JP2555744Y2 - 電源スイッチ取付け構造 - Google Patents
電源スイッチ取付け構造Info
- Publication number
- JP2555744Y2 JP2555744Y2 JP1010292U JP1010292U JP2555744Y2 JP 2555744 Y2 JP2555744 Y2 JP 2555744Y2 JP 1010292 U JP1010292 U JP 1010292U JP 1010292 U JP1010292 U JP 1010292U JP 2555744 Y2 JP2555744 Y2 JP 2555744Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power switch
- opening
- mounting structure
- contour
- fixed
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、プリンタ装置等におけ
る電源スイッチ取付け構造に関し、特に波形電源スイッ
チの取付け構造に関する。
る電源スイッチ取付け構造に関し、特に波形電源スイッ
チの取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ装置の波形電源スイッチ
(以下電源スイッチと云う)の取付け構造は、図3に例
示するように、多くはベースカバーの右側後方側面部分
に電源スイッチを嵌入するためにベースカバーの上縁部
を切り欠いた凹型形状の部分を設け、その凹型部分に、
電源スイッチをはめ込み、その上部を抑えるようにミド
ルカバーをベースカバーに嵌合することにより電源スイ
ッチを固定していた。
(以下電源スイッチと云う)の取付け構造は、図3に例
示するように、多くはベースカバーの右側後方側面部分
に電源スイッチを嵌入するためにベースカバーの上縁部
を切り欠いた凹型形状の部分を設け、その凹型部分に、
電源スイッチをはめ込み、その上部を抑えるようにミド
ルカバーをベースカバーに嵌合することにより電源スイ
ッチを固定していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来の電源ス
イッチの設置位置は一見して見えない場所にあるが、操
作性の点より前面に移そうとすれば装置前面の側面カバ
ーを切り裂いた構造になるなどデザイン上の欠点を生じ
るおそれがあった。
イッチの設置位置は一見して見えない場所にあるが、操
作性の点より前面に移そうとすれば装置前面の側面カバ
ーを切り裂いた構造になるなどデザイン上の欠点を生じ
るおそれがあった。
【0004】本考案の目的は、一見してみえる場所であ
ってもデザイン上の問題を生ずることなく、装置カバー
側面の任意の位置にワンタッチで波形電源スイッチを取
付けることができる電源スイッチ取付け構造を提供する
ことである。
ってもデザイン上の問題を生ずることなく、装置カバー
側面の任意の位置にワンタッチで波形電源スイッチを取
付けることができる電源スイッチ取付け構造を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の電源スイッチ取
付け構造は、装置カバーの側面に設けられ、取付けられ
る電源スイッチを通すことが可能な開口と、開口の輪郭
より大きな輪郭の外周と、電源スイッチの前面板の輪郭
より小さく、かつ電源スイッチの本体部分が挿入でき、
挿入後電源スイッチ側面の可動バネにより固定される大
きさを有しかつ一方向に切欠きが開いたコの字型開口を
備えた止め板と、側面に設けられた開口に対応してカバ
ーの内面に固定され、開口を閉ざす方向に止め板が挿入
される溝を備えたリブを有する。
付け構造は、装置カバーの側面に設けられ、取付けられ
る電源スイッチを通すことが可能な開口と、開口の輪郭
より大きな輪郭の外周と、電源スイッチの前面板の輪郭
より小さく、かつ電源スイッチの本体部分が挿入でき、
挿入後電源スイッチ側面の可動バネにより固定される大
きさを有しかつ一方向に切欠きが開いたコの字型開口を
備えた止め板と、側面に設けられた開口に対応してカバ
ーの内面に固定され、開口を閉ざす方向に止め板が挿入
される溝を備えたリブを有する。
【0006】
【作用】装置カバーの側面に電源スイッチの通り抜け可
能な開口を設け、その内側に設けたリブによって保持す
る止め板に、電源スイッチの有する可動バネを利用して
はめ込むことにより電源スイッチを取付ける。
能な開口を設け、その内側に設けたリブによって保持す
る止め板に、電源スイッチの有する可動バネを利用して
はめ込むことにより電源スイッチを取付ける。
【0007】
【実施例】次に、本考案の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0008】図1は本考案の電源スイッチ取付け構造の
一実施例を示す斜視図であり、(a)は取付け構造を分
解した図、(b)は取付け完成図である。図2(a)は
電源スイッチ単体の上面図、図2(b)は電源スイッチ
取付け構造の断面図に電源スイッチを取付けた状況を示
している(ただしケーブルは図示されていない)。
一実施例を示す斜視図であり、(a)は取付け構造を分
解した図、(b)は取付け完成図である。図2(a)は
電源スイッチ単体の上面図、図2(b)は電源スイッチ
取付け構造の断面図に電源スイッチを取付けた状況を示
している(ただしケーブルは図示されていない)。
【0009】本実施例の取付け構造は、装置のベースカ
バー2の前面に設けられた角形開口3と、開口部の内側
にベースカバー2に取付けられた溝つきのリブ4と、リ
ブ4に上方から挿入される止め板5からなっている。開
口3の輪郭は電源スイッチ1の前面板6および電源スイ
ッチ本体が通り抜け可能な大きさを有する。
バー2の前面に設けられた角形開口3と、開口部の内側
にベースカバー2に取付けられた溝つきのリブ4と、リ
ブ4に上方から挿入される止め板5からなっている。開
口3の輪郭は電源スイッチ1の前面板6および電源スイ
ッチ本体が通り抜け可能な大きさを有する。
【0010】リブ4は、止め板5が上方から溝に挿入さ
れ、それを左右から保持する。左右のリブの間の間隔は
開口3の左右の間隔に等しいかまたはより大きくとる。
止め板5は上方から左右のリブ5の溝に挿入され、支え
られる。止め板5は、その外周の輪郭は開口3の輪郭よ
り大きく、下方に切欠きが開いた「コ」の字形の開口を
有し、その開口の左右の間隔は電源スイッチ1の前面板
6の左右の幅より小さく、かつ電源スイッチ1の本体部
分の幅よりは僅かに大きくなっている。しかし上の本体
部分の左右には可動バネ7があるため、この可動バネ7
を左右より中央方向に押し込まなければ、本体部分も
「コ」の字形開口を通ることはできないようになってい
る。
れ、それを左右から保持する。左右のリブの間の間隔は
開口3の左右の間隔に等しいかまたはより大きくとる。
止め板5は上方から左右のリブ5の溝に挿入され、支え
られる。止め板5は、その外周の輪郭は開口3の輪郭よ
り大きく、下方に切欠きが開いた「コ」の字形の開口を
有し、その開口の左右の間隔は電源スイッチ1の前面板
6の左右の幅より小さく、かつ電源スイッチ1の本体部
分の幅よりは僅かに大きくなっている。しかし上の本体
部分の左右には可動バネ7があるため、この可動バネ7
を左右より中央方向に押し込まなければ、本体部分も
「コ」の字形開口を通ることはできないようになってい
る。
【0011】次に、上述の取付け構造に対する電源スイ
ッチ1の取付け方法について説明する。図1(a)に示
すとおりケーブル束9のついた電源スイッチ1をベース
カバー2の内方から外方へ開口3を通して引き出してお
く。次に止め板5をリブ4に挿入する。このときケーブ
ル束9は止め板の「コ」の字形開口に収まり、とめ板5
はケーブル束9に阻止されることなくリブ4に収まる。
次に電源スイッチ1を開口3よりベースカバー2に押し
入れると、図2(b)に示すように、電源スイッチ1の
両側面にある可動バネ7が左右より中央方向に押し込ま
れることにより、電源スイッチ1の本体部分は止め板5
の「コ」の字形開口に進入し、電源スイッチ1の前面板
6が止め板5に接する状態で進入が停止する。このとき
電源スイッチ1は両側面が可動バネを介して止め板5の
「コ」の字形開口にはめ込まれた状態で固定される。装
置作動により電源スイッチ1に加えられる力は内方に押
す力のみであるので、安定に保持される。
ッチ1の取付け方法について説明する。図1(a)に示
すとおりケーブル束9のついた電源スイッチ1をベース
カバー2の内方から外方へ開口3を通して引き出してお
く。次に止め板5をリブ4に挿入する。このときケーブ
ル束9は止め板の「コ」の字形開口に収まり、とめ板5
はケーブル束9に阻止されることなくリブ4に収まる。
次に電源スイッチ1を開口3よりベースカバー2に押し
入れると、図2(b)に示すように、電源スイッチ1の
両側面にある可動バネ7が左右より中央方向に押し込ま
れることにより、電源スイッチ1の本体部分は止め板5
の「コ」の字形開口に進入し、電源スイッチ1の前面板
6が止め板5に接する状態で進入が停止する。このとき
電源スイッチ1は両側面が可動バネを介して止め板5の
「コ」の字形開口にはめ込まれた状態で固定される。装
置作動により電源スイッチ1に加えられる力は内方に押
す力のみであるので、安定に保持される。
【0012】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、装置カバ
ーの側面に矩形形状の開口を設けるだけでデザイン上の
欠点を生ずることもないので、装置前面であっても操作
性の良好な任意の位置に電源スイッチを取付けることが
できる効果がある。
ーの側面に矩形形状の開口を設けるだけでデザイン上の
欠点を生ずることもないので、装置前面であっても操作
性の良好な任意の位置に電源スイッチを取付けることが
できる効果がある。
【図1】本考案の電源スイッチ取付け構造の一実施例を
示す斜視図であり、(a)は取付け構造を分解した図、
(b)は取付け完成図である。
示す斜視図であり、(a)は取付け構造を分解した図、
(b)は取付け完成図である。
【図2】(a)は電源スイッチの単体の上面図であり、
(b)は電源スイッチ取付け構造の断面図に電源スイッ
チを取付けた状況を示している。
(b)は電源スイッチ取付け構造の断面図に電源スイッ
チを取付けた状況を示している。
【図3】従来の取付け構造を示す斜視図である。
1 波形電源スイッチ 2 ベースカバー 3 開口 4 リブ 5 止め板 6 前面板 7 可動バネ 8 ケーブル端子 9 ケーブル束
Claims (1)
- 【請求項1】 所定の大きさの挿入枠内に挿入されたと
き、両側面に張り出した可動バネの弾性により固定され
る波形電源スイッチの取付け構造であって、 装置カバーの側面に設けられ、取付けられる電源スイッ
チを通すことが可能な開口と、 前記開口の輪郭より大きな輪郭の外周と、前記電源スイ
ッチの前面板の輪郭より小さく、かつ該電源スイッチの
本体部分が挿入でき、挿入後前記可動バネにより固定さ
れる大きさを有し、かつ一方向に切欠きが開いたコの字
型開口を備えた止め板と、 前記側面に設けられた開口に対応して前記カバーの内面
に固定され、該開口を閉ざす方向に前記止め板が挿入さ
れる溝を備えたリブを有する電源スイッチ取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1010292U JP2555744Y2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 電源スイッチ取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1010292U JP2555744Y2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 電源スイッチ取付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0572077U JPH0572077U (ja) | 1993-09-28 |
JP2555744Y2 true JP2555744Y2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=11740960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1010292U Expired - Lifetime JP2555744Y2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 電源スイッチ取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2555744Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7202266B2 (ja) * | 2019-07-22 | 2023-01-11 | 株式会社タムラ製作所 | 電子部品ユニット |
-
1992
- 1992-03-02 JP JP1010292U patent/JP2555744Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0572077U (ja) | 1993-09-28 |
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