JPS6224630Y2 - - Google Patents

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JPS6224630Y2
JPS6224630Y2 JP13963982U JP13963982U JPS6224630Y2 JP S6224630 Y2 JPS6224630 Y2 JP S6224630Y2 JP 13963982 U JP13963982 U JP 13963982U JP 13963982 U JP13963982 U JP 13963982U JP S6224630 Y2 JPS6224630 Y2 JP S6224630Y2
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JP
Japan
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bracket
fixed
battery
seat
frame
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JP13963982U
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JPS5942774U (ja
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    • Y02E60/12

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は燃料タンク及びシートを固定するため
のブラケツトを利用した自動2輪車のバツテリー
押え装置に関する。
自動2輪車の燃料タンク、シート及びバツテリ
ーを固定する装置としては既に本件出願人が実願
昭56−113977号(実公昭59−24614号公報)にお
いて次のような装置を提案している。該装置はフ
レーム上の共通のブラケツト組立体を利用して燃
料タンクの後端、シートの前端、バツテリーの上
端を固定するようにしたもので、構造及び組立作
業を比較的簡単にすることができる等の利点を備
えている。ところが上記出願の装置においても、
タンクやバツテリーの固定手段としてボルト・ナ
ツトを使用しているので、その点については構造
及び組立作業が多少複雑化することは避けられな
かつた。
本考案はブラケツト等の構造に改良を施して燃
料タンクの後端やバツテリーの上端をボルトなし
でフレーム上のブラケツトにより固定できるよう
にしたもので、図面により説明すると次の通りで
ある。
第1図は自動2輪車要部の垂直断面を車体後方
から見た略図で、第1図において概ね車体前後方
向に延びる左右1対のフレーム1の上面に下開き
コ形断面のブラケツト2が溶着され、両ブラケツ
ト2の上面には車幅方向(第1図の左右方向)に
延びる概ね水平な板状のフレームブラケツト3
(プレート)の両端がボルト4及びナツト5によ
り固定されている。ナツト5はブラケツト2の下
面に溶着され、ボルト4は上方から装着されてい
る。ブラケツト3の車幅方向中央部には上方へ張
り出した燃料タンク用ホルダー7が設けられ、両
側部にはシート用フツク8が設けてある。
第1図ならびに第1図の−断面拡大部分図
である第2図の如く、ホルダー7はブラケツト3
の上面に溶着したプレス成形板により形成されて
おり、両者3,7間の空間10は前方のみに開放
している。空間10にはゴム製ダンパー11が圧
入されている。ダンパー11は前方に開放したス
リツト状の切欠き12を備え、切欠き12に舌片
状のブラケツト13が前方から圧入されている。
ブラケツト13は前部が燃料タンク15の底面後
端部に溶着された部材で、後部を上述の如くホル
ダー7に嵌合させることにより燃料タンク15の
後端が固定されている。図示されていないが燃料
タンク15の前端もダンパーやブラケツトを利用
して前部フレームに嵌合固定されている。
第1図ならびに第1図の−断面拡大部分図
である第3図の如く、フツク8もブラケツト3の
上面に溶着したプレス成形板により形成されてお
り、両者3,8間の空間16は後方及び左右側方
に開放している。空間16にはシート17の底板
18の前部に溶着した舌片状ブラケツト19が後
方から入り込んでいる。ブラケツト19はフツク
8の下面と係合しており、これによりシート17
の前端は上方へ外れない状態で固定されている。
図示されていないがシート17の中間部と後端に
もブラケツトが設けてあり、該ブラケツトをフレ
ーム上のブラケツトやフツクと係合させることに
よりシート17全体がフレームに確実に固定され
ている。
第1図の如くブラケツト3はフツク8よりも車
幅方向内側の部分に1対の孔22を備え、各孔2
2にはゴム製ダンパー23が嵌合している。第1
図の−断面拡大部分図である第4図の如く、
ダンパー23は上端部が略円錐状に成形されて抜
上部25となつており、下部は大径の円板状に成
形されてバツテリー押え部26となつている。バ
ツテリー27の上端部と下端部にはそれぞれ合成
樹脂製のキヤツプ29及びケース30が被せてあ
り、キヤツプ29の前後方向中間部が押え部26
の下面により押えられている。キヤツプ29は後
端寄りの部分にヒンジ部31を備えている。ヒン
ジ部31は車幅方向に延びるキヤツプ29の薄肉
部により形成されており、ヒンジ部31を中心に
してキヤツプ29の後部を上方へ開くことにより
バツテリー27へバツテリー液を注入できるよう
になつている。バツテリーケース30は板状ブラ
ケツト32の上面に支持されて図示されていない
ボルトにより固定されている。ブラケツト32の
前後両端部はフレーム1′上のブラケツト33,
34にボルト35,37及び溶接ナツト36,3
8を利用して固定されている。
バツテリー27の後方にはツールケース40
(工具箱)が配置してある。ツールケース40は
上部に前方及び後方へ突出した水平な舌片状のブ
ラケツト41,42を一体に備えている。前方の
ブラケツト41はバツテリーキヤツプ29の後部
上面に載つており、後方のブラケツト42は左右
のフレーム1に固定したクロスメンバー43の上
面に載つている。これらのブラケツト41,42
によりツールケース40は所定位置に支持され、
又シート17(第5図)がツールケース40の上
端を押すことによりツールケース40の振動は防
止されている。
組立手順を説明する。第1図の−断面略図
である第5図においてフレーム1′に固定したブ
ラケツト32にバツテリー27のケース30を載
せてボルト止めし、ツールケース40を図示の位
置に嵌めてブラケツト41,42をバツテリーキ
ヤツプ29及びクロスメンバー43により支持す
る。次に燃料タンクブラケツト13をホルダー7
に嵌めてブラケツト3をフレーム1上のブラケツ
ト2にボルト止めし、シート17のブラケツト1
9をフツク8に後方から係合させる。なお燃料タ
ンク15前端の図示されていないブラケツトはブ
ラケツト3の固定前にフレームに固定する。シー
ト17の図示されていない中間部及び後端部のブ
ラケツトはブラケツト19をフツク8に嵌めた後
にフレームに固定する。
以上説明したように本考案によると、左右のフ
レーム1に両端を固定した車幅方向のフレームブ
ラケツト3の上面に前方に向かつて開いたホルダ
ー7と後方に向かつて開いたフツク8を設け、燃
料タンク15後端のブラケツト13をホルダー7
に前方から嵌合させて固定し、シート17前端の
ブラケツト19をフツク8に後方から嵌合させて
固定し、別のフレーム1′部分により下方から支
持したバツテリー27の上面をフレームブラケツ
ト3の下面により押えて固定している。このよう
に共通のブラケツト3により燃料タンク15の後
端、シート17の前端、バツテリー27の上端の
3者を固定し、しかもその固定手段にボルトを使
用していないので、構造及び組立作業を簡単化す
ることができる。
図示の実施例ではツールケース40の固定にも
ボルトを使用せず、ブラケツト41,42をバツ
テリーキヤツプ29及びクロスメンバー43上に
載せることによりツールケース40を所定位置に
取り付けているので、シート17だけではなく、
ツールケース40も容易に取り外すことができ
る。又バツテリーキヤツプ29はブラケツト3よ
りも後方の部分が開くようになつているので、キ
ヤツプ29の後部の開閉時にブラケツト3は邪魔
にならない。このようにバツテリー27への注液
作業時にはブラケツト3を外す必要はなく、着脱
の容易なシート17及びツールケース40を外す
だけでよいので、容易に注液作業を行うことがで
きる。
なお燃料タンクブラケツト13自体が充分な弾
性を備えている場合には、第2図のダンパー11
を廃止することもできる。第4図のダンパー23
をバツテリーキヤツプ29に取り付けることもで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の垂直断面部分略図、第2図、
第3図、第4図はそれぞれ第1図の−,−
,−断面拡大部分図、第5図は第1図の
−断面拡大部分略図である。1,1′……フレ
ーム、3……フレームブラケツト、7……ホルダ
ー、8……フツク、13……燃料タンクブラケツ
ト、15……燃料タンク、17……シート、19
……シートブラケツト、27……バツテリー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右のフレームに両端を固定した車幅方向のフ
    レームブラケツトの上面に前方に向かつて開いた
    ホルダーと後方に向かつて開いたフツクを設け、
    燃料タンク後端のブラケツトを上記ホルダーに前
    方から嵌合させて固定し、シート前端のブラケツ
    トを上記フツクに後方から嵌合させて固定すると
    共に、別のフレーム部分により下方から支持した
    バツテリーの上面をフレームブラケツトの下面に
    より押えて固定したことを特徴とする自動2輪車
    のバツテリー押え装置。
JP13963982U 1982-09-14 1982-09-14 自動2輪車のバツテリ−押え装置 Granted JPS5942774U (ja)

Priority Applications (1)

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JP13963982U JPS5942774U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 自動2輪車のバツテリ−押え装置

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JP13963982U JPS5942774U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 自動2輪車のバツテリ−押え装置

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Publication Number Publication Date
JPS5942774U JPS5942774U (ja) 1984-03-21
JPS6224630Y2 true JPS6224630Y2 (ja) 1987-06-23

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ID=30312909

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JP13963982U Granted JPS5942774U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 自動2輪車のバツテリ−押え装置

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JP2017190069A (ja) * 2016-04-14 2017-10-19 スズキ株式会社 バッテリの取付構造及び自動二輪車

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6139864U (ja) * 1984-08-16 1986-03-13 株式会社クボタ 作業車におけるバツテリ−搭載部の構造
JP4558957B2 (ja) * 2001-01-19 2010-10-06 本田技研工業株式会社 自動2輪車のバッテリ支持構造

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JPS5942774U (ja) 1984-03-21

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