JPS6322354Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6322354Y2
JPS6322354Y2 JP9561582U JP9561582U JPS6322354Y2 JP S6322354 Y2 JPS6322354 Y2 JP S6322354Y2 JP 9561582 U JP9561582 U JP 9561582U JP 9561582 U JP9561582 U JP 9561582U JP S6322354 Y2 JPS6322354 Y2 JP S6322354Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power plant
dynamic damper
elastic
elastic member
damper
Prior art date
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Expired
Application number
JP9561582U
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English (en)
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JPS58196447U (ja
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Publication date
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Landscapes

  • Springs (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はパワプラントの振動吸収装置に関する
ものである。
自動車における騒音低減対策としてパワプラン
トの曲げ振動の吸収低減が効果的であることは従
来より一般に知られており、そのためパワプラン
トにダイナミツクダンパを設ける方策が一般に採
用されている。
ところがパワプラントは一般に上下方向の曲げ
固有振動数と左右方向の曲げ固有振動数が同一で
はないため、双方の振動を吸収しようとするとそ
れぞれ異るマスと弾性材をもつた2個のダイナミ
ツクダンパが必要である(例えば実公昭47−
15453号公報参照)。
本考案は1個のダイナミツクダンパにてパワプ
ラントの上下,左右の双方の振動を的確に吸収し
得る装置を提供するもので、以下本考案を附図実
施例につき説明する。
図において1はエンジン及びこれに結合された
トランスミツシヨン等よりなるパワプラントで、
該パワプラント1は図示は省略しているがゴム等
の弾性材を介して車体部材に支持されている。
2は上記パワプラント1の例えばトランスミツ
シヨンケース等に取付けられたダイナミツクダン
パで、該ダイナミツクダンパ2は第2図に示すよ
うに、マス3と、該マス3の互に直交する2つの
面即ち一側面と下面に先端面をそれぞれ固定され
た2つのゴム等よりなる弾性材4及び5と、該弾
性材4及び5の基端面をそれぞれ固着する互に直
交する2つの面を有するほぼL字状の基板6とか
らなり、該基板6をパワプラント1に、一方の面
61が側方を向き他方の面62が上下方向を向く
ようブラケツト7を介して取付けている。
上記のように構成した本考案のダイナミツクダ
ンパ2は、パワプラント1のP方向即ち左右方向
の振動に対しては縦向きの弾性材5は剪断方向変
形であるからそのばね力はほとんど無視できる程
度に小であり、主として横向きの弾性材4がダン
パとして機能する。
同様にパワプラント1のQ方向即ち上下方向の
振動に対しては主として縦向きの弾性材5がダン
パとして機能することになり、両弾性材4及び5
をそれぞれパワプラント1の左右方向及び上下方
向のピークの共振振動数にほぼ一致するようそれ
ぞれの圧縮方向ばね定数を設定しておくことによ
り、パワプラント1の左右方向及び上下方向の双
方の振動を的確に吸収低減することができるもの
である。
尚前述したようにパワプラント1は左右方向及
び上下方向の曲げ固有振動数が同一ではないの
で、エンジンの同一回転数で左右方向及び上下方
向が同時に共振するようなことはなく、両弾性材
4と5が互に干渉し合うようなことはなく双方が
ほぼ独立して所定の機能を果し得るものである。
更に2つの弾性材のうちの一方がダンパとして
の機能を果しているとき他方の弾性材は剪断変形
しつつ振れを抑えてマス3を保持する機能を果
し、これによりマス3の安定性が向上し弾性材の
耐久性の著しい向上をはかり得る。
以上のように本考案によれば1個のマスを互に
直交する方向において2つの弾性材にて支持する
構造とした1つのダイナミツクダンパにより、パ
ワプラントの曲げ固有振動数の異る2方向の振動
を双方共的確に吸収低減することができるもの
で、従来2個のダイナミツクダンパを用いたもの
に比し、部品数の減少をはかり得るのみならず、
構造簡単、組付工数の低減をはかることができ、
更に組付スペースレイアウト上極めて有利である
等、数多くのすぐれた効果をもたらし得るもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図
は第1図のA−A断面図である。 1……パワプラント、2……ダイナミツクダン
パ、3……マス、4,5……弾性材、6……基
板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1個のマスの互に直交する面に2個の弾性材の
    先端部を結合固定してダイナミツクダンパを構成
    し、パワプラントに一方の弾性材が左右方向を向
    き他方の弾性材が上下方向に向くよう各弾性材の
    基端部を結合固定して上記ダイナミツクダンパを
    取付けたことを特徴とするパワプラントの振動吸
    収装置。
JP9561582U 1982-06-25 1982-06-25 パワプラントの振動吸収装置 Granted JPS58196447U (ja)

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JP9561582U JPS58196447U (ja) 1982-06-25 1982-06-25 パワプラントの振動吸収装置

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JP9561582U JPS58196447U (ja) 1982-06-25 1982-06-25 パワプラントの振動吸収装置

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Publication Number Publication Date
JPS58196447U JPS58196447U (ja) 1983-12-27
JPS6322354Y2 true JPS6322354Y2 (ja) 1988-06-20

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ID=30228258

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JP9561582U Granted JPS58196447U (ja) 1982-06-25 1982-06-25 パワプラントの振動吸収装置

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JP (1) JPS58196447U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101410649B1 (ko) * 2012-12-05 2014-06-24 현대자동차주식회사 차량용 동흡진기

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58196447U (ja) 1983-12-27

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