JPH0669284U - 流体噴射式織機の緯入れ不良糸切断装置 - Google Patents

流体噴射式織機の緯入れ不良糸切断装置

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JPH0669284U
JPH0669284U JP009903U JP990393U JPH0669284U JP H0669284 U JPH0669284 U JP H0669284U JP 009903 U JP009903 U JP 009903U JP 990393 U JP990393 U JP 990393U JP H0669284 U JPH0669284 U JP H0669284U
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weft
catching
miss
loom
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秀一郎 今村
博信 辻本
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】織機の空止まり時に糸端捕捉糸に連なって拘束
される緯糸を切断する機構の構造の簡素化を図ることを
目的とする。 【構成】固定カッタ154を剃刀状に形成し、仮撚りス
ピンドル152の入口側のバッフルプレート155に固
定された略コ字形状の板状保持部材156の溝部156
aに保持し、固定カッタ154の刃面を織り前20方向
及び/又は反ノズル方向に向くように設定する。筬19
の緯糸到達センサ91間部位には、板バネ式のダミーリ
ード157を固定取付する。そして、筬打ち動作による
ダミーリード157の移動により、捕捉糸151にキャ
ッチされた緯糸右端が固定カッタ154の刃面側に持ち
来され、からんだミス糸が、ミス糸牽引除去装置25に
よる緯糸除去時に引っ張られた際に、固定カッタ154
の刃面に当たって切断されるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ウォータジェットルームやエアジェットルーム等のような流体噴射 式織機に関し、特に、糸端捕捉糸に連なる緯糸の切断構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ウォータジェットルームやエアジェットルーム等のような流体噴射式織 機において、経糸列の反緯入れ側に配列した複数条の捕捉糸を用いて緯入れされ た緯糸の糸端を捕捉する糸端捕捉装置を有し、更に製織中緯入れミスが生じた時 に緯入れノズルに連なる緯糸(ミス糸)のカットを阻止して織機を停止させ、当 該ミス糸を緯入れ側あるいは反緯入れ側から牽引して除去するためのミス糸牽引 除去装置を備えたものが知られている。
【0003】 ところで、このような糸端捕捉装置とミス糸牽引除去装置を備えた流体噴射式 織機にあっては、緯糸検知器の検知ミス等により緯入れが正常に行われたにも係 わらず、織機が異常停止するという、所謂空止まりが発生すると、ミス糸牽引除 去装置が作動して緯糸を除去する際に、緯糸が捕捉糸に絡まれて完全に除去でき ないという問題がある。
【0004】 即ち、反緯入れ側からミス糸を牽引して除去するものにあっては、上記空止ま りが発生すると、前記ミス糸牽引除去装置が自動的に作動して、当該緯糸(疑似 ミス糸)の除去処理を行うが、この際疑似ミス糸は正常に緯入れされているので 、その糸端が捕捉糸に織込められている。そのため、緯入れノズルからミス糸牽 引除去装置に連なる疑似ミス糸、すなわち、経糸開口列内にある疑似ミス糸は除 去されるのであるが、捕捉糸からミス糸牽引除去装置に連なる疑似ミス糸は離脱 困難な状態にある。よってこの疑似ミス糸が捕捉糸に繋留されたままミス糸牽引 除去装置に連なるという場合が生じ、この状態で織機を再始動すると撚回器の撚 回運動により当該緯糸がミス糸牽引除去装置から引き出されつつ捕捉糸に巻き付 いて塊状になり、この塊が撚回器を通過し得ないままで捕捉糸が牽引されると、 これが遂に切断してしまう。
【0005】 又、緯入れ側からミス糸を牽引して除去するものにあっては、上記空止まりが 発生すると、上記と同様に疑似ミス糸が捕捉糸に繋留されたままミス糸牽引除去 装置に連なったままとなる。即ち、経糸開口列内に疑似ミス糸が残ったままとな り、この状態で再始動すると、残った疑似ミス糸が織り傷となってしまう。 このため、従来では、ミス糸を反緯入れ側から牽引して除去するものについて 、捕捉糸の更に反緯入れ側にあるミス糸牽引除去装置の織り前入口部に糸カッタ を配設し、経糸開口列内から緯糸を除去した後に再始動させ、製織の進行により 糸端捕捉糸からミス糸牽引除去装置に連なる緯糸が織り前側に移動して、前記糸 カッタで切断されるようにした技術が知られている(特開昭62−282045 号公報参照)。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のように、反緯入れ側にミス糸牽引除去装置を配設した織機に あっては、上記問題を解決するのに有効であるが、緯入れ側にミス糸牽引除去装 置を配設した織機にあっては、ミス糸牽引除去装置の入口部に上記の糸カッタを 配設しても、糸端捕捉糸は反緯入れ側にあるので、糸端捕捉糸に連なる切断端部 が経糸開口列内に残るという問題があって適用することができない。
【0007】 そこで、本出願人は緯入れ側に配置したミス糸牽引除去装置で除去できるよう に、反緯入れ側の通常カッタと糸端捕捉糸との間に進退可能なカッタを設け、緯 糸除去の際に該カッタを進出させ、糸端捕捉糸に連なって拘束される緯糸を切断 する装置を提案した。 しかし、上記の切断装置では、カッタを進退させるためのアクチュエータやこ れの制御機構が必要となり、構造的に複雑化するため、コスト高となるという問 題があり、実用的ではない。
【0008】 そこで、本考案は以上のような従来の問題点に鑑み、ミス糸牽引除去装置を緯 入れ側に配設してなる流体噴射敷織機において、織機の空止まり時に糸端捕捉糸 に連なって拘束される緯糸を切断する機構の構造の簡略化を図ることを目的とす る。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案の流体噴射式織機の緯入れ不良糸切断装置は、緯入れされた 緯糸の糸端を経糸列の反緯入れ側に配列した捕捉糸にて捕捉する糸端捕捉装置と 、製織中に緯入れミスが生じたときに当該ミス糸を緯入れ側から牽引して除去す るためのミス糸牽引除去装置と、を備えた流体噴射式織機において、織り前と糸 端捕捉糸との間であって、糸端捕捉糸に連なり、かつミス糸牽引除去装置による 緯糸除去時に糸張力を受けた緯糸の移動方向に刃面が配置される固定カッタを設 けた構成とする。
【0010】
【作用】
かかる構成において、捕捉糸にキャッチされた緯糸がミス糸牽引除去装置によ る緯糸除去時に引っ張られた際に、固定カッタの刃面に当たって切断される。
【0011】
【実施例】
以下、添付された図面を参照して本考案を詳述する。 図3は、本考案に係る流体噴射式織機の実施例のメインノズル側の外観を示し ている。 かかる織機は、ウォータジェットルームになっており、緯糸Yを、図外の緯糸 測長貯留装置から、ベースプレート2上に取り付けられた補助緯糸把持装置3の アクチュエータとしての単動スプリングタイプのエアシリンダで解放動作されて いる前後の一対の挟持体5,6間と、補助緯糸把持装置2のヤーンガイド7と、 ベースプレート2上に取り付けられた主緯糸把持装置10の上下方向へ往復運動 軸11で保持動作されている上下一対の挟持体12,13間とに順次通した後、 メインノズル16に引き通してある。そして、緯入れ時には、主緯糸把持装置1 0の挟持体12,13の解放動作と、メインノズル16からの水噴射とにより、 緯糸Yを、噴射水流に乗せて経糸開口17内に緯入れする。この緯入れに引き続 いて、図外の筬打ち運動機構に連結さた筬保持台18に取り付けられた筬19が 、筬打ち運動を行う。この筬打ち運動により、経糸開口17内に緯入れされた緯 糸Yが、織り前20に筬打ちされて経糸Wと上下に交錯され、織布21に製織さ れる。この後、筬打ち点付近において、メインノズル16と織り前20との間で 、常用カッタ22が、筬打ちされた緯糸Yを切断する。これら緯入れ,筬打ち, 切断が順次繰り返されて、織布21が織られていく。
【0012】 ミス糸牽引除去装置25は、図3に示すように、メインノズル16と経糸Wと の間で、メインノズル16から織り前20に連なる緯糸Yを、アーム26でサク ションパイプ27の吸引孔28の前方に案内し、メインノズル16からアーム2 6に連なる緯糸Yを、サクションパイプ27の吸引気流で吸引し、メインノズル 16からサクションパイプ27の吸引孔28に連なる緯糸Yを除去用カッタ29 で切断し、この切断されて織り前20側に連なる緯糸Yをグリッパ30で保持し 、このグリッパ30で保持された緯糸Yをアーム26の糸取り動作で織り前20 側から抜き取り、この抜き取った緯糸Yをサクションパイプ27で織機外に吸引 して排出する一方、緯糸センサ31でサクションパイプ27でのメインノズル1 6からアーム26に連なる緯糸Yの有無を検出する。
【0013】 具体的には、アーム26は、板状の遮蔽部材37を備えている。この遮蔽部材 37の上部には、V字形の糸捕捉部38を形成してある。この遮蔽部材37の下 部には、フランジ39を設けてある。このフランジ39には、アクチュエータと してのエアシリンダ40の作動ロッドを締結してある。従って、アーム26の糸 捕捉部38は、エアシリンダ40の伸縮動作により、メインノズル16からの緯 糸飛走経路から外れる位置)と、サクションパイプ27の吸引孔28よりも上方 の図3に実線で示す糸取り位置とに昇降する。
【0014】 サクションパイプ27は、メインノズル16の周囲に、具体的には、メインノ ズル16の上方に離間配置された装置本体43に組み込まれている。このサクシ ョンパイプ27は、装置本体43のアーム26側に位置する前面に開口された吸 引孔28に連通している。このサクションパイプ27の軸心方向中間部には、図 示しない噴射口を設けてある。この噴射口には、図外の加圧空気供給源に連通さ れて装置本体43の反アーム26側に位置する背面に取り付けられた空気供給パ イプ45を接続してあり、この噴射口から空気を、サクションパイプ27内に、 サクションパイプ27の出口側に向けて噴射することにより、サクションパイプ 27に連なる吸引孔28に吸引気流を生じ、サクションパイプ27の出口側に牽 引気流を生じる。このサクションパイプ27の装置本体43の背面から突出する 出口側には、図外の糸捕集装置に連なる排出パイプ46を接続してある。
【0015】 除去用カッタ29は、装置本体43の前面の吸引孔28よりも下方に有段形成 された窪面部49に配置されていると共に、装置本体43に組み込まれたアクチ ュエータとしての単動スプリングタイプのエアシリンダ50の作動ロッドに連結 されており、エアシリンダ50伸縮駆動により、挟み切り動作して緯糸Yを切断 する。この除去用カッタ29が配置された装置本体43の窪面部49には、コ字 形の保護部材53を取り付けてある。この保護部材53の上下壁54,55は、 除去用カッタ29から離間配置されており、作業者の手指を除去用カッタ29か ら保護する。この上下壁54,55夫々には、ガイド溝56,57を個別に形成 してある。これらのガイド溝56,57は、アーム26の定常停止位置から糸取 り位置への移動により、メインノズル16からアーム26の糸捕捉部38に連な る緯糸Yを、開いている除去用カッタ29の刃間に案内する。この上方のガイド 溝56からアーム26の糸捕捉部38に連なる緯糸Yは、装置本体43の吸引孔 28の前方で、吸引孔28を上下に横切る。
【0016】 グリッパ30は、吸引孔28の上下に位置して装置本体43に組み込まれた合 成樹脂製或いは金属製の一対の挟持体60,61を備えている。上方の挟持体6 0は、装置本体43に組み込まれたアクチュエータとしての単動スプリングタイ プのエアシリンダ62の作動ロッドに締結され、エアシリンダ62の伸縮駆動で 吸引孔28を上下に横切ることにより、吸引孔28の側面に露出する下方の挟持 体61に対して接近及び離間して、吸引孔28内に吸引された緯糸Yを保持及び 解放する。
【0017】 緯糸センサ31は、装置本体43の吸引孔28よりも上方に膨出形成された突 出部65に取り付けられている。この緯糸センサ31は、光電反射形のような無 接触タイプになっている。この緯糸センサ31の検出作用部は、突出部65の斜 め上方に向けて傾斜された下面に露出しており、吸引孔28からアーム26に連 なる緯糸Yを検出する。この突出部65の下面には、緯糸センサ31の検出作用 部に連なるクリーニング用溝66を形成してある。このクリーニング用溝66の 緯糸センサ31から離れる一半部は、突出部65の下面に取り付けられた蓋67 で覆われている。この蓋67で覆われたクリーニング用溝66には、図外の加圧 空気供給源に接続されて突出部65の上面に取り付けられた空気供給パイプ68 を接続してあり、このクリーニング用溝66から空気を、緯糸センサ31の検出 作用部に横方向から噴射して、緯糸センサ31の検出作用部に付着した汚れを吹 き飛ばすことにより、緯糸センサ31の検出作用部を洗浄する。又、突出部65 の下面と上面との隅部には、縦溝69を緯糸センサ31の上方に位置させて形成 してある。
【0018】 図4は、前記ミス糸牽引除去装置25を備えた流体噴射式織機の全体を示して いる。 この図において、前記メインノズル16の水供給系統75は、水道のような水 源76から定水位タンク77に貯留されている水を、図外の織機主軸にカム78 とリンク機構79とを介して連動するウォータポンプ80によって、所定の圧力 と所定のタイミングとでメインノズル16から噴射する。
【0019】 前記主緯糸把持装置10の往復動軸11は、織機主軸に連動するカム82によ って、所定タイミングで、挟持体12,13を接近及び離間させる。 緯糸測長貯留装置84は、図外の織機主軸に連動する回転ドラム85とこの回 転ドラム85の外周面に接触する送り出しローラ86との接触面間に、給糸体8 7からヤーンガイド88に通した緯糸Yを引き通し、旋回気流によてっ、回転ド ラム85の外周面に緯糸Yを巻き付け、自由飛走と拘束飛走とによって緯糸Yの 緯入れを行う。
【0020】 制御装置90は、経糸W列の反メインノズル16側に設けられた緯糸到達セン サ91からの検出信号と、織機主軸の図外のアングルセンサからの緯糸Yが織り 前20に到達する筬打ちを0°とした回転角度信号とを取り込むことにより、緯 入れ期間中において、緯糸Yが正常に緯入れされず、緯糸到達センサ91から緯 糸Yを検出しない緯糸無し検出信号が入力されて、緯入れ不良が発生したと判断 すると、緯入れ不良による停台信号を出力して、常用カッタ22の切断動作を中 止し、かつ織機主軸の正転停止、逆転駆動、逆転停止を順次行うと共に、オート スタートのために、ミス糸牽引除去装置25における補助緯糸把持装置3のエア シリンダ4への空気供給系統のリーク弁を有する開閉弁92と、アーム26のエ アシリンダ40への空気供給系統の流路切り換え弁93と、サクションパイプ2 7への空気供給系統の開閉弁94と、除去用カッタ29のエアシリンダ50への 空気供給系統のリーク弁を有する開閉弁95と、グリッパ30のエアシリンダ6 2への空気供給系統のリーク弁を有する開閉弁96と、緯糸測長貯留装置84の 送り出しローラ86のアクチュエータとしてのエアシリンダ97への空気供給系 統のリーク弁を有する開閉弁98と、クリーニング用溝66の空気供給パイプ6 8への空気供給系統のリーク弁を有する開閉弁99とを、予め設定されたプログ ラムに従って駆動する一方、ミス糸牽引除去装置25の緯糸センサ31からの検 出信号により、サクションパイプ27でのメインノズル16からアーム26に連 なる緯糸Yの吸引成功と、織り前20側からの緯糸Yの抜き取り完了とを監視す る。上記各空気供給系統での空気供給源としては、緯糸測長貯留装置84の図外 のブロアを使用したり、別に設けたコンプレッサを使用すれば良い。
【0021】 尚、図4中の未説明符号100はヘルドである。 次に、かかる流体噴射式織機の緯入れ不良糸除去動作を、図5及び図6のフロ ーチャートと、図7及び図8の状態図とを参照しながら説明する。 先ず、作業者は、織機の運転に先駆けて、図外のミス糸牽引除去装置スイッチ を、布品種に応じて、オン動作又はオフ動作しておく。具体的には、ミス糸牽引 除去装置スイッチは、品種を重視するときはオン動作され、稼働率を重視すると きはオフ動作されている。又、織機の正常運転中において、補助緯糸把持装置3 の挟持体5,6は、解放動作(離間動作)しており、ミス糸牽引除去装置25の アーム26は、定常停止位置に停止しており、グリッパ30の挟持体60,61 は、解放動作(離間動作)している。
【0022】 一方、作業者が織機の図外のメインスイッチをオン動作すると、制御装置90 が処理の実行を始める(ステップ101)。そして、ミス糸牽引除去装置スイッ チがオン動作されている状態で、緯入れ期間中において、緯糸到達センサ91か ら緯糸無し検出信号が、制御装置90に入力されると、制御装置90が、緯入れ 不良が発生したと判断して停台信号を出力した後(ステップ103)、停台信号 の発生原因を判断し、例えば、停台信号が図外の経糸ドロッパからの経糸切れ検 出信号で出力された場合(ステップ104がNO)は、エラー信号を図外のエラ ー表示器に出力し、作業者による経糸切れ修復に備えるため、それ以降の緯糸処 理を中止する(ステップ105)。逆に、上記停台信号が緯糸到達センサ91か らの緯糸無し検出信号で出力された場合(ステップ104がYES)は、緯入れ 不良糸除去の処理が始まり、織機の慣性作動の間において、常用カッタ22の切 断動作を中止し、慣性で回転していた織機主軸を180°の回転角度位置に停止 し、開閉弁98,99を動作して、緯糸測長貯留装置84の送り出しローラ86 を回転ドラム85から離すと共に、クリーニング用溝66から空気を1,2秒程 度の一定時間噴射させて、緯糸センサ31の検出作用部を空気洗浄する(ステッ プ106〜108)。この回転角度位置180°での正転停止状態においては、 ステップ106に示すように、緯入れ不良発生時の経糸開口内に筬打ちされた緯 入れ不良なる緯糸Yが経糸Wと上下に交錯されている一方、経糸開口が略最大に なっており、更に、主緯糸把持装置10が解放動作している。
【0023】 引続き、制御装置90が、緯糸センサ31に発光電力を供給し、その反射光の 受光量に応じた緯糸センサ31からのオン,オフ信号により、緯糸センサ31が 汚れていないかを検査する(ステップ109)。つまり、緯糸センサ31の検出 作用部に汚れが付着しておらず、正常の場合は、緯糸センサ31が光電反射形に なっていることから、緯糸センサ31の反射光の受光量がしきい値以下となり、 緯糸センサ31がオフ信号を出力し、逆に、緯糸センサ31の検出作用部に汚れ が付着した異常の場合は、緯糸センサ31の反射光の受光量がしきい値以上とな り、緯糸センサ31がオン信号を出力する。よって、緯糸センサ31がオン信号 を出力した場合(ステップ109がNO)は、緯糸センサ31が汚れていること を意味するので、制御装置90がエラー信号をエラー表示器に出力し、作業者に よる緯糸センサ31の清掃に備えるため、それ以降の緯糸処理を中止する(ステ ップ110)。
【0024】 逆に、緯糸センサ31がオフ信号を出力した場合(ステップ109がYES) は、緯糸センサ31が正常であることを意味するので、制御装置90が、流路切 り換え弁93と開閉弁94とを駆動し、アーム26を定常停止位置から糸取り位 置に上昇、停止すると共に、サクションパイプ27の吸引孔28に吸引気流を生 成する(ステップ111)。つまり、図6に示すように、アーム26の上昇によ り、メインノズル16からアーム26に連なる緯糸Yが、図3と図7に示すよう に、保護部材53のガイド溝56,57及び溝69に挿入されていて、開いてい る除去用カッタ29の刃間を通って吸引孔28の前方に位置し、この吸引孔28 の前方に位置した緯糸Yが、サクションパイプ27の吸引気流により、吸引孔2 8内に吸引される。
【0025】 この後、制御装置90が、流路切り換える弁93を駆動し、アーム26を糸取 り位置から定常停止位置に下降,停止する(ステップ112)と、このアーム2 6の下降に伴ってメインノズル16と織り前20との間で弛んだ緯糸Yが、サク ションパイプ27の吸引力で吸引孔28の奥へ引き込まれる。 引続き、制御装置90が、開閉弁92,95を駆動し、除去用カッタ29でメ インノズル16から吸引孔28に連なる緯糸Yを切断すると共に、補助緯糸把持 装置3の挟持体5,6で緯糸を保持する(ステップ113)。つまり、主緯糸把 持装置10が解放動作していることから、上記切断されたメインノズル16側の 緯糸Yが、緯糸測長貯留装置84の牽引気流の残留気流で、メインノズル16か ら抜けるのを防止するため、補助緯糸把持装置3で緯糸Yを保持する。補助緯糸 Y把持装置3の保持動作と除去用カッタ29の切断動作とは、補助緯糸把持装置 3が緯糸Yを保持した後、除去用カッタ29が緯糸Yを切断するように、タイミ ング調整してある。
【0026】 そして、再び、制御装置90が、流路切り換え弁93を駆動し、アーム26を 上昇,下降の1往復させて、次ピックの緯糸Yを経糸開口17内から完全に抜き 取った後、織機主軸を180°の回転角度停止位置まで低速で逆転(1次逆転イ ンチング)すると共に、アーム26を定常停止位置に上昇,停止して、緯糸Yが 常用カッタ22の刃に触れて糸切れが起こるのを防止する(ステップ114,1 15)。この織機主軸が1次逆転停止位置に停止すると、ステップ115に示す ように、緯入れ不良なる緯糸Yが経糸Wとの交錯を解放されて、織り前20に露 出する。
【0027】 この織機主軸の1次逆転停止とアーム26の上昇停止とに引続き、制御装置9 0が、吸引孔28から織り前20側に連なる緯糸Yが切れていないかを検査する (ステップ116)。つまり、制御装置90が、緯糸センサ31に発光電力を供 給し、緯糸センサ31がオン動作しているかを判断し、緯糸センサ31がオフ動 作している場合(ステップ116がNO)は、アーム26の上昇で緯糸Yが持ち 上がらず、緯糸Yが切れていることを意味するので、エラー信号をエラー表示器 に出力し、作業者による緯糸処理に備えるため、それ以降の緯糸処理を中止する (ステップ117)。逆に、緯糸センサ31がオン動作している場合(ステップ 116がYES)は、アーム26の上昇で緯糸Yが持ち上がり、緯糸Yが切れて いないことを意味するので、アーム26を糸取り位置から定常停止位置に下降, 停止する(ステップ118)。このアーム26の下降に伴って弛んだ緯糸Yは、 サクションパイプ27の吸引力で吸引される。
【0028】 このアーム26の下降に引続き、制御装置90が、開閉弁96と流路切り換え 弁93とを駆動し、グリッパ30の挟持体60,61で吸引孔28内の緯糸Yを 保持した後、アーム26を定常停止位置から糸取り位置に上昇、停止して、緯糸 Yを織り前20側から引き抜くと共に、アーム26の上昇回数を計数する(ステ ップ119)。つまり、緯糸Yをグリッパ30で保持したまま、アーム26を上 昇することにより、図8に実線で示すように、吸引孔28と織り前20との間の 経糸経路が長くなり、緯糸Yが織り前20側から引き抜かれる。
【0029】 そして、アーム26の上昇に引続き、制御装置90が、緯糸センサ31に発光 電力を供給し、緯糸センサ31がオフ動作しているかを判断したとき、緯糸セン サ31がオン動作している場合(ステップ120がNO)は、緯糸Yが織り前2 0側から完全に引き抜かれていないことを意味するので、制御装置90が、開閉 弁96と流路切り換え弁93とを駆動し、グリッパ30をエアシリンダ62に内 蔵されたスプリングで解放動作すると共に、アーム26を糸取り位置から定常停 止位置に下降,停止する(ステップ121)。これにより、図8に実線で示す織 り前20から引き抜かれた緯糸Yは、アーム26の下降に伴って、弛むことなく 、図8に仮想線で示すように、サクションパイプ27の吸引力で、吸引孔28か らサクションパイプ27を通って排出パイプ46へと吸引される。
【0030】 この後、制御装置90が、ステップ119で計数したアーム26の上昇回数が 制御装置90に予め設定された基準回数(10回)以上の場合(ステップ122 がYES)は、緯糸Yが経糸Wに絡まって引き抜くことができず、緯糸Yの除去 失敗を意味するので、エラー信号をエラー表示器に出力し、作業者による緯糸処 理に備えるため、それ以降の緯糸処理を中止する(ステップ123)。逆に、計 数した上昇回数が10回未満の場合(ステップ122がNO)は、前回、つまり 、ステップ119でのアーム26の上昇で、緯糸Yが切れていないけれども、織 り前20側から完全に抜けきっていないことを意味するので、再度、制御装置9 0が、開閉弁96と流路切り換え弁93とを駆動してグリッパ30の保持動作と アーム26の上昇とによる緯糸Yの織り前20側からの引抜きを繰り返す。即ち 、ステップ120で緯糸センサ31がオン動作した場合には、計数した上昇回数 が9回までは、グリッパ30の保持動作とアーム26の上昇との組み合わせ、及 び、グリッパ30の解放動作とアーム26の下降との組み合わせを繰り返す。
【0031】 又、上記ステップ120がYESで、緯糸センサ31がオフ動作している場合 には、グリッパ30の保持動作とアーム26の上昇とにより、緯糸Yが織り前2 0から完全に引き抜かれたことを意味するので、制御装置90が、開閉弁96と 流路切り換え弁93とを駆動し、アーム26を定常停止位置に下降,停止し、グ リッパ30を解放動作する(ステップ124)。これにより、緯糸Yは、吸引孔 28内からグリッパ30の離間している挟持体60,61間とサクションパイプ 27内及び排出パイプ46内を通って機外に排出される。
【0032】 引続き、制御装置90が、開閉弁94を駆動してサクションパイプ27の吸引 を停止し、織機主軸を180°の回転角度位置まで低速で逆転(2次逆転インチ ング)して再スタートの口出しを行った後(ステップ125)、織機の図外のレ ディボタンを自動でオン動作し、このレディボタンのオン動作により、緯糸測長 貯留装置84の図外のブロアを回転駆動して、緯糸巻き付け用の牽引気流を生成 すると共に、開閉弁98を駆動して緯糸測長貯留装置84の送り出しローラ86 を回転ドラム85に接触させ(ステップ126)、さらに、織機の図外のランボ タンを自動でオン動作し、このランボタンのオン動作による織機主軸の回転で主 緯糸把持装置10が保持動作するので、織機主軸の回転角度信号を基準として、 開閉弁92を駆動して、主緯糸把持装置10の保持動作後に、補助緯糸把持装置 3を解放動作する(ステップ127)。これにより、緯入れ不良となった緯糸Y の除去処理の1サイクルが終了し、図3に示すように、織機の織製運転が自動で 再駆動(オートスタート)する(ステップ128)。
【0033】 一方、かかる流体噴射式織機には、経糸列の反緯入れ側に配列した複数条の捕 捉糸151を用いて緯入された緯糸の糸端を捕捉する糸端捕捉装置150が設け られている(図1及び図2参照)。 即ち、糸端捕捉装置150は、複数の給糸体(図示せず)から引き出した捕捉 糸151を、ヘルド100に引き通した後、織り前20の反緯入れ側側方のやや 前位において回転自在に支承した仮撚りスピンドル152に挿通して集束し、こ れによって捕捉糸151に開閉口運動を与える。更に、仮撚りスピンドル152 を回転駆動することにより、上記の挿通部において捕捉糸束を撚回しつつこれを 転向させた後、牽引して機外に排除する。この牽引速度は織布の進行速度よりも やや高めに設定される。
【0034】 ここで、以上のようなミス糸牽引除去装置25及び糸端捕捉装置150を備え た流体噴射式織機において、前記メインノズル16と織り前20との間で、筬打 ちされた緯糸を切断する常用カッタ153と糸端捕捉糸151との間であって、 糸端捕捉糸151に連なり、かつ緯糸除去時に糸張力を受けた緯糸の移動方向に 配置される固定カッタ154又は158が設けられている。
【0035】 図1はかかる固定カッタ154を設けた構成の一実施例を示している。 図において、固定カッタ154は剃刀状に形成され、同図(B)に示すように 、仮撚りスピンドル152の入口側のバッフルプレート155に固定された略コ 字形状の板状保持部材156の溝部156aに保持される。固定カッタ154の 刃面は織り前20方向及び/又は反ノズル方向に向くように設定される。一方、 筬19の緯糸到達センサ91間部位には、同図(C)に示すような板バネ式のダ ミーリード157が固定取付されている。
【0036】 そして、筬打ち動作によるダミーリード157の移動により、捕捉糸151に キャッチされた緯糸右端が固定カッタ154の刃面側に持ち来され、からんだミ ス糸が、図の二点鎖線で示すように、ミス糸牽引除去装置25による緯糸除去時 に引っ張られた際に、固定カッタ154の刃面に当たって切断される。 図2は固定カッタ158を設けた構成の他の実施例を示している。
【0037】 図において、固定カッタ158は剃刀状に形成され、仮撚りスピンドル152 の入口側のバッフルプレート155に固定される。固定カッタ158の刃面は捕 捉糸151に向けて斜め上方に向くように設定される。 そして、図の二点鎖線で示すように、からんだミス糸に引っ張られて捕捉糸が 151撓んだ際に、ミス糸が固定カッタ158の刃面に当たって切断される。
【0038】 尚、上記固定カッタ154,158の各実施例の構成においては、織機の通常 運転時は緯糸に張力が殆どな、固定カッタ154,158で緯糸が切断される虞 がなく、耳房長さが不揃いになるという心配がない。 以上のように、メインノズル16と織り前20との間で、筬打ちされた緯糸を 切断する常用カッタ153と糸端捕捉糸151との間であって、糸端捕捉糸15 1に連なり、かつ緯糸除去時に糸張力を受けた緯糸の移動方向に配置される固定 カッタ154,158を設けるようにした結果、緯糸検知器の検知ミス等により 緯入れが正常に行われたにも係わらず、織機が異常停止するという、所謂空止ま りが発生した場合、緯糸除去の際に糸端捕捉糸からミス糸牽引除去装置25に連 なる緯糸を切断でき、捕捉糸が絡むことがなくなる他、ミス糸がミス糸牽引除去 装置25からそれ以上引き出されることがない。
【0039】 しかも、本構成のように反緯入れ側にミス糸牽引除去装置25が配設される場 合において、糸端捕捉糸151に連なる切断端部が経糸列内に残るという問題も ない。 更に、簡単な構成の固定カッタ154,158の採用により、カッタを進退さ せるためのアクチュエータやこれの制御機構が不要となり、構造的に簡略化でき るため、コスト低減を図ることができ実用的である。 尚、以上のように、特定の実施例を参照して本考案を説明したが、本考案はこ れに限定されるものではなく、当該技術分野における熟練者等により、本考案に 添付された実用新案登録請求の範囲から逸脱することなく、種々の変更及び修正 が可能であるとの点に留意すべきである。
【0040】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、糸端捕捉装置と、製織中に緯入れミスが生じた ときに当該ミス糸を緯入れ側から牽引して除去するためのミス糸牽引除去装置と 、を備えた流体噴射式織機において、糸端捕捉糸に連なり、かつ緯糸除去時に糸 張力を受けた緯糸の移動方向に配置される固定カッタを設けるようにしたから、 空止まりが発生した場合に、緯糸除去の際に糸端捕捉糸からミス糸牽引除去装置 に連なる緯糸を切断でき、しかも、糸端捕捉糸に連なる切断端部が経糸列内に残 るという問題もなく、構造的に簡略化できるため、コスト低減を図ることができ 実用的効果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る流体噴射式織機の緯入れ不良糸
切断装置の一実施例の概略図で、(A)は正面図、
(B)は(A)のA矢視図、(C)は(A)のB−B矢
視断面図
【図2】 他の実施例の概略正面図
【図3】 同上の織機の緯入れノズル周りを示す斜視図
【図4】 同上の織機の全体を示す模式図
【図5】 同上の織機の作用を説明するフローチャート
【図6】 同フローチャート
【図7】 同上の織機において、緯糸をアームの吸引孔
の前方に案内した状態を示す状態図
【図8】 同上の織機において、緯糸をアームで織り前
側から引き抜く状態を平面的に示す状態図
【符号の説明】
Y 緯糸 16 メインノズル 25 ミス糸牽引除去装置 151 糸端捕捉糸 150 糸端捕捉装置 152 仮撚りスピンドル 153 常用カッタ 154 固定カッタ 158 固定カッタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】緯入れされた緯糸の糸端を経糸列の反緯入
    れ側に配列した捕捉糸にて捕捉する糸端捕捉装置と、製
    織中に緯入れミスが生じたときに当該ミス糸を緯入れ側
    から牽引して除去するためのミス糸牽引除去装置と、を
    備えた流体噴射式織機において、織り前と糸端捕捉糸と
    の間であって、糸端捕捉糸に連なり、かつミス糸牽引除
    去装置による緯糸除去時に糸張力を受けた緯糸の移動方
    向に刃面が配置される固定カッタを設けたことを特徴と
    する流体噴射式織機の緯入れ不良糸切断装置。
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