JPH0671368B2 - 田植機の泥圧検出装置 - Google Patents

田植機の泥圧検出装置

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JPH0671368B2
JPH0671368B2 JP17935688A JP17935688A JPH0671368B2 JP H0671368 B2 JPH0671368 B2 JP H0671368B2 JP 17935688 A JP17935688 A JP 17935688A JP 17935688 A JP17935688 A JP 17935688A JP H0671368 B2 JPH0671368 B2 JP H0671368B2
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JP
Japan
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mud
pressure
mud pressure
pressure detector
rice transplanter
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吉秀 宮西
進 山本
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Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は田植機において、特に苗を適切な深さに植付け
ようとする昇降制御に用いる泥圧検出装置に関する。
〔従来の技術〕
田植機においては、苗の根の部分が適切な泥圧を受けて
苗が倒れないように保持されるようにする為に、適切な
泥圧を有する位置が圃場の表面よりどれだけの深さに在
るかを検出する研究が行われているが、この構成の1つ
として例えば特開昭61−205842号公報に開示されている
ように、感圧センサーを備えた泥圧検出体を泥内に突入
配置して泥圧検出体の感圧面が適切な泥圧を有する位置
に来るように、フィードバック制御を行いながら苗植付
装置を自動的に昇降操作するような構成のものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
開示されている構造では泥圧を受ける感圧面が機体進行
方向の正面又は底面に設けられている。このように感圧
面が正面に向いていると、この感圧面には泥が本来有す
る静的な泥圧と機体の走行による動的な泥圧を受ける為
に、泥圧検出が機体の走行速度の影響を受け易い状態と
なっている。
ここで本発明は前述の問題に着目してなされたものであ
り、機体の走行速度の悪影響を受けずに泥圧を的確に検
出して苗植付装置の昇降操作が行えるように構成するこ
とを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴は以上のような田植機の泥圧検出装置を次
のように構成していることにある。つまり、進行方向前
面と底面を除く面の内で少なくとも横側面に感圧面を備
え、且つ、この感圧面に作用する泥圧を検出する感圧セ
ンサーを備えた泥圧検出体を、泥内に埋没させた状態で
備えていることにあり、その作用及び効果は次のとおり
である。
〔作用〕
前述のような構成において、泥圧検出体の横側面に作用
する泥圧を検出することは苗の根を前後左右から包み込
むような泥の作用又は泥の状態を検出することになる。
そして、このような泥の作用及び泥の状態は泥圧検出体
の前面に感圧面を設けても同様に検出できるが、前面で
は機体の走行速度の影響を受けるのに対して、横側面は
泥が感圧面に沿って流れるだけで機体の走行速度に基づ
く泥からの動的な圧力は横側面の感圧面には作用しない
のである。
〔発明の効果〕
以上のように、機体の走行速度に基づく泥からの動的な
影響を回避しながら、苗の根を前後左右から包み込むよ
うにして保持するような適切な泥圧又は泥の状態を検出
できるようになり、この適切な泥圧を有する深さに根が
位置するように苗を植付けることによって、植付後の苗
倒れを極力少なくすることができるようになった。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例の1つである乗用型田植機につい
て図面に基づいて説明する。
第1図に示すように、植付ミッション(1)後部の横軸
芯(P1)周りに回転駆動自在な植付ケース(2)が備え
られ、植付ケース(2)の両端に一対の植付アーム
(3)が支持されると共に、植付ミッション(1)の上
部に苗のせ台(4)が備えられて一対の植付アーム
(3)により苗のせ台(4)から交互に苗を切り出し圃
場に植付けて行くようにして苗植付装置(A)が構成さ
れている。
これに対し、装輪式の走行機体後部(図外)から四連リ
ンク機構(5)が延出されると共に、この四連リンク機
構(5)に苗植付装置(A)が連結されており、単動型
の油圧シリンダ(6)により四連リンク機構(5)を介
して苗植付装置(A)を上下に昇降操作可能となってい
る。
次に、泥圧検出体(7)について詳述すると第1、2、
3図に示すように、この泥圧検出体(7)はラグビーボ
ールのような形状をしており、植付ミッション(1)か
ら下方に延出された支持パイプ(8)に連結されて泥内
に突入配置されている。そして、泥圧検出体(7)の上
面及び左右横側面部の3箇所に凹部(9)が形成される
と共に、この凹部(9)が感圧面(10)としての硬質ゴ
ム板で塞がれ、この凹部(9)内に水やオイル等の非圧
縮性流体が封入されている。さらに、凹部(9)の底面
部には、感圧面から非圧縮性流体を介して伝播される泥
圧を検出する感圧センサー(13)(半導体ストレインゲ
ージ等)が設けられており、この感圧センサー(13)か
らの信号が制御装置(11)に入力されている。
そして、この泥圧検出体(7)の位置と植付アーム
(3)によって植付けられる苗の、圃場における根の位
置とを略一致させているのであり、制御装置(11)は感
圧センサー(13)からの信号に基づき泥圧検出体(7)
が苗の植付けに適した泥圧の位置に来るように、油圧シ
リンダ(6)に対する制御弁(12)に操作信号を発して
行くのである。これにより、苗植付装置(A)と一緒に
泥圧検出体(7)が上下に昇降操作されると共に、苗の
植付けに適した泥圧の位置(泥圧検出体(7)の位置)
に苗の根が位置するように苗が植付けられて行くのであ
る。
〔別実施例〕
前述の実施例では泥圧検出体(7)の上面及び左右横側
面に感圧面(10)を設けたが、この感圧面(10)を左右
横側面のみに、又は左右の中の一方の横側面のみに設け
るようにしてもよい。
さらに、前述の実施例では苗植付装置(A)と一緒に泥
圧検出体(7)が上下動するような構造としたが、泥圧
検出体(7)を苗植付装置(A)以外の機体固定部に連
結すると共に、泥圧検出体(7)の横側面の上下方向に
沿って複数箇所の感圧面(10)を設けて泥圧を深さ方向
に亘り連続的に検出するようにしてもよい。
又、本発明は乗用型ばかりでなく歩行型の田植機にも採
用できる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る田植機の泥圧検出装置の実施例を示
し、第1図は苗植付装置の全体側面図、第2図は泥圧検
出体の横断平面図、第3図は泥圧検出体の全体斜視図で
ある。 (7)……泥圧検出体、(10)……感圧面、 (13)……感圧センサー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】進行方向前面と底面を除く面の内で少なく
    とも横側面に感圧面(10)を備え、且つ、この感圧面
    (10)に作用する泥圧を検出する感圧センサー(13)を
    備えた泥圧検出体(7)を、泥内に埋没させた状態で備
    えて成る田植機の泥圧検出装置。
JP17935688A 1988-07-19 1988-07-19 田植機の泥圧検出装置 Expired - Lifetime JPH0671368B2 (ja)

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JPH0227912A JPH0227912A (ja) 1990-01-30
JPH0671368B2 true JPH0671368B2 (ja) 1994-09-14

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