JPH06638B2 - 巻上システム - Google Patents

巻上システム

Info

Publication number
JPH06638B2
JPH06638B2 JP59142494A JP14249484A JPH06638B2 JP H06638 B2 JPH06638 B2 JP H06638B2 JP 59142494 A JP59142494 A JP 59142494A JP 14249484 A JP14249484 A JP 14249484A JP H06638 B2 JPH06638 B2 JP H06638B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hoisting system
support
track
end beam
crane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59142494A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6040397A (ja
Inventor
グーシンスキー ドロン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPS6040397A publication Critical patent/JPS6040397A/ja
Publication of JPH06638B2 publication Critical patent/JPH06638B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C7/00Runways, tracks or trackways for trolleys or cranes
    • B66C7/08Constructional features of runway rails or rail mountings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C7/00Runways, tracks or trackways for trolleys or cranes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C9/00Travelling gear incorporated in or fitted to trolleys or cranes
    • B66C9/14Trolley or crane travel drives

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)
  • Control And Safety Of Cranes (AREA)
  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
  • Leg Units, Guards, And Driving Tracks Of Cranes (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Control Of Multiple Motors (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] この発明は、巻上システム、特にあらゆる種類のクレー
ンに関するものである。
[従来技術] 原則として通常のブリッジクレーン,ガントリークレー
ンおよび類似の装置はレール軌道上の所定の固定走路に
沿って走るように構成されている。これは屋内施設につ
いても屋外施設についても同様である。通常、レールは
鋼性またはコンクリート製のビームまたはトラスの上に
載置され、これらのビームまたはトラスが荷重を受ける
ために、軌道に沿って配置された一連の固定点の上に支
持され(支柱、屋根トラスまたは天井、または基礎)、
レールの機能は主として固定走路に沿ってクレーンを案
内するにある。
しかしときにはビームがレールそのものとして役立つよ
うに、すなわち特殊のレールを使用する必要のないよう
に設計されている。逆に、レールが特殊ビームを添付す
ることなく、支持ブームそのものとしても使用されるよ
うに設計することができる。
簡単に述べれば、クレーンは必ずホイール上に支持さ
れ、ホイールによって軌道に沿ったレール上を走行する
構造(ブリッジクレーンなど)ということができる。
このようなレールシステムは下記のような多くの欠点を
もつ。
(1)ビームとレールの施設は大径間において荷重を担持
するに適したサイズでなければならないから、特に長軌
道の場合、ビーム、レールおよび基礎に関する投資がク
レーンシステムそのものよりも大となる。
(2)ビームまたはレール施設はしばしば障害物となり、
また他の可動装置の自由通行を防げる。もし地上に設置
されれば(ガントリークレーンなどの場合)、他の車両
または歩行でのレール横断が困難になる。もし天井支柱
上に取付けられると、ビームが建物の上部スペースを
“切取り”、横断輸送を妨げ、または制限する。さら
に、ビームの近傍または下方における装置と荷重の輸送
が困難になる。
(3)1つのホールから次のホールへの、または1つの天
井走行型ブリッジクレーンから次のクレーンへの荷重の
転送が困難である。これは、下方に荷重を通過させるの
に、エンドトラックと橋げたとの間に十分な高さがない
からである。懸垂型(または、“吊下型”)クレーンは
この欠点を解決することができるが、この種のクレーン
は周知のようにその他の欠点(使用可能高さの損失、天
井の荷重など)をもっている。
(4)ビームとレールの存在は一般に建築学上の観点か
ら、またスペース利用の観点から邪魔になる。
(5)軌道が建物の外部にまで突出し、従って建物の切妻
壁がクレーンの通過のために開閉されるゲートを含む場
合がある。連続型レール/ビーム構造はこのようなゲー
トの設計を困難にし、その製造費用を増大する。ビーム
とレールが除去されれば簡単な(走行用または滑動用)
ゲートを設計することに問題はない。
(6)ガントリークレーンまたは準ガントリークレーンの
ような床上を走行するクレーンの場合、平滑な、よく準
備された、従って高価なビームまたは基礎の上に軌道を
敷設しなければならない。
(7)クレーンが円形走路(たとえば原子力発電所)また
はわん曲走路に沿って走らなければならない場合、円形
またはわん曲ビーム/レールは一層費用がかかり、製造
が困難である。
[目的] 故にこの発明の主たる目的は、従来のシステムおよび方
法の前記の欠点のいずれかまたは全部を解決することに
ある。
この発明の他の目的は、ビーム/レール施設を除去した
可動クレーン支持構造を提供するにある。
この発明のさらに他の目的は、ビーム/レール施設の代
わりに、クレーン支持構造と一体的に形成されたエンド
ビームを使用し、のこエンドビームが少なくとも2個の
相互に離間された一連の摩擦防止支持体の上を走行する
ように成される。
[発明の構成] この発明によれば、所定の軌道に沿って走行するように
成された巻上システムにおいて、橋げた上に取付けられ
たホイストと、前記橋げたをその両端において支持する
一対のエンドビームと、前記巻上システムを軌道に沿っ
て移動させる駆動システムとを含み、前記の軌道に沿っ
て定間隔で配置され、またこの軌道を構成する一連の別
々の固定滑動支持体上をエンドビームが走行するように
した巻上システムが提供される。
好ましくは、滑動支持体は軌道に沿って等間隔に分布さ
れ、エンドビームの長さは隣接支持体間隔の少なくとも
2倍に等しい。
この発明の好ましい実施態様によれば、駆動システム
は、少なくとも1つのエンドビームに沿って固着された
細長い被駆動部材と、少なくとも1つおきの前記滑動支
持体に取付けられ前記被駆動部材に作動的に連結された
駆動部材とを含む。
他の実施態様において、駆動システムは一連のホイール
を含み、これらのホイールの上に前記のエンドビームが
担持され、各ホイールは、アイドラと駆動ギヤモータと
の間において前記ビームによって担持された無限伝動チ
ェーンによって係合されるスプロケットに連結される。
以下においてこの発明を図面に示す実施例について詳細
に説明する。
[実施例] 下記の説明においては、鋼製の天井走行式橋型クレーン
の場合のみについて記述するが、これは説明を明白にし
簡単にするためにすぎず、この発明はあらゆる種類の軌
道案内型クレーンおよびそれに関連する機器に等しく適
用できるものである。
この発明の一般原理は、第1図に図示されているよう
に、軌道に沿って一連のビームおよびレールを配置する
ことなく、平行二列に配置された別々の、相互に離間さ
れた滑動支持点Aのみが配置され、これらの支持点A上
を2本のエンドビームB、主橋げた(およびクラブまた
はホイスト1)が走行する。支持点間の縦方向距離
は、それぞれの場合に技術的、経済的、建築学的考慮お
よびその他の設計上の考慮から決定される。故に、たと
えば屋内天井走行式橋型クレーンの場合、(通常のシス
テムにおいて、支柱がクレーンレールのビームを支持す
るのと同様に)支持点Aは建物を支持する支柱Eの頂点
に配置することができる。
たとえばガントリークレーンの場合、支持点Aは床レベ
ルに、すなわち、支柱なしで配置される。
第1図から明らかなように、エンドビームBは軌道の2
つの隣接フィールドの最大全長、すなわち2aより長い。
故に、ホイストDの橋げたCが“無レール”軌道に沿っ
て移動する際に、常に少なくとも2支持点によって支持
されるが、必ずしも3つ以上の支持点によって支持され
る必要はない。
第2a図〜第2c図においてより詳細に図示されているよう
に、各エンドビームBはベースビームまたはバー2を備
え、実際上このバー2がクレーンシステムの滑動運動
(または転動運動−下記参照)を支持する。このバー2
は図示のようにビームBの底部に取付けられ、その両側
に突出し、テーパ面8,6をもってニブ4を形成してい
る。このニブ4の機能は、垂直面および水平面における
支持点Aの相対配列の小さい偶然の不規則性、並びに下
記に詳細に述べるように常に変動する応力条件および曲
げ条件にもかかわらず、バー2が支持点Aにくりかえし
遭遇するたびに平滑な係合を案内することにある。
もちろん、ベースバー2の設置はオプションであって、
前記の説明および付図からは説明の便宜上から除去され
ている。
第3a図,第3b図および第3c図は滑り支持体または無摩擦
支持体Aの多くの可能な設計のうちの三列を示す。すな
わち第3a図において、支柱Eはその頂点にライニングプ
レート10を備えている。このライニングプレート10はエ
ンドビームB(またはバー2)の下側面の支持面を成
す。またビームはその円滑な滑り運動を促進するため、
自由転動ころ、キャタピラ型ドライブまたは類似のもの
(図示されず)を備えることができる。ビームが支柱上
を通過する際の横ずれを防止するため、一対の案内ブラ
ケット12を備えることができる。
第3b図に図示の構造は、一対のブラケット16を支持した
プレート14を含み、これらのブラケット16の間に自由転
動ころ18が取付けられている。ころ18のフランジ部分20
がその間をエンドビームが正しく線状に走行することを
保証する。第3c図の例について述べれば、自由転動型こ
ろ24を担持したブラケット16′と、一対の垂直に取付け
られた自由転動案内ローラ26とを具備したプレート22が
備えられる。
第4図ないし第6図はこの発明の前記の基本概念の種々
の変更態様を示す。
第4図には、支持点Aを担持した一連の片持ばり型ショ
ルダまたはコンソルF(第1図の直立支柱Eの代り)が
図示されている。この構造型式は主として図示のように
屋内天井走行式橋型クレーンについて有用である。
第5図は懸垂式橋型クレーンを示す。第5図の左側と右
側にそれぞれ示されたように、構造物の天井フレームま
たは屋根フレームに対して連結された単式または複式吊
下げコンソルGの中に支持点Aが合体されている。この
場合、ビームが橋げたを支持するのでなく(第1図参
照)、橋げたCがエンドビームBから吊下げられてい
る。
第6図は第5図の構造の変更態様であって、この場合、
吊下げコンソルG′は逆T型ビームの形を成す。
第7a図〜第7d図は、非直線形軌道、たとえば円形走路ま
たはわん曲走路に対するこの発明の応用に関するもので
ある。すなわち、円形クレーン走路の場合(原子力発電
所の場合)第7a図に図示のように単一の中心支持点また
はピボットA′が備えられる。
第7b図は、中心支持点A′なしで支持点A上を走行する
2本の対向配置されたエンドビームBを備えたクレーン
を示す。
第7c図に示す変更態様においては、2列の支持点Aと、
2個の同心円弧上ビームBが配置されている。この場
合、もし必要なら、内側軌道または外側軌道のいずれか
を(現在公知のシステムのように)連続レールとなし、
またはこの発明の概念によって別々の滑動点で構成する
ことができる。
同様の設計思想を第7d図の開放型わん曲軌道形状に応用
することができる。
この発明の橋形クレーンが単一橋げた型であれ、多橋げ
た型であれ、またはその他のどのような型であれ、その
単数または複数の橋げたCの設計は現在構造に対して不
変である。しかしこの発明の応用によって必然的に導入
される主たる変化はエンドビームBの設計にある。次
に、第8a図〜第8d図について、この形態を説明する。
下記の説明は、同時に最高3点に支持されるエンドビー
ムBに関するものである。しかしエンドビームが時には
3点以上に載るように、支持点を相互に近接させ、また
はビームをより長くすることができる。またエンドビー
ムが支持点間の2隣接フィールドの最大全長より長い限
り、常にクレーンの安全支持を保証するように、走路に
沿った支持点間隔を変動させることができる。
第8a図は3つの支持点A1,A2,A3上に載ったエンド
ビームBを示し、その上に橋げたCが載置されている。
第8b図は、今や2支持点A2およびA3のみの上に載ったエ
ンドビームBを示す。故に、このビームは、一般に2本
の支持体上に載置されたビームの場合と同様に全荷重、
前応力および全曲げに耐えるように計算されなければな
らない。
第8c図は、第3支持点A4に到着する直前のエンドビーム
を示す。あらゆる方向におけるビームBの曲げは、この
ビームが案内リブ2を具備していても、いなくても(第
2図)、その自由端BFが支持点A4上に平滑に載るように
制限されなければならない。第8d図に誇張して示されて
いるように、この位置において橋げたCの荷重を受ける
エンドビームの“自然”垂直曲げがエンドビームの前端
BFを持上げることによってこの場合に役に立つ可能性が
ある。
ビームBの末端と支持点A4との不断の接触をさらに増進
するため、支持点A3を過ぎて次の支持点A4に近づくエン
ドビームまたはその末端BFの位置および/または形状を
変更する補助機構(図示されず)を使用することができ
る。またエンドビームを取り上げるために支持点を可動
的に成すように支持点を設計することも可能である。ま
た他の可能性としては、エンドビームがつぎつぎにそれ
ぞれの支持点を徐々にまたなめらかに係合することがで
きるように、エンドビームまた/あるいは支持体Aにバ
ネ、ショックアブソーバ、スライダー、ローラ、ホイー
ルなどの案内手段を備えることがあげられる。
同一の問題を解決するもう1つの可能な方法は、エンド
ビームを一体型ビームでなく、非一体型要素として形成
することにある。例えばビームの順次のセクションの間
に1個または複数の継手を介在させるにある。
このような“片持ちばり”状また2点支持の移行段階に
おけるクレーンの転倒を防止するために最大限の平衡と
安全性を保証するよう、種々の手段を講じることができ
る。
(1)エンドビームを十分に長く成し、エンドビームが2
点上に支持されたときにその全分重量が片持ちばりの重
量および動応力と平衡するように成す。
(2)定置式または可動式カウンターウエイトの系を備え
る。
(3)ビームの支持体からの垂直方向および水平方向の離
脱を防止するために案内部材または控え部材を用いる。
次に、この点に関連して、第9a図は第8c図と同一場所に
配置された2本の橋げたC1,C2を有するクレーンを示
す。この場合には、荷重の一部が支持点A3を越えてそ
の上方位置にあるので、転倒の危険が大である。この危
険は、荷重(または重心)が支持点A3を超える前にエ
ンドビームが既に次に支持点A4によって支持されるよ
うに(第9b図)第8図の単一橋げたシステムよりもビー
ムBを長く設計することによって確実に減少させること
ができる。
荷重をより多くの支持点上に拡張するため、エンドビー
ムをより長くし、または第10a図〜第10c図に図示のよう
に2個または2個以上のセクションG1,G2に分割するこ
とができる。またこれは多けた式クレーンまたはワイド
クレーンについても有効である。複式エンドビームBの
各“セクション”Gは隣接2支持点Aの間隔Aより長く
しなければならない。
他のすべての点においてエンドビームBそのものの形状
および構造は、あらゆる方向において曲げを限定しなが
ら静的および動的荷重および応力に耐えるためのビーム
および片持ちばりに関する公知の技術的考慮に従って設
計および計算を成さなければならない。
荷重を1つのクレーンから他のクレーンまたは1つのホ
ールから他のホールに移動させるためのこの発明の方法
ならびに手段を用いた場合を第11a図と第11b図について
説明する。建物に沿ったレールがもはや存在しないので
あるから、一方のクレーンを脚J1と地面エンドビームB2
とを備えた準ガントリクレーンとして設計し(第11a図
の左側)、他方のクレーンを、脚J2および中間レベルエ
ンドビームB3を備えた特殊ブリッジクレーン(第11a図
の右側)として形成することができる。橋げたC1,C2は
脚J1とJ2の中間まで(または設計者のオプションにおい
てこれらの脚の近傍まで)突出している。荷重を受けた
ホイストDが一方のクレーンから他のクレーンまで、エ
ンドビームB3を超えて、またもし必要なら橋かけ部材H
を介して容易に移動することができるように、橋げたC1
とC2を整列させる。
このような構造は、他の非懸垂型天井走行型クレーンに
ついても応用することができ、またこの構造は通常型の
レール付クレーンについても使用することができること
は理解されよう。しかしこの場合(特にこれらがホール
間のドアを横断する場合)には、低位置ビームと軌道レ
ールがホール内部にまたはホール間の運行に干渉しこれ
を妨げる可能性がある。
クレーンシステムを引張るために任意の公知のワイヤ、
ケーブルまたは類似の索引装置をこの発明の目的に応用
することができるのはいうまでもない。しかしこの新規
なシステムの、“無レール”特徴を考慮に入れて、二,
三の他の好ましい推進方法について下記に述べる。
第12a図と第12b図に略示するように、少なくしも1本の
ビームBに沿って有歯ラック(または伝動チェーンの直
線部)Kが取付けられている。支持点Aの列に沿って一
定間隔で、たとえば2つ目ごとの支持点に、ピニオン
(またはスプロケット)L(第12b図)がラックKとか
み合うために必要な水準に備えられる。これらのピニオ
ンはそれぞれ任意公知の手段によって、たとえばギャモ
ータMなどによって両方向に駆動される。前記のように
エンドビームが適当な摩擦防止手段を備えた支持点Aの
上を滑動する。ラックシステムの長さは隣接2ピニオン
の間隔をある程度超えていなければならない。
第13a図と第13B図は、2つ目ごとの支柱Eに軌道に沿っ
て定間隔で配置された一連のリニヤモータMを示す。エ
ンドビームBに沿って取付けられたプロフィルレールP
(またはエンドビームそのもの)がこれらのリニヤモー
タの被駆動部材(“電機子”)を成す。このシステムに
は他の点では第12図について述べたものと同様である。
第14図の駆動系は各支柱Eの上端に直立した一連の支持
ホイールQを含む。各ホイール(少なくとも2つ目おき
のホイール)が等速で連続的に駆動されている。各支持
点はそのほかジャッキ装置Rを備える。これらのジヤッ
キ装置は油圧ピストン(図示の場合)、ナット/ネジ装
置、レバーシステムその他の類似物とすることができ
る。このジャッキ装置RはビームBの滑動を容易にする
ためにコロSを備える。ジャッキ装置がビームBを駆動
ホイールから持上げると同時に、クレーンの運動が停止
される。クレーンが駆動ホールQとふたたび接触させら
れたとき、運動が継続する。運動方向および速度の変換
はクレーン操作員によって制御される。駆動ホイールQ
はグループごとに回転させることができ、従ってすべて
の駆動ホイールが同時に駆動されるわけではない。
第15図はチェーン型駆動系を示す。無限チェーンT(こ
れはアイドラU′の中間に配置されたギヤモータUによ
って駆動されるローラチェーンとすることができる)が
同時に少なくとも3個のスプロケットVに係合する。こ
れらのスプロケットは同軸支持ホイールWに係合する。
このようにしてスプロケット/ホイール組立体の回転に
よって、ホイールWの上に載ったエンドビームBが駆動
される。
この構造は通常の天井走行型チェーンコンベアについて
用いられる構造に類似しているが、この発明の特殊条件
を満たすように変形されている。
最後に、新規な“無レール”系に対する好ましい給電構
造を示す第16a図について説明する。
母線による給電方式は公知であって、軌道に沿って配置
された母線W(閉鎖型または開放型)から成る。集電装
置(図示されず)を備えたトロリXがこれを取付けたク
レーンによって母線に沿って走行する。
この発明によるクレーンシステムの特徴の故に、長い給
電トラックを必要とせず、軌道に沿って分布された、た
とえば各々の(または1つ置きの)支持点Aに備えられ
た複数の集電装置Xを使用する(第16b図)。従って、
母線の長さYは2個の集電装置の間隔(即ち間隔また
2a)より少しだけ長くすることができ、母線は好まし
くは図示のようにエンドビームBに沿ってクレーンに取
付けられる。集電装置が母線に沿って滑動運動する際に
母線と安全に接触することができるように、母線軌道の
両端にスライダまたはその他の装置を備える。このコン
テキストにおいて、定置母線の各セクションの上を走行
する集電装置を備えたトロリはモノレールその他のシス
テムにおいて公知であはあるが、前記のようにクレーン
に対して応用されたこの逆形式は新規かつ有利である。
この形式はクレーンの支持点間のレールのようなフルラ
インの使用の必要を除き、従って前述の“無レール”シ
ステムの他の特徴とも両立するものである。
しかし、空気駆動システムについても、“閉鎖母線”方
式が公知であるが、この方法をこの発明のために使用す
ることもできる。
また、ワイヤロープまたはチェーン引張りシステム、プ
ッシュープル型シリンダ/ピストンシステム、エンドビ
ームそのものに備えられたキャタピラドライブ、または
各支持体に備えられた駆動モータなど、前記以外の多く
の通常の方法を排除することができないという意味にお
いて、前記の推進構造はオプションであることをふたた
び強調しておく。
この発明は前記の説明のみに限定されるものでなくその
主旨の範囲内において任意に変更実施できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の特徴を具備した巻上システムを示す
斜視図、 第2a図〜第2c図は第1図のエンドビームのそれぞれ側面
図、平面図および正面図、 第3a図〜第3c図は滑動支持体の種々の構造を示す斜視
図、 第4図〜第6図はエンドビームの種々の載置構造を示す
図、 第7a図〜第7d図は非直線軌道に対するこの発明の応用を
示す略示図、 第8a図〜第8d図はこの発明の原理によって建造されたシ
ステムにおける応力および曲げの段階的分析を示す図、 第9a図から第9b図はクレーンの変形載置構造を示す図、 第10a図〜第10c図はエンドビームの変形構造を示す図、 第11a図は荷重を一方のクレーンから他方のクレーンに
転送する際に使用される構造の三次元図、 第11b図は第11a図の側面図、 第12a図は駆動システムの第1実施態様を示す図、 第12b図は第12a図の側面図、 第13a図は駆動システムの第2実施態様を示す図、 第13b図は第13a図の側面図、 第14図および第15図はこの発明のクレーンの駆動システ
ムの他の実施例を示す図、 第16a図および第16b図はこの発明によるクレーンシステ
ムに対する給電手段を示す図である。 A…支持点、 B…エンドビーム、 C…橋けた、 D…ホイスト、 E…支柱、 F…コンソル、 G…ビームセクション、 J…脚、 K…ラック、 L…ピニオン、 M…モータ、 N…リニアモータ、 P…レール(電機子)、 Q…支持ホイール、 R…ジャッキ、 S…ころ、 T…ローラチェーン、 U…モータ、 V…スプロケット、 W…支持ホイール、 W…母線、 X…トロリ、 Y…母線、 2…底バー、 6,8…テーパ面、 10…プレート、 12…フランジ、 18,24,26…ころ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定軌道に沿って走行するように成された
    巻上システムにおいて、橋げた上に載置されたホイスト
    と、橋げたの両端を支持する一対のエンドビームと、軌
    道に沿つて巻上システムを移動させる駆動システムとを
    含み、 前記軌道に沿つて離間載置され、この軌道を構成する一
    連の個別の固定された滑動案内支持体上を前記のエンド
    ビームが走行するようにしたことを特徴とする巻上シス
    テム。
  2. 【請求項2】前記滑動支持体は軌道に沿って等間隔に配
    分され、前記エンドビームの長さは隣接支持体の少なく
    とも2倍に等しいことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の巻上システム。
  3. 【請求項3】前記滑動支持体は前記エンドビームの底面
    に滑動自在に係合する平面を含むことを特徴とする特許
    請求の範囲第2項記載の巻上システム。
  4. 【請求項4】前記各エンドビームの各々はその底面に取
    付けられた底バーを備え、このバーの両端がビームの両
    端において突出し、テーパ案内面を成すように構成され
    たことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の巻上シ
    ステム。
  5. 【請求項5】前記滑動支持体は、前記底バーに回転自在
    に係合するころ手段を含むことを特徴とする特許請求の
    範囲第4項記載の巻上システム。
  6. 【請求項6】前記滑動支持体が一連の支柱の上端に取付
    けられたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    巻上システム。
  7. 【請求項7】前記駆動システムは、少なくとも一方のエ
    ンドビームに沿って固着された細長い被駆動部材と、少
    なくとも1つおきの前記滑動支持体に取付けられ前記被
    駆動部材に作動的に連結された駆動部材とを含むことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の巻上システム。
  8. 【請求項8】前記被駆動部材は有歯ラックであり、前記
    駆動部材はこのラックとかみ合ったモータ駆動ピニオン
    であることを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の巻
    上システム。
  9. 【請求項9】前記駆動システムは前記エンドビームを担
    持する一連のホイールを含み、各ホイールは、前記ビー
    ムによって担持されたモータ駆動無限伝動チェーンによ
    って係合されるスプロケットに連結されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の巻上システム。
  10. 【請求項10】前記エンドビームに取付けられ、前記支
    持体に備えられた一連の集電装置とすべり接触する細長
    い母線とによつて、前記駆動システムに対して給電を行
    うようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第9項記
    載の巻上システム。
JP59142494A 1983-07-15 1984-07-11 巻上システム Expired - Lifetime JPH06638B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IL69240 1983-07-15
IL69240A IL69240A (en) 1983-07-15 1983-07-15 Propulsion means for hoisting systems

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6040397A JPS6040397A (ja) 1985-03-02
JPH06638B2 true JPH06638B2 (ja) 1994-01-05

Family

ID=11054411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59142494A Expired - Lifetime JPH06638B2 (ja) 1983-07-15 1984-07-11 巻上システム

Country Status (14)

Country Link
US (1) US4561551A (ja)
EP (1) EP0131767B1 (ja)
JP (1) JPH06638B2 (ja)
KR (1) KR880000177B1 (ja)
AT (1) ATE23843T1 (ja)
AU (1) AU566692B2 (ja)
BR (1) BR8403421A (ja)
CA (1) CA1236144A (ja)
DE (1) DE3461454D1 (ja)
ES (1) ES8504614A1 (ja)
GR (1) GR82140B (ja)
IL (1) IL69240A (ja)
MX (1) MX160453A (ja)
ZA (1) ZA845048B (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62130995A (ja) * 1985-11-29 1987-06-13 株式会社日立製作所 タ−ビン建屋
JPS6314961A (ja) * 1986-07-07 1988-01-22 日高機材株式会社 建設現場における機材の水平移動装置
US5030055A (en) * 1989-05-22 1991-07-09 Millard Manufacturing Corp. Physically integrated manufacturing and materials handling system
US6009994A (en) * 1996-12-30 2000-01-04 Jervis B. Webb Company Modular conveyor system
KR100880275B1 (ko) * 2006-03-23 2009-01-28 클립퍼 윈드파워 테크놀로지 인코포레이티드 터어빈 부품 억세스용 일체형 서비스 크레인을 구비한 풍력터어빈 너셀
US8070000B2 (en) * 2009-10-23 2011-12-06 Vestas Wind Systems A/S Apparatus and method for assembling wind turbines
ES2660473T3 (es) * 2011-04-01 2018-03-22 Foster Wheeler Usa Corporation Método y sistema para levantar y manipular una carga
US20130302133A1 (en) * 2012-05-14 2013-11-14 Ftsi, Llc Lifting device
CN103663132A (zh) * 2012-09-18 2014-03-26 颜可仁 双船门式起重设备
JP6063322B2 (ja) * 2013-03-28 2017-01-18 積水化学工業株式会社 配管の支持装置および配管の支持方法
CN105384065B (zh) * 2015-12-18 2018-02-09 天津胜富辉嘉科技有限公司 一种用于天车的横移装置
TWI632104B (zh) * 2017-08-31 2018-08-11 潤弘精密工程事業股份有限公司 用於廠房內固定天車軌道之裝置及使用該裝置之載物系統
CN108128698B (zh) * 2017-12-21 2020-08-28 合肥市春华起重机械有限公司 一种桥式起重机桥架
NO344889B1 (en) * 2018-06-06 2020-06-15 Autostore Tech As A service vehicle, an automated storage and retrieval system using such a service vehicle and a method thereof
CN115092826B (zh) * 2022-07-09 2023-03-24 山东天源重工集团有限公司 一种具有防护组件的龙门吊

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US456361A (en) * 1891-07-21 Sylvania
US1745045A (en) * 1926-08-14 1930-01-28 Robert T Romine Portable crane
DE653770C (de) * 1933-02-24 1937-12-02 Demag Akt Ges Verladebruecke, deren Brueckentraeger laengs verschieblich auf zwei senkrecht zur Brueckenlaengsachse verfahrbaren Brueckenstuetzen gelagert ist
US2353437A (en) * 1943-01-23 1944-07-11 Whiting Corp Electric traveling hoist
US2453401A (en) * 1945-09-25 1948-11-09 Hiram O Beeching Live jump roll
US2524189A (en) * 1946-06-10 1950-10-03 Murray G Clay Hook structure
DE953006C (de) * 1952-02-10 1956-11-22 Schlosser & Co G M B H Laufkran mit neigbarer, quer zur Foerderrichtung angeordneter Laufschiene zum Abnehmen des Foerdergutes von Seilfoerderanlagen
US3153391A (en) * 1959-09-23 1964-10-20 Cleveland Crane Eng Overhead carrier-type material handling system
US3650215A (en) * 1970-05-18 1972-03-21 Behring Corp Movable crosstrack for bridge crane
US3853209A (en) * 1970-12-18 1974-12-10 Chicago Bridge & Iron Co Traveling bridge with power-cable reel rotated in response to bridge movement, sliplessly and with uniform tension
DE2130171A1 (de) * 1971-06-18 1973-01-04 Demag Ag Kran-kopftraeger mit lager fuer die laufraeder
FR2263176A1 (en) * 1974-03-05 1975-10-03 Francaise Convoyeurs Sa Overhead conveyor for individual loads - has rollers, some motor driven, on overhead supports to carry loads
US4181231A (en) * 1977-08-22 1980-01-01 Paceco Division of Fruehauf Corporation Polar wye crane
US4336889A (en) * 1980-10-27 1982-06-29 Fmc Corporation Ring supported truck crane and method of setting up

Also Published As

Publication number Publication date
ATE23843T1 (de) 1986-12-15
EP0131767B1 (en) 1986-11-26
AU2942384A (en) 1985-01-17
KR850001119A (ko) 1985-03-16
GR82140B (ja) 1984-12-13
ZA845048B (en) 1985-02-27
EP0131767A3 (en) 1985-03-13
IL69240A0 (en) 1983-11-30
BR8403421A (pt) 1985-06-25
DE3461454D1 (en) 1987-01-15
AU566692B2 (en) 1987-10-29
CA1236144A (en) 1988-05-03
IL69240A (en) 1986-08-31
MX160453A (es) 1990-03-02
EP0131767A2 (en) 1985-01-23
US4561551A (en) 1985-12-31
ES533795A0 (es) 1985-05-01
ES8504614A1 (es) 1985-05-01
JPS6040397A (ja) 1985-03-02
KR880000177B1 (ko) 1988-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06638B2 (ja) 巻上システム
KR102139511B1 (ko) 수직 및 수평 이동 시스템
CN105293315B (zh) 一种装配式建筑预制构件的吊装设备
CN110655015B (zh) 一种用于地铁隧道维护的无轨自行式平台车
US5476156A (en) Rail assembly for a stationary inclined elevator
CN111038940A (zh) 一种轨道式用于吊装运输的牵引系统
JP4188170B2 (ja) 鉄骨構造物の建方工法及びその装置
CN113443535B (zh) 用于井道施工的下延式升降设备及其安装方法
CN115262426A (zh) 高速互通小曲线架梁施工方法
CN114319128A (zh) 桥梁防撞护栏移动台车
CN2388169Y (zh) 环形无轨起重机
CN210234958U (zh) 一种高速铁路施工用搬运小车
JPH03119270A (ja) エレベータスライド式駐車装置
CN109437025B (zh) 可横移的c型支腿铺板门吊
CN108130864B (zh) 整体装配式桥梁整跨梁运输架设装备
CN2191853Y (zh) 无轨起重机
JP2004176486A (ja) 作業台車
CN113697666B (zh) 一种可实现轨道式桅杆起重机变轨的方法
JP2003246584A (ja) クレーン
CN215857247U (zh) 钢结构桥梁横联安装滑车
CN219709061U (zh) 一种单轨跨座式检修装置
CN216892022U (zh) 桥梁防撞护栏移动台车
SU775034A1 (ru) Подъемно-транспортна система
CN207330170U (zh) 一种起重设备的可移动支撑装置
JPH047467A (ja) 建造物およびその建造方法