JPH0515785Y2 - - Google Patents

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JPH0515785Y2
JPH0515785Y2 JP1987175461U JP17546187U JPH0515785Y2 JP H0515785 Y2 JPH0515785 Y2 JP H0515785Y2 JP 1987175461 U JP1987175461 U JP 1987175461U JP 17546187 U JP17546187 U JP 17546187U JP H0515785 Y2 JPH0515785 Y2 JP H0515785Y2
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  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、書棚と机の組合せ家具の改良に係わ
り、更に詳しくは机又はテーブルと有機的に組合
わせて使用できる書棚と机の組合せ家具に関す
る。
〔従来の技術〕
従来の書棚は、書籍の大きさに応じた奥行寸法
を有する平面視長方形で前面開口した箱形形状の
ものであり、その書籍の収納空間及び収納態様に
は限界があるとともに、室内の空間を有効利用す
る目的で机又はテーブルと隣接若しくは当接させ
て配する場合には使用不可能な収納空間が存在し
ていた。また、天板の一側に袖引出しを有する脚
部を設け、該天板他側を書棚に連結可能となした
机付き書棚も提供されているが、机を常に連結し
て使用する構造であるので、逆に書棚を独立させ
て使用する場合には該机は全く使用できなかつ
た。
また、書棚と机とを組合せて使用できるものと
しては、例えば実開昭53−147925号公報にて開示
される如く、書棚の前面側に平面視長方形の天板
を有する平机の一側縁を密接させて配し、書棚の
側板であつて机天板の下方部に机の着座側から使
用可能な引出しを設けた構造のものが提供されて
いる。この書棚は、その前面側に机を密接配置し
た場合に、机天板下方の書棚下部が机の袖引出し
部によつて閉鎖されて使用できなくなる不都合
を、書棚の側板から引き出すことができる引出し
を設けることによつて解消したものであるが、書
棚と机との配置に関して両者を連係させる構造に
ついては何ら考慮されてないのである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとする
ところは、書籍の収納量を増大させることができ
るとともに、大きさの異なる書籍又は教科書、参
考書及び雑誌等の各種の書籍をそれぞれ分離して
効率よく収納することができ、また机又はテーブ
ルと組合わせて使用する場合に室内空間の有効利
用を図れるとともに、その場合にも収納量に何ら
支障のない構造の書棚と机の組合せ家具を提供す
る点にある。
〔問題点を解決する為の手段〕
本考案は、前述の問題解決の為に、本体前面の
中央部に両側部を手前側前方へ突出させて凹所を
形成し、該中央部には少なくとも書籍の奥行寸法
より広幅の棚板を多段に配するとともに、両側部
には前記中央部と仕切板で区画された物品収容部
を設けてなる書棚と、前記書棚の凹所内に一部が
密接状態で嵌合し得る長尺部と凹所内の一側部に
他側部を余して嵌合し得る短尺部とを有する机天
板を備え、該机天板の下面端部には間をオープン
スペースとなして複数の脚部を下設してなる机と
よりなる書棚と机の組合せ家具を構成した。
〔作用〕
以上の如き内容からなる本考案の書棚と机の組
合せ家具は、本体の中央部に多段に配した少なく
とも書籍の奥行寸法より広幅の棚板に書籍を収納
するとともに、両側部を前記中央部より手前側前
方へ突出させて該中央部とは仕切板で区画形成し
た物品収納部に書籍等の物品を収納し、更に本体
前面の中央部に形成した凹所に机又はテーブルの
一部を嵌合させて使用し得るものである。
〔実施例〕
次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考
案の詳細を説明する。
第1図及び第2図は本考案に係る書棚の代表的
実施例を示し、図中Aは書棚、1は本体、2は中
央部、3は両側部をそれぞれ示している。書棚A
は、本体1の中央部2を少なくとも書籍より広幅
の奥行寸法を有する通常の書棚の奥行寸法に設定
するとともに、両側部3,3を該中央部2より手
前側前方へ突出設定して本体1前面に凹所4を形
成し、また天板5と地板6間で前記中央部2には
多段に棚板7,…を配するとともに、前記側部3
の奥行寸法と略一致した奥行寸法の仕切板8で前
記中央部2と両側部3,3を区画し、また本体1
背後に後板9を設け、該両側部3,3には書籍等
を収納する物品収納部10,10を形成してい
る。ここで、前記天板5と地板6は、本体1の平
面視形状と同形に形成され、奥行寸法の大きな両
側部3,3に所定横幅を残し、中央部2にかけて
円弧状に切欠して前記凹所4を形成したものであ
る。また、前記棚板7は、両側に設けた仕切板
8,8間に配するものであるが、前記天板5又は
地板6と同形に形成し、その側部11を前記仕切
板8より側方に突出させて、前記物品収納部10
をも上下に多段に区画している。そして、本実施
例では第1図中右側の物品収納部10に於いて
は、外方に更に側板12を設けるとともに、前記
棚板7の側部11によつて又は新たな中仕切板を
多段に設けて前面開口の収納空間13,…を形成
し、上方三段の収納空間13,…には引出し1
4,…を設け、また左側の物品収納部10に於い
ては、前記天板5、地板6及び棚板7の側部11
と前記仕切板8並びに後板9によつて側面及び前
面開口の収納空間15,…を形成している。尚、
右側物品収納部10は、前面開口の収納空間13
に引出し14を設けているので、書籍ばかりでな
く小物類を収納することができるとともに、該引
出し14を設ける収納空間13を適宜選択するこ
とにより多様な使用形態を好みに応じて実現で
き、また左側物品収納部10は、仕切板8より左
側に突出させた棚板7の側部11の横幅を、単行
本等の小型の書籍を横方向に収納できるような横
幅に設定し、前記中央部2の棚板7に収納する比
較的大型の書籍と分離して収納することができる
ようにすれば、該書棚Aの収納空間を有効に使用
できるとともに、また前記中央部2より該側部3
の物品収納部10の奥行寸法を大きく設定してい
るので、寸法の大きな大型の書籍を奥行方向に収
納することも可能である。更に、後述の机Bを前
記凹所4に嵌合した状態で、机天板17の上方に
位置するように所定の前記棚板7の下面には引出
し16,…を設けている。
また、本考案の書棚Aに隣接配置する机Bは、
第3図に示す如く机天板17を長尺部18と短尺
部19とで略L字形に形成し、長尺部18の長さ
方向に沿つて略半分を前記書棚Aの凹所4内に嵌
合し得る形状及び大きさ関係に構成し、更に本実
施例では長尺部18と短尺部19の端部及びコー
ナー部に脚部20を下設し、それ以外はオープン
スペースとなし、それぞれの脚部20には内方へ
開放した収納棚21又は外方へ開放した収納棚2
2を適宜設けている。そして、第4図に示す如く
前記書棚Aの凹所4内に机天板17の長尺部18
の略半分を嵌合し、該書棚Aに机Bを有機的に連
設してユニツト化し、室内空間を有効に使用でき
るものであり、この状態では前記机天板17の嵌
合部分の両側には前記仕切板8,8が位置するの
で、該机天板17の両側に別途目隠し板を取付け
る必要がなく、更に第5図に示す如く前記凹所4
の一側寄りに前記机天板17の短尺部19を嵌合
した態様にも設定できる。尚、前記机Bの脚部2
0以外の側面はオープンスペースとなしているの
で、前記書棚Aの凹所4に机Bを嵌合しても、該
書棚Aの中央部2の机天板17より下方の棚板7
にもそのオープンスペースから書籍を出入れする
ことができる。また、机Bの他の形状としては、
第6図及び第7図に示した如く、前記机Bの机天
板17の形状を、第3図に示した長尺部18のみ
となした長円形のものも勿論可能であり、この場
合長尺部の両側部が短尺部となり、第6図は書棚
Aの凹所4に平行に机Bを嵌合したものであり、
また第7図は直交させて嵌合させたものである。
尚、前記両側部3,3のうち一方を突出させ、他
方を中央部2と面一に形成することも可能であ
る。
しかして、本考案の書棚と机の組合せ家具は、
中央部2を通常の書棚の奥行寸法と略同一の奥行
寸法に設定し、通常の書籍を収納することができ
るとともに、両側部3,3を前記中央部2より手
前側前方に突出させて物品収納部10,10を設
け、右側の物品収納部10には前面開口の収納空
間13を多段に形成し、該収納空間13に引出し
14を適宜設けたことにより、書籍のみならず小
物類を収納することができ、また左側の物品収納
部10には前面及び側面開口の収納空間15を多
段に設けたことにより、小型の書籍を横方向に収
納することができるとともに、大型の書籍を奥行
方向に収納することができ、大きささの異なる書
籍又は種類の異なる書籍を分離して空間を有効に
使用して収納することができるものである。更
に、書棚Aの本体1前面の中央部2に凹所4を形
成したことにより、該凹所4に机B又はテーブル
を嵌合してユニツト化して使用することができ、
また地板6の両側部も前方へ突出させたことによ
り、通常の書棚と比較して極めて安定性がよく、
地震等による倒壊の恐れが少ないものである。ま
た、書棚Aの中央部2に凹所4を形成しているの
で、前記机Bを該凹所4に嵌合した場合には、前
記物品収納部10及び中央部2の棚板7までの距
離が短くなつて書籍等の出入れが容易となる効果
も有する。
〔考案の効果〕
以上にしてなる本考案の書棚と机の組合せ家具
によれば、本体前面の中央部に両側部を手前側前
方へ突出させて凹所を形成し、該中央部には少な
くとも書籍の奥行寸法より広幅の棚板を多段に配
するとともに、両側部には前記中央部と仕切板で
区画された物品収容部を設けてなる書棚と、前記
書棚の凹所内に一部が密接状態で嵌合し得る長尺
部と凹所内の一側部に他側部を余して嵌合し得る
短尺部とを有する机天板を備え、該机天板の下面
端部には間をオープンスペースとなして複数の脚
部を下設してなる机とよりなるので、書棚の中央
部の棚板には通常の書棚と同様に書籍を収納する
ことできるとともに、該中央部の奥行寸法より大
きな奥行寸法を有する物品収納部を両側部に設け
たので書籍等の収納量を増加することができ、ま
た本体前面の中央部に凹所を形成したことによ
り、該凹所に机又はテーブルを嵌合して室内空間
を有効に使用することができ、その場合、書棚と
机との連係が単に近接設置しただけではなく、書
棚の凹所と机天板の一部との嵌合によるので、机
の収まりが良好である上に、外観的にも一体感を
呈するとともに、机天板に下設した脚部の間のオ
ープンスペースから机天板下方の棚板にも書籍を
出入れすることができるものである。更に前記中
央部と両側部を区画する仕切板を設けたことによ
り、前記凹所に机又はテーブルを嵌合した場合の
側方の目隠しとなすことができるものである。そ
して、中央部に対して両側部を手前側に突出させ
たことにより、通常の書棚と比較して極めて安定
性のよい構造となすことができ、地震等による倒
壊の恐れの少ないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る書棚の代表的実施例を示
す全体斜視図、第2図は書棚の一部を切り欠いて
示した側面図、第3図は書棚に連設させて使用す
る本考案に係る机の全体斜視図、第4図及び第5
図は書棚に第3図に示した机を連設させた本考案
の代表的使用状態を示す平面図、第6図及び第7
図は他の形状の机を連設させた状態を示す平面図
である。 A……書棚、B……机、1……本体、2……中
央部、3……側部、4……凹所、5……天板、6
……地板、7……棚板、8……仕切板、9……後
板、10……物品収納部、11……側部、12…
…側板、13……収納空間、14……引出し、1
5……収納空間、16……引出し、17……机天
板、18……長尺部、19……短尺部、20……
脚部、21……収納棚、22……収納棚。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体前面の中央部に両側部を手前側前方へ突出
    させて凹所を形成し、該中央部には少なくとも書
    籍の奥行寸法より広幅の棚板を多段に配するとと
    もに、両側部には前記中央部と仕切板で区画され
    た物品収容部を設けてなる書棚と、 前記書棚の凹所内に一部が密接状態で嵌合し得
    る長尺部と凹所内の一側部に他側部を余して嵌合
    し得る短尺部とを有する机天板を備え、該机天板
    の下面端部には間をオープンスペースとなして複
    数の脚部を下設してなる机と、 よりなることを特徴とする書棚と机の組合せ家
    具。
JP1987175461U 1987-11-16 1987-11-16 Expired - Lifetime JPH0515785Y2 (ja)

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