突起 14,24a,24b……係止片
框取付状態を示す分解斜視図、第2図は横框と係止具と
の係合状態を示す正面図、第3図は係止具の斜視図、第
4図は同係止具の平面図、第5図は同係止具の正面図、
第6図は同係止具の側面図、第7図はこの考案の第2実
施例に係るキャビネットの横框取付に用いられる係止具
の斜視図、第8図と第9図は同係止具と横框との取り付
け手順を示す正面図、第10図は同係止具を用いた場合に
用いられる横框の要部の構成を示す一部切欠斜視図、第
11図はこの考案の第3実施例に係るキャビネットの横框
取付に用いられる係止具の斜視図、第12図は従来のキャ
ビネットの横框取付状態を示す分解斜視図、第13図は同
従来のキャビネットにおける抽斗収納部分の断面図であ
る。 〔符号の説明〕 K……キャビネット、1……左側板 4……係止孔、A,B……横框 7……中仕切板、8……右側板 10,20,30……係止具 11b,23,33……取付用突起 11c,22a,22b,32……係止突起 14,24a,24b……係止片
Claims (1)
- 【請求項1】キャビネットの相対向する部材に対設され
てなる一対の係止孔と、両端天井部の下面に並設された
一対の係止片を有する横框と、該横框を上記キャビネッ
トの相対向する部材間に係止する一対の係止具と、から
構成されてなり、上記横框の各係止片の下部を開口させ
て形成すると共に、上記各係止具は、上記キャビネット
の相対向する部材に開設されてなる一対の係止孔に圧入
される取付用突起部と、上記横框の係止片が嵌合係止さ
れる一対の係止突起と、を有して構成されており、上記
横框は、上記係止片を上方向から上記係止具の係止突起
に圧入することで、上記キャビネットの相対向する部材
間に架設されることを特徴とするキャビネットの横框取
付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990017417U JPH0643528Y2 (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | キャビネットの横框取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990017417U JPH0643528Y2 (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | キャビネットの横框取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03108915U JPH03108915U (ja) | 1991-11-08 |
JPH0643528Y2 true JPH0643528Y2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=31520628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990017417U Expired - Lifetime JPH0643528Y2 (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | キャビネットの横框取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0643528Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4886891B1 (ja) * | 2010-09-21 | 2012-02-29 | オリオン電機株式会社 | 表示装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4850324U (ja) * | 1971-10-12 | 1973-07-02 | ||
JPS5843891U (ja) * | 1981-09-16 | 1983-03-24 | 三菱重工業株式会社 | 開先合わせ装置 |
JPH0527857Y2 (ja) * | 1986-04-10 | 1993-07-16 |
-
1990
- 1990-02-26 JP JP1990017417U patent/JPH0643528Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03108915U (ja) | 1991-11-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |