JPH01141138A - リッドの開閉機構 - Google Patents

リッドの開閉機構

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JPH01141138A
JPH01141138A JP29819687A JP29819687A JPH01141138A JP H01141138 A JPH01141138 A JP H01141138A JP 29819687 A JP29819687 A JP 29819687A JP 29819687 A JP29819687 A JP 29819687A JP H01141138 A JPH01141138 A JP H01141138A
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JP
Japan
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lid
hinge
central axis
opening
offset
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JP29819687A
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English (en)
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JPH0536256B2 (ja
Inventor
Tetsuo Shimabara
島原 哲男
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Daikyo Nishikawa Corp
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Nishikawa Kasei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、グローブボックス等の小物入れ用のリッドの
開閉機構に関するものである。
(従来の技術) 従来より、この種のリッドの開閉機構として、例えば実
開昭62−43846号公報に開示されるように、リッ
ドの下端をヒンジを介して被組付は部材(グローボック
ス等)に開閉回動可能に取付けるとともに、リッドの側
方側にダンパーを設け、該ダンパーによってリッドの開
放時の緩衝作用を行うようにしたものは知られている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、上記従来のものでは、高価なダンパーを使用
しているので、コスト的に非常に高くつくとともに、ダ
ンパーの配役のために比較的広いスペースを必要とする
という間通があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、上記ダンパーの代わりに構造の簡単
な手段を用いて、リッドの開放時の緩衝作用をコスト的
およびスペース的に有効に発揮し得る開閉機構を提供せ
んとするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の解決手段は、リッド
の開閉機構として、リッドの回動中心となる第1ヒンジ
と、リッドの側方から見て該第1ヒンジの中心軸とオフ
セットした位置に中心軸を有する第2ヒンジとを備える
。そして、上記第2ヒンジは、その中心軸とリッドとを
連結する部分に第1ヒンジの中心軸と第2ヒンジの中心
軸とのオフセットに起因してリッドの回動時に弾性変形
する弾性変形部が設けられてなる構成にしたものである
(作用) 上記の構成により、本発明では、第2ヒンジの中心軸が
リッドの開閉回動軸たる第1ヒンジの中心軸とリッドの
側方から見てオフセットした位置に設けられているので
、この第2ヒンジの中心軸とリッドに連結された連結点
との間の距離は、リッドの開閉回動に伴なって変化する
。このため、上記第2ヒンジにおける中心軸とリッドと
を連結する部分に設けられた弾性変形部は、リッドの開
放時に弾性変形するようになり、また、この弾性変形部
の弾性復元力によってリッドの開放回動を規制する緩衝
作用が発揮される。
しかも、上記リッドの開放に対する緩衝作用は、その緩
衝力の大きさや方向が′!J2ヒンジの中心軸の位置お
よび弾性変形部の長さや弾性係数によって定まるので、
これらを変えることによりリッドの種類や大きさ等に対
応して適宜設定することができる。
さらに、緩衝作用を発揮するための構造は、単にリッド
の回動中心となる第1ヒンジとは別の第2ヒンジを設け
ただけの簡単なものであり、コスト的に安価に実施する
ことができ、また、上記第2ヒンジの付加のために広い
スペースを確保する必要もない。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は本発明の一実施例に係わるリッド
の開閉機構を示し、1は自動車の内装品たるクラッシュ
パッドのロアパネルであって、該ロアパネル1には手前
側に開口する凹陥部1aが形成されているとともに、該
凹陥部1aにはリッド2が設けられている。上記リッド
2は、凹陥部1aの開口を開閉するりラドアウタ3と、
該リッドアウタ3の内側に接合され、リッドアウタ3と
の間に手帳などの小物を差入れ収納する収納部を形成す
るりラドインナ4とからなり、このリッドアウタ3およ
びリッドインナ4は共に樹脂よりなる。上記リッドアウ
タ3の下端部には左右両端三箇所にそれぞれ第1ヒンジ
5,5が取付けられ、該第1ヒンジ5,5を介してリッ
ド2がロアパネル1に開閉回動可能に連結支持されてい
る。
また、上記リッドインナ4の下部の左右方向中央には、
括れ部6aを中心軸として折曲げ自在な第2ヒンジ6が
一体に形成されており、該第2ヒンジ6の先端部は、ロ
アパネル1の凹陥部1a下縁にビス7.7により固定さ
れている。上記第2ヒンジ6の括れ部6aつまり中心軸
は、第1図に示す如くリッド2の側方から見て上記第1
ヒンジ5の中心軸(連結ピン5a)とオフセットされて
位置している。また、第2ヒンジ6の括れ部6aからリ
ッドアウタ3との連結側の部分は、その厚みが括れ部6
aからロアパネル1との連結側の部分のそれよりも薄く
設定されて弾性変形が生じ易い弾性変形部6bを構成し
ており、この弾性変形部6bは、第1ヒンジ5の中心軸
と第2ヒンジ6の中心軸とのオフセットに起因してリッ
ド2の開放時に弾性変形するようになっている。
次に、上記実施例の作用効果を説明するに、リッド2の
回動中心となる第1ヒンジ5とは別の第2ヒンジ6の中
心軸(括れ部6a)が第1ヒンジ5の中心軸(連結ピン
5a)とリッド2の側方から見てオフセットした位置に
設けられているので、この第2ヒンジ6の中心軸5aと
リッド2(リッドアウタ3)に連結された連結点Pとの
間の距離りは、リッドの開閉回動に伴なって変化する。
このため、上記第2ヒンジ6における中心軸6aとリッ
ド2とを連結する部分で弾性変形を生じ易く形成された
弾性変形部6bは、リッドの開放時に上記距離りの変化
に応じて弾性変形するようになり、また、この弾性変形
部6bの弾性復元力によってリッド2の開放回動を規制
する緩衝作用が発揮される。
しかも、上記リッド2の開放に対する緩衝作用は、その
緩衝力の大きさや方向が第2ヒンジ6の中心軸6aの位
置および弾性変形部6bの長さや弾性係数によって定ま
るので、これらを変えることによりリッド2の種類や大
きさ等に対応して適宜設定することができる。
ここで、第2ヒンジ6の中心軸6aの位置と緩衝作用と
の関係を第3図および第4図を参照しながら説明する。
第3図および第4図は、第1ヒンジ5の中心軸(図では
A点で示す)を中心点として座標を取り、この座標中に
おける第2ヒンジ6の中心軸(図ではB点で示す)の位
置によってリッド2の開放時第2ヒンジ6の中心軸Bと
第2ヒンジ6のリッド2との連結点Pとの間の距離L(
以下、この距離を支点間長さという)の変化する状態を
示したものである。すなわち、第3図に示す如く第2ヒ
ンジ6の中心軸Bが座標中の第2象限領域にある場合、
支点間長さしは、リッド2が閉じ位置(この位置での連
結点Pは垂直軸上のPlとする)から全開位置(この位
置での連結点Pは水平軸上のP2とする)に移動するに
従って次第に長くなり、これに伴ないリッド2に対して
作用する緩衝力も漸次大きくなる。また、第4図に示す
如く第2ヒンジ6の中心軸Bが座標中の第3象限領域に
ある場合、支点間長さしは、リッド2の開放時の初めは
次第に長くなり、連結点Pが第1ヒンジ5と第2ヒンジ
6との中心軸A、  8間を結ぶ直線上の位置(この位
置での連結点はP3とする)を通過した後は次第に短く
なる。リッド2に対して作用する緩衝力は、この支点間
長さしの変化に伴なって変化する。さらに、図示してい
ないが、第2ヒンジ6が第4象限領域にある場合、支点
間長さしは、上述の第2ヒンジ6が第2象限領域にある
場合とは逆にリッド2が閉じ位置から全開位置に移動す
るに従って次第に短くなり、これに伴ない緩衝力も漸次
小さくなる。また、第2ヒンジ6が第1象限領域にある
場合、支点間長さしは、上述の第2ヒンジ6が第3象限
領域にある場合とは逆に、リッド2の開放時の初めは次
第に短くなり、連結点Pが第1ヒンジ5と第2ヒンジ6
との中心軸A、B間を結ぶ直線上の位置(この位置での
連結点はP3とする)を通過した後は次第に長くなる。
緩衝力もこの支点間長さしの変化に伴なって変化する。
さらに、上記実施例の効果としは、緩衝作用を発揮する
ための構造が、単にリッド2の回動中心となる第1ヒン
ジ5とは別の第2ヒンジ6を設けただけの簡単なもので
あり、コスト的に安価に実施することができ、また、上
記第2ヒンジ6の付加のために広いスペースを確保する
必要もない。
特に、実施例の場合、第2ヒンジ6をリッド2(リット
インナ4)と一体に形成したので、部品点数の減少によ
り組付けの簡易化等をも図ることができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、そ
の他種々の変形例を包含するものである。
例えば、上記実施例では、第2ヒンジ6をリッド2と一
体に形成したが、この第2ヒンジ6としてはリッド2と
は別個のヒンジ部材を用いてもよい。
この際、第2ヒンジ6において、リッド2の開放時に弾
性変形する弾性変形部6bは、実施例の如く中心軸6a
とリッド2との連結点Pとの間の部分全体をもって構成
する必要はなく、その部分の一部に弾性変形可能な弾性
変形部を設けるだけでもよい。
(発明の効果) 以上の如く、本発明におけるリッドの開閉機構によれば
、リッドの回動中心となる第1ヒンジとは別の第2ヒン
ジを設けただけの簡単な構成によって、リッドの開放に
対する緩衝作用をコスト的に安価にかつスペース上に有
効に発揮することができるとともに、その緩衝作用の大
きさおよび方向を任意に設定することができ、実用性に
優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は第2図の
x−X線における断面図、第2図はリッドの組付は状態
を示す斜視図であり、第3図および第4図は第2ヒンジ
の中心軸の位置とリッドに対する緩衝作用との関係を説
明するための説明図である。 2・・・リッド、5・・・第1ヒンジ、5a・・・連結
ビン(中心軸)、6・・・第2ヒンジ、6a・・・括れ
部(中心軸)、6b・・・弾性変形部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リッドの回動中心となる第1ヒンジと、リッドの
    側方から見て該第1ヒンジの中心軸とオフセットした位
    置に中心軸を有する第2ヒンジとを備えており、上記第
    2ヒンジは、その中心軸とリッドとを連結する部分に第
    1ヒンジの中心軸と第2ヒンジの中心軸とのオフセット
    に起因してリッドの回動時に弾性変形する弾性変形部が
    設けられてなることを特徴とするリッドの開閉機構。
JP29819687A 1987-11-26 1987-11-26 リッドの開閉機構 Granted JPH01141138A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29819687A JPH01141138A (ja) 1987-11-26 1987-11-26 リッドの開閉機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29819687A JPH01141138A (ja) 1987-11-26 1987-11-26 リッドの開閉機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01141138A true JPH01141138A (ja) 1989-06-02
JPH0536256B2 JPH0536256B2 (ja) 1993-05-28

Family

ID=17856459

Family Applications (1)

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JP29819687A Granted JPH01141138A (ja) 1987-11-26 1987-11-26 リッドの開閉機構

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JP (1) JPH01141138A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6062623A (en) * 1998-05-18 2000-05-16 Prince Corporation Latch for vehicle overhead storage bin
US6164712A (en) * 1997-12-26 2000-12-26 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Seat structure for vehicle
JP2010023748A (ja) * 2008-07-23 2010-02-04 Daikyonishikawa Corp インストルメントパネル

Cited By (3)

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US6062623A (en) * 1998-05-18 2000-05-16 Prince Corporation Latch for vehicle overhead storage bin
JP2010023748A (ja) * 2008-07-23 2010-02-04 Daikyonishikawa Corp インストルメントパネル

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JPH0536256B2 (ja) 1993-05-28

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