JPH04112639U - 鉛直部材が留衝合構造の組立て家具 - Google Patents

鉛直部材が留衝合構造の組立て家具

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JPH04112639U
JPH04112639U JP8652790U JP8652790U JPH04112639U JP H04112639 U JPH04112639 U JP H04112639U JP 8652790 U JP8652790 U JP 8652790U JP 8652790 U JP8652790 U JP 8652790U JP H04112639 U JPH04112639 U JP H04112639U
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JP
Japan
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fitting
plate member
stile
vertical plate
fastening
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Application number
JP8652790U
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English (en)
Inventor
安室 紘一
叶井 久恵
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Individual
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
  • Assembled Shelves (AREA)
  • Furniture Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、組立て家具の構造に関し、さら
に詳細には、緊結金具と仮止めピンを用いる
ことにより何回も分解と組立てが可能な留衝
合構造の組立て家具に関する。
[従来の技術] 組立て家具は、大別すると、(1)ボック
スタイプ、(2)パネルタイプ、(3)パネ
ルとボックスの組み合わせタイプ、および
(4)柱とパネルの組み合わせタイプに分か
れる。これらは、一長一短があり、目的に応
じて使い分けているのが現状である。また、 家具全体の大別法として、いわゆる「箱物」
と「脚物」がある。
上述の(1)〜(4)のタイプと「箱
物」、「脚物」を十分な剛性を備えた形で融
合した構造は、これまで実現されていない。
[考案が解決しようとする課題] 本考案の目的は、仮止め弾性ピンを緊結金
具と併用することにより、何回も分解と組立
てが可能な箱物と脚物を融合した留衝合構造
の組立て家具を提供することである。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、四隅近傍の各2辺の内面
に緊結金具の被緊結部を植設する植設手段お
よび仮止めピンを嵌入するための嵌入孔を備
えている上下の水平部材と、上下の端面の近
傍に緊結金具の緊結部を嵌着する嵌着孔およ
び仮止めピンを嵌入するための嵌入孔が形成
されており、左右の端面が互いに衝合する留
になっている鉛直板部材とから構成してあ
り、緊結金具と仮止めピンを併用して鉛直板
部材を水平板部材に接合したとき、鉛直板部
材の左右端面が互いに衝合した状態になるこ
とを特徴とする鉛直部材が留衝合構造の組立
て家具が提供される。
[作用] 本考案の組立て家具において、緊結金具と
仮止めピンを併用して鉛直板部材を水平板部
材に接合したとき、鉛直板部材の左右端面が
留で互いに衝合した状態になるので、上下の
接合により衝合端面における水平方向の剛性
が十分となる。また、鉛直板部材をかまち組
構造にすると、縦かまちのみでもL字脚構造
が得られることになる。
[実施例] 第1図は、水平板部材10の内面を示して
いる。内面の四隅近傍の各2辺に配設された
黒丸は、植設した鬼目を、白丸は、仮止めピ
ンの嵌入孔をそれぞれ表わしている。嵌入孔
は、各辺の中央部にも配設してある。鬼目
は、緊結金具の被緊結部(ボルト)をねじ込
み固定するものである。
ここで、緊結金具については、共通の出願
人による特開平1−201207号、特開
平1−244712号を参照されたい。ま
た、仮止めピンについては、同一出願人によ
る同日の実用新案登録願(1)を参照された
い。
鉛直板部材12の内面が第2図に示してあ
る。この板部材12には、上下の端面の近傍
に緊結金具の緊結部(ケーシング)を嵌着す
る嵌着孔14(第1図の黒丸に対応)と、仮
止めピンを嵌入する嵌入孔16(第1図の白
丸に対応)が形成されている。また、板部材
12の左右端面は、18で示すように留が切
ってある。
上下の水平部材10に左右と背面の鉛直板
部材12を接合すると、第3図に図示したよ
うに、前面が開放した箱構造20が得られ
る。この構造20においては、鉛直板部材
12の左右端面が留18で互いに衝合してい
るので、水平方向にも十分な剛性が得られ
る。
このように本考案の構造によれば、水平板
部材10の四隅近傍に、したがって、四辺の
縁に沿って鬼目や仮止めピン用の孔を形成す
ればよい。そこで、水平板部材は、第4図に
図示したような枠構造10′とすることがで
きる。これに応じて、鉛直板部材も第5図に
図示したようなかまち組構造12′とするこ
とができる。
このかまち組構造12′は、留18を切っ
てある左右の縦かまち22と横かまち24
と、適当な本数のさん26で構成してある。
このかまち組構造12′を鉛直板部材として
用いた箱構造30が第6図に図示してある。
上述した緊結金具と仮止めピンを併用し
て、かまち組構造12′も分解可能にしてお
くと、第7図のL字形の短脚28を用いて縦
かまち22を仮接合すれば、第8図に図示し
た台(椅子)構造40を構成することができ
る。この場合、上だけ横かまち24を用いれ
ば、台構造40の脚部強度は十分になる。
[考案の効果] 本考案によれば、緊結金具と仮止めピンを
用いることにより、何回も分解と組立てが可
能で、横剛性も十分な留衝合構造の組立て家
具が得られる。また、水平板部材を正方形に
すると、鉛直板部材は前後左右とも共通に用
いる互換性を備えることになる。さらに、鉛
直板部材を分解可能なかまち組構造にするこ
とができ、そうすれば、縦かまちを用いて互
換性のあるL字脚構造が得られる。また、縦
かまちやさんに棚板をピン止めすれば、棚構
造もできる。このように、本考案によれば、 システム家具として応用の広い組立て家具が
得られる。
【図面の簡単な説明】  第1図は、本考案の一実施例による組立て家具
に用いる水平板部材の内面を示す。第2図は同じ
組立て家具に用いる鉛直板部材の内面を示す。第
3図は、第1図と第2図の板部材を接合して構成
された箱構造をしめす斜視図である。第4図は、 本考案の第2の実施例に用いる分解可能なかまち
組構造の鉛直板部材を接合して構成された箱構造
を示す斜視図である。第7図は、第5図の縦かま
ちを仮接合するL字脚の短脚を示す。第8図は、 縦かまちと第7図の短脚を第1図の水平板部材と
共に用いて構成された台(椅子)構造示す斜視図
である。 図面において、10、10′……水平板部材、 12、12′……鉛直板部材、14……嵌着孔、 16……嵌入孔、18……留、20、30……箱
構造、22……縦かまち、24……横かまち、2
6……さん、28……短脚、40……台(椅子)
構造。
補正平4.6.8
図面の簡単な説明を次のように補正する。 図面の簡単な説明
 第1図は、本考案の一実施例による組立て家具
に用いる水平板部材の内面を示す。第2図は同じ
組立て家具に用いる鉛直板部材の内面を示す。第
3図は、第1図と第2図の板部材を接合して構成
された箱構造を示す斜視図である。第4図は、本
考案の第2の実施例による組立て家具に用いる水
平板部材としての枠構造の内面を示す。第5図
は、同じ組立て家具に用いる分解可能なかまち組
構造の鉛直板部材の内面を示す。第6図は、第4
図と第5図の板部材を接合して構成された箱構造
を示す斜視図である。第7図は、第5図の縦かま
ちを仮接合するL字脚の短脚を示す。第8図は、 縦かまちと第7図の短脚を第1図の水平板部材と
共に用いて構成された台(椅子)構造示す斜視図
である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】四隅近傍の各2辺の内面に緊結金具の被緊結
    部を植設する植設手段および仮止めピンを嵌入
    するための嵌入孔を備えている上下の水平部材
    と、上下の端面の近傍に緊結金具の緊結部を嵌
    着する嵌着孔および仮止めピンを嵌入するため
    の嵌入孔が形成されており、左右の端面が互い
    に衝合する留になつている鉛直板部材とから構
    成してあり、緊結金具と仮止めピンを併用して
    鉛直板部材を水平板部材に接合したとき、鉛直
    板部材の左右端面が互いに衝合した状態になる
    ことを特徴とする鉛直部材が留衝合構造の組立
    て家具。
  2. 【請求項2】鉛直板部材がかまち組構造になつており、 縦
    かまちのみを用いると衝合端面を介してL字脚
    構造になることを特徴とする請求範囲第1項に
    よる組立て家具。
JP8652790U 1990-08-18 1990-08-18 鉛直部材が留衝合構造の組立て家具 Pending JPH04112639U (ja)

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