JPH0244085Y2 - - Google Patents

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JPH0244085Y2
JPH0244085Y2 JP12122885U JP12122885U JPH0244085Y2 JP H0244085 Y2 JPH0244085 Y2 JP H0244085Y2 JP 12122885 U JP12122885 U JP 12122885U JP 12122885 U JP12122885 U JP 12122885U JP H0244085 Y2 JPH0244085 Y2 JP H0244085Y2
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screw hole
screw
connecting rod
block unit
threaded
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、壁板、天井板、床板、机やテーブ
ルの天板および側板、つい立て等の種々の板体、
ならびに箪笥等の家具類を複数のブロツクユニツ
トにて構成する場合のユニツト連結装置に関す
る。
(従来の技術) 一般的な壁板、天井板、床板等は、設置部の広
さに応じて切断加工した複数の帯板材をはり、
桟、根太等に釘止めまたはねじ止めして形成され
るため、施工に多大の手間を要するという問題が
あつた。また、近年では一定の大きさとしたユニ
ツト板を連結して上記壁板、天井板、床板等とす
るものも存在するが、ユニツト版相互の連結ある
いは取付フレームに対する連結に多数のねじ止め
が必要であり、やはり施工に手間がかかる問題が
あつた。
一方、箪笥等の家具類にあつては、従来より持
ち運びを容易にするために上下2〜3段に分割構
成されたものが知られるが、これらはいずれも使
用状態での形態が定まつており、収容物や所望の
高さに応じて抽斗等の段数を変えることは不可能
であつた。更に通常の机やテーブル等では、品種
ごとに天板の広さや全体仕様が定まり、大量生産
に適さず、このためコスト高になるという問題点
があつた。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は、上記問題点を解決するためになさ
れたもので、壁板、天井板、床板、机やテーブル
の天板および側板、つい立て等の板体、ならびに
箪笥等の家具類の如き各種構造物を複数のブロツ
クユニツトの組合せにてその広さ、大きさ、高
さ、形態等が自在に変更可能でかつ組立容易なも
のとするユニツト連結装置を提供することを目的
としている。
(問題点を解決するための手段) この考案は、上記目的において、対向面間に透
通するねじ孔2,22を備えた複数のブロツクユ
ニツト1,11,21と、上記ねじ孔の全長にわ
たる長さを有して該ねじ孔にその軸方向に沿つて
移動可能に挿通される連結杆4a,4b,24
と、上記ねじ孔より短いねじ部を有するねじ材3
a,3b,3c,3d,23a,23bとからな
り、連結杆をねじ孔に挿通した複数のブロツクユ
ニツトを各ねじ孔が直線状に連通するように配置
し、端部に位置したブロツクユニツトのねじ孔の
一端側からねじ材を螺入することにより、各ブロ
ツクユニツトの連結杆が部分的に押し出されて順
次隣接するブロツクユニツトのねじ孔に嵌入する
ように構成された複数ユニツトからなる構造物の
ユニツト連結装置に係る。
(実施例) 以下、この考案を図示実施例に基づいて説明す
る。
第1図〜第10図はこの考案を壁板、天井板、
床板、机やテーブルの天板および側板、つい立て
等の板体に適用した第1実施例を示す。
第1図〜第10図において、1は一端面中央部
からこれに対向する端面中央部にわたつて透通す
るねじ孔2を設けた同一構造の正方形厚板1a,
1aを相互のねじ孔2,2が直交方向となるよう
に90゜向きを変えて接着剤等で上下に積層一体化
したブロツクユニツトであり、各ねじ孔2の厚板
1a主面方向に沿う径方向両側には溝2a,2a
が形成されている。3aはねじ孔2に螺合し得る
無頭状のねじ材で、ねじ孔2の1/2の長さに設定
されている。4aはねじ孔2の溝2a,2a間に
若干竪めであるが軸方向移動可能に挿通し得る帯
板状の連結杆で、ねじ孔2の全長にわたる長さに
設定されている。
而して、ブロツクユニツト1のねじ孔2(溝2
a,2aをも含む)に連結杆4aを挿通した状態
下でねじ孔2の一端側からねじ材3aを螺入して
いくと、第3図で示すように連結杆4aがねじ材
3aに押されて部分的にねじ孔2の他端側から突
出する。そこで、このブロツクユニツト1に隣接
して他のブロツクユニツト1を両者のねじ孔2,
2が直線的に連通するように配置しておけば、上
記の突出した連結杆4aが隣接するブロツクユニ
ツト1のねじ孔2にその内部の連結杆4aを押し
つつ嵌入し、両ブロツクユニツト1,1が両者間
にわたる連結杆4aにて連結されると共に、押さ
れた隣接側の連結杆4aも他端側から突出する。
従つて第4図で示すように、多数のブロツクユ
ニツト1,1…を上下位の両ねじ孔2,2がそれ
ぞれ直線状に連通するように縦横に所要列配置
し、縦方向一端側および横方向一端側に配置した
各ブロツクユニツト1のねじ孔2にねじ材3aを
螺入することにより、全ブロツクユニツト1,1
…が縦方向および横方向に移動した各連結杆4a
にて連結され、一体の板体5が形成される。尚、
この板体5のねじ材3a螺入側とは反対側に連結
杆4aが突出するが、これは単に抜出するか、第
4図の如く抜出したねじ孔2にねじ材3aを螺入
しておけばよい。
また、板体5として、第5図で示すように、四
周縁にそれぞれ縁板6を当接し、前記の無頭状の
ねじ材3aに代えて皿ねじ等の頭部付きねじ材3
bを用い、各ねじ材3bを縁板6を通してねじ孔
2に螺入することにより、引張り方向に対する強
度を簡単に向上させることができる。このような
縁板6には図示の如き平板状以外に、例えばアン
グル状や断面コ字状のものを使用できる。
一方、板体5を建物躯体7に取付ける場合、例
えば第6図で示すように、角部に頭部付きねじ材
3bを用い、このねじ材3bをL字形取付金具8
の一側片を通してねじ孔2に螺入すると共に、取
付金具8の他端片をねじ9aにて躯体7に固着す
る手段を採用できる。また第7図で示すように頭
部の大きいねじ材3cを要所に使用し、その頭部
に対応する凹所7aを躯体7に設け、該頭部と凹
所7aとの嵌合にて板体5を躯体7に固定しても
よい。また第5図〜第7図の構造を併用しても差
し支えない。
上記第1実施例の板体5は、これを構成するブ
ロツクユニツト1の縦横の配置数を変えることに
よつて縦横長さを自在に変更できるから、同一材
料を用いて広さおよび縦横長さの異なる壁板、天
井板、床板、机やテーブルの天板および側板、つ
い立て等に広く利用できる。また各ブロツクユニ
ツト1を表裏で異なる色調としてその表裏を適当
に組合わせることにより、タイル調の模様を構成
でき、更に表面の色調や模様の異なる複数種のブ
ロツクユニツト1を用意してこれを組み合わせる
ことにより、極めて多様な模様を構成できる。こ
の他、例えば第8図で示すように一面側に鏡面1
0を設けたブロツクユニツト11を部分的に使用
することにより、壁板等に鏡面を構成できその大
きさと形もブロツクユニツト11の使用枚数と配
列によつて任意に変更できる。
また、2枚の板体5,5を例えば机やテーブル
の天板と側板として利用する場合等に両者を直角
に連結するには、第9図で示すように両板体5,
5のねじ材3a螺入側とは反対側の端部におい
て、略L字状の連結杆4bを両板体5,5のねじ
孔2,2にわたつて嵌入させ、両板体5,5の端
面間の段部5aに縁材12を配置してねじ9bに
て固定したり、あるいは第10図で示すように一
方の板体5の端部に位置したブロツクユニツト1
のねじ孔2から外れた位置に表裏方向に透通する
頭部受け付きボルト挿通孔13を設け、この挿通
孔13を通して他方の板体5のねじ孔2に頭部の
大きいねじ材3dを螺入すればよい。
尚、ブロツクユニツト1としては、図示実施例
の如く2枚の厚板1a,1aを接合したもの以外
に、1つの厚板材に縦横方向のねじ孔2,2を交
わらないように設けたものを使用できる。ただし
図示実施例の如き接合構造では、1方向のねじ孔
2を設けた同一の厚板1aを使用できるので製作
容易であると共に、ブロツクユニツト1を反りの
生じ易い木製とする場合に厚板1a,1aの反り
方向を異ならせて反りを抑制できる利点がある。
またブロツクユニツト、ねじ材3a〜3d、連結
杆4aの材料として、一般に木、またはプラスチ
ツクが使用されるが、特に強度を要する場合はね
じ材3a〜3dと連結杆4aを金属製としてもよ
い。更に床板等として強度を大きくする場合、ブ
ロツクユニツト1の縦横両方向のねじ孔2をそれ
ぞれ2本以上とすればよい。この他、ねじ材3a
〜3dのねじ部は、ねじ孔2の全長より短ければ
よいが、ねじ孔2の1/2の長さとすることにより、
完全螺入時に連結杆4aが隣列するブロツクユニ
ツト1,1の両者に均等長さで嵌入する理想的な
連結状態となる利点がある。更にブロツクユニツ
ト1は長方形や正六角形でもよく、また連結杆4
aは、ねじ孔2内での移動が容易となるように先
端幅を細くしたり、抜けにくくするために周面に
多数のかえりを設けてもよい。また、連結杆を丸
棒状としてねじ孔2のねじ山に沿つて若干堅めに
挿通するようにし、溝2a,2aを省略すること
としてもよい。
第11図〜第14図はこの考案を家具に適用し
た第2実施例を示す。
第11図において、21は箱形枠体21aに抽
斗21bを前後摺動自在に収めたブロツクユニツ
トであり、枠体21aの左右両側部にそれぞれ上
下端面間に透通する2本のねじ孔22,22が設
けてあり、各ねじ孔22の前後方向に沿う径方向
両側に溝22a,22aが形成されている。23
aはねじ孔22に螺合し得る無頭状のねじ材で、
ねじ孔22の1/2の長さに設定されている。24
はねじ孔22の溝22a,22a間に若干堅めで
あるが上下方向移動自在に挿通し得る帯板状の連
結杆で、ねじ孔22の全長に亘る長さに設定され
ている。従つて、前記第1実施例と同様に、第1
2図の如く各ねじ孔22に連結杆24を挿通した
同一のブロツクユニツト21,21…を上下に積
層した状態で、各ねじ孔の最上端側または最下端
側からねじ材23aを螺入することにより、各連
結杆24が押されて直上もしくは直下のブロツク
ユニツト21のねじ孔23aに嵌入して、全ブロ
ツクユニツト21,21…が一体に連結し、多段
の抽斗21bを備えた箪笥型収納家具25が形成
される。尚、ねじ材23a螺入側とは反対側の端
部より突出する連結材24は抜出して、そのねじ
孔22にねじ材23aを螺入するかまたは他の栓
体を嵌入すればよい。
このような収納家具25は、使用するブロツク
ユニツト21の段数を変化させることによつて高
さおよび抽斗数を任意に変更できる。
一方、第13図は、各ブロツクユニツト21,
21間および最上位に略Z字状の受金具26,2
7をそれぞれ対向側一側方へ垂下するように取付
けた2つの収納家具25,25を所要間隔で配置
し、両側の受金具26,26間と27,27間に
棚板28を横架して棚を構成したものである。こ
の場合、受金具26は第14図Aで示す如く上端
水平片26aに設けた矩形穴26bに連結杆24
を挿通させることにより、また受金具27は第1
4図Bで示す如く上端水平片27aに設けた円穴
27bを通して頭部付きねじ材23bをねじ孔2
2に螺入することにより、それぞれ一定位置に取
付けられている。而して各棚板28はその両端部
裏面側に設けた溝28a,28aをそれぞれ受金
具26,27の下端立ち上げ片26c,27cに
係嵌することにより、容易に落下しないように設
置されている。尚、これらブロツクユニツト2
1、連結杆24、受金具26,27または棚板2
8などの構造や数量は例示以外に種々変更可能で
ある。
(考案特有の効果) この考案によれば、ねじ材を螺入することによ
り連結杆が押し出されるから、各ブロツクユニツ
ト間を容易に連結することができる。したがつ
て、壁板、天井板、床板、机やテーブルの天板お
よび側板、つい立て等の板体、ならびに箪笥等の
家具類の如き各種構造物を、複数のブロツクユニ
ツトの組み合わせにて構成でき、広さ、大きさ、
高さ、形態等が異なる構造物に単一形状のブロツ
クユニツトを共用できるから、大量生産によつて
これら構造物の大幅なコスト低減が可能であり、
しかもこれら構造物の組立施工操作が極めて簡単
となり、また特に家具類にあつては使用者が好み
に応じて容易に高さや仕様の異なるものに形態変
更できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例におけるブロツ
クユニツトと付属部品の斜視図、第2図は第1図
の−線の矢視断面図、第3図はユニツト連結
装置の動作を示す縦断面図、第4図は構造物であ
る板体の一部破断平面図、第5図は上記板体の他
の構成例の要部を示す一部破断平面図、第6図お
よび第7図は上記板体の建物躯体への取付構造を
示す要部の一部破断平面図、第8図はブロツクユ
ニツトの変形例を用いた板体の要部正面図、第9
図および第10図は2枚の板体の直角連結構造を
示す要部の縦断面図、第11図はこの考案の第2
実施例におけるブロツクユニツトと付属部品の斜
視図、第12図は同ブロツクユニツトを用いた構
造物である収容家具の一部破断正面図、第13図
は同収容家具を利用した棚構造を示す一部破断正
面図、第14図A,Bは同棚構造に使用する受金
具の斜視図である。 1,11,21……ブロツクユニツト、2,2
2……ねじ孔、3a,3b,3c,3d,23
a,23b……ねじ材、4a,4b,24……連
結杆、5……板体(構造物)、25……収納家具
(構造物)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対向面間に透通するねじ孔を備えた複数のブロ
    ツクユニツトと、上記ねじ孔の全長にわたる長さ
    を有して該ねじ孔にその軸方向に沿つて移動可能
    に挿通される連結杆と、上記ねじ孔より短いねじ
    部を有するねじ材とからなり、連結杆をねじ孔に
    挿通した複数のブロツクユニツトを各ねじ孔が直
    線状に連通するように配置し、端部に位置したブ
    ロツクユニツトのねじ孔の一端側からねじ材を螺
    入することにより、各ブロツクユニツトの連結杆
    が部分的に押し出されて順次隣接するブロツクユ
    ニツトのねじ孔に嵌入するように構成された複数
    ユニツトからなる構造物のユニツト連結装置。
JP12122885U 1985-08-06 1985-08-06 Expired JPH0244085Y2 (ja)

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JP12122885U JPH0244085Y2 (ja) 1985-08-06 1985-08-06

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JP2017082946A (ja) * 2015-10-29 2017-05-18 智之 河内 組み立て、解体、拡張の簡便さと、強度を兼ね備えた構造体の製造手法

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