JPH0224911Y2 - - Google Patents

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JPH0224911Y2
JPH0224911Y2 JP17212684U JP17212684U JPH0224911Y2 JP H0224911 Y2 JPH0224911 Y2 JP H0224911Y2 JP 17212684 U JP17212684 U JP 17212684U JP 17212684 U JP17212684 U JP 17212684U JP H0224911 Y2 JPH0224911 Y2 JP H0224911Y2
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JP
Japan
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drainage
radiator
engine
cooling water
drain
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JP17212684U
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JPS6186523U (ja
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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンバインやトラクターなどの農
用、あるいはその他の各種移動車などに用いるラ
ジエータ付きエンジンの排水装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のエンジンにおいては、第3図に
示すように、ラジエータ3の下部とエンジン1の
下部とに、それぞれ別々に冷却水排水用のプラグ
13,14を設け、冷却水を完全に抜き取る際に
は、ラジエータ3側のプラグ13を開けてラジエ
ータ3内の冷却水を抜き取るとともに、エンジン
1側のプラグ14を開けてウオータージヤケツト
内の冷却水を抜き取るように構成されていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
したがつて、従来においては、ラジエータ3側
とエンジン1側との両プラグ13,14を開けな
ければ冷却水を完全に抜き取ることができず、か
なり手数を要する作業であつた。特に、ラジエー
タ3側のプラグ13については、一般にラジエー
タ3が車体2の前面近に配置されているために問
題は少ないのであるが、エンジン1側のプラグ1
4については、エンジン1が車体2前面よりかな
り後方に配置されているため、その下部に設けら
れたプラグ14を開閉するのはかなり面倒な作業
で、ついついエンジン1のウオータージヤケツト
内の冷却水を完全に抜き取ることなく放置するケ
ースもあつた。この場合、特にコンバインなどの
農用の移動車においては、冬期の間はほとんど使
用しないものであるから、水垢がたまつたり錆び
たり、あるいは冷却水の凍結によつてウオーター
ジヤケツトが割れたりする不都合があつた。
本考案は、このような従来欠点を除去し、比較
的簡単な作業で、ラジエータ内の冷却水のみなら
ず、エンジンのウオータージヤケツト内の冷却水
をも完全に抜き取ることのできるラジエータ付き
エンジンの排水装置を提供しようとするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するために、本考案によるラジ
エータ付きエンジンの排水装置は、ラジエータを
備えたエンジンと、前記ラジエータとの下部に、
それぞれ冷却水用の排水孔を設け、これら両排水
孔を排水用部材に穿設の排水用連通孔に連通連結
して、この排水用連通孔から冷却水を排出できる
ようにするとともに、この排水用連通孔を閉じる
プラグを設けて、このプラグで前記排水用連通孔
を閉じた状態において、前記両排水孔の連通を断
つようにしてあることを特徴とする。
〔作用〕
以上のような構成であるから、排水用連通孔を
閉じているプラグを開けさえすれば、ラジエータ
内の冷却水はもとより、エンジンのウオータージ
ヤケツト内の冷却水も、一挙に、完全に抜き取る
ことができる。しかも、前記連通孔は排水用部材
に穿設されているものであるから、例えば、この
排水用部材を車体の前面近くなど、プラグを開閉
操作しやすい箇所に取付けることもでき、それに
よつて、ラジエータやエンジンの冷却水の抜き取
り作業をきわめて容易に行なうことができる。
〔考案の効果〕
したがつて、従来のように、ついつい冷却水を
完全に抜き取ることなく放置することが少なくな
り、冷却水の凍結によるウオータージヤケツトな
どの割れを未然に防ぐことができる。
〔実施例〕
本考案によるラジエータ付きエンジンの排水装
置の実施例を図面にもとづいて説明すると、1は
ウオータージヤケツトを備えた水冷式のエンジン
で、このエンジン1は、図外コンバインの車体2
上に載置されている。3はラジエータで、前記エ
ンジン1よりも車体2の前方側に配置されてい
て、このラジエータ3のウオーターチユーブとエ
ンジン1のウオータージヤケツトとが2本のチユ
ーブ4,5で互いに連通連結され、ウオーターポ
ンプPによつて冷却水が図中の矢印方向に循環さ
れるように構成されている。
前記エンジン1の下部には、ウオータージヤケ
ツトと連通する冷却水用の排水孔6が設けられ、
この排水孔6が、ホースやパイプなどの連通部材
7を介して排水用部材8に穿設の排水用連通孔9
に連通連結されている。他方、ラジエータ3の下
部にも、ウオーターチユーブと連通する冷却水用
の排水孔10が設けられ、この排水孔10も、ホ
ースやパイプなどの連通部材11を介して前記排
水用連通孔9に連通連結されている。この排水用
部材8は、車体2の前面近くに固定され、かつ、
その排水用連通孔9の内面には雌ねじ9aが刻設
されていて、この雌ねじ9aに螺合する雄ねじ1
2aを有するプラグ12によつて、排水用連通孔
9が閉じられるように構成されている。そして、
排水用連通孔9を閉じた状態においては、前記プ
ラグ12が排水用連通孔9に対するラジエータ3
側の開口3aを閉鎖して、両排水孔6,10の連
通を断つように構成されているのである。なお、
図中15はパツキンである。
したがつて、冷却水を抜き取る際には、プラグ
12を外すだけで、両排出孔6,10と両連通部
材7,11とを介して排水用連通孔9から、一挙
にラジエータ3内の冷却水とエンジン1のウオー
タージヤケツト内の冷却水とを抜き取ることがで
きる。そして、プラグ12によつて排水用連通孔
9を閉じた状態においては、両排水孔6,10の
連通が断たれるので、冷却水が、ラジエータ3、
連通部材11、排水用連通孔9、連通部材7、エ
ンジン1、チユーブ5を介して短絡して循環され
ることがなく、常に所望通りの循環が行なわれる
のである。
なお、実施例においては、排水用連通孔9にプ
ラグ12を螺合する型式のものを示したが、圧入
する型式のものなど、種々の改変が可能である。
また、前記連通孔9を閉じた状態において、プラ
グ12が排水用連通孔9に対するラジエータ3側
の開口3aを閉鎖するものを示したが、逆にエン
ジン1側の開口1aを閉鎖することも、両開口1
a,3aをともに閉鎖することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は本考案に係るラジエータ付き
エンジンの排水装置の実施例を示し、第1図は全
体の側面図、第2図は要部の断面図であり、第3
図は従来技術を示す側面図である。 1……エンジン、3……ラジエータ、6……エ
ンジン側の排水孔、8……排水用部材、9……排
水用連通孔、10……ラジエータ側の排水孔、1
2……プラグ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ラジエータ3を備えたエンジン1と、前記ラジ
    エータ3との下部に、それぞれ冷却水用の排水孔
    6,10を設け、これら両排水孔6,10を排水
    用部材8に穿設の排水用連通孔9に連通連結し
    て、この排水用連通孔9から冷却水を排出できる
    ようにするとともに、この排水用連通孔9を閉じ
    るプラグ12を設けて、このプラグ12で前記排
    水用連通孔9を閉じた状態において、前記両排水
    孔6,10の連通を断つようにしてあるラジエー
    タ付きエンジンの排水装置。
JP17212684U 1984-11-13 1984-11-13 Expired JPH0224911Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17212684U JPH0224911Y2 (ja) 1984-11-13 1984-11-13

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JP17212684U JPH0224911Y2 (ja) 1984-11-13 1984-11-13

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Publication Number Publication Date
JPS6186523U JPS6186523U (ja) 1986-06-06
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