JPS5940579Y2 - 組立式家具類の連結構造 - Google Patents

組立式家具類の連結構造

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JPS5940579Y2
JPS5940579Y2 JP1979153555U JP15355579U JPS5940579Y2 JP S5940579 Y2 JPS5940579 Y2 JP S5940579Y2 JP 1979153555 U JP1979153555 U JP 1979153555U JP 15355579 U JP15355579 U JP 15355579U JP S5940579 Y2 JPS5940579 Y2 JP S5940579Y2
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JP
Japan
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plate
groove
furniture
assembled
fixture
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Application number
JP1979153555U
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English (en)
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JPS5670209U (ja
Inventor
南進 井柳
Original Assignee
株式会社 トスカ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば、各家庭等で使用する整理収納箱、机
若しくはテーブル、各種キャビネット類等各家庭で組立
てて使用する組立式家具類の連結機構に関するものであ
る。
近年、各家庭にお・いては、部屋のインテリアを個性的
にレイアウトして、生活を楽しむようにする傾向が見ら
れる。
これに伴って、家具類も各家庭で所望の形状に組立てら
れるものが増えている。
例えば、人形を飾ったり、レコードを収納したりあるい
は美術全集を保管したりするキャビネットは、矩形の箱
を複数重ねて所望の形状にすることにより、このキャビ
ネットが配置される部屋の雰囲気を造り出すようにして
いる。
しかし、従来0キヤビネツトは、矩形の箱を単に重ね合
せたり並べるだけであって、各箱間を連結していない。
これは、各箱同士を金具等で連結すると金具の板厚分だ
け各箱間に隙間が生じ、箱同士の角が合致しないため装
飾性が要求されるキャビネット等には不向きなためであ
る。
したがって、例えば、地震が起きた場合にはキャビネッ
トが崩れたり倒れる危険があり好ましくなかった。
そこで本考案は、複数の組立式家具類を連結してもその
組立式家具類の角同士が離れたり組立式家具類同士の間
に隙間が生じないようにして、例えば、装飾性が要求さ
れる組立式家具類であっても美感を損うことなく、組立
式家具類同士を連結できる組立式家具類の連結機構を提
供することを目的とする。
この目的を達成するための本考案は、水平板状部材と垂
直板状部材とを矩形状の家具に組み立てる組立式家具類
の連結機構であって、前記水平板状部材と垂直板状部材
とを両端面で結合する断面り字状の棒状コーナ部材と、
このコーナ部材の外側の稜部を挾む2つの面に、前記稜
部を越えて連続して穿設された幅広浅溝部と、組み立て
られた家具を他の構造物と結合する、前記溝部の深さ以
下の板厚を有する取付具とから槽底されることを特徴と
するものである。
次に図面により本考案の実施例を説明する。
なお、本実施例においては、横部材は天井板、底板であ
り、また、縦部材は側板である。
第1図及び第2図において、矩形状のケース1は垂直板
状部材である側板1a、水平板状部材である天井板1b
、底板ICの、板自体には切欠や溝等が存在しない四角
形状の基本部材、及び断面り字状の棒状部材であるコー
ナ部材1dにより組立てられて形成される。
即ち、例えば前記側板1aの上下端面にコーナ部材1d
を取り付ける。
そしてこのコーナ部材1dには、第2図に示すように適
宜ピッチで取り付は孔1eをあらかじめ穿設しておくと
ともに、前記天井板1b及び底板1cのコーナ部材1d
側の端面に前記取り付は孔1eに対向するようにピン1
fを植設しておく。
この状態から一方の側板1aのコーナ部材1dの取り付
は孔1eに天井板1b及び底板1cのピン15を差し込
み、第2図に示すように側板1aの外面側から螺子2を
天井板1bと底板1cの端面に螺着して一方の側板1a
に天井板1bと底板1cを取り付ける。
次に天井板1bと底板1cの他方の端面に他方の側板1
aのコーナ部材1dを差し込んだ後螺着して、天井板1
bと底板1cに他方の側板1aを固定すれば矩形状のケ
ース1が出来上る。
このようにして組立でたケース1の側板1a、天井板1
b及び底板1cの各内面には、棚板3を支持するピンの
孔4が穿設されていて、図のようにケース1を縦置きに
する場合は左右の側板1aの孔4を使用して棚板3を支
持し、ケース1を横置きにする場合には、天井板1bと
底板1cの孔4を利用してこれら天井板1bと底板1c
の内面間隔に相当する長さを有する棚板(図示せず)を
支持するようにしている。
次に前述したようにして形成したケース1同士又はこの
ケースと第1図に示すジヨイントテーブル5、更には、
第4図及び第5図に示すようにケース1と台輪6等を連
結する連結機構を説明する3第2図において、前記コー
ナ部材1dには、溝7が形成されている。
この溝7は、前記コーナ部材1dの外表面に形成した水
平溝7aと垂直溝7bとからなり、これら水平溝7aと
垂直溝7bは角縁部分8で連通している。
換言すれば、前記水平溝7aと垂直溝7bはコーナ部材
1dの角縁部分8でそれぞれ溝縁を開口することになる
一方前記水平溝7aと垂直溝7bの角縁部分8と対向す
る溝縁も開口しており、第2図から判るように、コーナ
部材1dに天井板1b又は底板1cと側板1aを取り付
けた時に、それらのコーナ部材1dとの対向面の縁によ
り前記水平溝7aと垂直溝7bの角縁部分8と対向する
溝縁を塞ぐようにしている。
このように形成した溝7の水平溝7aと垂直溝7bには
それぞれ螺孔9,9が設けられており、これらの螺孔9
,9とビス10を利用して前記溝7にクランク形の取付
具11a (第2図)や平板状の取付具11b (第3
図)又は、かぎ形の取付具11c(第6図)等を嵌着す
るようにしている。
なお、前記取付具11a、 llb、 llcは、その
板厚が前記水平溝7aと垂直溝7bの溝の深さ以下のも
のを使用し、取付具を溝に取り付けた時には取付具が溝
から突出しないようにする。
この場合、取付具11a、 llb、 llcの板厚を
溝7a、7bと同じにすれば、取付具を溝に取り付けた
時に取付具とコーナ部材1dの表面が面一になるので好
ましい。
次に前述した連結構構を利用してケース1等の組立例を
説明すると、第1図に示すように2つのケース1間をジ
ヨイントテーブル5で連結する場合には、クランク形の
取付具11aを第2図に示すように水平溝7aに嵌合せ
しめこれをビス10により固定する。
そして、ジヨイントテーブル5を取付具11aに載せた
後、このジヨイントテーブル5の下方からビス12によ
り取付具11aとジヨイントテーブル5を固定すれば、
2つのケース1とジヨイントテーブル5は杭状に連結さ
れる。
このようにしてケース1とジヨイントテーブル5を組立
てれば、溝7に取付具11aが嵌入して取付具11aと
コーナ部材1dの表面が面一になるのでケース1の側板
1aとジヨイントテーブル5のケース1側の端面には隙
間が生じることがなく、またコーナ部材1dの上面から
取付具11aが突出することがない。
また、第3図に示すように複数のケース1同士を重ねた
後これらを連結するには、平板状の取付具11bを使用
して各垂直溝7b、7bで形成される矩形状のくぼみに
取付具11bを嵌入してこれをビス10で固定すれば、
取付具11bと垂直溝7bの縁とにより上下のケース1
を位置決めしながらこれらを固定連結することができる
更に第4図及び第5図に示すようにケース1と台輪6を
固定する場合も第3図に示す場合と同様の取り付は方を
すればよい。
一方、第6図に示すように、不使用部分の溝7はかぎ形
の取付具11cにより塞げばよい。
なお・、この場合、コーナ部材1dと側板1a等の対向
部分の溝底コーナ部分を面取り14するとともに、取付
具11cの先端に突起13を設ければ、溝底コーナ部分
に突起13が嵌入して取付具11cが外れないのでビス
を不要にすることができ外観上好ましい。
また、前述したようにコーナ部材1dに天井板1bや底
板1cを螺子2で固定する際に、この螺子2の位置を溝
7内にすれば螺子2が外から見えないので好ましい。
更に第7図に示すように取付具11dの取り付は位置付
近を外方にそらせばこの取付具11dをビス10で固定
した時に取付具11dの中央部分を溝底に密着させるこ
とができる。
なお・、上述したように各種の組立て例を説明したが組
立例はこれに限定されるものではなく、例えばケース1
同士を並列に配置して連結してもよく、またケース1同
士を市松模様のように配置して連結するようにしてもよ
い。
以上のように本考案の組立式家具類の連結機構は、■水
平板状部材と垂直板状部材の基本部材、■コーナ部材、
■取付具の三者から槽底されてお・す、 (1)水平板状部材と垂直板状部材の基本部材がコーナ
一部材を介して接続される。
(2)コーナ部材の夕r4則の稜部に幅広で帯状の浅い
溝が綾部にまたがって設けられている。
(3)取り付けた時に浅溝からは突出しない取付具によ
り他の構造物と接合可能である。
ことにより、水平板状部材と垂直板状部材の基本部材は
切欠や溝の全く存在しない四角形状の板状をしており、
家具を組み立てる際に左右や」−下、あるいは表裏を気
にせずに組み立てられる上に、前記基本部材の組合せに
より用途に応じた種々の家具を組み立てることができる
ので、組合せの自由度が大きいという効果がある。
また、前記コーナ部材に取り付ける取付具はL字(かぎ
形)状のものでも■字状のものでも、さらにはクランク
状のものでも可能であるので、既に組み立てられた家具
を他の構造物と連結する際の自由度も大きいという効果
がある。
さらに、前記取付具を溝に取り付けた場合に取付具が溝
から突出することができないので、複数の組立式家具類
を連結してもそれらの角が離れたり、それらの家具類同
土間に隙間が生じることがない。
したがって、本考案によれば、例えば地震が起きた場合
等にお・いて家具類が倒れたりする危険を防止でき、さ
らに、装飾性を要求される家具類においてはその美感を
損うことがない。
このため、本考案によれば見ためによく、一体的に有利
に組立式家具類を連結することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例であり、第1図は組立例を示す斜
視図、第2図は第1図A部の拡大斜視図、第3図は他の
組立て例を示す部分斜視図、第4図は、他の組立て例を
示す全体斜視図、第5図は、第4図B部の拡大斜視図、
第6図は他の組立て例を示す部分斜視図、第7図は取付
具の他側を示す部分断面図である。 1・・・・・・ケース、lb、lc・・・・・・横部材
(天井板、底板)、1a・・・・・・縦部材(側板)、
5・・・・・・ジヨイントテーブル、6・・・・・・台
輪、7・・・・・・溝、8・・・・・・角縁部分、ll
a、 llb、 llc、 11d−−−−・・取付具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平板状部材と垂直板状部材とを矩形状の家具に組み立
    でる組立式家具類の連結機構であって、前記水平板状部
    材と垂直板状部材とを両端面で結合する断面り字状の棒
    状コーナ一部材と、このコーナ部材の9H則の稜部を挾
    む2つの面に、前記稜部を越えて連続して穿設された幅
    広浅溝部と、組み立てられた家具を他の構造物と結合す
    る、前記溝部の深さ以下の板厚を有する取付具とから槽
    底される組立式家具類の連結機構。
JP1979153555U 1979-11-05 1979-11-05 組立式家具類の連結構造 Expired JPS5940579Y2 (ja)

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JP1979153555U JPS5940579Y2 (ja) 1979-11-05 1979-11-05 組立式家具類の連結構造

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JP1979153555U JPS5940579Y2 (ja) 1979-11-05 1979-11-05 組立式家具類の連結構造

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Publication Number Publication Date
JPS5670209U JPS5670209U (ja) 1981-06-10
JPS5940579Y2 true JPS5940579Y2 (ja) 1984-11-19

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS527383U (ja) * 1975-06-24 1977-01-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS527383U (ja) * 1975-06-24 1977-01-19

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