JPH0665141U - 鉄道車両用耐雪形自動電気連結器 - Google Patents

鉄道車両用耐雪形自動電気連結器

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JPH0665141U
JPH0665141U JP9436392U JP9436392U JPH0665141U JP H0665141 U JPH0665141 U JP H0665141U JP 9436392 U JP9436392 U JP 9436392U JP 9436392 U JP9436392 U JP 9436392U JP H0665141 U JPH0665141 U JP H0665141U
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JP
Japan
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coupler
lid
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snow
electric
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JP9436392U
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義雄 前川
博 神孫子
猛雄 五十嵐
紀一 小島
志朗 安吉
直弘 北川
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East Japan Railway Co
Original Assignee
East Japan Railway Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鉄道車両の機械連結器に電気連結器を取り付
け、列車編成を自動化するための自動連結器において、
電気連結器の蓋及びその開閉可動部に氷雪が咬み込み、
円滑な動作を妨げられることのないように改良したもの
である。 【構成】 自動電気連結器体構造を内枠部と外枠部の一
体二室の二重構造として、特に可動部を外枠で囲って外
界から遮蔽するとともに、外枠内部に取付けた電気ヒー
ターにより保温,凍結防止を図るようにしたものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は寒冷,豪雪地等で運用される車両の列車自動編成システム等に使用さ れる車両用耐雪形自動連結器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
列車の編成を組成するときに、機械連結器の連結と同時に電気連結器も自動的 に連結する自動解結システムは、省力化と安全性の面から大都市近郊では普及し てきたが、近年寒冷,豪雪地域等でも自動解結が使用されるようになり、雪によ る連結/解放動作の障害が問題視されるようになった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
寒冷,豪雪地域で車両編成を自動解結する場合、従来形の電気連結器では一例 を示す正面図,側面図としての図4,5のように、冬期間では蓋開閉可動部つま り,ローラ3,押棒4,支持軸6,バネ7,蓋バネ8等及び蓋の開き位置部2a のように蓋が開閉するための隙間が生じる場所に氷雪が付着して凍り付くため、 連結の度に電気連結器に人手により雪覆いを嵌め込んだり,取ったりしてやる等 の処置が必要となり、省力化の目的は失われるような状態であった。そこで電気 連結器の蓋開閉動作に氷雪が付着して障害となることを防止し、円滑な連結/開 放動作を保証することが必要となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このような点を考慮して、本考案人は種々実験や試作を試みた結果、蓋開閉可 動部、及び蓋の開き位置部のように蓋が開閉するための隙聞の生ずる部分を外界 から遮蔽することを考え、電気自動連結器体を一体構造で内枠部と外枠部の二重 構造として、内枠内部に電気接点部を設置して完全な防水構造と電気的な接触作 用を行い、従来では外部に露出していた蓋開閉可動部,及び蓋開き位置部のよう に蓋を開閉するために生じる隙間部分を外界から外枠で遮蔽して雪から機器を保 護するとともに、外枠前面部2と蓋の摺動部隙間2b付近にヒーターを埋め込み 保温,凍結防止を図ったのである。
【0005】
【作用】
かくて本考案では、器体を二重構造とすることにより、従来方式では蓋の開閉 に伴って生じる隙間に氷雪が付着していた可動部,及び蓋開き位置部は、外界か ら外枠で遮蔽しているため、直接の雪付着を防止し、電気連結器の連結/開放動 作を円滑,確実に行うことができる。尚外枠前面部と蓋の摺動部隙間2bから外 枠内部に雪の侵入は発生するが、埋め込みヒーター10により溶かされて水滴と なり、外枠下面に設ける数個の排水穴2cにより排水することができる。
【0006】
【実施例】
図1は本考案に係る自動連結器の一実施例正面図,図2は同図1のアーア線に 沿う即ち中央部の断面図,図3は同図1のイーイ線即ち押し棒4に沿う断面図で 、図4,5に相当する部分は同一符号で示すものとする。又、この電気連結器の 連結/開放作用は従来の方式と全く同じで、連結車両が相互に近づくと押し棒4 が相手側の当板5に当たり、押し棒4のカム4aと蓋のローラ3により蓋2は上 面に押し開かれ、電気連結器は機械連結器の連結と同時に所定の連結動作を行う ことができる。この場合、本考案ではローラ3,押し棒カム部4a,支持軸6等 の可動部、及び蓋開き時の収納部はすべて外枠で外界から遮蔽されており、冬期 間でも氷雪の付着は発生せず、安全確実に自動解結動作を行うことができる。尚 、連結後は防水ガスケット11ガ相互に密着し内枠内部1bに雪水の侵入を防止 し確実に電気的な接触を保持することができる。従って1は器体,1aは外枠内 接触片部,1bは内枠内接触片部,1cは外枠内蓋開閉可動部,2aは開き時の 蓋位置部,2bは蓋と外枠の摺動部,2cは水抜き穴,3はローラ,4は押し棒 ,4aは押し棒カム部,5は当板,6は支持軸,7はバネ,8は蓋バネ,9は接 触片,10は埋め込みヒータ,12はケーブル,13は機械連結器である。
【0007】
【考案の効果】 かくて本考案によれば、鉄道車両の機械連結器に電気連結器を取り付け、列車 編成を自動化するための自動連結器において、器体構造を内部に電気接点部を中 心とした完全防水の内枠部と,蓋開閉可動部及び蓋開き位置部を中心とした外枠 部の二重にして可動部を外界から遮蔽するようにしたので、寒冷,豪雪地域でも 円滑な連結/開放動作を保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る自動電気連結器の一実施例正面図
である。
【図2】図1のアーア線に沿う中央部断面図である。
【図3】図1のイーイ線に沿う押し棒部の断面図であ
る。
【図4】従来の自動電気連結器の正面図である。
【図5】図4の側面図である。
【符号の説明】 1 自動電気連結器の器体 1a 外枠内蓋開き位置部 1b 内枠内接触片部 1c 外枠内蓋開閉可動部 2 蓋 2a 開き時の蓋位置部 2b 蓋と外枠の摺動部 2c 水抜き穴 3 ローラ 4 押し棒 4a 押し棒カム部 5 当板 6 支持軸 7 バネ 8 蓋バネ 9 接触片 10 埋込みヒータ 13 機械連結器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 五十嵐 猛雄 埼玉県大宮市大成町1−5 JR大成社宅 10−305 (72)考案者 小島 紀一 横須賀市湘南鷹取4−23−10 (72)考案者 安吉 志朗 横浜市磯子区中原2−23−11 (72)考案者 北川 直弘 藤沢市辻堂新町1−17−10

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄道車両の機械連結器に電気連結器を取り
    付け、列車編成を自動化するための自動電気連結器にお
    いて、接点等の電気接触に重要な部分を内枠内に囲む一
    方、カムや軸受け等蓋の開閉可動に関係する部分を外枠
    内に囲んで二重枠構造として、特に蓋の開閉可動に関係
    する部分を外界から遮蔽するとともに、外枠内部に取付
    けた電気ヒーターにより保温,凍結防止を図るようにし
    たことを特徴とする鉄道車両用耐雪形自動電気連結器。
JP9436392U 1992-12-28 1992-12-28 鉄道車両用耐雪形自動電気連結器 Expired - Lifetime JPH0730449Y2 (ja)

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JPH0665141U true JPH0665141U (ja) 1994-09-13
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