JPH04496Y2 - - Google Patents

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JPH04496Y2
JPH04496Y2 JP1985048356U JP4835685U JPH04496Y2 JP H04496 Y2 JPH04496 Y2 JP H04496Y2 JP 1985048356 U JP1985048356 U JP 1985048356U JP 4835685 U JP4835685 U JP 4835685U JP H04496 Y2 JPH04496 Y2 JP H04496Y2
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hole
safety cover
cover
tongue
protruding
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JP1985048356U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は開閉器などの充電端子部を備えたも
のに係り、特にその充電端子部に操作者が容易に
触れることを防止する安全カバー構造に関するも
のである。
[従来の技術] 開閉器のうち電磁接触器を例にとつて説明す
る。
従来のこの種の電磁接触器を第10図〜第13
図について説明する。第10図において、1は硬
質塩化ビニール板など無色透明の可撓性を有する
熱可塑性の合成樹脂板をプレス抜きなどによつて
製作された安全カバー、2はこの安全カバー1の
中央部に設けられた長方形状の穴、3はこの安全
カバー1を取付けるためのねじが挿入されるねじ
穴である。第11図〜第13図は上記安全カバー
1が固定される電磁接触器で、第11図は電磁接
触器の機体本体の正面図、第12図は要部以外を
省略した右側面図、第13図は要部以外を省略し
た下面図である。図において11は電磁接触器の
機体本体、12はこの機体本体11の正面中央に
設けられた長方形状の突出部である。14は機体
本体11の端子部で、通電時に充電部となる。
そして機体本体11の突出部12が安全カバー
1の長方形状の穴2に挿入され、機体本体11の
表面が覆われる。さらにねじ穴3に固定ねじ15
をねじ締めして安全カバー1が機体本体11に固
定される。
[考案が解決しようとする問題点] 従来の電磁接触器では、安全カバー1の取付け
に固定ねじ15を用いていたため端子部14への
配設または増締めなど、安全カバー1を取りはず
す際にはいちいち固定ねじ15を取りはずす必要
があり、また再度安全カバー1を取りつけるとき
には、固定ねじ15をねじ締めする必要があるな
ど作業時間がかかるとともに、固定ねじ15の紛
失など極めて不便であつた。
又安全カバーを機体本体に取付ける場合、上述
したようにねじを用いることなく安全カバーの舌
状部の弾性力をもつて取付けるものも、例えば実
公昭43−23025号公報にて公知である。
ところが従来の安全カバーをそのカバーの弾性
力をもつて取付けるものは、安全カバーの舌状部
弾性力だけでそのカバーの抜け止め、並びに前後
左右・上下のガタ付き防止を行うものであつたの
で、その機能を達成させるための、大きい弾性力
を有し、ひいては安全カバーを機体本体に取付け
る際、その弾性力に抗する大きな力を要し、又取
付後も過度の応力が加わる状態となつて応力割れ
が発生し破損に到る懸念があつた。
更に又従来のものは、安全カバーを機体本体に
取付ける際(安全カバーの舌状部を機体本体の係
合部に接触させる際)、両者間の位置決め手段が
なかつたので、安全カバーの舌状部が機体本体の
係合部に位置するよう容易に位置決めすることが
できなかつた。
この考案は上述した問題点を解消できる開閉器
を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案に係る開閉器は、充電端子部を配設す
ると共に、上面に突出部を設け、かつこの突出部
に、仮想線で結んだとき略矩形状となる位置に4
個の廂状係合部を設けた機体本体と、上記突出部
に嵌まり込む上記突出部に当接して位置決めをな
す略矩形状の穴を設けると共に、上記係合部に係
合する弾性舌状部を、板面に対して所定角度傾斜
すると共に内方向に突出しかつこの突出先端が上
記穴の上記突出部と当接する部分より控えた寸法
関係となるよう、上記穴の周部に設けた平板状の
充電部接触防止用カバーとを備え、上記カバーの
穴を上記突出部に嵌め込むと共に上記カバーの舌
状部を上記係合部に係合させたとき、カバーが、
舌状部の弾性により係合部の廂部下面と機体本体
の上面に夫々押圧されて保持されるように構成し
たものである。
[作用] この考案に係るカバーは、機体本体に取付ける
際、穴が機体本体の突出部に嵌まり込み位置決め
される。そしてこの状態において弾性舌状部を廂
状係合部の下面に押し込むと、カバーが係合部の
弾性により係合部の廂部下面と機体本体の上面に
夫々押圧されて保持される。この結果抜け止めが
なされると共に上下方向のガタ付きが防止され
る。又カバーの板面方向のガタ付き防止は、突出
部に穴の周壁が当接することにより行われる。
[考案の実施例] 以下、この考案の一実施例を第1図〜第9図に
よつて説明する。第1図は安全カバーの正面図、
第2図は第1図の−線による断面図である。
図において4は硬質塩化ビニル板など無色透明の
可撓性を有する熱可塑性の合成樹脂板をプレス抜
きなどにより製作された弾性を有する安全カバー
で、5はこの安全カバー4の中央に設けられた略
矩形状穴、6は一方が安全カバー4の縁端につな
がり、他端が上記略矩形状穴5の四偶に向けて延
伸された舌状部、7はこの舌状部6の安全カバー
4縁端とつながり、この部分で加熱曲げを行なう
ことにより、舌状部6を第2図に示すごとく板面
に対して所定角度で曲げ起される折り曲げ部であ
る。又この折り曲げ部7の先端は、穴5の後述す
る突出部12に当接するAより寸法lだけ控えた
寸法関係となつている。
第3図〜第5図は安全カバーが取付けられる電
磁接触器で、第3図は電磁接触器の機体本体の正
面図、第4図は要部以外を省略した第3図の右側
面図、第5図は要部以外を省略した第3図の下面
図である。図において、16は電磁接触器の機体
本体で、12は機体本体16の正面中央に設けら
れた略コ字形状の突出部である。13は矩形状の
突出部12の四偶に設けられた廂状の係合部であ
る。14は機体本体16の端子部であり通電時に
は充電部となる。
第6図はこの考案の一実施例の安全カバー4を
機体本体16へ取付けた状態を仮想線で示す正面
図、第7図は要部以外を省略した第6図の側面
図、第8図は安全カバー4のみ第6図の−線
による断面図で、要部以外を省略した組立状態を
示す下面図である。第9図は安全カバー4の舌状
部6を機体本体16の廂状の係合部13にはめ込
み係合する状態を示す下面図である。以下に実施
例の安全カバー4を機体本体16にはめ込み、取
付ける順序について説明する。
まず、安全カバー4の中央に設けられた略矩形
形穴5に機体本体16の正面中央に設けられた略
矩形状の突出部12を挿通させる。このとき、折
り曲げ部6が傾斜しているので、突出部12は穴
5に容易に挿通され、安全カバー4は容易に位置
決めされる。次に第9図で示すごとく、この状態
で安全カバー4の舌状部6を図中符号F方向に押
すことにより、舌状部6は材料の可撓性により撓
み、第8図に示すごとく機体本体16の廂状の係
合部13の下にはめ込まれて係合する。このと
き、折り曲げ部6が傾斜していると共に、その先
端が穴5の突出部12に当接する部分Aより寸法
lだけ控えた寸法関係となつているので、F方向
に押す力は小さくてすむ。そしてこの状態におい
て、安全カバー4の舌状部6はばね性を有するた
め、機体本体16の廂状の係合部13の下面と密
着すると共に、安全カバー4の穴周辺部が機体本
体16に密着し、上下方向にがたつくことなく安
全カバー4は機体本体16に係止される。又安全
カバー4の平板方向のがたつきは、穴6の周壁部
が突出部12に当接することにより防止される。
次に安全カバー4を機体本体16から取りはず
すときは、安全カバー4の機体本体16からはみ
出した縁端部を、第8図に示す図中符号G方向に
引き上げることによつて舌状部3を廂状の係合部
13から容易に離脱させることができる。
なお、上記実施例では電磁接触器について説明
したが、電磁接触器以外の継電器、しや断器など
の開閉器であつてもよく、上記実施例と同様の効
果を奏する。
[考案の効果] この考案は以上説明したとおり、充電端子部を
配設すると共に、上面に突出部を設け、かつこの
突出部に、仮想線で結んだとき略矩形状となる位
置に4個の廂状係合部を設けた機体本体と、上記
突出部に嵌まり込み上記突出部に当接して位置決
めをなす略矩形状の穴を設けると共に、上記係合
部に係合する弾性舌状部を、板面に対して所定角
度傾斜すると共に内方向に突出しかつこの突出先
端が上記穴の上記突出部と当接する部分より控え
た寸法関係となるよう、上記穴の周部に設けた平
板状の充電部接触防止用カバーとを備え、上記カ
バーの穴を上記突出部に嵌め込むと共に上記カバ
ーの舌状部を上記係合部に係合させたとき、カバ
ーが、舌状部の弾性により係合部の廂部下面と機
体本体の上面に夫々押圧されて保持されるように
構成したので、安全カバーを機体本体に取付ける
際、突出部の先端を穴に容易に挿通させることが
できるようになり、よつてその時の安全カバーの
位置決めを容易に行うことができるようになる。
又その位置決めした状態からカバーを係合部に
係合させる際、舌状部が抜け止めと上下方向のガ
タ付き防止機能しか保有しない構成となつている
(カバーの平板方向のガタ付きはカバーの穴の周
壁部で規制している)ので、小さい力を加えるだ
けでその係合を行わせることができると共に、係
合後も舌状部に過度の応力がかからず、よつてカ
バーが応力割れを起こす懸念が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図はこの考案の一実施例を示し、
第1図は安全カバーの正面図、第2図は第1図の
−線による断面図、第3図は電磁接触器の機
体本体の正面図、第4図は要部以外を省略した第
3図の右側面図、第5図は要部以外を省略した第
3図の下面図、第6図は電磁接触器の機体本体に
安全カバーを取り付けた状態を仮想線で示す正面
図、第7図は要部以外を省略した第6図の側面
図、第8図は安全カバーのみ第6図の−線に
よる断面図で、要部以外を省略した組立状態を示
す第6図の下面図、第9図は安全カバーの舌状部
を機体本体の廂状の係合部にはめ込み係合する状
態を示す下面図、第10図〜第13図は従来の開
閉器を示し、第10図は安全カバーの正面図、第
11図は電磁接触器の機体本体の正面図、第12
図は要部以外を省略した第11図の右側面図、第
13図は要部以外を省略した第11図の下面図で
ある。 図において、4は安全カバー、5は略矩形状
穴、6は舌状部、12は略矩形状の突出部、13
は係合部、16は機体本体である。なお、各図中
同一符号は同一、または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 充電端子部を配設すると共に、上面に突出部を
    設け、かつこの突出部に、仮想線で結んだとき略
    矩形状となる位置に4個の廂状係合部を設けた機
    体本体と、上記突出部に嵌まり込み上記突出部に
    当接して位置決めをなす略矩形状の穴を設けると
    共に、上記係合部に係合する弾性舌状部を、板面
    に対して所定角度傾斜すると共に内方向に突出し
    かつこの突出先端が上記穴の上記突出部と当接す
    る部分より控えた寸法関係となるよう、上記穴の
    周部に設けた平板状の充電部接触防止用カバーと
    を備え、上記カバーの穴を上記突出部に嵌め込む
    と共に上記カバーの舌状部を上記係合部に係合さ
    せたとき、カバーが、舌状部の弾性により係合部
    の廂部下面と機体本体の上面に夫々押圧されて保
    持されることを特徴とする開閉器。
JP1985048356U 1985-04-01 1985-04-01 Expired JPH04496Y2 (ja)

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JP1985048356U JPH04496Y2 (ja) 1985-04-01 1985-04-01

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JPS61166338U JPS61166338U (ja) 1986-10-15
JPH04496Y2 true JPH04496Y2 (ja) 1992-01-09

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4323025Y1 (ja) * 1966-09-24 1968-09-28
JPS4941717U (ja) * 1972-07-12 1974-04-12

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4323025Y1 (ja) * 1966-09-24 1968-09-28
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JPS61166338U (ja) 1986-10-15

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