JPH0545043Y2 - - Google Patents

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JPH0545043Y2
JPH0545043Y2 JP20129484U JP20129484U JPH0545043Y2 JP H0545043 Y2 JPH0545043 Y2 JP H0545043Y2 JP 20129484 U JP20129484 U JP 20129484U JP 20129484 U JP20129484 U JP 20129484U JP H0545043 Y2 JPH0545043 Y2 JP H0545043Y2
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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、高周波チヨツパ制御やインバータ
装置等の電車の制御を高周波大電力でON,OFF
する電車用制御装置を収納し、信号系統等への誘
電障害を防止する電車用制御装置のシールド箱に
関するものである。
〔従来の技術〕 第8図〜第10図はこの種誘導障害を対策した
電車用制御装置のシールド箱の図で、図におい
て、1は電車の車台2に吊架した箱枠、3は箱枠
1にヒンジ4で開閉自在にした点検カバー、5は
箱枠1の底部をなすシールド板で、6はこのシー
ルド板5と点検カバー3とを電気的に接触すると
共にねじ7で連結した継き用のシールド板であ
る。8はシールド板5と点検カバー3間に介装し
たパツキン、9は上記箱枠1内に収納した内蔵機
器である。
上記従来の電車用制御装置のシールド箱では、
保守点検時にはシールド板5,6を取付けている
多数のねじ7を外してから点検カバー3を取外し
て内蔵機器9の保守、点検を行なつていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の制御装置は以上のように構成されている
ので、内蔵機器9の保守、点検に多大な時間を要
すると共に、点検カバー3の取付け位置がずれや
すく、このため一度分解すると再組立てが非常に
難かしい。また、装置の外観体裁を損なうので製
品価値が低下する等の問題点があつた。
この考案は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、点検カバーをねじにより着脱
する方式を解消して点検性および外観体裁を向上
した電車用制御装置のシールド箱を得ることを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る電車用制御装置のシールド箱
は、一端が点検カバーに固定され、他端に抜け防
止部が設けられた支持部と、支持部に貫通孔を介
して作動自在に取り付けられ、点検カバーが点検
用開口部に取り付けられる際に点検用開口部外周
のシールドボツクスに当接して点検用開口部を封
口するシールド内板と、点検カバーとシールド内
板との間に配設され、シールド内板を抜け防止部
側に付勢する弾性体と、シールドボツクスに取り
付けられ、点検カバーが点検用開口部に取り付け
られる際に点検カバーと係合して点検カバーを点
検用開口部側へ押圧する押圧部材と、点検カバー
に回転自在に取り付けられ、その一端側を外力が
加わつていない状態のシールド内板の外側に突出
させたハンドルと、ハンドルの一端側に設けら
れ、点検カバーが点検用開口部に取り付けられる
際にシールドボツクスと係合して点検カバーを点
検用開口部側に押圧する係合部とを備えたもので
ある。
〔作用〕
この考案における電車用制御装置のシールド箱
は、点検カバーを押圧部材に係合させ、ハンドル
を回転して係合部をシールドボツクスに係合させ
ることにより、点検カバーを点検用開口部側に押
圧し、点検カバーの内面とシールド内板の外面と
の間隙を、外力が加わつていない状態の間隙より
縮小させて弾性体を圧縮し、弾性体の反発力によ
りシールド内板をシールドボツクスに密接させて
点検用開口部を封口するように点検カバーを取り
付けることができ、誘導障害による電流の漏れも
全くなく、さらにはハンドルを回転させて係合部
とシールドボツクスとの係合を解除し、点検カバ
ーと押圧部材との係合を解除することにより、点
検カバーを取り外すことができ、点検カバーの開
閉が作業性よく簡単に行なえる。
〔実施例〕
以下この考案の一実施例を図について説明す
る。第1図は電車用制御装置のシールド箱の断面
図、第2図は点検カバーの拡大詳細図であり、図
において、10は点検カバーを示し、この点検カ
バー10には、一端に抜け防止部としてのナツト
18aが設けられた支持部としてのボルト18が
取り付けられ、このボルト18に貫通孔を介して
シールド内板19が作動自在に取り付けられ、さ
らに点検カバー10とシールド内板19との間に
は弾性体としてのスポンジゴム20が配設されて
いる。ここで、シールド内板19は、外力が作用
していない状態では、第4図に示すように、スポ
ンジゴム20の付勢力によりボルト18に案内さ
れてナツト18a側に当接するまで後退してい
る。この状態における点検カバー10の内面とシ
ールド内板19の外面との間隔をL1とする。ま
た、シールド内板19は、外力が作用した状態で
は、スポンジゴム20の付勢力に抗してスポンジ
ゴム20を圧縮させながらボルト18に案内され
て点検カバー10側に前進するように作動する。
13は点検カバー10の上部に位置する上シー
ルド板11の部位に取り付けられた金具12のば
ねであり、このばね13は、点検カバー10を取
り付けた際に点検カバー10と係合し点検カバー
10を介してスポンジゴム20を押圧する方向に
付勢するように構成され、その付勢力は点検カバ
ー10を取り付けた際にスポンジゴム20を圧縮
し、この時の点検カバー10の内面と上シールド
板11の外面との間隙L2がL1>L2となるように
設定している。
15は点検カバー10に回動自在に取り付けら
れたハンドルであり、このハンドル15の一端に
は、シールドボツクスの下シールド板16の枠1
7と係合する係合部としての爪22が設けられ、
このツメ22の内面と点検カバー10の内面との
間隙L3が、上記L2と枠17の厚みと下シールド
板16の厚みとの総和に等しく、かつ、L3≧L1
となるように設定している。21は点検カバー1
0の防水、防塵のためのパツキンである。
つぎに、点検カバー10の取り付け方法につい
て説明する。まず、外力が作用していない状態で
は、シールド内板19は、第4図に示すように、
スポンジゴム20の付勢力によりボルト18に案
内されてナツト18a側に当接するまで後退して
いる。
ついで、点検カバー10の上端側をばね13と
上シールド板11との間に挿入して点検カバー1
0とばね13とを係合させた後、点検カバー10
の下端側を下シールド板16側に押し付けながら
ハンドル15を回動させ爪22を枠17に係合ロ
ツドさせて、第2図に示すように点検カバー10
を取り付ける。
ここで、点検カバー10の上端側では、ばね1
3の付勢力が点検カバー10、スポンジゴム20
およびシールド内板19を介して上シールド板1
1に作用し、スポンジゴム20の反発力と該ばね
13の付勢力とがつりあうまでスポンジゴム20
が圧縮される。このスポンジゴム20の圧縮にと
もない、点検カバー10はボルト18がシールド
内板19の貫通孔に案内されて上シールド板11
側に移動し、点検カバー10の内面と上シールド
板11の外面との間隙がL2となる。一方、点検
カバー10の下端側では、爪22と枠17との係
合による締付力が、点検カバー10および枠1
7、下シールド板16、シールド内板19を介し
てスポンジゴム20に作用し、スポンジゴム20
の反発力と該締付力とが釣り合うまでスポンジゴ
ム20が圧縮される。このスポンジゴム20の圧
縮にともない、点検カバー10が同様にして下シ
ールド板16側に移動し、点検カバー10の内面
と下シールド板16の外面との間隙がL2となる。
このようにして、圧縮されたスポンジゴム20
の反発力がシールド内板19を介して上下シール
ド板11,16に作用して、第2図に示すように
シールド内板19と上下シールド板11,16と
が互いに密接してシールドボツクスの開口部を封
口するように点検カバー10が取り付けられる。
ついで、点検カバー10を取り外す場合には、
まずハンドル15を第3図に示すように回動させ
て爪22と枠17との係合を解除する。その後、
第5図に矢印で示すように、点検カバー10の下
端側を外側に引いて、点検カバー10の上端側で
ばね13を押し広げながら取り外す。取り外され
た点検カバー10は、外力が作用していないの
で、シールド内板19がスポンジゴム20の復元
力によりナツト18aに当接するまで後退し、第
4図に示す元の状態に戻る。
なお、上記実施例ではシールド内板19を押し
付ける弾性体としてスポンジゴム20を設けた例
について示したが、第6図に示すようにスプリン
グ23でシールド内板19をばね付勢したり、あ
るいは第7図に示すように板ばね24でシールド
内板19をばね付勢するようにしても上記同様の
作用が得られる。また、シールド内板19はアル
ミニウムや銅板を併用するが、環境の悪い例えば
塩害や亜硫酸ガス等による腐蝕の対策をする場
合、点検カバー10をSUSまたは鉄を用いシー
ルド内板をアルミニウムや銅で構成すれば耐蝕性
の高いものが得られる。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案によれば、一端が
点検カバーに固定され、他端に抜け防止部が設け
られた支持部と、支持部に貫通孔を介して作動自
在に取り付けられ、点検カバーが点検用開口部に
取り付けられる際に点検用開口部外周のシールド
ボツクスに当接して点検用開口部を封口するシー
ルド内板と、点検カバーとシールド内板との間に
配設され、シールド内板を抜け防止部側に付勢す
る弾性体と、シールドボツクスに取り付けられ、
点検カバーが点検用開口部に取り付けられる際に
点検カバーと係合して点検カバーを点検用開口部
側へ押圧する押圧部材と、点検カバーに回転自在
に取り付けられ、その一端側を外力が加わつてい
ない状態のシールド内板の外側に突出させたハン
ドルと、ハンドルの一端側に設けられ、点検カバ
ーが点検用開口部に取り付けられる際にシールド
ボツクスと係合して点検カバーを点検用開口部側
に押圧する係合部とを備え、点検カバーを押圧部
材に係合させ、ハンドルを回転して係合部をシー
ルドボツクスに係合させることにより、点検カバ
ーを点検用開口部側に押圧し、点検カバーの内面
とシールド内板の外面との間隙を、外力が加わつ
ていない状態の間隙より縮小させて弾性体を圧縮
し、弾性体の反発力によりシールド内板をシール
ドボツクスに密接させて点検用開口部を封口する
ように点検カバーを取り付け、ハンドルを回転さ
せて係合部とシールドボツクスとの係合を解除
し、点検カバーと押圧部材との係合を解除するこ
とにより、点検カバーを取り外すように構成した
ので、誘導障害に対するシールド機能を構成する
ことができる上、制御装置の保守、点検の取扱い
が容易で、しかも外観体裁もよく製品価値が向上
する。また、信頼性の高い装置が安価に提供でき
る等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す電車用制御
装置のシールド箱断面図、第2図は点検カバーの
拡大詳細図、第3図はハンドルの正面図、第4図
は点検カバーの上部詳細図、第5図は点検カバー
の取付け状態の詳細図、第6図および第7図はば
ね手段のそれぞれの図、第8図および第9図は従
来の電車用制御装置のシールド箱正面図と断面
図、第10図は制御装置のシールド箱電車への据
付け図である。 10……点検カバー、11,16……シールド
板、15……ハンドル、19……シールド内板、
20……スポンジゴム、21……パツキン、22
……爪、23……スプリング、24……板ばね。
なお、図中、同一符号は同一又は相当部分を示
す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 点検用開口部を有するシールドボツクスと、前
    記点検用開口部に取り付けられた点検カバーとを
    備え、電車用制御装置を収納し、前記電車用制御
    装置の信号系統等への誘導障害を防止する電車用
    制御装置のシールド箱において、 一端が前記点検カバーに固定され、他端に抜け
    防止部が設けられた支持部と、 前記支持部に貫通孔を介して作動自在に取り付
    けられ、前記点検カバーが前記点検用開口部に取
    り付けられる際に前記点検用開口部外周の前記シ
    ールドボツクスに当接して前記点検用開口部を封
    口するシールド内板と、 前記点検カバーと前記シールド内板との間に配
    設され、前記シールド内板を前記抜け防止部側に
    付勢する弾性体と、 前記シールドボツクスに取り付けられ、前記点
    検カバーが前記点検用開口部に取り付けられる際
    に前記点検カバーと係合して前記点検カバーを前
    記点検用開口部側へ押圧する押圧部材と、 前記点検カバーに回転自在に取り付けられ、そ
    の一端側を外力が加わつていない状態の前記シー
    ルド内板の外側に突出させたハンドルと、 前記ハンドルの一端側に設けられ、前記点検カ
    バーが前記点検用開口部に取り付けられる際に前
    記シールドボツクスと係合して前記点検カバーを
    前記点検用開口部側に押圧する係合部とを備え、 前記点検カバーを前記押圧部材に係合させ、前
    記ハンドルを回転して前記係合部を前記シールド
    ボツクスに係合させることにより、前記点検カバ
    ーを前記点検用開口部側に押圧し、前記点検カバ
    ーの内面と前記シールド内板の外面との間隙を、
    外力が加わつていない状態の前記間隙より縮小さ
    せて前記弾性体を圧縮し、前記弾性体の反発力に
    より前記シールド内板を前記シールドボツクスに
    密接させて前記点検用開口部を封口するように前
    記点検カバーを取り付け、 前記ハンドルを回転させて前記係合部と前記シ
    ールドボツクスとの係合を解除し、前記点検カバ
    ーと前記押圧部材との係合を解除することによ
    り、前記点検カバーを取り外すように構成したこ
    とを特徴とする電車用制御装置のシールド箱。
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