JPH06704Y2 - 作業車の配管支持構造 - Google Patents

作業車の配管支持構造

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JPH06704Y2
JPH06704Y2 JP6738288U JP6738288U JPH06704Y2 JP H06704 Y2 JPH06704 Y2 JP H06704Y2 JP 6738288 U JP6738288 U JP 6738288U JP 6738288 U JP6738288 U JP 6738288U JP H06704 Y2 JPH06704 Y2 JP H06704Y2
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pipe
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JP6738288U
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泰弘 山本
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、作業車の配管支持構造に関し、詳しくは、可
撓性パイプと剛性パイプとを接続配管するとともに、車
体フレームに固定支持してある作業車の配管支持構造に
関する。
〔従来の技術〕
従来における上記配管支持構造では、前記剛性パイプの
配管途中部位において、取付板をろう付けや溶接によっ
て固着するとともに、この取付部を車体フレームにボル
ト連結して支持させるとともに、この剛性パイプに可撓
性パイプを外嵌止着して接続する構造となっていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来構造では、配管を機体に支持取付けする場合、
あるいは、メンテナンス作業のために取外す場合におい
ては、前記取付板と車体フレームとの位置合わせをした
後、ボルトの締付作業を行い、又、ボルトの取外し作業
を行わねばならず、しかも、このような作業は機体下方
内方の入り込んだ位置で行わねばならず煩しい作業とな
っていた。
本考案は、着脱作業の容易な配管支持構造を得ることを
目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の特徴は、冒記構成の作業車の配管支持構造にお
いて、前記剛性パイプの端部を車体フレームから延設し
たブラケットに貫通支持して、前記端部がブラケットか
ら所定量突出した位置で、それ以上の突出をブラケット
との接当によって阻止する当たり部を該パイプ外周に形
成するとともに、前記突出端部に、前記可撓性パイプを
外嵌止着してその先端をブラケットに接当させてある点
にあり、その作用・効果は次の通りである。
〔作用〕
つまり、配管を車体フレームに固定支持するに当たって
は、前記剛性パイプを前記ブラケットに、当たり部に接
当規制されるまで貫通させた後に、突出端部に可撓性パ
イプを外嵌止着するだけでよいのである。そして、ブラ
ケットを前記当たり部と可撓性パイプの先端とによって
挾み込んで固定支持させることができるのである。
〔考案の効果〕
従って本考案によれば、配管取付上必要となる剛性パイ
プへの可撓性パイプの外嵌止着の構造を有効に利用し
て、配管の取付けあるいは取外しの際に、煩しいボルト
の締付や緩め作業を行うことなく、極めて簡単な作業で
固定支持させることができることとなった。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第5図に作業車の一例である乗用型芝刈機を示してい
る。この芝刈機は機体前部にディーゼルエンジン(1)を
搭載するとともに、後部にミッションケース(2)を備え
るとともに、機体下腹部にモーア(3)を連結して構成し
てある。そして、機体後方の運転座席(4)の下方であっ
て、ミッションケース(2)上部に、エンジン(1)に供給す
るための燃料を貯留する燃料タンク(5)を設けてある。
次に、燃料タンク(5)の取付構造を説明する。
第2図及び第3図に示すように、左右一対の前後方向に
配設したパイプ状メインフレーム(6),(6)の夫々に亘っ
て、運転座席(4)支持用の下向きコの字状支持フレーム
(7),(7)を、前後に一対架設連結してあり、又、前部側
支持フレーム(7)の前部において、メインフレーム(6),
(6)間に帯板ステー(8)を溶接固定してある。そして合成
樹脂製の燃料タンク(5)を前記支持フレーム(7),(7)の下
方に入り込ませ、前部側フランジ部分(9)を前記帯板ス
テー(8)に載置するとともに、後部側フランジ部分(10)
の下方側とメインフレーム(6),(6)との間に、帯板ステ
ー(11)を嵌め込み、この帯板ステー(11)をメインフレー
ム(6),(6)にボルト固定してある。そしてタンク(5)の上
部には支持フレーム(7),(7)に前後方向に係合する段部
(12),(12)を形成して、安定支持できるよう構成してあ
る。
次に燃料タンク(5)とエンジン(1)との間の燃料配管支持
構造について説明する。
第4図に示すように、機体前後方向途中部分において
は、エンジン(1)への燃料供給用及び余剰燃料戻し用の
剛性パイプの一例である一対の金属パイプ(13),(13)夫
々に取付板(14),(14)を溶接してあり、又、メインフレ
ーム(6)から溶接延設した板状支持ステー(15)の両側
に、前記取付板(14),(14)を沿わせてそれらを一体にボ
ルト連結して固定支持してある。
又、機体後部側の燃料タンク(5)近傍においては、可撓
性パイプの一例であるゴムホース(16)と前記金属パイプ
(13)とを接続配置するとともに、この配管を車体フレー
ムとしての前記メインフレーム(6)に固定支持してあ
る。
詳述すると、第1図に示すように、金属パイプ(13)の後
部(13a)を車体フレームとしてのメインフレーム(6)から
溶接固定延設したブラケット(17)に貫通支持して、前記
端部(13a)がブラケット(17)から所定量突出した位置で
それ以上の突出をブラケット(17)との接当によって阻止
する当たり部(18)を金属パイプ(13)外周に形成してあ
る。つまり、金属パイプ(13)の所定位置に当て板(19)を
溶接してこの当て板(19)の端部(13a)側表面で前記当た
り部(18)を形成してある。そして、前記金属パイプ(13)
の突出端部(13a)にゴムホース(16)を外嵌止着して、そ
の先端をブラケット(17)に接当させてある。
そして、金属パイプ(13)の端部(13a)には、ゴムホース
(16)の抜外れを阻止するための係止部(20)を膨出形成
し、かつ、外嵌止着部分の外周を弾性的に把持するパイ
プクリップ(21)を外嵌装して強固な抜外れ防止を図って
いる。
このようにして、金属パイプ(13)とゴムホース(16)との
接続構造を有効に利用して、ボルトの締付等の煩しい作
業を行うことなく、簡単な組付作業で配管の固定支持を
行うことができるのである。
前記ゴムホース(16)に代えて軟質合成樹脂製パイプを用
いてもよく、又、金属パイプ(13)に代えて硬質合成樹脂
製パイプを用いてもよい。前記当たり部(18)は当て板(1
9)に代えて段差部を形成するものでもよい。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る作業車の配管支持構造の実施例を示
し、第1図は要部の一部切欠正面図、第2図は燃料タン
ク配設部の正面図、第3図は燃料タンク配設部の平面
図、第4図は前後方向途中部位の配管支持構造を示す縦
断正面図、第5図は乗用型芝刈機の全体側面図である。 (6)……車体フレーム、(13)……剛性パイプ、(13a)……
端部、(16)……可撓性パイプ、(17)……ブラケット、(1
8)……当たり部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性パイプ(16)と剛性パイプ(13)とを接
    続配管するとともに、車体フレーム(6)に固定支持して
    ある作業車の配管支持構造であって、前記剛性パイプ(1
    3)の端部(13a)を車体フレーム(6)から延設したブラケッ
    ト(17)に貫通支持して、前記端部(13a)がブラケット(1
    7)から所定量突出した位置で、それ以上の突出をブラケ
    ット(17)との接当によって阻止する当たり部(18)を該パ
    イプ(13)外周に形成するとともに、前記突出端部(13a)
    に、前記可撓性パイプ(16)を外嵌止着してその先端をブ
    ラケット(17)に接当させてある作業車の配管支持構造。
JP6738288U 1988-05-20 1988-05-20 作業車の配管支持構造 Expired - Lifetime JPH06704Y2 (ja)

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JP6738288U JPH06704Y2 (ja) 1988-05-20 1988-05-20 作業車の配管支持構造

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JPH01169684U JPH01169684U (ja) 1989-11-30
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JP2007302187A (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Yanmar Co Ltd 走行型作業機及び乗用型芝刈機

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JPH01169684U (ja) 1989-11-30

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