JPH0342630Y2 - - Google Patents

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JPH0342630Y2
JPH0342630Y2 JP1987028027U JP2802787U JPH0342630Y2 JP H0342630 Y2 JPH0342630 Y2 JP H0342630Y2 JP 1987028027 U JP1987028027 U JP 1987028027U JP 2802787 U JP2802787 U JP 2802787U JP H0342630 Y2 JPH0342630 Y2 JP H0342630Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案はシヤーシとのアース接続が容易で組
み立て性の良いジヤツクに関する。
「従来の技術」 第2図は従来のジヤツクの例を示す分解斜視
図、第3図はジヤツクをシヤーシへ取付けた状態
を示す図である。絶縁材の直方体状ボデイ11の
前面11aにスリーブ12が突出して一体に形成
され、そのスリーブ12の外周面にネジ溝13が
形成されている。このボデイ11の内部には図で
は示してないが接片が収容され、その接片の端子
14がボデイ11の底面11bから下方に突出し
ている。また、第3図に示すように、ボデイ11
が配線基板15に取付けられる時の位置決め用の
4個の円柱突起16がボデイ11の底面11bに
形成されている。
ボデイ11はボデイ本体17と裏蓋18とによ
り構成され、ボデイ本体17の開放面17aを裏
蓋18で塞ぐように構成されている。ボデイ本体
17には、図では明瞭にされてないが係合溝19
が形成され、他方、裏蓋18には、その両端側に
おいて係合部21が形成され、この係合部21が
ボデイ本体17側の係合溝19に係止されて固定
される。
このジヤツクには、組み立てられたボデイ11
の前方部に接地用の金具22が嵌着される。接地
用金具22はシヤーシ接触部23と係止片24と
接地端子25とが一体に形成されて構成される。
シヤーシ接触部23はボデイ11の前面11aに
配され、この例では、前面11aのほゞ全体と接
触する平板状をしており、中央部にスリーブ12
が挿通される開口26が形成されている。
係止片24はシヤーシ接触部23の下縁よりボ
デイの底面11bに対接して後方に折曲げ延長さ
れ、ボデイ11の位置決め用の円柱突起16に係
止される。即ち、ボデイ底面11bの二つの円柱
突起16にそれぞれ対応して係止片24の後方よ
り前方へ切り溝27がそれぞれ形成され、これら
切り溝27の前方端は円形孔27aとされてい
る。係止片24をボデイ底面11bに接しながら
後方28に移動させると、切り溝27内に円柱突
起16が強制的に通され、シヤーシ接触部23が
ボデイ11の前面11aと接触する位置におい
て、円柱突起16は円形孔27aに係止されて係
止片24、つまり接地金具22がボデイ11に係
止される。
この例では、ボデイ係合片33a,33b及び
33cは小さくした係合片としての機能にされて
いるが、例えば、ボデイ11の上面及び両側面の
全体を被うように大きく形成してボデイ11の内
部の接触片などに対するシールドケースの機能を
もたせることもできる。
このようにして組み立てられたジヤツクは、例
えば第3図に示したように、シヤーシ29に設け
られたジヤツク取付け孔31にそのスリーブ12
が挿通され、取付け金具32またはナツトを締め
つけることにより固定される。この固定作業と同
時に、シヤーシ29とシヤーシ接触部23とが衝
接させるので、ジヤツクをシヤーシに取付けると
自動的に電気的接続がなされ、従つて、シヤーシ
29とジヤツクの接地線とが接続される。
「考案が解決しようとする問題点」 接地用金具をボデイに嵌着させるのに、ボデイ
底面に形成されている円柱突起を係止片の切り溝
内を通して円形孔に無理矢理押し込んで係止させ
るので作業性がよくない。
或いは、接地用金具をボデイに嵌着させる際
に、係止片をボデイの底面から引き離すようにし
て円柱突起が係止片の切り溝に引つ掛からないよ
うにしつつ接地用金具の開口にスリーブを挿通さ
せる。挿通が終わつたら円柱突起の下から係止片
の円形孔を係合させるようにしてもよい。しか
し、このような組み立て作業も能率が甚だしく悪
い。
「問題点を解決するための手段」 この考案では、前面にプラグ挿脱孔が形成され
たほゞ直方体状をしたボデイの両側面に凹部が形
成され、このボデイの少なくとも上面及び両側面
を被うシールドケースがボデイの前後方向から被
される。そして、そのシールドケースには前後方
向に切り起こされた弾性接触片が一体に形成さ
れ、この弾性接触片がボデイの両側の凹部に弾性
的に係合される。
更にこの考案では、シールドケースの側縁から
折曲げ片が一体に折曲げ延長され、ボデイの底面
と接するように構成される。
「考案の作用」 この考案の構成によれば、ボデイに対してその
前後方向からスライドさせてシールドケースを被
せる動作により、ボデイの凹部にシールドケース
の弾性接触片が弾性的に係合される。
「実施例」 第1図はこの考案によるジヤツクの実施例を説
明するための分解斜視図である。第2図及び第3
図と対応する部分には同じ符号を付けて示す。
ボデイ11は、絶縁材で形成されたほゞ直方体
状のボデイ11とされ、その前面のスリーブ12
にはプラグを挿脱するプラグ挿脱孔34が形成さ
れる。この例では、ボデイ11はボデイ本体17
と裏蓋18とにより構成され、ボデイ本体17は
底面17bと背面17cとが開放面とされ、これ
ら開放面17b,17cを裏蓋18で塞ぐように
構成されている。これらの係合のために、裏蓋1
8の両側に、逆U字状片35が一体に上に突出さ
れ、逆U字状片35のU字の中間部に互いに対向
して三角状突起36が一体に突出されている。
他方、ボデイ本体17の下面前方には、裏蓋1
8の逆U字状片35の外輪郭の形状にされた係合
溝21が形成され、その係合溝21の上部はボデ
イ内部に貫通する孔37が形成される。裏蓋18
をボデイ本体17にその底面17bの方から被せ
ると、この孔37に逆U字状片35の三角状突起
36が係合するようになつている。また、詳細な
説明は省略するが、裏蓋18の後部にはボデイ本
体17の背面17cを被う後蓋38が一体に形成
され、後蓋38の両側には係合部39が形成され
る。この係合部39の上部に貫通孔41が設けら
れ、この貫通孔41にボデイ本体17の対応位置
に形成された三角状突起42が係合する。これら
2つの三角状突起36及び42がそれぞれ孔37
及び41に係合することにより、ボデイ本体17
と裏蓋18とが組み立てゝ固定される。
この実施例では、組み立てられたボデイ11の
後方からシールドケース43がスライドされて被
せられる。このシールドケース43は少なくとも
ボデイ11の上面及び両側面を被うもので、この
実施例は、特にそれらの面のほゞ全体を被うよう
に構成された例である。
その両側縁44a,44bの下部の前方には、
この例では、前方に向けて一部が一体に切り起こ
されて弾性接触片45が形成される。この弾性接
触片45の先端はシールドケース43の内側に向
けて弧状にされて互いに対向する係合部46が形
成される。
また、両側縁44a,44bの下縁から一体に
ほぼ直角に折曲げ延長された折曲げ片47が形成
される。この実施例では、両側縁44a,44b
の下縁のそれぞれの前方部と一方の下縁の後方部
とに合計3個の折曲げ片47が形成され、後方に
折曲げ片47が形成されてない側縁44bには接
地端子25が下方に向けて一体に延長して形成さ
れている例である。
このような構成において、シールドケース43
はボデイ11の後方からスライドさせてボデイ1
1に嵌着することができる。即ち、シールドケー
ス43の前端43aの折曲げ片47をボデイ11
の底面11bに摺接させながらシールドケース4
3をボデイ11の前方へスライドさせてゆくと、
シールドケース43の所定の嵌着位置において、
弾性接触片45の係合部46が逆U字状片35の
中央の凹部48、実はこの凹部48は裏蓋18を
成形する際の金型の抜き跡であるが、この凹部4
8に落ち込んで弾性的に係合される。
つまり、この考案によれば、ボデイの後方から
シールドケースをスライドさせることによる嵌着
操作をすれば、同時にボデイ11とシールドケー
ス43とが係合されるので、殊更に係合操作をす
る必要がない。従来例で示したように接地用金具
が浅いものでなく、特にシールドケース43が深
い場合には、係止片24のようなものを円柱突起
16の上から被せるには、シールドケース43と
ボデイ11との間に隙間をとり難くなるだけに、
例えば、指先で係止片24を底面11bから強い
力で引き離しながらスライドさせて嵌着しなけれ
ばならず大変である。しかし、この考案の構成に
よれば、シールドケースをスライドさせての嵌着
動作が、ボデイとシールドケースとの係合動作に
もなるので作業が非常に容易である。
この実施例では、シールドケース43はボデイ
11の後方から嵌着させる構造としたが、従来例
で示したように、ボデイ11の前方から嵌着させ
る構造にすることもできる。
「考案の効果」 凹部(裏蓋18に形成した凹部48)は裏蓋1
8の成形時の金型の抜き跡であり、このシールド
ケースを嵌着させるために、構造を変更する必要
がなく、ボデイ本体と蓋体とを係合させる係合部
に利用させるのでボデイを製造する金型などを新
規に作り直す必要がない等、製造面或いはコスト
の面でも殆ど問題はない。
また、この考案ではシールドケース43に形成
した弾性接触片45はシールドケース43を抜け
止めする機能と、逆U字状片35をボデイ本体1
1に向かつて抑え付ける機能とをはたしている。
よつて逆U字状片35は弾性接触片45によつて
抑え付けられる。この結果ボデイ本体11と裏蓋
18との間に大きな引張力が与えられても、三角
状突起36が浮き上がつて係合から外れてしまう
ような事故が起きるおそれは全くない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のジヤツクの実施例を示す分
解斜視図、第2図はジヤツクの従来例を説明する
ための分解斜視図、第3図はジヤツクの取付け状
態を示す図である。 11:ボデイ、12:スリーブ、13:ネジ
溝、14:端子、15:配線基板、16:円柱突
起、17:ボデイ本体、18:裏蓋、19:係合
溝、21:係合部、22:接地用金具、23:シ
ヤーシ接触部、24:係止片、25:接地端子、
26:開口、27:切り溝、28:後方、29:
シヤーシ、31:ジヤツク取付け孔、32:取付
け片、33:ボデイ係合片、34:プラグ挿脱
孔、35:逆U字状片、36:三角状突起、3
7:孔、38:後蓋、39:係合部、41:貫通
孔、42:三角状突起、43:シールドケース、
44:側縁、45:弾性接触片、46:係合部、
47:折曲げ片、48:凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 A 絶縁材のほゞ直方体状ホデイの前面にプラ
    グ挿入孔が形成され、側面の前部と後部にそれ
    ぞれ底面側に連通する凹部が形成され、底面及
    び背面が解放されたボデイ本体と、 B 上記ボデイの底面を塞ぐように上記凹部に係
    合する二条の細条片と、この二条の細条片の遊
    端に差渡されて形成され、上記ボデイ本体に係
    合し、上記二条の細条片が上記凹溝から抜け出
    ることを阻止する三角状突起とを具備して成る
    裏蓋と、 C この裏蓋の後端に一体に形成され、上記ボデ
    イ本体の背面を塞ぐ後蓋と、 D 上記ボデイ本体の前後方向から挿入され、ボ
    デイ本体の上面及び両側面に被せられるシール
    ドケースと、 E このシールドケースの前端側に遊端を有する
    舌片によつて形成され、上記裏蓋に突設した二
    条の細条体の間に形成される凹部に係合して上
    記シールドケースを抜け止めする弾性接触片
    と、 F 上記シールドケースの側縁から突出され、上
    記裏蓋の底面と接し、上記シールドケースが上
    向きに抜け出ることを阻止する折曲げ片と、 によつて構成したジヤツク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6067680U (ja) * 1983-10-17 1985-05-14 ヒロセ電機株式会社 端子抑え板付コネクタ
JPS60147090U (ja) * 1984-03-07 1985-09-30 クラリオン株式会社 シ−ルドコネクタ

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JPS63134486U (ja) 1988-09-02

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