JPS6040818Y2 - 自動車用内燃機関の冷却装置 - Google Patents
自動車用内燃機関の冷却装置Info
- Publication number
- JPS6040818Y2 JPS6040818Y2 JP5054180U JP5054180U JPS6040818Y2 JP S6040818 Y2 JPS6040818 Y2 JP S6040818Y2 JP 5054180 U JP5054180 U JP 5054180U JP 5054180 U JP5054180 U JP 5054180U JP S6040818 Y2 JPS6040818 Y2 JP S6040818Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- cylinder head
- cooling
- bypass passage
- water jacket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車用内燃機関の冷却装置、にシリンダヘ
ッド内に冷却水のバイパス通路を設けた水冷機関の冷却
装置に関する。
ッド内に冷却水のバイパス通路を設けた水冷機関の冷却
装置に関する。
自動車用内燃機関の冷却装置としては、第１図及び第２
図に示すようなものがある。
図に示すようなものがある。
即ち、機関駆動されるウォータポンプ１から吐出した冷
却水を矢印のようにシリンダブロック２及びシリンダヘ
ッド３を経てエンジン後端部のサーモスタット室４に導
き、冷機状態ではサーモスタット室４に設けたサーモス
タットの作用で前記冷却水を吸気マニフオールド５に設
けたバイパス通路６及びライザ７を経てウォータポンプ
１の吸入口部に戻す。
却水を矢印のようにシリンダブロック２及びシリンダヘ
ッド３を経てエンジン後端部のサーモスタット室４に導
き、冷機状態ではサーモスタット室４に設けたサーモス
タットの作用で前記冷却水を吸気マニフオールド５に設
けたバイパス通路６及びライザ７を経てウォータポンプ
１の吸入口部に戻す。
又、暖機状態では、前記サーモスタットが開いてサーモ
スタット室４の冷却水を外配管６Ａ。
スタット室４の冷却水を外配管６Ａ。
ラジェータ８を経てウォータポンプ１の吸入口部に戻す
ようになっている。
ようになっている。
尚、前記サーモスタット室４の冷却水は、ヒーター作動
時にはヒーター９及び切換弁１０を介してウォータポン
プ１の吸入口部に戻されるようにもなっている（実開昭
５４−１３９１０７号公報及び実開昭５４−４５８１７
号公報参照）。
時にはヒーター９及び切換弁１０を介してウォータポン
プ１の吸入口部に戻されるようにもなっている（実開昭
５４−１３９１０７号公報及び実開昭５４−４５８１７
号公報参照）。
前記吸気マニフオールド５に設けたバイパス通路６とウ
ォータポンプ１の吸入口部とを連通させるために、第３
図及び第４図に示すように、シリンダヘッド３及びシリ
ンダブロック２内にもそれぞれバイパス通路１１．１２
を設けると共に、バイパス通路１１の横にシリンダブロ
ック２のウォータジャケット１３からシリンダヘッド３
のウォータジャケット１４に至る水孔１５を設けてサー
モスタット室４と反対側のエンジン前端部における冷却
水の流れを確保していた。
ォータポンプ１の吸入口部とを連通させるために、第３
図及び第４図に示すように、シリンダヘッド３及びシリ
ンダブロック２内にもそれぞれバイパス通路１１．１２
を設けると共に、バイパス通路１１の横にシリンダブロ
ック２のウォータジャケット１３からシリンダヘッド３
のウォータジャケット１４に至る水孔１５を設けてサー
モスタット室４と反対側のエンジン前端部における冷却
水の流れを確保していた。
尚、３０はシリンダへラドガスケットである。
ところが、このようにシリンダヘッド３内に設けたバイ
パス通路１１の横に水孔１５を穿設すると、前端部に位
置する燃焼室１６からシリンダヘッド３の端面に至るま
での距離を短かくできないので、シリンダヘッドの長さ
及びエンジン全長を短縮するうえに不利である。
パス通路１１の横に水孔１５を穿設すると、前端部に位
置する燃焼室１６からシリンダヘッド３の端面に至るま
での距離を短かくできないので、シリンダヘッドの長さ
及びエンジン全長を短縮するうえに不利である。
これを防止すべくバイパス通路１１を小型化、又は水孔
１５を省略すると、バイパス機能の低下をともなうと共
に、シリンダヘッド３の端部の冷却が不充分となってし
まうおそれがある。
１５を省略すると、バイパス機能の低下をともなうと共
に、シリンダヘッド３の端部の冷却が不充分となってし
まうおそれがある。
本考案は上記に鑑みてなされたものであって、シリンダ
ヘッド内に設けたバイパス通路の横の水孔を廃止してそ
の分だけバイパス通路を燃焼室側に移動させてシリンダ
ヘッドの長さ及びエンジン全長を短かくしながら、シリ
ンダヘッドの前端部、即ち、バイパス通路の近傍の冷却
性能を維持させることを目的とする。
ヘッド内に設けたバイパス通路の横の水孔を廃止してそ
の分だけバイパス通路を燃焼室側に移動させてシリンダ
ヘッドの長さ及びエンジン全長を短かくしながら、シリ
ンダヘッドの前端部、即ち、バイパス通路の近傍の冷却
性能を維持させることを目的とする。
以下に本考案を第５図及び第６図に示された一実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
図示しないウォータポンプごを装着したシリンダブ陥ツ
ク２０のウォータジャケット２１とシリンダヘッド２２
のウォータジャケット２３とを連通させろ水孔２４は、
燃焼室２５間に設けられる。
ク２０のウォータジャケット２１とシリンダヘッド２２
のウォータジャケット２３とを連通させろ水孔２４は、
燃焼室２５間に設けられる。
前端部に位置する燃焼室２５の外側のシリンダヘッド２
２内には、図示しない吸気マニフオールドに形成された
バイパス通路とシリンダブロック２０に形成されたバイ
パス通路２６とを連通させるためのバイパス通路２７を
設ける。
２内には、図示しない吸気マニフオールドに形成された
バイパス通路とシリンダブロック２０に形成されたバイ
パス通路２６とを連通させるためのバイパス通路２７を
設ける。
このバイパス通路２７は、前端部に位置する燃焼室２５
に充分に接近して設けられるが、この通路２７とシリン
ダヘッド２２のウォータジャケット２３とを隔成する壁
体２８には、前記バイパス通路２７とシリンダヘッド２
２のウォータジャケット２３とを連通させる開口を設け
る。
に充分に接近して設けられるが、この通路２７とシリン
ダヘッド２２のウォータジャケット２３とを隔成する壁
体２８には、前記バイパス通路２７とシリンダヘッド２
２のウォータジャケット２３とを連通させる開口を設け
る。
上記の構成において、機関駆動されるウォータポンプか
ら吐出された冷却水は、シリンダブロック２０のウォー
タジャケット２１に流入して各燃焼室２５間の水孔２４
からシリンダヘッド２２のウオタージャケット２３へと
流入する。
ら吐出された冷却水は、シリンダブロック２０のウォー
タジャケット２１に流入して各燃焼室２５間の水孔２４
からシリンダヘッド２２のウオタージャケット２３へと
流入する。
又、シリンダヘッド２２のウォータジャケット２３から
は、図示しないサーモスタット室に流入し、機関温度（
冷却水温度）に応じてそれぞれバイパス通路又は図示し
ないラジェータを経てウォータポンプの吸入口部に戻さ
れる。
は、図示しないサーモスタット室に流入し、機関温度（
冷却水温度）に応じてそれぞれバイパス通路又は図示し
ないラジェータを経てウォータポンプの吸入口部に戻さ
れる。
従って、サーモスタット室と反対側のエンジン前端部に
位置する燃焼室２５近傍のシリンダヘッド２２内では、
冷却水が流れ難く、冷却不足に陥る可能性がある。
位置する燃焼室２５近傍のシリンダヘッド２２内では、
冷却水が流れ難く、冷却不足に陥る可能性がある。
ところが、この部分のウォータジャケット２３は壁体２
８に開設した開口２９を介してバイパス通路２７に連通
されているので、サーモスタット室と反対側の前端部で
は第６図に示す矢印のようにウォータジャケット２３内
の冷却水が開口２９を経てバイパス通路２７へと吸い込
まれる。
８に開設した開口２９を介してバイパス通路２７に連通
されているので、サーモスタット室と反対側の前端部で
は第６図に示す矢印のようにウォータジャケット２３内
の冷却水が開口２９を経てバイパス通路２７へと吸い込
まれる。
このために、サーモスタット室の反対側のシリンダヘッ
ド２２内にても冷却水が強制循環されることになり、シ
リンダヘッド２２が一様に冷却される。
ド２２内にても冷却水が強制循環されることになり、シ
リンダヘッド２２が一様に冷却される。
尚、開口２９は冷却水を燃焼室２５に沿って吸引するよ
うに横向きに向けることが好ましい。
うに横向きに向けることが好ましい。
又、この間口２９の大きさは機関の種類によっても相違
するが、バイパス通路２７の断面積の１７４〜１ｎ程度
の開口２９を開ければ機関高温時におけるバイパス水流
が過大となって冷却不足を起すおそれはない。
するが、バイパス通路２７の断面積の１７４〜１ｎ程度
の開口２９を開ければ機関高温時におけるバイパス水流
が過大となって冷却不足を起すおそれはない。
以上説明したように、本考案によれば従来のように前端
部に位置する燃焼室の外側にシリンダブロックとシリン
ダヘッドとのウォータジャケットを連通させろ水孔を設
ける必要がないので、バイパス通路を前端部の燃焼室に
近づけることができる。
部に位置する燃焼室の外側にシリンダブロックとシリン
ダヘッドとのウォータジャケットを連通させろ水孔を設
ける必要がないので、バイパス通路を前端部の燃焼室に
近づけることができる。
従って、シリンダヘッドの長さを短かくできる。
又、シリンダヘッドのウォータジャケットの端部では、
冷却水の一部が常時バイパス通路を介して強制循環され
るので冷却不良を起すおそれもない。
冷却水の一部が常時バイパス通路を介して強制循環され
るので冷却不良を起すおそれもない。
第１図は従来の一例による自動＊、、ｍ７：Ｈ関の冷却
装置の全体側面図、第２図は 平面図、第３図は
第１図の要部の平面中、第４図は第３図のＡ−Ａ断面図
、第５図は本考案による冷却装置の一実施例を示す要部
の平面図、第６図は第５図のＢ−Ｂ断面図である。 ２０・・・・・・シリンダブロック、２１・・・・・・
ウォータジャケット、２２・・・・・・シリンダヘッド
、２３・・・・・・ウォータジャケット、２４・・・・
・・水孔、２５・・・・・・燃焼室、２６・・・・・・
バイパス通路、２７・・・・・・バイパス通路、２８・
・・・・・壁体、２９・・・・・・開口。
装置の全体側面図、第２図は 平面図、第３図は
第１図の要部の平面中、第４図は第３図のＡ−Ａ断面図
、第５図は本考案による冷却装置の一実施例を示す要部
の平面図、第６図は第５図のＢ−Ｂ断面図である。 ２０・・・・・・シリンダブロック、２１・・・・・・
ウォータジャケット、２２・・・・・・シリンダヘッド
、２３・・・・・・ウォータジャケット、２４・・・・
・・水孔、２５・・・・・・燃焼室、２６・・・・・・
バイパス通路、２７・・・・・・バイパス通路、２８・
・・・・・壁体、２９・・・・・・開口。
Claims (1)
- ウォーターポンプから吐出された冷却水をシリンダブロ
ックのウォータージャケット、水孔、シリンダベッドの
ウォータージャケットを経てシリンダヘッド後端部にも
うけたサーモスタット室に導き、サーモスタットの作動
によりサーモスタット室から出る冷却水をラジェータへ
、又はシリンダヘッドにもうけたバイパス通路へ戻すよ
うにした構造において前記バイパス通路を形成する筐体
に開口を設け、該開口を介してシリンダヘッド内のウォ
ータージャケットを流れる冷却水の一部をバイパス通路
に流入させるようにしたことを特徴とする自動車用内燃
機関の冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5054180U JPS6040818Y2 (ja) | 1980-04-16 | 1980-04-16 | 自動車用内燃機関の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5054180U JPS6040818Y2 (ja) | 1980-04-16 | 1980-04-16 | 自動車用内燃機関の冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56152819U JPS56152819U (ja) | 1981-11-16 |
| JPS6040818Y2 true JPS6040818Y2 (ja) | 1985-12-10 |
Family
ID=29645474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5054180U Expired JPS6040818Y2 (ja) | 1980-04-16 | 1980-04-16 | 自動車用内燃機関の冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6040818Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-04-16 JP JP5054180U patent/JPS6040818Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56152819U (ja) | 1981-11-16 |
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