JPH04108470U - ワイパブレードのカバー体構造 - Google Patents

ワイパブレードのカバー体構造

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JPH04108470U
JPH04108470U JP1763491U JP1763491U JPH04108470U JP H04108470 U JPH04108470 U JP H04108470U JP 1763491 U JP1763491 U JP 1763491U JP 1763491 U JP1763491 U JP 1763491U JP H04108470 U JPH04108470 U JP H04108470U
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JP
Japan
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blade
cover body
attached
cover
wiper
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Pending
Application number
JP1763491U
Other languages
English (en)
Inventor
勝俊 佐藤
Original Assignee
株式会社三ツ葉電機製作所
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイパブレードにカバー体を被着して降雪地
仕様のものとするに、カバー体を汎用のブレードに後付
け状に簡単に装着できるようにする。 【構成】 カバー体6を、ブレード1の上面および前後
側面を覆う断面略冂形状のものとし、かつカバー体上面
6aにはブレードのクリツプ部5を露出するための開口
6bを形成し、さらにカバー体6の内側面には、ブレー
ドのプライマリレバー4aに着脱自在に係止する係止爪
6dを設けて、カバー体6をブレード1に後付け状に被
着できるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車等の車両に装備されるワイパブレードのカバー体構造に関す るものである。
【0002】
【従来技術及び考案が解決しようとする課題】
一般に、この種ワイパブレートは、冬季、特に寒冷地や降雪地において、凍結 したり雪が溜つたりして円滑な払拭作動に支障を来すことがあり、そこでブレー ドを凍結等から保護するために、特開昭59−45251号公報や特開昭61− 92946号公報に示される如く、種々のカバー体をブレードに装着したものが 提唱されている。しかるにこれらのものは、ブレードの組立て時にカバー体を組 込んだものや、カバー体とブレードラバーとを一体成形したもの等、何れも寒冷 地専用のブレードであつて汎用性がなく、コスト的にも高価なものにならざるを 得ないうえ、例えば温暖地に住んでいる人がたまたまスキー等のために降雪地を 走行するような場合、わざわざ前記寒冷地専用のブレードを用意して既設のもの と交換しなければならず、コストが掛る許りか面倒であつて実用的でないという 問題があつた。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃することができるワイパ ブレードのカバー体構造を提供することを目的として創案されたものであつて、 窓面を払拭するブレードラバーと、該ブレードラバーを保持するレバーと、ワイ パアーム側に連結されるクリツプ部とを備えたブレードに装着されるカバー体で あつて、該カバー体を、ブレードの上面および前後側面を覆う断面略冂形状をし たものとし、かつカバー体上面にはクリツプ部を露出するための開口を形成する と共に、さらにカバー体の内側面には、前記レバーに着脱自在に係止する係止爪 を設けて、カバー体をブレードに後付け状に被着できるように構成したことを特 徴とするものである。
【0004】 そして本考案は、この構成によつて、汎用のワイパブレードに簡単にカバー体 を装着するだけで、降雪地仕様にできるようにしたものである。
【0005】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図面において、1はワイ パ装置のブレードであつて、該ブレート1は、窓面に接触して払拭を行うブレー ドラバー2、該ブレードラバー2が取付けられるバツキング3、バツキング3を 保持するためのプライマリレバー4a等のレバー類4、ワイパアーム(図示せず )に連結されるクリツプ部5等の各種部材から構成されていること等は従来通り である。
【0006】 6はブレード1を覆うためのカバー体であつて、該カバー体6は、ブレード1 に上側(クリツプ部5側)から外嵌できるよう下側が開口した断面略冂形状をし ており、そして上面6aはプライマリレバー4aの形状に沿つた湾曲面に形成さ れているが、上面6aの中央部は、クリツプ部5が露出できるよう開口6bが形 成されている。またカバー体6の前後側面6cは、その下端縁がブレードラバー 2上部位置に達して、少なくてもバツキング3までを覆うように構成されている が、さらに前側面6cは、下側ほど前方に突出する末広がり状に形成されている 。さらにカバー体6の内側面には係止爪6dが適宜個所(実施例では3ケ所)形 成されており、そしてカバー体6をブレード1に外嵌すべく上側から押すことで 係止爪6dがプライマリレバー4aの下面に係止してカバー体6の外れ防止がな されるように構成されている。
【0007】 叙述の如く構成された本考案の実施例において、ブレード1に装着したカバー 体6によつてレバー類4やバツキング3部分を覆つて、該部分が凍結したり雪が 溜つたりして円滑な払拭作動が損なわれてしまうことを防止できるようにしたも のであるが、このカバー体6は簡単にブレード1に着脱することができる。即ち 、カバー体6は下面側が開口した略断面冂形状をしており、そしてカバー体6を ブレード1に取付ける場合、カバー体6は、ワイパアームから外した状態のブレ ード1に対して上側から外嵌し、係止爪6dをプライマリレバー4aに係止せし めるだけの極めて単純なワンタツチ操作によつて外れ防止がなされた状態で被着 することができることになる。またカバー体6を取外す場合には、カバー体6の 下端部を押し広げるようにして係止爪6dのプライマリレバー4aとの係止を解 除することで簡単に外してカバー体6を取外すことができる。従つて、従来のよ うに寒冷地専用のブレードをわざわざ用意しておく必要がなく、汎用のブレード 1に必要に応じて簡単にカバー体6を着脱するだけで良いことになつて、経費の 削減に大きく寄与することができると共に、特別な手間が掛るようなこともなく 、例えば普段温暖地で自動車をしようしている人がたまたま寒冷地や降雪地に行 くような場合等に好都合である。
【0008】 しかも、上記係止爪6dは、プライマリレバー4aに係止するように構成され ていて、セカンダリレバー4bの動きを妨げることがないため、カバー体6を装 着した状態であつてもブレード1の円滑な払拭作動に何ら支障をきたす惧れはな い。
【0009】 さらにこのものでは、カバー体6の前側面6cが、下側ほど前方に突出するよ う傾斜しているため、高速走行時におけるカバー体6の空気抵抗を可及的に低減 できることになつて都合が良いが、図3に示す第二実施例のカバー体7の如く、 前側面が傾斜していないものであつても良い。さらに、空気抵抗の低減をする手 段としては、上記第一実施例の様に、カバー体の前側面を下側ほどブレードラバ ーから離間する末広がり状にすることに限定されず、図4に示す第三実施例のカ バー体8の如く、走行方向前側面8aを下側ほど肉厚となるようにすることによ つても達成でき、この場合には、カバー体前内側面とブレード前面部とのあいだ が狭くなつて雪等の浸入がさらに回避されることになつて、より優れた凍結防止 機能を発揮できるという利点があつて都合が良いうえに、前面部が傾斜面になつ ていることから空気抵抗の低減も計れるという利点もある。
【0010】 また、図5、図6にそれぞれ示す第四、第五実施例に示す如く、カバー体9、 10の前後側面を、雪等が浸入しやすい前側面9a、10aのみブレードの取付 け位置まで垂下させ、後側面9b、10bは短く形成しても良く、このようにす ることによつてカバー体の軽量化を計ることができる。
【0011】
【作用効果】
以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたものであるから、ブレードに装 着せしめたカバー体によつてレバーやブレードラバー取付け部分が覆われること になつて、該部分が凍結したり雪が溜つたりして円滑な払拭作動が損なわれてし まうことを確実に防止することができるが、このカバー体は、簡単にブレードに 着脱することができる。即ち、カバー体は略断面冂形状をしており、そして内側 面に、ブレード側にあるレバーに着脱自在に係止する係止爪が形成されていて、 この係止爪を用いた簡単な着脱ができることになる。従つて、従来のように寒冷 地専用のブレードをわざわざ用意しておかなくても、汎用のブレードに対し、該 ブレードを形成するに必要なレバーを有効に利用して簡単にカバー体を着脱する ことができることになつて、経費の削減に大きく寄与することができると共に、 特別な手間が掛るようなこともなく、例えば普段温暖地で自動車をしようしてい る人がたまたま寒冷地や降雪地に行くような場合等に好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブレードの斜視図である。
【図2】(A)はカバー体の一部切欠き斜視図、(B)
はカバー体を装着したブレードの断面を示す説明図であ
る。
【図3】(A)は第二実施例を示すカバー体の一部切欠
き斜視図、(B)は同前カバー体を装着したブレードの
断面を示す説明図である。
【図4】(A)は第三実施例を示すカバー体の一部切欠
き斜視図、(B)は同前カバー体を装着したブレードの
断面を示す説明図である。
【図5】(A)は第四実施例を示すカバー体の一部切欠
き斜視図、(B)は同前カバー体を装着したブレードの
断面を示す説明図である。
【図6】(A)は第五実施例を示すカバー体の一部切欠
き斜視図、(B)は同前カバー体を装着したブレードの
断面を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ブレード 2 ブレードラバー 4a プライマリレバー 5 クリツプ部 6 カバー体 6b 開口 6d 係止爪

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓面を払拭するブレードラバーと、該ブ
    レードラバーを保持するレバーと、ワイパアーム側に連
    結されるクリツプ部とを備えたブレードに装着されるカ
    バー体であつて、該カバー体を、ブレードの上面および
    前後側面を覆う断面略冂形状をしたものとし、かつカバ
    ー体上面にはクリツプ部を露出するための開口を形成す
    ると共に、さらにカバー体の内側面には、前記レバーに
    着脱自在に係止する係止爪を設けて、カバー体をブレー
    ドに後付け状に被着できるように構成したことを特徴と
    するワイパブレードのカバー体構造。
JP1763491U 1991-03-01 1991-03-01 ワイパブレードのカバー体構造 Pending JPH04108470U (ja)

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