JP2540428Y2 - コネクタの取付構造 - Google Patents

コネクタの取付構造

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JP2540428Y2
JP2540428Y2 JP7207992U JP7207992U JP2540428Y2 JP 2540428 Y2 JP2540428 Y2 JP 2540428Y2 JP 7207992 U JP7207992 U JP 7207992U JP 7207992 U JP7207992 U JP 7207992U JP 2540428 Y2 JP2540428 Y2 JP 2540428Y2
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和久 中川
睦 永見
聡 星
博信 原
勇 萩ノ脇
透 鈴木
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Anritsu Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Anritsu Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、各種通信機器装置等の
内部に配設されるコネクタの取付構造に関し、特に、装
置内部の取付部材に対して平行に取付けるコネクタの取
付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のコネクタの取付構造
は、コネクタを係止する係止部材を取付板にねじ止めす
ることにより取付けるか、コネクタに取付孔を有する場
合には、取付孔にねじを貫通させて、係止部材を介さず
に直接コネクタを取付板に取付けていた。いずれの場合
においても、コネクタを取付ける取付部材に対して垂直
方向からのねじ締めを必要としていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、近年、通信
機器装置の薄型化にともない、取付部材からコネクタの
取付方向、すなわち、取付部材から垂直方向にスペース
が充分でなく、上述したように取付部材に対して垂直方
向からのねじ締めによる従来の取付構造においては、ね
じ締め作業のスペースが充分に確保できずに、組立時の
作業性が悪化し、さらに、保守、修理等を必要とし、コ
ネクタの取外し作業が加わる場合には、なお一層煩雑き
わまるものとなるといった問題点があった。したがっ
て、本考案は、上記したような従来の問題点に鑑みなさ
れたものであり、その目的とするところは、装置を大型
化せずに、コネクタの取付けの作業性を向上させたコネ
クタの取付構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本考案に係るコネクタの取付構造は、取付部材に対
してコネクタを平行に取付けるコネクタの取付構造にお
いて、前記コネクタの前後、上下および前記取付部材側
の一側方の移動を規制する規制部材を有しこの規制部材
でコネクタを保持すると共に他側方が開放されたコネク
タ保持部と、前記取付部材から他側方に離間した規制面
を有する規制片と、上下方向に互いに対向し少なくとも
一方が弾性変形可能な係合部を有する一対の挟持片とを
それぞれ前記取付部材に突出形成し、前記挟持片に着脱
自在にしてこの挟持片に挟持固定されると共に前記規制
面と係合する閉塞部材により前記コネクタ保持部の他側
方を閉塞したものである。
【0005】
【作用】本考案においては、コネクタの前後、上下およ
び一側方の移動を規制する規制部材を有しこの規制部材
でコネクタを保持し他側方が開放されたコネクタ保持部
を取付部材に突出形成し、このコネクタ保持部の開放側
を閉塞する閉塞部材を取付部材に突出形成した取付部材
から他側方に離間した規制面を有する規制片の規制面に
係合させると共に、取付部材に突出形成した上下方向に
互いに対向し少なくとも一方が弾性変形可能な係合部を
有する一対の挟持片に着脱自在にしてこの挟持片に挟持
固定するようにしたので、コネクタを固定する閉塞部材
を取付部材に対して水平方向から取付けることが可能と
なる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本考案に係るコネクタの取付構造の分解斜
視図、図2は同じくコネクタが取付けられていない状態
を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、図3は同じ
くコネクタが取付けられた状態を示し、(a)は正面
図、(b)は側面図である。これらの図において、符号
2で示すものは、装置筐体の内部に固定された平板状の
取付板で、中央部に略コの字状のコネクタ保持片3が一
体に突出形成されており、このコネクタ保持片3の上下
面部3aの先端部は互いに向き合う方向に傾斜し、後面
部3bには、後述するコネクタ10のリード線14を導
出するための矩形状の切欠き3cが設けられている。こ
のコネクタ保持片3の内面の外形形状は、後述するコネ
クタ10のフレーム11の断面形状と同一に形成されて
おり、内面には、段部3dが設けられ、さらに3個の補
強片3eが設けられている。
【0007】このコネクタ保持片3の隣接する下方に
は、前記段部3dより平面視において間隔L有する規制
面5aを有するコの字状の規制片5が前記取付板2に一
体に突出形成されており、このコネクタ保持片3の一対
の内側面5b、5cのうち、一方の内側面5bは、図2
(b)に示すように、側面視において傾斜面で形成され
ている。また、コネクタ保持片3の隣接する上方には、
前記段部3dより平面視において距離L離れた規制面6
aを有するLの字状の規制片6が前記取付板2に一体に
突出形成されている。
【0008】下方の規制片5の隣接する下方には、平板
状で、かつ外形形状が規制片5とほぼ同一の挟持片7
が、取付板2に一体に突出形成されている。上方の規制
片6の上方には、この規制片6と取付板2からの突出高
さがほぼ同一で、断面がV字状の弾性係合部8aを有す
る挟持片8が、取付板2に一体に突出形成されており、
これら挟持片7と8との間隔はHに形成されている。
【0009】コネクタ10は、従来周知のものであり、
概略を説明すると、先端が互いに向き合う方向に傾斜し
た上下面部11a、11aと後面部11bとを有する側
面視略コの字状のl1 なる幅のフレーム11と、このフ
レーム11の上下に揺動自在に支持された爪部12と、
フレーム11内に収納されたピン13と、このピン13
と電気的に接続され後面部11bから導出したリード線
14とから構成されている。20は、前記一対の挟持片
7、8間の間隔Hと同一の高さhと、径l2 とを有する
閉塞シャフトである。この閉塞シャフトの径l2と前記
コネクタ10の幅l1とを合計した寸法が、前記段部3
dから両規制片5、6の規制面5a、6aまでの距離L
と同一に形成されている。
【0010】本考案のコネクタの取付構造は以上のよう
な構成であり、以下、組立方法を説明する。まず、コネ
クタ10を取付板2と水平方向に移動させてコネクタ保
持片3に対応して位置させ、取付板2方向に垂直に移動
させて、コネクタ10をコネクタ保持片3に、フレーム
11の取付板2側の内側面11cを段部3dに当接させ
て嵌合させる。このとき、コネクタ10の取付板2方向
の垂直移動は、少なくともコネクタ保持片3の後面部3
bの段部3dからの高さ分でよく、換言すれば、この垂
直移動分と段部3dの高さおよびコネクタ10の厚み分
1 を合計したスペースが、取付板2からの垂直方向に
あれば、コネクタ10をコネクタ保持片3に嵌合させる
ことが可能となる。
【0011】この状態においては、フレーム11の上下
面11a、11aが、保持片3の上下面部3a、3aに
係合することにより上下方向の移動が規制され、フレー
ム11の上下面11a、11aの傾斜部および後面部1
1bが、保持片3の上下面部3a、3aの傾斜部および
後面部3bにそれぞれ係合することにより前後方向の移
動が規制され、フレーム11の内側面11cが保持片3
の段部3dに係合することにより取付板2方向の一側方
の移動が規制されており、フレーム11の他側方の移動
のみ開放されて移動自在となっている。
【0012】次に、閉塞シャフト20の下端部を規制片
5の内部に挿入し挟持片7に載置し、この下端部を支点
として上端部を回動させ閉塞シャフト20の中央部分を
コネクタ10のフレーム11の外側面11dと規制片6
の規制面6aとの間に挿入させると共に、上端部で挟持
片8の弾性係合部8aを弾性変形させて、上端部を係合
部8aに係合させる。このとき、閉塞シャフト20は、
一対の挟持片7、8により高さ方向の移動が規制される
と同時に、前後方向を弾性係合部8aと一対の規制片
5、6の内側面5cおよび6bにより移動が規制され
て、閉塞シャフト20は、両挟持片7、8とで挟持固定
される。
【0013】閉塞シャフト20を両挟持片7、8とで挟
持固定するにあたっては、閉塞シャフト20を取付板2
に対して水平方向に移動させることにより行えるので、
少なくとも取付板2から両規制片5、6の突出量のスペ
ースがあれば閉塞シャフト20を組付けることが可能と
なる。このように組み付けられた閉塞シャフト20とコ
ネクタ保持片3の段部3dとで、コネクタ10は、左右
方向の移動が規制され、これにより、コネクタ10は、
取付板2に取付けられる。
【0014】取付けられたコネクタ10を取り外すとき
は、閉塞シャフト20の上端部を挟持片8の弾性係合部
8aを弾性変形させて、係合を解除し、閉塞シャフト2
0を両規制片5、6から取り外す。取り外すにあたって
は、規制片5の傾斜した内側面5bに閉塞シャフト20
を当接させることにより、閉塞シャフト20が内側面5
bに沿って倒れるので、容易に取り外すことができる。
これにより、コネクタ10の外側面11d側の規制が解
除され、ここからコネクタ10をコネクタ保持片3から
取り外すことができる。
【0015】なお、本実施例では、コネクタ保持片3の
コネクタ10の上下、前後および取付板2側の一側方の
移動を規制する上下面3a、3a、後面部3bおよび段
部3dを連接して形成したが、これに限定されることな
く、部分的に設けてもよいことは勿論であり、種々の設
計変形が可能であることはいうまでもないことである。
また、本実施例では、コネクタ保持片3に段部3dを設
け、この段部3dにコネクタ10の内側面11cを当接
させるようにしたが、段部3dを設けずに、取付板2の
表面に直接当接させてもよく、この場合には、コネクタ
10の装置内での取付スペースを小さくできる。
【0016】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、コ
ネクタの前後、上下および一側方の移動を規制する規制
部材を有しこの規制部材でコネクタを保持し他側方が開
放されたコネクタ保持部を取付部材に突出形成し、この
コネクタ保持部の開放側を閉塞する閉塞部材を取付部材
に突出形成した取付部材から他側方に離間した規制面を
有する規制片の規制面に係合させると共に、取付部材に
突出形成した上下方向に互いに対向し少なくとも一方が
弾性変形可能な係合部を有する一対の挟持片に着脱自在
にしてこの挟持片に挟持固定するようにしたので、コネ
クタの組付けおよび閉塞部材の組付け作業を取付板に対
して水平方向の移動作業により行うことができ、このた
め、取付部材から垂直方向にスペースが充分に確保でき
ない場合にも組立作業に支障をきたすことがないので、
組立が容易となると共に、装置の薄型化および小型化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るコネクタの取付構造の分解斜視図
である。
【図2】本考案に係るコネクタの取付構造のコネクタを
取付けていない状態を示し、(a)は正面図、(b)は
側面図である。
【図3】本考案に係るコネクタの取付構造を示し、
(a)は正面図、(b)は側面図である。
【符号の説明】
2 取付板 3 コネクタ保持片 5 規制片 6 規制片 7 挟持片 8 挟持片 10 コネクタ 20 保持シャフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 永見 睦 東京都目黒区下目黒二丁目2番3号 株 式会社田村電機製作所内 (72)考案者 星 聡 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)考案者 原 博信 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)考案者 萩ノ脇 勇 東京都港区南麻布五丁目10番27号 アン リツ株式会社内 (72)考案者 鈴木 透 東京都港区南麻布五丁目10番27号 アン リツ株式会社内 (56)参考文献 実開 昭55−20136(JP,U) 実開 昭58−165869(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付部材に対してコネクタを平行に取付
    けるコネクタの取付構造において、前記コネクタの前
    後、上下および前記取付部材側の一側方の移動を規制す
    る規制部材を有しこの規制部材でコネクタを保持すると
    共に他側方が開放されたコネクタ保持部と、前記取付部
    材から他側方に離間した規制面を有する規制片と、上下
    方向に互いに対向し少なくとも一方が弾性変形可能な係
    合部を有する一対の挟持片とをそれぞれ前記取付部材に
    突出形成し、前記挟持片に着脱自在にしてこの挟持片に
    挟持固定されると共に前記規制面と係合する閉塞部材に
    より前記コネクタ保持部の他側方を閉塞したことを特徴
    とするコネクタの取付構造。
JP7207992U 1992-09-24 1992-09-24 コネクタの取付構造 Expired - Lifetime JP2540428Y2 (ja)

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JPH0631084U JPH0631084U (ja) 1994-04-22
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