JPH0412229Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0412229Y2 JPH0412229Y2 JP1984092829U JP9282984U JPH0412229Y2 JP H0412229 Y2 JPH0412229 Y2 JP H0412229Y2 JP 1984092829 U JP1984092829 U JP 1984092829U JP 9282984 U JP9282984 U JP 9282984U JP H0412229 Y2 JPH0412229 Y2 JP H0412229Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hanger rail
- connection
- rail
- hanger
- connection port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 15
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 15
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の目的
(産業上の利用分野)
この考案はスライデイングドアのようにパネル
等を移動可能に吊り下げするハンガーレールの連
結部材に関するものである。
等を移動可能に吊り下げするハンガーレールの連
結部材に関するものである。
(従来の技術)
従来におけるハンガーレールの連結は、例えば
第6図に示すように、又は実公昭51−2940号公報
及び実開昭57−131972号公報に示すようにして行
われていた。即ち第6図に示す従来装置は、パネ
ル11を収納するときに必要な収納レールとして
のハンガーレール12と、パネル11を所定の位
置に移動配置するためのハンガーレール13とを
連結するために、従来は組立て時に同じくハンガ
ーレール14に対して溶接を行うことにより、現
場で両者12,13を互いに連結していた。又、
図示はしないが十字状或いはL字状にハンガーレ
ールを連結する場合にも同様に十字状あるいはL
字状の連結レールを介して溶接にて連結を行つて
いた。又、実公昭51−2940号公報に示された従来
装置は、各連結部位のそれぞれに対応させ、末端
凹部7コーナーガイドレール8、ハンガーレール
片21、連結片22等からなる多くの構成部材
を、溶接ネジ止めにより組立てハンガーレールを
連結している。更に実開昭57−131972号公報の従
来装置は、L字状、T字状等各連結部位に応じて
専用の連結部材を使用している。
第6図に示すように、又は実公昭51−2940号公報
及び実開昭57−131972号公報に示すようにして行
われていた。即ち第6図に示す従来装置は、パネ
ル11を収納するときに必要な収納レールとして
のハンガーレール12と、パネル11を所定の位
置に移動配置するためのハンガーレール13とを
連結するために、従来は組立て時に同じくハンガ
ーレール14に対して溶接を行うことにより、現
場で両者12,13を互いに連結していた。又、
図示はしないが十字状或いはL字状にハンガーレ
ールを連結する場合にも同様に十字状あるいはL
字状の連結レールを介して溶接にて連結を行つて
いた。又、実公昭51−2940号公報に示された従来
装置は、各連結部位のそれぞれに対応させ、末端
凹部7コーナーガイドレール8、ハンガーレール
片21、連結片22等からなる多くの構成部材
を、溶接ネジ止めにより組立てハンガーレールを
連結している。更に実開昭57−131972号公報の従
来装置は、L字状、T字状等各連結部位に応じて
専用の連結部材を使用している。
(考案が解決しようとする問題点)
このように第6図及び実公昭51−2940号公報に
示す従来装置は、十字状、T字状、L字状等の連
結レール、又は末端凹部7、コーナーガイドレー
ル8、ハンガーレール21、連結片21等多くの
構成部材を用意し、現場にて溶接ネジ止めにより
組立てているので、作業が煩雑であるばかりでな
く手間がかかる問題点を有している。又、実開昭
57−131972号公報に示された連結部材は、それぞ
れの連結部位専用のもので汎用性に欠ける問題を
有している。
示す従来装置は、十字状、T字状、L字状等の連
結レール、又は末端凹部7、コーナーガイドレー
ル8、ハンガーレール21、連結片21等多くの
構成部材を用意し、現場にて溶接ネジ止めにより
組立てているので、作業が煩雑であるばかりでな
く手間がかかる問題点を有している。又、実開昭
57−131972号公報に示された連結部材は、それぞ
れの連結部位専用のもので汎用性に欠ける問題を
有している。
考案の構成
(問題点を解決するための手段)
この考案は上記の問題点に鑑み、基体外周面の
所定の位置に、互いに連通し、かつハンガーレー
ル内を移動するランナーが移動可能なように形成
した複数の接続口と、各接続口のそれぞれに横一
列に形成されハンガーレールの端部が嵌合する接
続突起及び挿入突起と、この接続突起と挿入突起
に直交するように前記接続口のそれぞれに形成さ
れ、前記両突起に嵌合したハンガーレールの端面
が当接する係止段部とからなる嵌合部と、各接続
口に対応する下面に構成され、各接続口の嵌合部
に嵌合される各ハンガーレールのレール溝に連通
する接続溝を形成したものである。
所定の位置に、互いに連通し、かつハンガーレー
ル内を移動するランナーが移動可能なように形成
した複数の接続口と、各接続口のそれぞれに横一
列に形成されハンガーレールの端部が嵌合する接
続突起及び挿入突起と、この接続突起と挿入突起
に直交するように前記接続口のそれぞれに形成さ
れ、前記両突起に嵌合したハンガーレールの端面
が当接する係止段部とからなる嵌合部と、各接続
口に対応する下面に構成され、各接続口の嵌合部
に嵌合される各ハンガーレールのレール溝に連通
する接続溝を形成したものである。
(作用)
前記のように構成された連結部材の各接続口に
対し嵌合部にてハンガーレールを嵌合すれば簡単
にハンガーレールを接続することができる。
対し嵌合部にてハンガーレールを嵌合すれば簡単
にハンガーレールを接続することができる。
(実施例)
以下、この考案を具体化した一実施例を第1図
〜第5図に従つて説明する。
〜第5図に従つて説明する。
ハンガーレールの連結部材1の基体100は立
方体状に形成され、四方の外周面1aには接続口
2が設けられている。この接続口2はハンガーレ
ールR内を走行移動するとともにパネル(図示し
ない)を吊り下げ支持するランナ(図示しない)
が移動可能な大きさに形成され、又、各接続口2
は互いに連通するように形成されている。
方体状に形成され、四方の外周面1aには接続口
2が設けられている。この接続口2はハンガーレ
ールR内を走行移動するとともにパネル(図示し
ない)を吊り下げ支持するランナ(図示しない)
が移動可能な大きさに形成され、又、各接続口2
は互いに連通するように形成されている。
連結部材1の外周面1aにおいて各接続口2の
開口側周縁にはハンガーレールRの端部が挿入可
能に嵌合され、その端面が当接係止する係止段部
3が前記外周面1aと平行な面として形成されて
いる。なお、係止段部3の幅はハンガーレールR
の端面を当接した際に接続口2の内周面とハンガ
ーレールRの内周面が面一になるようにハンガー
レールRの板厚に相当する分の長さとなつてい
る。
開口側周縁にはハンガーレールRの端部が挿入可
能に嵌合され、その端面が当接係止する係止段部
3が前記外周面1aと平行な面として形成されて
いる。なお、係止段部3の幅はハンガーレールR
の端面を当接した際に接続口2の内周面とハンガ
ーレールRの内周面が面一になるようにハンガー
レールRの板厚に相当する分の長さとなつてい
る。
又、接続口2の開口側上部の係止段部3には接
続口2からハンガーレールRの板厚分だけ離間し
た左右(第2図において)一対の接続突起4と、
両者4の中央に位置するとともにその下面が接続
口2の内周面と面一になる挿入突起5とが、横一
列でかつ前記係止段部3と直交するように突設配
置されている。
続口2からハンガーレールRの板厚分だけ離間し
た左右(第2図において)一対の接続突起4と、
両者4の中央に位置するとともにその下面が接続
口2の内周面と面一になる挿入突起5とが、横一
列でかつ前記係止段部3と直交するように突設配
置されている。
前記接続突起4はハンガーレールRの上部に設
けた左右(第2図において)一対の嵌合溝Raに
対して端面側から嵌入可能になつており、又、前
記挿入突起5はハンガーレールRの上部中央(第
2図において)に設けた挿入溝Rbに対して端面
側から嵌入可能になつている。
けた左右(第2図において)一対の嵌合溝Raに
対して端面側から嵌入可能になつており、又、前
記挿入突起5はハンガーレールRの上部中央(第
2図において)に設けた挿入溝Rbに対して端面
側から嵌入可能になつている。
前記係止段部3、接続突起4及び挿入突起5と
からハンガーレールRの端部を嵌合して接続する
嵌合部が構成されている。
からハンガーレールRの端部を嵌合して接続する
嵌合部が構成されている。
接続部材1の下面1bには各接続口2に対応し
て十字形状の接続溝6が形成されている。同接続
溝6はハンガーレールの下面に形成されたレール
溝Rcと同幅に形成され、各接続口2の嵌合部に
嵌合されるハンガーレールRのレール溝Rcに連
通可能となつている。
て十字形状の接続溝6が形成されている。同接続
溝6はハンガーレールの下面に形成されたレール
溝Rcと同幅に形成され、各接続口2の嵌合部に
嵌合されるハンガーレールRのレール溝Rcに連
通可能となつている。
なお、連結部材1の上壁には第3図に示すよう
に同連結部材1を天井等に取付けするためのボル
ト7挿通用の挿通孔8が透設されている。
に同連結部材1を天井等に取付けするためのボル
ト7挿通用の挿通孔8が透設されている。
さて、以上のように構成された連結部材1を使
用するには複数本(この実施例では4本)のハン
ガーレールRの端部を各接続口2の嵌合部に対応
配置する。そして、接続突起4をハンガーレール
Rの嵌合溝Raに対し、又、前記挿入突起5を挿
入溝Rbに対し端面側から嵌入し、ハンガーレー
ルRの端面を係止段部3に係止することによりハ
ンガーレールRを嵌合部に嵌合する。
用するには複数本(この実施例では4本)のハン
ガーレールRの端部を各接続口2の嵌合部に対応
配置する。そして、接続突起4をハンガーレール
Rの嵌合溝Raに対し、又、前記挿入突起5を挿
入溝Rbに対し端面側から嵌入し、ハンガーレー
ルRの端面を係止段部3に係止することによりハ
ンガーレールRを嵌合部に嵌合する。
前記のように各ハンガーレールRを嵌合した状
態でこの連結部材1を挿通孔8を介してボルト7
により天井等に固着すれば、各ハンガーレールR
が十字に連結されて組付け作業が終了する。
態でこの連結部材1を挿通孔8を介してボルト7
により天井等に固着すれば、各ハンガーレールR
が十字に連結されて組付け作業が終了する。
なお、この考案は前記実施例に限定されるもの
ではなく以下のように実施してもよい。
ではなく以下のように実施してもよい。
(イ) 前記実施例において一つの接続口2にはハン
ガーレールRを接続しないで残りの接続口2に
て3本のハンガーレールRをT字状に連結する
こと。
ガーレールRを接続しないで残りの接続口2に
て3本のハンガーレールRをT字状に連結する
こと。
(ロ) 前記第1実施例の構成中、相対する一対の接
続口2及びその周縁に設けた嵌合部を省略し、
残りの相対した一対の接続口2にてハンガーレ
ールRを一直線状に連結すること。
続口2及びその周縁に設けた嵌合部を省略し、
残りの相対した一対の接続口2にてハンガーレ
ールRを一直線状に連結すること。
(ハ) 連結部材1の基体100を多角柱状に形成
し、その各側面に対し互いに連通する接続口2
を設け、各接続口2の周縁に対し嵌合部を設け
ること。
し、その各側面に対し互いに連通する接続口2
を設け、各接続口2の周縁に対し嵌合部を設け
ること。
(ニ) 連結部材1の基体100の全体形状を円柱上
に設け、その外周面に対し複数個の接続口2を
設けること。
に設け、その外周面に対し複数個の接続口2を
設けること。
(ホ) 前記実施例の嵌合部を適宜変更すること。
考案の効果
以上、詳述したようにこの考案は現場でハンガ
ーレールを十字、T字、L字、一直線等に連結す
る際に従来と異なりハンガーレールを溶接するこ
とがなく、連結部材の連続口の周縁に設けた嵌合
部に対しハンガーレールの端部を嵌合するだけで
簡単に連結作業を行なうことができ、そのことに
よつて作業能率の向上が図ることができ、又、従
来と異なりこの連結部材だけで十字、T字、L
字、一直線等にハンガーレールの接続ができる効
果を奏し、産業利用上優れた考案である。
ーレールを十字、T字、L字、一直線等に連結す
る際に従来と異なりハンガーレールを溶接するこ
とがなく、連結部材の連続口の周縁に設けた嵌合
部に対しハンガーレールの端部を嵌合するだけで
簡単に連結作業を行なうことができ、そのことに
よつて作業能率の向上が図ることができ、又、従
来と異なりこの連結部材だけで十字、T字、L
字、一直線等にハンガーレールの接続ができる効
果を奏し、産業利用上優れた考案である。
第1図はこの考案を具体化した一実施例の連結
部材の斜視図、第2図は同じくハンガーレールを
この連結部材に接続した状態のハンガーレールの
縦断面図、第3図は連結部材の中央縦断面図、第
4図は同じく横中央断面図、第5図はハンガーレ
ールを接続した状態の底面図、第6図は従来のハ
ンガーレールの接続状態を示す斜視図である。 連結部材……1、接続口……2、係止段部……
3、接続突起……4、挿入突起……5、接続溝…
…6、挿通孔……8、ハンガーレール……R、嵌
合溝……Ra、挿入溝……Rb、レール溝……Rc。
部材の斜視図、第2図は同じくハンガーレールを
この連結部材に接続した状態のハンガーレールの
縦断面図、第3図は連結部材の中央縦断面図、第
4図は同じく横中央断面図、第5図はハンガーレ
ールを接続した状態の底面図、第6図は従来のハ
ンガーレールの接続状態を示す斜視図である。 連結部材……1、接続口……2、係止段部……
3、接続突起……4、挿入突起……5、接続溝…
…6、挿通孔……8、ハンガーレール……R、嵌
合溝……Ra、挿入溝……Rb、レール溝……Rc。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 基体100外周面1aの所定の位置に、互いに
連通し、かつハンガーレールR内を移動するラン
ナーが移動可能なように形成した複数の接続口2
と、 各接続口2のそれぞれに横一列に形成されハン
ガーレールRの端部が嵌合する接続突起4及び挿
入突起5と、この接続突起4と挿入突起5に直交
するように前記接続口2のそれぞれに形成され、
前記両突起4,5に嵌合したハンガーレールRの
端面が当接する係止段部3とからなる嵌合部と、 各接続口2に対応する下面に構成され、各接続
口2の嵌合部に嵌合される各ハンガーレールRの
レール溝RCに連通する接続溝6と、 からなることを特徴とするハンガーレールの連結
部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9282984U JPS618269U (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | ハンガ−レ−ルの連結部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9282984U JPS618269U (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | ハンガ−レ−ルの連結部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS618269U JPS618269U (ja) | 1986-01-18 |
JPH0412229Y2 true JPH0412229Y2 (ja) | 1992-03-25 |
Family
ID=30649972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9282984U Granted JPS618269U (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | ハンガ−レ−ルの連結部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS618269U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5729669B2 (ja) * | 1973-09-07 | 1982-06-24 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5729669U (ja) * | 1980-07-24 | 1982-02-16 |
-
1984
- 1984-06-21 JP JP9282984U patent/JPS618269U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5729669B2 (ja) * | 1973-09-07 | 1982-06-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS618269U (ja) | 1986-01-18 |
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