JPH0664135U - エンジン試験用パレット - Google Patents

エンジン試験用パレット

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Publication number
JPH0664135U
JPH0664135U JP387093U JP387093U JPH0664135U JP H0664135 U JPH0664135 U JP H0664135U JP 387093 U JP387093 U JP 387093U JP 387093 U JP387093 U JP 387093U JP H0664135 U JPH0664135 U JP H0664135U
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JP
Japan
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engine
vibration
actual vehicle
base plate
pallet
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Application number
JP387093U
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English (en)
Inventor
明 中島
Original Assignee
株式会社明電舎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンの振動や騒音を実車搭載時の状態に
近づけることができるエンジン試験用パレットを得る。 【構成】 ベースプレート10aとエンジン用架台10
bの間に実車搭載時と同一の取付角度で防振ゴム10c
を設け、エンジン1の振動や騒音を実車搭載時と同様に
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、車両用エンジンの生産ライン等においてエンジンを試験する際に エンジンを支持するエンジン試験用パレットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2は従来のエンジン試験装置の構成を示し、1はエンジン、2はエンジン1 を支持するパレットであり、パレット2はベースプレート2aと、ベースプレー ト2a上に設けられ、エンジン1を支持するエンジン用架台2bとから構成され ている。3は負荷を吸収する負荷吸収体であり、エンジン1の回転軸1aと負荷 吸収体3の回転軸3aとは結合部4により結合されている。結合部4としては等 速ボールジョイントのようなものが用いられ、振動による芯ずれを防止している 。
【0003】 図3(A),(B)は実車搭載時のエンジン1の取付状態を示す正面図及び側 面図であり、エンジン1はエンジンルーム内の支持架台5に防振ゴム6を介して 取付けられており、7はエンジン1に連結されたトランスミッション、8はトラ ンスミッション7に連結されたプロペラシャフトである。トランスミッション7 も防振ゴム6を介して支持されている。防振ゴム6は、エンジン1の騒音や振動 が極力低くなるようにその取付角度θやばね定数等が設計されている。そこで、 エンジン試験装置においても、図4(A),(B)に示すように、パレット9の ベースプレート9aとエンジン用架台9bとの間に防振ゴム9cを設け、エンジ ン1の騒音や振動を実車搭載時と同様な状態に近づけるようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のエンジン試験用パレットにおいては、防振ゴム 9cの取付角度は実車搭載時の防振ゴム6の取付角度と異なり、エンジン1の振 動や騒音を実車搭載時の状態に近づけることができなかった。
【0005】 この考案は上記のような課題を解決するために成されたものであり、エンジン の振動や騒音を実車搭載時の状態に近づけることができるエンジン試験用パレッ トを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るエンジン試験用パレットは、ベースプレートと、エンジンを支 持するエンジン用架台と、ベースプレートとエンジン用架台との間に設けられ、 エンジンの実搭載時の防振ゴムと同一の取付角度で取付けられた防振ゴムを設け たものである。
【0007】
【作用】
この考案のパレットにおいては、ベースプレートとエンジン用架台との間に防 振ゴムが設けられ、この防振ゴムの取付角度は実車搭載時の防振ゴムと同一とさ れ、エンジンの騒音、振動が実車搭載時と同様になる。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面とともに説明する。図1(A),(B)はこの 実施例によるエンジン試験用パレットの正面図及び側面図を示し、パレット10 はベースプレート10aと、エンジン1を支持するエンジン用架台10bと、こ の両者の間に設けられた防振ゴム10cとから構成されている。ベースプレート 10aには上面が傾斜した突出部10dが形成されており、この突出部10d上 に防振ゴム10cが設けられる。従って、防振ゴム10cの取付角度θは実車搭 載時の防振ゴム6の取付角度とほぼ同一となり、エンジン1の振動状態(特にロ ーリング方向)が実車搭載時に近い状態になり、エンジン試験においてエンジン の騒音や振動の測定を正確に行うことができる。
【0009】 なお、エンジン試験装置としてはエンジン1に負荷吸収体3を接続したものを 示したが、エンジン1単体のみの試験即ち無負荷試験の場合にも同様な効果があ る。
【0010】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によれば、パレットのベースプレートとエンジン用架台 との間に実車搭載時と同一の取付角度で防振ゴムを設けたので、エンジンの振動 状態を実車搭載時と同様にすることができ、エンジンの騒音や振動を正確に測定 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるエンジン試験用パレットの正面
及び側面図である。
【図2】従来のエンジン試験装置の構成図である。
【図3】実車搭載時のエンジンの取付状態を示す正面図
及び側面図である。
【図4】従来のエンジン試験用パレットの正面図及び側
面図である。
【符号の説明】
1…エンジン 10…パレット 10a…ベースプレート 10b…エンジン用架台 10c…防振ゴム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの試験時にエンジンを支持する
    エンジン試験用パレットにおいて、ベースプレートと、
    エンジンを支持するエンジン用架台と、ベースプレート
    とエンジン用架台との間に設けられ、エンジンの実車搭
    載時の防振ゴムと同一の取付角度で取付けられた防振ゴ
    ムを備えたことを特徴とするエンジン試験用パレット。
JP387093U 1993-02-10 1993-02-10 エンジン試験用パレット Pending JPH0664135U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08247381A (ja) * 1995-03-15 1996-09-27 Nissan Motor Co Ltd 車両用エンジンのテストパレット及びテストベンチ
JP2007147501A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Toyota Motor Corp エンジンアッシのバランス測定装置およびバランス測定方法
JP2015072246A (ja) * 2013-10-04 2015-04-16 トヨタ自動車株式会社 エンジン懸架系評価装置

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