JPH0211829Y2 - - Google Patents

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JPH0211829Y2
JPH0211829Y2 JP1983001586U JP158683U JPH0211829Y2 JP H0211829 Y2 JPH0211829 Y2 JP H0211829Y2 JP 1983001586 U JP1983001586 U JP 1983001586U JP 158683 U JP158683 U JP 158683U JP H0211829 Y2 JPH0211829 Y2 JP H0211829Y2
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base
holding piece
holding
chassis
length
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JP1983001586U
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JPS59107187U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は構造簡易にして基盤を安定かつ確実
に保持し得るようにした基盤の取付け構造に関す
る。
〔従来の技術〕
従来から電子楽器等においては操作パネルに設
けたシヤーシ取付部に操作子用シヤーシ(基盤)
をビス・タツピングネジ等で固定している。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかるに、かかる従来の基盤取付け構造におい
ては、ネジの個数が多くシヤーシの取付け作業に
時間がかかるばかりかシヤーシの位置ずれにより
筐体外部よりの見え懸りであるスイツチと操作パ
ネルの隙間の調整に手間がかかるなどの不都合が
あつた。
したがつて、この考案は上述したような従来の
問題点を解決すべくなされたもので、その目的と
するところはネジの使用個数を削減でき、また基
盤をガタ付いたりすることなく確実に固定し得る
ようにした基盤の取付け構造を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は上記目的を達成するために、所定の
厚さをもつ板体の基盤と、第1の保持片と弾性を
有する第2の保持片と垂直壁とから断面形状が略
コ字状の挿入溝を構成し前記板体の一端部を該コ
字状部で挾持する第1の基盤保持部と、前記板体
の他端部が密接されかつねじ止め固定される第2
の基盤保持部と、からなる基盤取付け構造であつ
て、前記第1の基盤保持部の前記基盤を取付ける
側に位置する第1の保持片の長さは前記第2の保
持片の長さより短く、かつ前記基盤を挿入する前
記挿入溝入口の前記第1の保持片の仮想延長線と
前記第2の保持片先端部との距離は前記基盤の厚
さよりも小さく、かつ前記基盤を前記挿入溝に挿
入保持する際、前記第2の保持片が前記弾性によ
り前記第1の保持片と離間する方向へ変形するも
のである。
〔作用〕
第2の保持片は弾性を有し、かつ第1の保持片
と第2の保持片の先端間の距離が基盤板厚より小
さいことから、基盤を弾性的に押圧し、第1の保
持片に押し付ける。
〔実施例〕
以下、この考案を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。
第1図はこの考案に係る基盤の取付け構造の一
実施例を示す断面図である。同図において、1は
例えば電子オルガンの操作面を構成する操作パネ
ルで、この操作パネル1の所定箇所には開口から
なるスイツチ取付部2が設けられている。また、
操作パネル1の裏面には前記スイツチ取付部2の
両側に位置して第1および第2の基盤保持部3,
4が一体に設けられ、これらの基盤保持部3,4
によつて後述する基盤としての操作子用シヤーシ
5の両端部が固定保持される。
前記第1の基盤保持部3は、前記操作パネル1
の裏面に略“士”の字状に設けられることにより
垂直壁7と、この垂直壁7の下端部に設けられた
上下一対の略水平な第1、第2の保持片8A,8
Bとで構成されている。ここで、前記第1の基盤
保持部3は隣接する2個の操作子用シヤーシの相
対向する端部を保持すべく略“士”の字形に形成
されているが、図に示す如く1つの操作子用シヤ
ーシ5のみを組実装するものにおいては略逆F字
状に形成されるものであればよい。
そして、前記第1、第2の保持片8A,8Bと
この間の前記垂直壁7とは略コ字状をなしてシヤ
ーシ挿入溝9を形成している。また、第1、第2
の保持片8A,8Bの基部側、すなわち前記シヤ
ーシ挿入溝9の奥部の間隔は前記操作子用シヤー
シ5の板厚tより大きく設定されるものの、先端
部側の間隔t2は前記tより若干小さく(t>t2
設定される。この間隔t2は上方に位置する第2の
保持片8Bの先端部下面に突設された突起10に
よつて設定される。そして、第2の保持片8Bは
弾性を有すると共に下方に位置する第1の保持片
8Aより長く形成されている。
この場合、第1の基盤保持部3としては第2図
に示す変形が可能である。すなわち、同図は第2
の保持片8Bを右下りに傾斜させると共に第1の
保持片8Aより長く形成して先端間の間隔t2を確
保したものである。
再び第1図にもどつて第2の基盤保持部4の構
成を説明すると、この第2の基盤保持部4は略逆
T字状に設けられることにより垂直壁11と、こ
の垂直壁11の下端に設けられた水平片12とで
構成される。
前記操作子用シヤーシ5は金属板等によつて略
凸形に形成されることによりその両端部が中央部
より一段低く形成されて固定部13A,13Bを
構成し、これらの固定部13A,13Bが前記第
1および第2の基盤保持部3,4によつて固定保
持される。この場合、左側の固定部13Aは第1
図仮想線で示す如く操作子用シヤーシ5を右下り
に傾斜させた状態で前記シヤーシ挿入溝9に挿入
され、しかる後この挿入状態を維持しつつ前記シ
ヤーシ5を反時計方向に略水平になるまで回動さ
せて右側の固定部13Bを前記水平片12の下面
に当接させ、かつ該固定部13Bを前記水平片1
2に複数個の止めネジ16によつて固定すること
により操作子用シヤーシ5の操作パネル1への取
付けを完了する。
この場合、前記左側の固定部13Aをシヤーシ
挿入溝9に挿入した状態で操作子用シヤーシ5を
反時計方向に回動させると、前述した寸法条件t
>t2により第2の保持片8Bが上方に若干弾性変
形し、前記固定部13Aを第1、第2の保持片8
A,8Bにて弾性的に挾持保持する。また、字
状をなすシヤーシ本体の側面を図に示すように第
2の保持片8Bの先端面に当接させて操作子用シ
ヤーシ5を前記止めネジ16により固定すれば、
該シヤーシ5の位置決めがなされる。なお、前記
操作子用シヤーシ5の右側の固定部13Bにはu
字状溝18が設けられ、これに前記止めネジ16
が挿通されて前記水平片12にねじ込まれる。
前記操作子用シヤーシ5の中央部には前記操作
パネル1のスイツチ取付部2に対応して開口20
が形成され、この開口20に左右一対のプツシユ
スイツチ21,22が貫通配置されている。これ
らのプツシユスイツチ21,22のスイツチ本体
21A,22Aは前記操作子用シヤーシ5の下面
に適宜な間隔を保つて配置されたプリント基板2
3に固定され、操作子21B,22Bが前記操作
パネル1のスイツチ取付部2より筐体外部に突出
されている。
かくしてこのような基盤の取付け構造によれ
ば、操作子用シヤーシ5の一端部のみを止めネジ
16により第2の基盤保持部4に固定すればよい
ので、両端部をねじ止め固定するようにした従来
の取付け構造に比べて止めネジ16の数を半減で
き、締付作業を容易なものとすることができる。
また、第1の基盤保持部3は操作子用シヤーシ5
の固定部13Aを弾性的に挾持保持するため、固
定部13Aの保持が確実でガタ付いたりせず、止
めネジ16と共に高精度に位置決めでき、スイツ
チ取付部2と操作子21B,22Bとの間隙調整
を必要とせず、取付けの作業工数を大幅に削減す
ることができる。
第3図はこの考案の他の実施例を示す分解斜視
図である。この実施例は操作パネル1の断面形状
を略E字状に形成して上方に開口する2つのスイ
ツチ取付部2A,2Bを設け、これらのスイツチ
取付部2A,2Bに対応してそれぞれ第1および
第2の基盤保持部50,51,52,53を一体
に設けたものである。この場合、第1の基盤保持
部50,52は操作パネル1の内底面中央部に立
設されるもので、第1図に示した第1の基盤保持
部3と同様逆“士”状に形成される。一方、第2
の基盤保持部51,53は操作パネル1の両側壁
55A,55Bの上端に連続する上面a1,a2の先
端に一段低く設けられた水平片56,57によつ
てそれぞれ構成される。
一方、各スイツチ取付部2A,2Bに取付けら
れる操作子用シヤーシ60,61の互いに対向す
る端縁には一段低く形成されて各第1の基盤保持
部50,52のシヤーシ挿入溝63,64にそれ
ぞれ挿入される固定部65,66が設けられてい
る。この固定部65,66は上記実施例と同様各
操作子用シヤーシ60,61を斜めにして挿入さ
れ、該シヤーシ60,61を図に示す如く水平に
して他端部を前記第2の基盤保持部56,57上
に載置することにより、前記第1の基盤保持部5
0,52によつて挾持保持される。そして、各操
作子用シヤーシ60,61の他端部は止めネジ1
6によつて各第2の基盤保持部56,57に固定
される。
70,71は前記操作パネル1の両端開口部に
嵌合固定され前記操作子用シヤーシ60,61の
長手方向の位置決めを行う蓋体で、これら蓋体7
0,71を通つてコード72,73が該操作パネ
ル1内に導かれ各プツシユスイツチ21,22,
……に接続されている。
なお、上記実施例は電子オルガンに適用した場
合について説明したが、この考案はこれに限らず
空調用操作盤等各種の操作パネルに対して実施し
得ることは勿論である。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案に係る基盤の取付
け構造は、略コ字状に形成されることにより板体
からなる基盤の一端部を弾性的に挾持保持するシ
ヤーシ挿入溝を有する第1の基盤保持部と前記基
盤の他端固定部が密接されねじ止めされる第2の
基盤保持部とを備え、前記第1の基盤保持部を、
第1の保持片と、これと対向する弾性を有する第
2の保持片と、これら両保持片の一端を互いに連
結する垂直壁とで構成し、第2の保持片を第1の
保持片より長くすると共にこれら第1の保持片の
仮想延長線と第2の保持片の先端間の距離を基盤
板厚より小さく設定したので、従来のネジ方式に
よる固定構造に比べてネジの数を削減することが
でき、作業性を向上させることができる。また、
第2の保持片により基盤を弾性的に押圧している
ので、ガタ付いたりせず、安定かつ確実に所定位
置に固定できるなど、その実用的効果は非常に大
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る基盤の取付け構造の一
実施例を示す断面図、第2図は第1の基盤保持部
の変形例を示す要部拡大正面図、第3図はこの考
案の他の実施例を示す分解斜視図である。 1……操作パネル、2,2A,2B……スイツ
チ取付部、3……第1の基盤保持部、4……第2
の基盤保持部、5……操作子用シヤーシ(基盤)、
8A……第1の保持片、8B……第2の保持片、
9……シヤーシ挿入溝、16……止めネジ、2
1,22……プツシユスイツチ、50,52……
第1基盤取付け部、51,53……第2の基盤取
付部、60,61……操作子用シヤーシ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 所定の厚さをもつ板体の基盤と、 第1の保持片と弾性を有する第2の保持片と垂
    直壁とから断面形状が略コ字状の挿入溝を構成し
    前記板体の一端部を該コ字状部で挾持する第1の
    基盤保持部と、 前記板体の他端部が密接されかつねじ止め固定
    される第2の基盤保持部と、 からなる基盤取付け構造であつて、前記第1の基
    盤保持部の前記基盤を取付ける側に位置する第1
    の保持片の長さは前記第2の保持片の長さより短
    く、かつ前記基盤を挿入する前記挿入溝入口の前
    記第1の保持片の仮想延長線と前記第2の保持片
    先端部との距離は前記基盤の厚さよりも小さく、
    かつ前記基盤を前記挿入溝に挿入保持する際、前
    記第2の保持片が前記弾性により前記第1の保持
    片と離間する方向へ変形することを特徴とした基
    盤の取付け構造。
JP158683U 1983-01-10 1983-01-10 基盤の取付け構造 Granted JPS59107187U (ja)

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JP158683U JPS59107187U (ja) 1983-01-10 1983-01-10 基盤の取付け構造

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JPS59107187U JPS59107187U (ja) 1984-07-19
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JPS5123028U (ja) * 1974-08-07 1976-02-20
JPS522813U (ja) * 1975-06-24 1977-01-10

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