JPS5940798Y2 - 防塵型電気機器収納盤 - Google Patents

防塵型電気機器収納盤

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JPS5940798Y2
JPS5940798Y2 JP18038880U JP18038880U JPS5940798Y2 JP S5940798 Y2 JPS5940798 Y2 JP S5940798Y2 JP 18038880 U JP18038880 U JP 18038880U JP 18038880 U JP18038880 U JP 18038880U JP S5940798 Y2 JPS5940798 Y2 JP S5940798Y2
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JP
Japan
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convertible
attached
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JP18038880U
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JPS57102183U (ja
Inventor
吉一 仲田
Original Assignee
寺崎電気産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は防塵型電気機器収納盤に関し、特に転式パネ
ルを備えた防塵型電気機器収納盤の防塵構造の改良に関
する。
通常、電気機器収納盤は、第1図に示すように盤本体1
の前面に転式パネル2,2が開閉自在に取り付けられ、
盤本体1内部に収納される電気機器の保守点検が容易な
ように構成されている。
この第1図の線■−■に沿5断面が、第2図に図解的に
示されている。
このような電気機器収納盤において、防塵型構造とする
ためには、特に、開閉を伴う転式パネル2と枠体3との
間に生じる隙間を防ぐように考慮されなげればならない
第2図は従来の防塵型構造の一例を示すものである。
ここで、第2図を参照して、従来の防塵構造の一例につ
いて簡単に説明する。
枠体3の前面には開口31が形成されていて、その開口
310周縁には仕切り板321,322.・・・が形成
されている。
一方、転式パネル2の端縁には、枠体3方向に折り曲げ
られた折り曲げ部211,212,213゜・・・が形
成される。
一方の折り曲げ部211が形成された転式パネル2の辺
には、ヒンジ金具33が。
この転式パネル2を開閉自在に支持する。
枠体3の開口周縁に設けられた仕切り板321,322
゜・・は転式パネル2の折り曲げ部211,212゜2
13、・・・より内方に位置する。
そして、転式パネル2の内面には、これら仕切り板32
1,322゜・・・の端縁が、転式パネル2を閉じたと
きに、当接するように弾性バッキング部材41,42.
・・・が設げられる。
この仕切り板321,322. ・・・とバッキング
部材4L 42.・・・とによって、枠体3と転式パ
ネル2との間に生じる隙間を閉塞するように構成してい
る。
ところが、この従来の防塵構造の電気機器収納盤(配電
盤など)では、さらに解決すべき次のような問題点があ
った。
すなわち、転式パネル20幅狭の折り曲げ部211が形
成された辺には、転式パネル2の内面と枠体3の開口3
10周辺との間に、この転式パネル2を開閉自在に支持
するためのヒンジ金具33が設げられるため、このヒン
ジ金具33の取り付は位置をさげるように、枠体3の仕
切り板321とバッキング部材41とが、扉式パネル2
0幅方向の中央方向へ寄せられた位置に形成されている
したがって、このような構造では、転式パネル2の前面
を利用して取り付けられる計器や操作器具などの取り付
は可能面積が小さくなってしまい、転式パネル2のパネ
ル面が有効に利用できない。
さらに、枠体3が、仕切り板321,322.・・・が
形成された特殊構造のものとなるために、防塵構造にす
るためには、標準構成の枠体が利用できないことになり
、結局コスト高となってしまう。
それゆえに、この考案の主たる目的は、上述の欠点を解
消しうる。
防塵構造を有する防塵型電気機器収納盤を提供すること
である。
この考案は、要約すれば、ヒンジ金具取り付は側の転式
パネルの折り曲げ部ないし外方端が、転式パネルの開閉
に際しても、常時圧接されるような斜辺を有する中空状
のバッキング部材を枠体に取り付け、それによって防塵
作用とともに円滑な開閉操作が行なえるようにしたもの
である。
この考案の上述の目的およびその他の目的と特徴は図面
を参照して行なう以下の詳細な説明から一層明らかとな
ろう。
第3図はこの考案の一実施例を示す断面図解図であり、
第2図に対応する部分を示す。
構成において、枠体3の前面には開口31が形成される
この開口31を形成する周縁341,342゜343、
・・・は、この枠体3の内方に折り曲げられた折り曲げ
部341a、342a、343a、 ・・・を有する。
したがって、開口31は、これら折り曲げ部341a、
342a、343a、 ・・・によって規定される。
一方、転式パネル2は、先の第2図の従来例とほぼ同様
に構成されている。
すなわち、この転式パネル2は、折り曲げ部211゜2
12.213. ・・・を有する。
そして、枠体30周縁341,342,343゜・・・
には、平板状のバッキング部材51が取り付ゆられる。
すなわち、これらバッキング部材51は、ヒンジ金具3
3か取り付けられる側の折り曲げ部211を除いた残り
の折り曲げ部212,213゜・・の端縁によって、枠
体3の周縁342,343゜・・・どの隙間をふさぐよ
うに取り付げられる。
枠体3の周縁341と折り曲げ部211との間に形成さ
れる隙間は、第2のバッキング部材52によって閉塞さ
れる。
この第2のバッキング部材は、たとえば第4図に示すよ
うに、その断面がほぼ直角三角形状でかつ中空状に構成
される。
すなわち、この第2のバッキング部材52は、斜辺52
1と残りの2辺522,523を有する。
そして、その斜辺521が、折り曲げ部211の端部に
よって転式パネル2の開閉にかかわらず、常時圧接され
るように、周縁341に取り付けられる。
すなわち、この第2のバッキング部材52は、斜辺52
1を除いた2辺の内、1辺522が枠体3の周縁341
に取り付けられ、残りの1辺523が枠体3の外方端と
ほぼ平面をなす。
そして、扉体パネル2の折り曲げ部211は、この辺5
23より内方に位置する。
そして、転式パネル2を開いた状態では、第5図に示す
ように、ヒンジ金具33か取り付けられる側の折り曲げ
部211の外方端211aが第2のバッキング部材52
の斜辺521に当接する。
そして、転式パネル2が閉じられる際には、折り曲げ部
211の内端211bが、第2のバッキング部材52の
斜辺521を押圧して中空部分を変形させる。
したがって、この折り曲げ部211の内端211bと斜
辺521とは常に密接な状態で保持され、第6図に示す
ようになる。
したがって、転式パネル2の折り曲げ部211と枠体3
すなわち周縁341との間に形成される隙間は、この中
空状ノ” ツキンク部材52によって、転式パネル2の
開閉にかかわらず常時閉塞された状態が維持される。
以上のように、この考案によれば、従来のものに比べて
、バッキング部材の装着のために転式パネルの有効パネ
ル面積を小さくする必要がない。
それとともに、防塵構造を施す要求があっても、従来の
仕切り板などが不要であるため、枠体を特殊な構成のも
のを用いる必要はなく、標準型の枠体であっても筒単に
防塵構造を付加することができる。
さらに、第2のバッキング部材を中空状としたため、中
実なたとえば角柱状のバッキング部材を使用した場合に
扉の開閉に際して生ずるであろう種々の問題が大きく改
善される。
すなわち、中実なバッキング部材を用いた場合には、転
式パネルの開閉に際してそのバッキング部材に回動力が
加えられ、そのために転式パネルの開閉操作を阻害する
とともに、そのようなバッキング部材の剥離作用が生じ
る。
これに対して、この考案のように中空状のバッキング部
材を用いれば、転式パネルの開閉が円滑に行なえるばか
りでなく、バッキング部材の損傷や剥離が有効に改善さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の背景となる電気機器収納盤の一例を
示す外観斜視図である。 第2図は第1図の線■−■における断面構造を示す図解
図である。 第3図はこの考案の一実施例の断面構造を示す図解図で
ある。 第4図は第2のバッキング部材を示す断面図解図である
。 第5図および第6図は、それぞれ、第3図実施例の転式
パネルを開いた状態および閉じた状態を示す要部断面図
解図である。 図において、2は転式パネル、3は枠体、51は第1の
バッキング部材、52は第2のバッキング部材、211
は幅狭の折り曲げ部、212゜213、・・・は幅広の
折り曲げ部を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (リ 開口を有しかつその開口が少なくとも対向する2
    辺を有する枠体と、前記枠体に前記開口を開閉可能なよ
    うに取り付けられるかつ少なくとも前記開口の2辺に対
    応する2辺を有する転式パネルとを含み、 前記転式パネルはその周縁に前記枠体方向に折り曲げら
    れた折り曲げ部を有し、前記少なくとも2辺の内の一辺
    に形成された前記折り曲げ部は前記少なくとも2辺の内
    他辺に形成されたそれよりその幅が狭く形成されていて
    、 前記転式パネルは前記幅狭の折り曲げ部が形成された前
    記−辺がヒンジ金具によって前記枠体の対応する一辺に
    開閉自在に取り付けられている、そのような電気機器収
    納盤において、前記ヒンジ金具が取り付ゆられている辺
    を除く辺に形成された前記折り曲げ部に対応して前記転
    式パネルが閉じられたときその折り曲げ部と開口周縁と
    によって挟圧されるように、前記枠体開口周縁に取り付
    けられた第1のバッキング部材、および 前記転式パネルの前記−辺に形成された折り曲げ部と前
    記開口周縁との間に設けられた第2のバッキング部材を
    備え、 前記第2のバッキング部材は前記開口の対応の辺の外方
    端に沿って前記開口周縁に取り付けられ、前記転式パネ
    ルの前記幅狭の折り曲げ部の端部が常時圧接されるよう
    に形成された斜辺を有するように、かつ中空状に形成さ
    れていることを特徴とする、防塵型電気機器収納盤。 (2)前記第2のバッキング部材はその断面が略三角形
    状に形成されていて、 前記略三角形状の前記斜辺を除く一辺が前記開口周縁に
    取り付けられていて、前記斜辺を除く他の一辺が前記開
    口外端部とほぼ平面をなし、力)つ 前記転式パネルの前記−辺側の外端は前記開口の外端よ
    り内方に位置する、実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の防塵型電気機器収納盤。
JP18038880U 1980-12-15 1980-12-15 防塵型電気機器収納盤 Expired JPS5940798Y2 (ja)

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JPS57102183U JPS57102183U (ja) 1982-06-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012214309A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Mitsubishi Materials Corp セメント製造装置

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