JPH0670519A - コンデンサ誘導電動機 - Google Patents

コンデンサ誘導電動機

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JPH0670519A
JPH0670519A JP21993392A JP21993392A JPH0670519A JP H0670519 A JPH0670519 A JP H0670519A JP 21993392 A JP21993392 A JP 21993392A JP 21993392 A JP21993392 A JP 21993392A JP H0670519 A JPH0670519 A JP H0670519A
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shaped
winding
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JP21993392A
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Kenji Narita
憲治 成田
Tokihiko Tanaka
時彦 田中
Takashi Suzuki
孝史 鈴木
Shigeyasu Mori
繁保 森
Yuji Kawai
裕司 河合
Koji Mori
幸司 森
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Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンデンサ誘導電動機に関し、詳しくは歯部
鉄心と継鉄部鉄心を分離して形成する固定子鉄心におい
て、巻装する固定子巻線の長さを出来るだけ短縮すると
ともに、巻線のコイルエンドのはみ出しを低く抑え軸方
向の寸法を縮小したコンデンサ誘導電動機を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 歯部鉄心の内周縁部を所定の巾の橋絡部によ
り連結する一方、外側に突出する歯部の形状をS字型、
I字型、逆S字型の3種類とし、順次I字型、S字型、
S字型、I字型、逆S字型、逆S字型の順に円周方向に
配列し、I字型歯部を挟んで外側に位置するS字型と逆
S字型の内周に近いカール部間に内側巻線を、外周に近
いカール部間に外側巻線を巻装するようにしたことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンデンサ誘導電動機
に関し、詳しくは固定子鉄心の構成と固定子巻線の巻装
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、24スロット4極のコンデンサ誘
導電動機の固定子鉄心は、図3に示すように、歯部鉄心
の内周縁部を所定巾の橋絡部により連結し、放射状に外
側に突出した24個の歯部を形成し、歯部先端で継鉄部
鉄心に嵌入し連結して一体化するように構成されてい
る。歯部鉄心を所定の積厚に積層し、継鉄部鉄心との連
結部分を除き全体に絶縁処理を行い、図4に示すように
外側から歯部先端の間を通して、3スロットピッチで小
コイルを、同軸に5スロットピッチで大コイルをそれぞ
れ内側に補助巻線、45度ずらして外側に主巻線の順に
固定子巻線を巻装し、巻装した状態で所定の積厚に積層
された継鉄部鉄心に嵌入し係合して固定子を構成してい
る。この場合、歯部鉄心に巻装する時、内側巻線を巻装
した後に内側巻線をバインドして巻線の形を整え、次い
で外側巻線を巻装する必要があり、バインドする手作業
が巻線工程上の支障となっている。また、外周方向に向
かうに従い巻線のコイル径が大きくなり、巻線の長さが
増し銅線の使用量が多くなるとともに、一次抵抗が増し
電動機の性能が低下すること、巻線の整形のためにコイ
ルエンドが大きくなり電動機の軸方向のサイズが大きく
なる等の問題が生じている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点に鑑みなされたもので、巻線のコイル径を狭めて
固定子巻線の長さを短くし性能を向上させるとともに、
バインド等の手作業を必要としない軸方向の寸法を縮小
したコンデンサ誘導電動機を提供することを目的として
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、歯部鉄心の歯部の形状をS字型、I字型、逆S字型
の3種類とし、I字型を中心に一側に逆S字型を他側に
S字型を配した第1の組み合わせと、I字型を中心に一
側にS字型を他側に逆S字型を配した第2の組み合わせ
を円周状に交互に配列し、その内周縁部を所定巾の橋絡
部により連結して24スロットの歯部鉄心を構成し、第
2の組み合わせのS字型と逆S字型の内周に近い溝部間
に内側巻線の小コイルを、その外側のS字型と逆S字型
の内周に近い溝部間に内側巻線の大コイルを、第1の組
み合わせの逆S字型とS字型の外周に近い溝部間に外側
巻線の小コイルを、その外側の逆S字型とS字型の内周
に近い溝部間に外側巻線の大コイルをそれぞれ巻装する
ようにした。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、歯部鉄心の歯部の形状を
逆S字型、I字型、S字型の3種類とし、I字型を中心
に一側に逆S字型を他側にS字型を配した第1の組み合
わせと、I字型を中心に一側にS字型を他側に逆S字型
を配した第2の組み合わせを円周状に交互に配列し、そ
の内周縁部を所定巾の橋絡部により連結して24スロッ
トの歯部鉄心を構成し、第2の組み合わせとその外側の
S字型と逆S字型の内周に近い溝部に内側巻線を、第1
の組み合わせその外側の逆S字型とS字型の外周に近い
溝部に外側巻線を巻装することにより、それぞれの巻線
のコイル径を狭めて巻線の長さを短くすることができ
る。また、巻線を溝部に巻装することにより巻線のはみ
出しがなくなり、内側巻線を巻装した後に内側巻線の形
状を整形してから外側巻線を巻装する手順が必要がなく
なり、コイルエンド部分のはみ出しも少なくなり、電動
機の軸方向寸法を短くすることができる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。図1は本発明の固定子鉄心の平面図で、歯部
鉄心2は外側に放射状に突出するI字型4と外周側に右
に開口した溝部7と内周側に左に開口した溝部7を有す
るS字型5および外周側に左に開口した溝部7と内周側
に右に開口した溝部7を有する逆S字型6の3種類から
なり、I字型を中心に左に逆S字型を右にS字型を配し
た第1の組み合わせと、I字型を中心に左にS字型を右
に逆S字型を配した第2の組み合わせを円周状に交互に
配列し、その内周縁部を所定巾の橋絡部1により連結し
て24スロットの歯部鉄心2を形成し、継鉄部鉄心3の
内側に嵌入した状態を示している。
【0007】図2に示すように、内側巻線8を巻装する
場合には、第1の組み合わせの逆S字型とS字型の内周
に近い溝部7の間に3スロットピッチで内側巻線8の小
コイル8aを、その外側の逆S字型とS字型の内周に近
い溝部7の間に5スロットピッチで内側巻線8の大コイ
ル8bを、第2の組み合わせのS字型と逆S字型の内周
に近い溝部7の間に3スロットピッチで外側巻線9の小
コイル9a を、その外側の逆S字型とS字型の外周に近
い溝部7の間に5スロットピッチで外側巻線8の大コイ
ル9b をそれぞれ巻装するようにしている。さらに、S
字型5および逆S字型6の歯部の巾はI字型歯部4の巾
と同等にして各歯部を流れる磁束の密度を均等になるよ
うにし、I字型歯部4を中心に均一な磁極を形成するよ
うにしている。
【0008】
【発明の効果】以上のように本発明においては、歯部鉄
心の歯部の形状を逆S字型、I字型、S字型の3種類と
し、I字型を中心に一側に逆S字型を他側にS字型を配
した第1の組み合わせと、I字型を中心に一側にS字型
を他側に逆S字型を配した第2の組み合わせを円周状に
交互に配列し、その内周縁部を所定巾の橋絡部により連
結して24スロットの歯部鉄心を構成し、第2の組み合
わせとその外側のS字型と逆S字型の内周に近い溝部に
内側巻線を、第1の組み合わせその外側の逆S字型とS
字型の外周に近い溝部に外側巻線を巻装することによ
り、巻線の収納性を高め、それぞれの巻線のコイル径を
狭めて銅線の使用量を削減するとともに、巻線の一次抵
抗を下げ誘導電動機の特性を向上させ、コイルエンドの
はみ出しを低く抑え、誘導電動機の軸方向のサイズを短
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固定子鉄心の平面図である。
【図2】本発明の固定子鉄心に巻線を巻装した状態を示
す平面図である。
【図3】従来の固定子鉄心の平面図である。
【図4】従来の固定子鉄心に巻線を巻装した状態を示す
平面図である。
【符号の説明】
1 橋絡部 2 歯部鉄心 3 継鉄部鉄心 4 I字型歯部 5 S字型歯部 6 逆S字型歯部 7 溝部 8 内側巻線 9 外側巻線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 繁保 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内 (72)発明者 河合 裕司 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内 (72)発明者 森 幸司 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯部鉄心とその外周に嵌合する継鉄部鉄
    心からなる固定子鉄心を有する24スロット4極のコン
    デンサ誘導電動機において、上記歯部鉄心の歯部の形状
    をS字型、I字型、逆S字型の3種類とし、I字型を中
    心に一側に逆S字型を他側にS字型を配した第1の組み
    合わせと、I字型を中心に一側にS字型を他側に逆S字
    型を配した第2の組み合わせを円周状に交互に配列し、
    その内周縁部を所定巾の橋絡部により連結して24スロ
    ットの歯部鉄心を構成し、第2の組み合わせのS字型と
    逆S字型の内周に近い溝部間に内側巻線の小コイルを、
    その外側のS字型と逆S字型の内周に近い溝部間に内側
    巻線の大コイルを、第1の組み合わせの逆S字型とS字
    型の外周に近い溝部間に外側巻線の小コイルを、その外
    側の逆S字型とS字型の内周に近い溝部間に外側巻線の
    大コイルをそれぞれ巻装するようにしてなることを特徴
    とするコンデンサ誘導電動機。
JP21993392A 1992-08-19 1992-08-19 コンデンサ誘導電動機 Expired - Fee Related JP2809326B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3618116A1 (de) * 1985-06-26 1987-01-29 Toshiba Kawasaki Kk Magnetisches aufzeichnungsmedium
US5771708A (en) * 1995-11-20 1998-06-30 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Blowoff orifice
WO2009003949A2 (de) * 2007-07-04 2009-01-08 Robert Bosch Gmbh Stator für einen elektrischen antriebsmotor

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WO2009003949A2 (de) * 2007-07-04 2009-01-08 Robert Bosch Gmbh Stator für einen elektrischen antriebsmotor
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