JPH054742Y2 - - Google Patents

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JPH054742Y2
JPH054742Y2 JP5675088U JP5675088U JPH054742Y2 JP H054742 Y2 JPH054742 Y2 JP H054742Y2 JP 5675088 U JP5675088 U JP 5675088U JP 5675088 U JP5675088 U JP 5675088U JP H054742 Y2 JPH054742 Y2 JP H054742Y2
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fitting
plate
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、一方の板体の平面に設けた嵌合凹部
に他方の板体端面に設けた嵌合凸部をスライドし
て嵌合することにより、一方の板体に対して他方
の板体をT字状に結合する組立て箱等に利用でき
る板体の結合構造に関するものである。
〔従来の技術〕
上記板体の結合構造の一例である組立て箱は第
6図に示すようになつていて、左右の側板a,
b、天板c、底板d及び背板eからなる箱内に棚
板fは挿入固着されており、これらの各板は組立
て、分解ができるようになつている。
このような組立て箱にあつては、外側の枠を構
成する各板a,b,c,d,eはそれぞれねじに
よる簡単な結合手段にて組立て固着されるが、重
量が作用する棚板fと側板a,bとの結合は第7
図に示すように入組み構成となつているものがあ
り、このような組立て箱棚板fの端面に嵌合凸部
gが、また側板a,bに上記棚板fの嵌合凸部g
が嵌合する嵌合凹部hが設けてある。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来のこのような組立て箱にあつては、側板
a,bに設ける嵌合凹部hは棚板fの嵌合凸部g
に対する位置にだけ設けられていたため、外側の
枠に対して棚板fの組立て順序が特定されてしま
い、外側の枠を組立てた後からは棚板fを組立て
ることはできず、組立て箱全体の組立て作業がや
つかいであつた。
本考案は上記のことにかんがみなされたもの
で、側板等一方の板体との結合を入組み構成にし
た棚板等他方の板体の一方の板体に対する組立て
を、組立て順序に煩らわされることなく行なうこ
とができるようにした板体の結合構造を提供する
ことを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は以下のよ
うに構成した。すなわち、本考案は、一方の板体
の平面に設けた嵌合凹部に他方の板体の端面に設
けた嵌合凸部をスライドして嵌合することによ
り、一方の板体に対して他方の板体をT字状に結
合する板体の結合構造において、上記嵌合凹部の
スライド嵌合方向に他方の板体の嵌合凸部が遊嵌
する遊嵌凹部を設けると共に、上記遊嵌凹部に連
なる案内凹部をスライド嵌合方向と直交する方向
に設けたことを特徴とする板体の結合構造に関す
るものである。
〔作用〕
本考案においては、一方の板体に設けた嵌合凹
部のスライド嵌合方向に他方の板体の嵌合凸部が
遊嵌する遊嵌凹部を設けると共に、上記遊嵌凹部
に連なる案内凹部をスライド嵌合方向と直交する
方向に設けたことにより、他方の板体に設けた嵌
合凸部を一方の板体に設けた案内凹部に沿わせて
スライド嵌合方向と直交する方向に回動して遊嵌
凹部に位置させ、ついでスライド嵌合方向に押動
することにより嵌合凹部と嵌合凸部とを嵌合する
ことにより板体を結合する。
〔実施例〕
本考案に係る板体の結合構造を組立て箱の側板
と棚板との結合に使用した例に基づいて説明す
る。
第1図から第4図において、図中1,2は左右
の側板、3は天板、4は底板、5は背板であり、
これらは熱可塑性プラスチツクをブロー成形する
ことにより中空2重壁構造に構成され、且つ組立
て、分解可能に組立てられて箱の外枠を構成す
る。6はこの外枠内に挿入固着される棚板であ
り、上記側体1と同様に中空2重壁構造に構成さ
れている。
上記天板3、底板4及び棚板6の左右の両端面
には、断面形状がT字になつている嵌合凸起7
が、それぞれ前後方向に離間する2個所に突設し
てある。また左右の側壁1,2の内側面で、天板
3、底板4及び棚板6を支持する位置には、上記
各板3,4,6の嵌合凸起7の幅広部7aが遊嵌
する遊嵌凹部8a,8a,8b,8b,8c,8
cが設けてある。そしてこの各遊嵌凹部8a〜8
cの横に、上記嵌合凸部7が嵌合するT字状の嵌
合凹部9が開口して設けてある。また左右の側板
1,2のうちの一方、例えば、左側の側板1に設
けた棚板用の遊嵌凹部8c,8cには、この遊嵌
凹部8c,8cの底部より上方へ円弧状に連なる
案内凹部10,10が設けてある。この案内凹部
10,10の円弧半径は、棚板6の他方の嵌合凸
部7を回動支点とする一方の嵌合凸起7の先端ま
での距離よりわずかに大きくなつている。
上記構成において、左右の側板1,2と天板
3、底板4の組立ては、左右の側板1,2の上下
の遊嵌凹部8a,8b,8b,8bに天板3と底
板4の各嵌合凸起7を挿入し、ついで天板3と底
板4を遊嵌凹部に設けた嵌合凹部9方向へ押動し
て各板、3,4の嵌合凸起7を両側板1,2の嵌
合凹部9に嵌合することによりなされる。
次に一方の板体である側板1と他方の板体であ
る棚板6との結合構造を第4図に基づいて説明す
る。まず棚板6を傾斜させて左右の側板1,2の
間に入れ、この棚板6の一方の嵌合凸起7を、案
内凹部10がない方の遊嵌凹部8c′,8c′に挿入
し、ついで棚板6を上記遊嵌凹部8c′,8c′との
係合部を支点にして下方(すなわちスライド嵌合
方向と直交する方向)へ回動する。すると、棚板
6の他方の嵌合凸起7は案内凹部10を沿つて他
方の遊嵌凹部8c,8cに挿入される。ついで棚
板6を遊嵌凹部8c,8c,8c′,8c′に設けた
嵌合凹部9方向(すなわちスライド嵌合方向)へ
押動して棚板6の嵌合凸起7を両側板1,2の嵌
合凹部9に嵌合することにより棚板6が両側板
1,2に組立て固着される。
背板5は左右の側板1,2と天板3、底板4と
を組立てた状態で、これらにボルトにて固着す
る。
なお、上記組立て作業において、棚板6を両側
1,2と天板3底板4とを組立ててからこれらの
中に斜めに挿入して組立てるようにした例を示し
たが、この棚板6は上記天板3、底板5と共に、
これらと同様の操作にて組立ててもよい。すなわ
ち、棚板6は天板3等と同時に、あるいは天板3
の組立てのあとの両方で組立てることができる。
第5図は他の実施例を示す。すなわち、一方の
側板1′の内側面の前後2個所に縦溝11,12
を設け、この両縦溝11,12の側面に天板3、
底板4及び棚板6の各嵌合凸部7が嵌合する嵌合
凹部9が設けてある。
この実施例によれば、縦溝11,12が上記第
1の実施例における案内凹部10の役目をなし、
棚板6のほかに、天板3及び底板4をも、左右の
側板1′,2の間隔が固定された状態での組立て
が可能になる。
なお、上記両実施例では、棚板6のほかに、天
板3と底板4をも、両側板1,1′,2と入組み
結合するようにした例を示したが、天板3と底板
4は両側板1,1′,2にボルトによつて組立て
結合するようにしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、制約された間隙内にて板体を
強固に結合することができ、組立て順序も制約さ
れることなく組立て作業を容易にすることができ
るものであり、本考案に係る板体の結合構造は、
キヤビネツト、デスク、ロツカー、ラツク等の組
立てに広範囲に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図は本考案の実施例を示すもの
で、第1図は分解斜視図、第2図は要部の一部破
断分解斜視図、第3図は組立て状態を示す斜視
図、第4図は棚板の組立て説明図、第5図は他の
実施例を示す側板の斜視図、第6図は従来例にお
ける組立て箱の斜視図、第7図は第6図の−
線に沿う断面図である。 1,2は側板、3は天板、4は底板、6は棚
板、7は嵌合凸部、8a〜8cは遊嵌凹部、9は
嵌合凹部、10は案内凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方の板体の平面に設けた嵌合凹部に他方の板
    体の端面に設けた嵌合凸部をスライドして嵌合す
    ることにより、一方の板体に対して他方の板体を
    T字状に結合する板体の結合構造において、上記
    嵌合凹部のスライド嵌合方向に他方の板体の嵌合
    凸部が遊嵌する遊嵌凹部を設けると共に、上記遊
    嵌凹部に連なる案内凹部をスライド嵌合方向と直
    交する方向に設けたことを特徴とする板体の結合
    構造。
JP5675088U 1988-04-28 1988-04-28 Expired - Lifetime JPH054742Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5675088U JPH054742Y2 (ja) 1988-04-28 1988-04-28

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JP5675088U JPH054742Y2 (ja) 1988-04-28 1988-04-28

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Publication Number Publication Date
JPH01161642U JPH01161642U (ja) 1989-11-09
JPH054742Y2 true JPH054742Y2 (ja) 1993-02-05

Family

ID=31282619

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JP5607395B2 (ja) * 2010-03-17 2014-10-15 キョーラク株式会社 樹脂製組立構造体
JP6600980B2 (ja) * 2015-04-30 2019-11-06 株式会社イトーキ ノックダウン式キャビネット

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