JP2905699B2 - 野縁吊持具 - Google Patents
野縁吊持具Info
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Description
けられる野縁を天井スラブや天井梁等の上部構造体に吊
持するための野縁吊持具に関する。
昭62−8256号公報に示されるように、直方体状の
弾性体と、該弾性体の一側面に固着された野縁側固着部
と該野縁側固着部の一の方向側の一側端から反弾性体側
に屈曲して延びるように設けられ野縁が取り付けられる
野縁取付部とを有する野縁取付部材と、前記弾性体にお
ける前記一側面と反対側の他側面に固着された構造体側
固着部と該構造体側固着部から前記一の方向と反対側の
他方向に延びるように設けられ吊木受けやL字型のブラ
ケットを介して上部構造体に取り付けられる構造体被取
付部とを有する上部構造体被取付部材とを備えたものが
知られている。
井梁等の上部構造体に吊木受け又はブラケットを取り付
けておき、該吊木受け又はブラケットに上部構造体被取
付部材の構造体被取付部を取り付けることにより、天井
構造体に野縁吊持具を吊持し、そして、野縁取付部材の
野縁取付部に野縁を載置支持させるものである。
剪断力によって支持し、階上床に発生した騒音及び振動
を前記弾性体により吸収し、これにより、階下における
防音性及び防振性の向上を図るものである。
吊持具は、野縁を野縁取付部材の野縁取付部に載置支持
させる構造であるから、野縁と野縁取付部とが干渉する
位置においては、野縁を切り欠かなければならないとい
う問題がある。また、野縁と野縁取付部との干渉を避け
るためには、野縁取付部に野縁受けを取り付け、該野縁
受けに野縁を取り付けなければならないが、この方法を
採用できるのは、天井裏高さが大きい場合に限られる。
構造体被取付部材の構造体被取付部は吊木受けやブラケ
ットに対して側方から取り付けられるため、野縁の上方
に、吊木受けやブラケットの高さと弾性体の高さとの合
計寸法以上の空間が必要になる。このため、前記の野縁
吊持具は天井裏高さが小さい場合には使用できず、他の
種類の野縁吊持具を用いなければならないという問題が
ある。
野縁取付部材の野縁取付部に野縁を直接に取り付けるこ
とができるにも拘らず野縁を切り欠く必要がないと共
に、天井裏高さが大きい場合でも小さい場合でも或いは
上部構造体の種類を問わずに用いることができる野縁吊
持具を提供することを目的とする。
め、本発明は、野縁取付部材の野縁取付部及び上部構造
体被取付部の構造体被取付部の弾性体に対する位置をそ
れぞれ特定するものである。
は、天井用内装材が取り付けられる野縁を天井スラブや
天井梁等の上部構造体に吊持するための野縁吊持具を対
象とし、直方体状の弾性体と、該弾性体の一側面に固着
された野縁側固着部と該野縁側固着部から前記一側面と
平行な一の方向に突出するよう前記野縁側固着部と一体
に設けられ前記野縁が取り付けられる野縁取付部とを有
する野縁取付部材と、前記弾性体における前記一側面と
反対側の他側面に固着された構造体側固着部と前記他側
面と直交する面内に位置し且つ前記構造体側固着部から
前記一の方向と反対の他の方向に突出するよう前記構造
体側固着部と一体に設けられ前記上部構造体に取り付け
られる構造体被取付部とを有する上部構造体被取付部材
とを備えている構成とするものである。
記構造体被取付部は、前記構造体側固着部の前記一の方
向と平行な一側端から前記弾性体側に屈折した後、前記
他の方向に真っ直ぐ延びるよう設けられているという構
成を付加するものである。
記構造体被取付部は、前記構造体側固着部の前記一の方
向と直交する一側端から前記弾性体側に屈折した後、前
記他の方向に屈折して延びるよう設けられているという
構成を付加するものである。
用内装材が取り付けられる野縁を天井スラブや天井梁等
の上部構造体に吊持するための野縁吊持具を対象とし、
直方体状の弾性体と、該弾性体の一側面に固着された野
縁側固着部と該野縁側固着部から前記一側面と平行な一
の方向に突出するよう前記野縁側固着部と一体に設けら
れ前記野縁が取り付けられる野縁取付部とを有する野縁
取付部材と、前記弾性体における前記一側面と反対側の
他側面に固着された構造体側固着部と前記弾性体におけ
る前記一の方向と反対側の面と対向する位置に前記構造
体側固着部と一体に設けられ前記上部構造体に取り付け
られる構造体被取付部とを有する上部構造体被取付部材
とを備えている構成とするものである。
用内装材が取り付けられる野縁を天井スラブや天井梁等
の上部構造体に吊持するための野縁吊持具を対象とし、
直方体状の弾性体と、該弾性体の一側面に固着された野
縁側固着部と前記弾性体における前記一側面と直交する
面と対向する位置に前記野縁側固着部と一体に設けられ
前記野縁が取り付けられる野縁取付部とを有する野縁取
付部材と、前記弾性体における前記一側面と反対側の他
側面に固着された構造体側固着部と前記他側面と直交す
る面内に位置し且つ前記構造体側固着部から前記野縁取
付部と反対側に突出するよう前記構造体側固着部と一体
に設けられ前記上部構造体に取り付けられる構造体被取
付部とを有する上部構造体被取付部材とを備えている構
成とするものである。
野縁取付部は、弾性体の一側面に固着された野縁側固着
部から前記一側面と平行な一の方向に突出するように設
けられているため、野縁を野縁取付部にその側面から取
り付けることができるので、野縁を切り欠く必要はな
い。
体取付部が上側に位置し且つ野縁取付部が下側に位置す
るように野縁吊持具を縦方向に配置し、構造体取付部を
天井スラブ若しくは天井梁の下面にブラケットを介して
取り付けたり又は天井梁の側面に直接に取り付けたりす
ることができ、天井裏寸法が小さい場合には、構造体取
付部及び野縁取付部が弾性体を挟んで水平方向に位置す
るように野縁吊持具を横方向に配置し、構造体取付部を
天井スラブや天井梁の下面に直接に取り付けることがで
きる。
は、構造体側固着部の一の方向と平行な一側端から弾性
体側に屈折した後、他の方向に真っ直ぐ延びるよう設け
られているため、弾性体の他側面と直交する面内に位置
し且つ構造体側固着部から一の方向と反対の他の方向に
突出する構造体被取付部を確実に実現できる。
は、構造体側固着部の一の方向と直交する一側端から弾
性体側に屈折した後、他の方向に屈折して延びるよう設
けられているため、弾性体の他側面と直交する面内に位
置し且つ構造体側固着部から一の方向と反対の他の方向
に突出する構造体被取付部を確実に実現できる。
れる野縁取付部は、弾性体の一側面に固着された野縁側
固着部から前記一側面と平行な一の方向に突出するよう
に設けられているため、野縁を野縁取付部にその側面か
ら取り付けることができるので、野縁を切り欠く必要は
ない。
体取付部が上側に位置し且つ野縁取付部が下側に位置す
るように野縁吊持具を縦方向に配置し、構造体取付部を
天井スラブの下面又は天井梁の下面若しくは側面に直接
又は吊木を介して取り付けることができ、天井裏寸法が
小さい場合には、構造体取付部及び野縁取付部が弾性体
を挟んで水平方向に位置するように野縁吊持具を横方向
に配置し、構造体取付部を天井スラブ若しくは天井梁の
下面にブラケットを介して取り付けたり又は天井梁の側
面に直接に取り付けたりすることができる。
れる野縁取付部は、弾性体における一側面と直交する面
と対向する位置に設けられているため、野縁を野縁取付
部にその側面から取り付けることができるので、野縁を
切り欠く必要はない。
体取付部が上側に位置し且つ野縁取付部が下側に位置す
るように野縁吊持具を縦方向に配置し、構造体取付部を
天井スラブ若しくは天井梁の下面にブラケットを介して
取り付けたり又は天井梁の側面に直接若しくは吊木を介
して取り付けることができ、天井裏寸法が小さい場合に
は、構造体取付部及び野縁取付部が弾性体を挟んで水平
方向に位置するように野縁吊持具を横方向に配置し、構
造体取付部を天井スラブ又は天井梁の下面に直接に取り
付けたりすることができる。
する。
具を示している。図1に示すように、野縁吊持具は、直
方体状の弾性体10と、天井用内装材が取り付けられる
野縁を取り付ける野縁取付部材20と、天井スラブや天
井梁等の上部構造体に取り付けられる上部構造体被取付
部材30とからなる。
等の天井の荷重を剪断力により支持することができる材
料を適宜用いることができるが、JIS硬度が40〜6
0°であるゴムは適度の弾性力及び剪断力を有している
ので好ましい。
11(図1における右後方の側面)に固着された野縁側
固着部21と、該野縁側固着部21から弾性体10の一
側面11と平行な一の方向(図1における下方)に突出
するよう野縁側固着部21と一体に設けられた野縁取付
部22とを有しており、野縁取付部22には、中央に位
置する1つのボルト孔と該ボルト孔の周囲に位置する3
つのビス孔とが形成されている。
における一側面11と反対側の他側面12(図1におけ
る左前方の側面)に固着された構造体側固着部31と、
他側面12と直交する面内に位置し且つ構造体側固着部
31から一の方向と反対の他の方向(図1における上
方)に突出するよう構造体側固着部31と一体に設けら
れた構造体被取付部32とを有しており、構造体被取付
部32には、中央に位置する1つのボルト孔と該ボルト
孔の周囲に位置する3つのビス孔とが形成されている。
第1実施例においては、構造体被取付部32は、構造体
側固着部31における一の方向と平行な一側端33から
弾性体10側に屈折した後、他の方向つまり上方に真っ
直ぐ延びるよう設けられている。
方向に配置した場合、つまり構造体取付部32が上側に
位置し且つ野縁取付部22が下側に位置するように野縁
吊持具が配置された場合の使用状態を示している。図2
に示すように、天井スラブ40にインサートされたアン
カーボルト41にL字状のブラケット42の一辺42a
が取り付けられ、ブラケット42の他辺42bに上部構
造体被取付部材30の構造体被取付部32がボルトによ
り固定されている。また、野縁取付部材20の野縁取付
部22の側面に野縁50が取り付けられ、該野縁50の
下面に内装用天井材51が張設されている。
方向に配置した場合、つまり構造体取付部32及び野縁
取付部22が弾性体10を挟んで水平方向に位置するよ
うに野縁吊持具が配置された場合の使用状態を示してい
る。図3に示すように、天井スラブ40にインサートさ
れたアンカーボルト41に上部構造体被取付部材30の
構造体被取付部32が直接に固定されている。また、野
縁取付部材20の野縁取付部22の側面に野縁50が取
り付けられ、該野縁50の下面に内装用天井材51が張
設されている。このように、野縁吊持具を横方向に配置
する場合には、天井裏高さが野縁吊持具の幅寸法(図3
における上下方向の寸法)よりも若干大きい程度でも対
応でき、実際的には天井裏高さが50mm程度以上あれ
ば対応できる。
造体被取付部材30を天井梁に取り付ける場合には、構
造体被取付部32を天井梁の下面に直接に取り付けたり
又は天井梁の側面にブラケットを介して取り付けたりす
ることができる。
持具を示している。図4に示すように、野縁吊持具は、
第1実施例と同様の弾性体10と、第1実施例と同様の
野縁取付部材20と、第1実施例と形状が異なる上部構
造体被取付部材30とからなる。従って、以下において
は、上部構造体被取付部材30の形状についてのみ説明
する。
30は、第1実施例と同様、弾性体10における一側面
11と反対側の他側面12(図4における左前方の側
面)に固着された構造体側固着部31と、他側面12と
直交する面内に位置し且つ構造体側固着部31から一の
方向と反対の他の方向(図4における上方)に突出する
よう構造体側固着部31と一体に設けられた構造体被取
付部32とを有しており、構造体被取付部32には、中
央に位置する1つのボルト孔と該ボルト孔の周囲に位置
する3つのビス孔とが形成されている。第2実施例にお
いては、構造体被取付部32は、構造体側固着部31の
一の方向と直交する一側端34から弾性体10側に屈折
した後、再び他の方向つまり上方に屈折して上方に延び
るよう設けられている。
方向に配置した場合の使用状態を示している。図5に示
すように、天井梁43の側面に吊木44が取り付けら
れ、該吊木44の下部に上部構造体被取付部材30の構
造体被取付部32がビスにより固定されている。また、
野縁取付部材20の野縁取付部22の側面に野縁50が
取り付けられ、該野縁50の下面に内装用天井材51が
張設されている。このような使用状態は、天井裏高さが
極めて大きい場合に適用できる。
持具を示している。図6に示すように、野縁吊持具は、
第1実施例と同様の弾性体10と、第1実施例と同様の
野縁取付部材20と、第1実施例と形状が異なる上部構
造体被取付部材30とからなる。従って、以下において
は、上部構造体被取付部材30の形状についてのみ説明
する。
30は、弾性体における一側面11と反対側の他側面1
2(図6における左前方の側面)に固着された構造体側
固着部31と、弾性体10における一の方向と反対側の
面(図6における上面)13と対向する位置に構造体側
固着部31と一体に設けられた構造体被取付部32とを
有しており、構造体被取付部32には、中央に位置する
1つのボルト孔と該ボルト孔の周囲に位置する3つのビ
ス孔とが形成されている。第3実施例においては、構造
体被取付部32は、構造体側固着部31の一の方向と平
行な一側端33から弾性体10側に屈折した後、他の方
向つまり上方に延び、その後、再び弾性体10側に屈折
して、弾性体10における一の方向と反対側の面13と
対向するように設けられている。
方向に配置した場合の使用状態を示している。図7に示
すように、天井スラブ40にインサートされたアンカー
ボルト41に上部構造体被取付部30の構造体被取付部
32が直接に取り付けられている。また、野縁取付部材
20の野縁取付部22の側面に吊木52が取り付けら
れ、該吊木52の下部に野縁50が取り付けられ、該野
縁50の下面に内装用天井材51が張設されている。こ
のような使用状態は、天井裏高さが極めて大きい場合に
適用できる。
持具を示している。図8に示すように、野縁吊持具は、
第1実施例と同様の弾性体10と、第1実施例と同様の
野縁取付部材20と、第1実施例と形状が異なる上部構
造体被取付部材30とからなる。従って、以下において
は、上部構造体被取付部材30の形状についてのみ説明
する。
30は、弾性体における一側面11と反対側の他側面1
2(図8における左前方の側面)に固着された構造体側
固着部31と、弾性体10における一の方向と反対側の
面(図8における上面)13と対向する位置に構造体側
固着部31と一体に設けられた構造体被取付部32とを
有しており、構造体被取付部32には、中央に位置する
1つのボルト孔と該ボルト孔の周囲に位置する3つのビ
ス孔とが形成されている。第4実施例においては、構造
体被取付部32は、構造体側固着部31の一の方向と直
交する一側端34から弾性体10側に屈折した後、他の
方向つまり上方に屈折して延び、その後、再び弾性体1
0側に屈折して、弾性体10における一の方向と反対側
の面13と対向するように設けられている。
方向に配置した場合の使用状態を示している。図9に示
すように、天井スラブ40にインサートされたアンカー
ボルト41にL字状のブラケット42の一辺42aが取
り付けられ、ブラケット42の他辺42bに上部構造体
被取付部材30の構造体被取付部32がボルトにより固
定されている。また、野縁取付部材20の野縁取付部2
2の側面に野縁50が取り付けられ、該野縁50の下面
に内装用天井材51が張設されている。
吊持具を示している。図10に示すように、野縁吊持具
は、第1実施例と同様の弾性体10と、第1実施例と形
状が異なる野縁取付部材20と、第1実施例と同様の上
部構造体被取付部材30とからなる。従って、以下にお
いては、野縁取付部材20の形状についてのみ説明す
る。
弾性体10の一側面11(図10における左後方の側
面)に固着された野縁側固着部21と、弾性体10にお
ける一側面11と直交する面14(図10における下
面)と対向する位置に野縁側固着部21と一体に設けら
れた野縁取付部22とを有しており、野縁取付部22に
は、中央に位置する1つのボルト孔と該ボルト孔の周囲
に位置する3つのビス孔とが形成されている。第5実施
例においては、野縁取付部22は、野縁側固着部21か
ら一の方向つまり下方に延びた後、弾性体10側に屈折
して弾性体10の前記側面14と対向するように設けら
れている。
吊持具を示している。図11に示すように、野縁吊持具
は、第1実施例と同様の弾性体10と、第5実施例と同
様の野縁取付部材20と、第2実施例と同様の上部構造
体被取付部材30とからなる。従って、第6実施例につ
いては、前記各実施例と同一の部材については同一の符
号を付すことにより説明を省略する。
横方向に配置した場合の使用状態を示している。図12
に示すように、天井スラブ40にインサートされたアン
カーボルト41に上部構造体被取付部材30の構造体被
取付部32が直接に固定されている。また、野縁取付部
材20の野縁取付部22の側面に野縁50が取り付けら
れ、該野縁50の下面に内装用天井材51が張設されて
いる。
吊持具を縦方向に配置した場合の使用状態を示してい
る。図13に示すように、野縁吊持具は、第1実施例と
同様の弾性体10と、第5実施例と同様の野縁取付部材
20と、第3実施例と同様の上部構造体被取付部材30
とからなる。従って、第7実施例については、前記各実
施例と同一の部材については同一の符号を付すことによ
り説明を省略する。
天井スラブ40にインサートされたアンカーボルト41
に上部構造体被取付部材30の構造体被取付部32が直
接に固定されている。また、野縁取付部材20の野縁取
付部22に吊りボルト53が吊り下げられ、該吊りボル
ト53の下部に吊り下げ部材54を介してC型チャンネ
ルよりなる野縁受け55が取り付けられている。そし
て、野縁受け55の下面に野縁50が取り付けられ、該
野縁50の下面に内装用天井材51が張設されている。
明に係る野縁吊持具によると、野縁を野縁取付部にその
側面から取り付けることができるので、野縁を切り欠く
ことなく野縁取付部に取り付けることができる。
と、天井裏高さが大きい場合には、野縁吊持具を縦方向
に配置し、構造体取付部を天井スラブ若しくは天井梁の
下面にブラケットを介して取り付けたり又は天井梁の側
面に直接に取り付けたりすることができ、天井裏寸法が
小さい場合には、野縁吊持具を横方向に配置し、構造体
取付部を天井スラブや天井梁の下面に直接に取り付ける
ことができるので、天井裏高さが大きい場合でも小さい
場合でも或いは上部構造体の種類を問わずに用いること
が可能である。
よると、弾性体の他側面と直交する面内に位置し且つ構
造体側固着部から一の方向と反対の他の方向に突出する
構造体被取付部を有する請求項1の野縁吊持具を確実に
実現することができる。
と、天井裏高さが大きい場合には、野縁吊持具を縦方向
に配置し、構造体取付部を天井スラブの下面又は天井梁
の下面若しくは側面に直接又は吊木を介して取り付ける
ことができ、天井裏寸法が小さい場合には、野縁吊持具
を横方向に配置し、構造体取付部を天井スラブ若しくは
天井梁の下面にブラケットを介して取り付けたり又は天
井梁の側面に直接に取り付けたりすることができるの
で、天井裏高さが大きい場合でも小さい場合でも或いは
上部構造体の種類を問わずに用いることが可能である。
と、天井裏高さが大きい場合には、野縁吊持具を縦方向
に配置し、構造体取付部を天井スラブ若しくは天井梁の
下面にブラケットを介して取り付けたり又は天井梁の側
面に直接若しくは吊木を介して取り付けることができ、
天井裏寸法が小さい場合には、野縁吊持具を横方向に配
置し、構造体取付部を天井スラブ又は天井梁の下面に直
接に取り付けたりすることができるので、天井裏高さが
大きい場合でも小さい場合でも或いは上部構造体の種類
を問わずに用いることが可能である。
である。
置した場合の使用状態を示す側方断面図である。
置した場合の使用状態を示す側方断面図である。
である。
置した場合の使用状態を示す側方断面図である。
である。
置した場合の使用状態を示す側方断面図である。
である。
置した場合の使用状態を示す側方断面図である。
図である。
図である。
配置した場合の使用状態を示す側方断面図である。
向に配置した場合の使用状態を示す側方断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 天井用内装材が取り付けられる野縁を天
井スラブや天井梁等の上部構造体に吊持するための野縁
吊持具であって、 直方体状の弾性体と、 該弾性体の一側面に固着された野縁側固着部と、該野縁
側固着部から前記一側面と平行な一の方向に突出するよ
う前記野縁側固着部と一体に設けられ前記野縁が取り付
けられる野縁取付部とを有する野縁取付部材と、 前記弾性体における前記一側面と反対側の他側面に固着
された構造体側固着部と、前記他側面と直交する面内に
位置し且つ前記構造体側固着部から前記一の方向と反対
の他の方向に突出するよう前記構造体側固着部と一体に
設けられ前記上部構造体に取り付けられる構造体被取付
部とを有する上部構造体被取付部材とを備えていること
を特徴とする野縁吊持具。 - 【請求項2】 前記構造体被取付部は、前記構造体側固
着部の前記一の方向と平行な一側端から前記弾性体側に
屈折した後、前記他の方向に真っ直ぐ延びるよう設けら
れていることを特徴とする請求項1に記載の野縁吊持
具。 - 【請求項3】 前記構造体被取付部は、前記構造体側固
着部の前記一の方向と直交する一側端から前記弾性体側
に屈折した後、前記他の方向に屈折して延びるよう設け
られていることを特徴とする請求項1に記載の野縁吊持
具。 - 【請求項4】 天井用内装材が取り付けられる野縁を天
井スラブや天井梁等の上部構造体に吊持するための野縁
吊持具であって、 直方体状の弾性体と、 該弾性体の一側面に固着された野縁側固着部と、該野縁
側固着部から前記一側面と平行な一の方向に突出するよ
う前記野縁側固着部と一体に設けられ前記野縁が取り付
けられる野縁取付部とを有する野縁取付部材と、 前記弾性体における前記一側面と反対側の他側面に固着
された構造体側固着部と、前記弾性体における前記一の
方向と反対側の面と対向する位置に前記構造体側固着部
と一体に設けられ前記上部構造体に取り付けられる構造
体被取付部とを有する上部構造体被取付部材とを備えて
いることを特徴とする野縁吊持具。 - 【請求項5】 天井用内装材が取り付けられる野縁を天
井スラブや天井梁等の上部構造体に吊持するための野縁
吊持具であって、 直方体状の弾性体と、 該弾性体の一側面に固着された野縁側固着部と、前記弾
性体における前記一側面と直交する面と対向する位置に
前記野縁側固着部と一体に設けられ前記野縁が取り付け
られる野縁取付部とを有する野縁取付部材と、 前記弾性体における前記一側面と反対側の他側面に固着
された構造体側固着部と、前記他側面と直交する面内に
位置し且つ前記構造体側固着部から前記野縁取付部と反
対側に突出するよう前記構造体側固着部と一体に設けら
れ前記上部構造体に取り付けられる構造体被取付部とを
有する上部構造体被取付部材とを備えていることを特徴
とする野縁吊持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6206911A JP2905699B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 野縁吊持具 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP6206911A JP2905699B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 野縁吊持具 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0868155A JPH0868155A (ja) | 1996-03-12 |
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JP (1) | JP2905699B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100739876B1 (ko) * | 2005-09-09 | 2007-07-16 | 한양대학교 산학협력단 | 복합천장구조물 |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP6206911A patent/JP2905699B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100739876B1 (ko) * | 2005-09-09 | 2007-07-16 | 한양대학교 산학협력단 | 복합천장구조물 |
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Publication number | Publication date |
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JPH0868155A (ja) | 1996-03-12 |
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