JP2538343B2 - 物品収納箱 - Google Patents

物品収納箱

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JP2538343B2
JP2538343B2 JP1183391A JP18339189A JP2538343B2 JP 2538343 B2 JP2538343 B2 JP 2538343B2 JP 1183391 A JP1183391 A JP 1183391A JP 18339189 A JP18339189 A JP 18339189A JP 2538343 B2 JP2538343 B2 JP 2538343B2
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JP
Japan
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lid
opening
case
shaft
bearing
Prior art date
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JP1183391A
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JPH0347386A (ja
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堅治 佐藤
善一 柿沼
隆 上沼
昌広 中村
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Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 産業上の利用分野 本発明は、一面に開口を形成したケース及びこの開口
を開閉自在に閉塞する蓋を備えた物品収納箱に関する。
従来の技術 一面に開口を開閉自在に閉塞する蓋を有した物品収納
箱として実公昭43−13811号公報や実公昭48−13963
号公報がある。前記公報にあっては、冷蔵庫本体前面
のパネル体に形成される断面コ字状の空所と、この空所
の底面に設けられた支軸部を支点として空所前面開口を
開閉自在に閉塞する蓋体とを設けたものである。一方公
報にあっては、冷蔵庫本体に形成された上面開口をヒ
ンジ等の回動部材によって開閉自在に枢着された上面開
閉扉により閉塞するものである。
発明が解決しようとする課題 前記の技術にあっては、蓋の幅が支軸部間距離より
も大きくなれば枢支できないことから、蓋体を支軸部に
対して回動自在に取りつけるときや、取り外す場合にあ
って、蓋体を変形させなければならない。しかし、この
変形させるときの応力で蓋体の一部に亀裂が生じたり、
変形された状態から変形させる前の状態(これを通常状
態という)に復帰しないままになってしまうことがあ
り、亀裂や変形が蓋体の回動を阻害し蓋体を固定位置に
保持させられなかったり、蓋体の外観を損なうものとな
る不具合があった。一方、の技術にあっては、開閉扉
に対してヒンジ等別部品としての回動部材を取りつけな
ければならないものであるため、扉としては容易に変形
しないような強度が要求され、おのずと重量が増したり
大きなものとなったりするものであり、また回動部材が
扉から突出するものとなるだけでなく、扉の着脱作業を
容易に行なえないという問題があった。
そこで本発明は、蓋の着脱を容易にするとともにその
着脱時の変形により蓋体自体に損傷を与えないようにし
た物品収納箱を提供するものである。
〔発明の構成〕
課題を解決するための手段 本発明は、一面に開口を形成したケースと、該ケース
の開口に対向して形成された一対の軸受と、前記開口を
開閉自在に閉塞する蓋と、該蓋の一端側には外方へ向け
て形成されフランジの軸受けと夫々対をなす軸と、該両
軸間に位置され前記蓋の他部位より肉薄に形成した肉薄
部とを設けた物品収納箱を提供するものである。
作 用 枢支部は軸受と軸とで構成されるものであり、軸を軸
受に嵌め込んで蓋をケースに取りつけるときや、軸を軸
受から離脱させて蓋をケースから取り外すとき、蓋に外
力を加えて変形させるが、蓋に形成された肉薄部が外力
を受けて換言すれば吸収して撓み枢支部方向の幅を狭め
るように作用し、蓋の変形を容易ならしめている。また
肉薄部の幅が狭くなることで蓋としての幅を小さくする
ように作用する。さらに外力を吸収して撓むことで、肉
薄部は蓋を元の形に復帰させる復帰力を蓄わえるように
作用して、外力が取り除かれたときに蓋を元の形に復帰
させやすくしている。
(ヘ)実 施 例 以下本発明の実施例を図面に基づき説明する。
1は上面に開口2を形成したケース3と、開口2を開
閉自在に閉塞する透明プラスチック等樹脂製の蓋4とを
備えた物品収納箱である。
ケース3は、開口2の端縁に相対向して形成され上方
に突出する一対のフランジ10,11を有し、両フランジ10,
11の一端側には軸受12,13を夫々形成している。
蓋4の一端側には、外方へ向けて形成されフランジ1
0,11の軸受12,13と夫々対をなす軸20,21を有している。
また両軸20,21間に位置する一辺には、他部位の肉厚b
に比べて肉厚の薄い(肉厚a)肉薄部22,23を所定の幅
Aにて対辺へ向けて形成している。尚、この肉薄部22,2
3は両軸20,21を結んだ線よりも対辺側へ向かって延びる
ようにしておく。
さらに、フランジ10,11の軸受12,13と、蓋4の軸20,2
1とで枢支部30,31を構成し、この枢支部30,31により蓋
4をケース3に対して回動自在に枢支させる。
本例では蓋4に軸を、ケースに軸受を形成したものを
示したが、この逆にしてもよい。
ここで、ケース3への蓋3の着脱について説明する
と、 (イ)蓋4をケース3へ取りつける場合には、両軸2
0,21のうち、いずれか一方の軸20をこの軸20と対をなす
一方の軸受12に嵌め込んだ後、残る他方の軸21から一方
の軸20側へ向けて外力(第1図矢印参照)を加えなが
ら、他方の軸21の他方の軸21と対をなす軸受13の部分ま
で蓋4ごと移動させた状態として、外力を取り除いて、
他方の軸受13に他方の軸21を嵌合させればよい。このと
き、一方の軸20が一方の軸受12に嵌合されているため、
外力の向きへの蓋4の移動は規制され、肉薄部22,23が
外力を吸収するかたちで撓み通常状態の幅Aに比べて幅
狭(その幅B)となる。その肉薄部が撓みその幅が狭く
なる結果として、蓋の一端側における一方の軸20の根元
部分から他方の軸21の先端までの距離が、フランジ10,1
1間の距離Pと同等(第1図参照)若しくはそれ未満と
なり、肉薄部22,23が撓んでその幅が狭くなった分だけ
蓋4は元の形に戻ろうとする力(これを復帰力という)
を蓄わえることとなる。そして他方の軸21を他方の軸受
13に対応する部分まで移動させ、外力を取り除くこと
で、蓋4は上述した肉薄部22,23の復帰力によって他方
の軸21を他方の軸受13に嵌合させて元の形(軸20,21の
先端間の距離Q)に戻る。この状態で蓋4はケース3に
対して回動自在に枢支される。
(ロ)蓋4をケース3から取り外す場合には、取りつ
ける場合とは逆の手順によって行なえばよい。すなわ
ち、他方の軸21から一方の軸20へ向けて外力を加え、蓋
4の一端側の第1図の如く変形させて、他方の軸21を他
方の軸受13から離脱させつつ蓋4を移動させればよい。
尚、取り外す場合肉薄部22,23に挾まれた部分に対し上
面から下面へ向けて外力を加えて蓋4の一端側を変形さ
せるようにして、軸20,21を軸受12,13から夫々離脱させ
てもよい。肉薄部22,23にて挾まれた部分の上面に突部
を形成し、蓋4の全開状態位置からさらに開方向に力を
加えたときに、この突部が支点となって蓋の一端側を撓
ませるようにすれば、この離脱操作をより容易に行なう
ことができる。
本実施例を通してケースの上面に開口を形成する場合
を示したが、開口を一側面に形成したケースであっても
よく、また蓋は透明な樹脂に限定されるものではない。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明によれば、枢支部間に位置
するように形成された肉薄部が、ケースへの着脱作業の
際に蓋を変形させるように蓋を加えられる力によってそ
の幅を挟める作用をなすことから、蓋に加わる力をこの
肉薄部により吸収して撓み、蓋の変形を容易に行なうこ
とができるようになるとともに、亀裂発生等の外力によ
る蓋の損傷を防止することができる。また、肉薄部が撓
みその幅が狭くなることで蓋として元の形に戻ろうとす
る力(いわゆる復帰力)を蓄わえるように作用し、外力
がなくなったとき蓄わえた力によって容易に元の形に復
帰させることができ、蓋が変形したままになることを防
止できる。そして、蓋の変形及び復帰が容易となるた
め、蓋のケースへの着脱作業が容易に行なえる。一方、
蓋に別部品としての回動部材を取りつける必要がなくな
る。
【図面の簡単な説明】 各図は本発明の一実施例を示し、第1図及び第2図はケ
ースに対しての蓋の着脱を説明するためのもので夫々外
力を加えた状態図及び外力を取り除いた状態図、第3図
は物品収納箱の斜視図、第4図は蓋の一辺側を裏面から
みたときの概略斜視図である。 1……物品収納箱、2……開口、3……ケース、4……
蓋、10,11……フランジ、12,13……軸受、20,21……軸
受、22,23……肉薄部、30,31……枢支持
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 昌広 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 実開 平1−82279(JP,U) 実公 昭48−15010(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一面に開口を形成したケースと、該ケース
    の開口に対向して形成された一対の軸受と、前記開口を
    開閉自在に閉塞する蓋と、該蓋の一端側には外方へ向け
    て形成され軸受けと夫々対をなす軸と、該両軸間に位置
    され前記蓋の他部位より肉薄に形成した肉薄部とを設け
    たことを特徴とする物品収納箱。
JP1183391A 1989-07-14 1989-07-14 物品収納箱 Expired - Lifetime JP2538343B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1183391A JP2538343B2 (ja) 1989-07-14 1989-07-14 物品収納箱

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JP1183391A JP2538343B2 (ja) 1989-07-14 1989-07-14 物品収納箱

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JPH0347386A JPH0347386A (ja) 1991-02-28
JP2538343B2 true JP2538343B2 (ja) 1996-09-25

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ID=16134955

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JP1183391A Expired - Lifetime JP2538343B2 (ja) 1989-07-14 1989-07-14 物品収納箱

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5228491Y2 (ja) * 1971-07-01 1977-06-29
JPH0182279U (ja) * 1987-11-20 1989-06-01

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JPH0347386A (ja) 1991-02-28

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