JPS6340680Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6340680Y2
JPS6340680Y2 JP5616583U JP5616583U JPS6340680Y2 JP S6340680 Y2 JPS6340680 Y2 JP S6340680Y2 JP 5616583 U JP5616583 U JP 5616583U JP 5616583 U JP5616583 U JP 5616583U JP S6340680 Y2 JPS6340680 Y2 JP S6340680Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
power plant
mount
vehicle body
side bracket
rubber
Prior art date
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Expired
Application number
JP5616583U
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English (en)
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JPS59160936U (ja
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Publication date
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Priority to JP5616583U priority Critical patent/JPS59160936U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、パワープラントのマウント構造に関
し、パワープラントの車体への支持に利用するも
のである。
(従来技術) パワープラントは車体に弾性支持される一方、
エンジンのアイドリング運転などに伴つて生じる
振動を抑制するため、ダイナミツクダンパが取り
付けられている。かかるパワープラントのマウン
ト構造およびダイナミツクダンパについては実開
昭54−174786号公報に記載されている。この従来
技術では、パワープラントを車体にマウントラバ
ーを介して支持する一方、ダイナミツクダンパと
してパワープラントのエクステンシヨンケース後
端部にラバーを介して重錘材を支持している。つ
まり、パワープラントを車体に支持するマウント
体とダイナミツクダンパとは各々別個に設けられ
ており、このような構造ではパワープラントまわ
りが繁雑になるとともに、組付も煩雑になる不具
合がある。
(考案の目的) 本考案は、マウント体とダイナミツクダンパと
を一つにまとめたパワープラントのマウント構造
を提供し、マウント部をコンパクトにしつつ、つ
まり、マウント部が大型にならないようにし、か
つ、パワープラントまわりの構造を簡単にするこ
とを目的とする。
(考案の構成) 本考案は、パワープラントを車体にマウント体
にて弾性支持するマウント構造において、車体側
に車体側ブラケツトを固定し、パワープラント側
にパワープラント側ブラケツトを固定し、この車
体側とパワープラント側の両ブラケツトの間に上
記弾性支持のためのマウントラバーを介設し、ダ
イナミツクダンパとしてパワープラント側ブラケ
ツトに一体成形した支持フランジにラバーを介し
て重錘部材を取付けたものであり、マウント体と
ダイナミツクダンパが一体となつていることを特
徴とするものである。
(実施例) 実施例を図面に基づいて説明すると、1はパワ
ープラント2(第2図および第3図に鎖線で示さ
れている。)を車体3に弾性支持するためのマウ
ント体であり、マウント体1は車体3に対して支
持ブラケツト4を介して取り付けられる。
マウント体1は、車体側、つまり支持ブラケツ
ト4にねじ止めされる車体側ブラケツト5と、パ
ワープラント2にねじ止めされるパワープラント
側ブラケツト6と、この車体側ブラケツト5とパ
ワープラント側ブラケツト6との間に装着したマ
ウントラバー7とを備えている。車体側ブラケツ
ト5は板面を略垂直にした平板であり、また、パ
ワープラント側ブラケツト6はマウントラバー7
を固着した基板部8の板面が略垂直になされてい
る。従つて、マウントラバー7はパワープラント
2の軸方向と垂直な方向の振動に対しては剪断変
形をすることになる。
パワープラント側ブラケツト6は、基板部8の
両側部より後方へ突出した支持フランジ9,9を
備え、両支持フランジ9,9の対向する内面にラ
バー10,10を介して重錘部材11が支持され
ている。この場合、両支持フランジ9,9は板面
が略垂直であり、また、重錘部材11のラバー取
付面も略垂直になされている。従つて、ラバー1
0はパワープラント側ブラケツト6と重錘部材1
1との間で相対的に上下方向の変位が生じると剪
断変形することになる。
また、パワープラント側ブラケツト6は基板部
8の上端より上方で、かつ前方へ延設された逆U
字状の掛止部12を備えている。一方、支持ブラ
ケツト4は、車体3にねじ止めされる一対の水平
板状の固定部13,13と、前記車体側ブラケツ
ト5が固定される垂直板状の支持部14とが連設
されてなり、上記掛止部12は支持ブラケツト4
の支持部14の上にU字状の開口部が臨んでい
る。
上記マウント構造において、エンジンの振動等
に伴うパワープラント2の振動は基本的にはマウ
ントラバー7の圧縮変形や剪断変形によつて吸収
され、車体3への振動伝達が抑制される。しかし
て、パワープラント2の上下振動に対しては、重
錘部材11とこの重錘部材11を支持するラバー
10とがダイナミツクダンパとしての作用を呈
し、この上下振動を抑制することになる。このと
き、ラバー10は剪断変形することから、比較的
小さな力で大きな変形をすることができ、従つ
て、パワープラント側ブラケツト6の振動変位に
対して重錘部材11が直ちに追従するというとは
なく、重錘部材11による振動抑制効果も高くな
る。このことは、換言すれば、ラバー10を比較
的薄くしても高い振動抑制効果が得られるという
ことになり、マウント部を小さくまとめることが
可能となる。
また、上記実施例では、重錘部材11をパワー
プラント側ブラケツト6の背部において両支持フ
ランジ9,9で包囲するように設けていることか
ら、重錘部材11が下方あるいは側方等へ大きく
突出することがなく、マウント部の小型化をより
一層図ることができるようになつている。
パワープラント側ブラケツト6がマウントラバ
ー7の剥離等によつて車体側ブラケツト5から外
れた場合、掛止部12が支持ブラケツト4の支持
部14に係合し、パワープラント2の落下が防止
される。
なお、重錘部材11の支持に際しては、基板部
8の上端より後方へ支持フランジを延設し、この
支持フランジにラバーを介して吊下げる方式、基
板部8の下端より後方へ支持フランジを延設し、
この支持フランジにラバーを介して載置する方式
などを採用してもよい。
(考案の効果) 本考案は、パワープラント側ブラケツトにラバ
ーを介して重錘部材を支持せしめたことから、パ
ワープラントを支持するマウント部とダイナミツ
クダンパとが一体となつてコンパクトになるとと
もに、パワープラントまわりの構造が簡単とな
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を例示し、第1図はマ
ウント体の斜視図、第2図はマウント構造の背面
図、第3図は同側面図、第4図はマウント体と支
持ブラケツトとの関係を示す平面図である。 1……マウント体、2……パワープラント、3
……車体3、5……車体側ブラケツト、6……パ
ワープラント側ブラケツト、7……マウントラバ
ー、9……支持フランジ、10……ラバー、11
……重錘部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パワープラントを車体にマウント体にて弾性支
    持するマウント構造において、マウント体は車体
    側に固定される車体側ブラケツトと、パワープラ
    ント側に固定されるパワープラント側ブラケツト
    と、車体側とパワープラント側の両ブラケツトの
    間に介設したマウントラバーとを備え、パワープ
    ラント側ブラケツトにはその端部を車体側ブラケ
    ツトとは反対側に折曲げて形成した支持フランジ
    が設けられ、この支持フランジに重錘部材がラバ
    ーを介して取り付けられていることを特徴とする
    パワープラントのマウント構造。
JP5616583U 1983-04-14 1983-04-14 パワ−プラントのマウント構造 Granted JPS59160936U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5616583U JPS59160936U (ja) 1983-04-14 1983-04-14 パワ−プラントのマウント構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5616583U JPS59160936U (ja) 1983-04-14 1983-04-14 パワ−プラントのマウント構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59160936U JPS59160936U (ja) 1984-10-27
JPS6340680Y2 true JPS6340680Y2 (ja) 1988-10-24

Family

ID=30186486

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5616583U Granted JPS59160936U (ja) 1983-04-14 1983-04-14 パワ−プラントのマウント構造

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JP (1) JPS59160936U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59160936U (ja) 1984-10-27

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