JPH0657973A - トイレルーム - Google Patents

トイレルーム

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JPH0657973A
JPH0657973A JP23534692A JP23534692A JPH0657973A JP H0657973 A JPH0657973 A JP H0657973A JP 23534692 A JP23534692 A JP 23534692A JP 23534692 A JP23534692 A JP 23534692A JP H0657973 A JPH0657973 A JP H0657973A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet room
curtain
toilet
cleaning
zone
Prior art date
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Pending
Application number
JP23534692A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Inagaki
博之 稲垣
Hisaharu Kishida
久治 岸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0657973A publication Critical patent/JPH0657973A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 周囲から画成され、出入口8を備え、画成さ
れたトイレブース13、便器11,12,14,15、
手洗い器17,18等を備えるトイレルーム1におい
て、トイレルーム内9を利用可能なゾーンB、清掃によ
り利用し得ない清掃不利用ゾーンAに区画する、引き出
し、格納自在なアコーデオンカーテン26の如き区画部
材を設けたトイレルーム。 【効果】 トイレルーム内に、アコーデオンカーテンの
如き区画部材を、格納、引き出し自在に設けたので、ト
イレルームの清掃時に、格納されたカーテンを引いて、
室内を清掃を行って利用することができない不利用ゾー
ン、利用することができる利用可能ゾーンに区画、仕切
ることができ、従って、トイレルームの清掃作業中であ
っても、清掃作業を円滑に行え、且つ利用することが可
能となり、清掃作業と利用者の利用という相反する要求
を合理的にマッチングさせて解決することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、駅舎等に設けられる多
人数利用式のトイレルームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】駅舎等に設けられるトイレルームは、不
特定、多数の人が利用し、設置スペースの関係で、例え
ば駅舎の前後等に設けられ、従って、駅舎の前後から駅
を利用する利用者が、近い方のトイレルームを利用して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかるトイ
レルームは、不特定、多数の駅利用者が利用するので、
汚れが多く、従って、定期的にトイレルームを清掃して
いる。かかる清掃は、多人数が利用するので汚れが多い
ため、時間がかかり、一方、定期的に決まった時間に行
ってはいるが、清掃時間が長くかかったりする場合も有
る。
【0004】以上の清掃時には、利用者はトイレルーム
を利用することができず、利用上極めて不便であり、利
用しようとした場合、異性用のトイレルームが隣接され
ている場合にはこれを利用して欲しい旨の表示等がある
が、使いずらく、一方、清掃を行っていないトイレを利
用しようとすると、駅舎の他のトイレを利用せざるを得
ず、駅舎は前部と後部との間に長い距離があり、又階段
を上がったり、下がったりして移動が大変で、清掃によ
る利用し得ない不便は極めて大きい。一方、トイレの定
期的な清掃は不可欠であり、利用し得ない時間があるこ
とはやむを得ない。以上は、駅舎のトイレだけではな
く、高速道路のパーキングエリア等に設置される多人数
利用のトイレルームにおいても同様である。
【0005】本発明は、以上の課題を解決すべくなされ
たもので、その目的とする処は、不特定、多人数利用式
の公衆トイレにおいて、一つのトイレルームの清掃作業
を行わせつつ、清掃作業と独立して該トイレルームを利
用可能とし、以上を簡素な構造で、簡易な作業で可能と
したトイレルームを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めの手段は、周囲から画成され、出入口を備え、画成さ
れたトイレブース、便器、手洗い器等を備えるトイレル
ームにおいて、トイレルーム内を利用可能なゾーン、清
掃により利用し得ない清掃不利用ゾーンに区画する、引
き出し、格納自在な区画部材を設けたトイレルームであ
る。又、上記区画部材は、アコーデオンカーテンの如き
カーテン部材で、該カーテン部材で、トイレルーム内を
上記利用可能ゾーン、清掃不利用ゾーンに区画し、更に
上記カーテンは、前端部がトイレルームの出入口にまで
達し、出入口を含んでトイレルーム内を侵入可能な利用
可能ゾーン、侵入できない清掃不利用ゾーンに区画する
ようにし、更に又、上記カーテンの出入口に臨む先部に
は、カーテンで区画されたゾーンが清掃中のである旨を
表示する、表示要素を設けたことである。又、上記トイ
レルームは、出入口がトイレルームの左右方向の略々中
央部に設けられ、上記区画部材はトイレルームの左右方
向の略々中央部に奥から出入口に引き出し、格納自在に
配設され、トイレルーム内の左右には、略々同じ機器を
設備したトイレルームである。
【0007】
【作用】上記手段によれば、清掃時にトイレルーム内を
カーテン等で利用可能ゾーン、清掃不利用ゾーンに区画
するので、不利用ゾーンで清掃を行い、利用可能ゾーン
はトイレ、手洗い、洗面、化粧等に利用することができ
る。
【0008】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付した図面に従
って詳述する。図1は区画部材であるアコーデオンカー
テンを展長してトイレルーム内を区画した状態を示す説
明的平面図、図2は同カーテンを格納して通常の全面的
な利用可能な状態を示すトイレルームの平面図、図3は
カーテンの吊り下げ状態を示す縦断面図、図4はカーテ
ンの展長、区画状態の出入口を示す斜視図、図5は本発
明を実施した女子用トイレルームの一例を示す平面図で
ある。
【0009】図1、図2において1はトイレルームを示
し、トイレルーム1は、四周の壁面2,3,4,5、天
井6、床7等からなり、床7は実施例ではタイル貼り面
で形成されている。正面の壁面2の左右方向の中間部に
は、幅がある程度大きい出入口8が設けられ、出入口8
を通してトイレルーム1の室内9に出入りするように構
成されている。
【0010】出入口8の左右の壁面3,5の内側面に
は、奥の壁面4に近い部分から左右に各2個の洋風便器
10,10、11,11を備えるトイレブース12,1
2、13,13が左右対称的に配設され、各ブース1
2,13には夫々扉14…が設けられている。左右の壁
面3,5の前後方向の中間部には、夫々小便器14…,
15…が複数各並設され、小便器14…,15…の出入
口8に近い部分には仕切パネル16,16が起設されて
いる。かかる出入口8に近いパネル16,16と、壁面
3,5の出入口8に近い壁面には、手洗い台17,18
が対称的に設けられ、手洗い台17,18には、ボール
部19、鏡20等が夫々設けられている。
【0011】以上において、奥の壁面4の左右方向中間
部には、格納部21を外側に膨出するように設け、格納
部21の天井部の奥と、トイレルーム1の室内9の天井
6には、前後方向にカーテンレール22を吊り下げ等し
て設置し、カーテンレール22は図3で示すように、実
施例では、下向きチャンネル状をなして両側に案内レー
ル部23,23を備え、天井を吊り金具24で支持金具
25により天井から吊り下げ支持する。カーテンレール
22には、実施例ではアコーデオンカーテン26を吊り
下げ、カーテン26は上端部に吊り金具27、左右のロ
ーラ28,28を備える。
【0012】カーテンレール22は、天井6の左右方向
の中間部を前後方向に延設され、出入口8に近い天井部
では、図4のように左右に弯曲して分岐し、分岐路2
9,30は例えばレールの直線部前端部から双方に連通
するように分岐し、カーテン26の最先部のローラを、
分岐路29,30の何れかに係合させて分岐路の一方に
カーテン26の前部をガイドする。カーテン26の前端
部、或いは出入口8の内側左右にには、マグネット等の
係止具31を設け、展長した状態のカーテン26の前端
部を出入口8内側の左右の一方に係止する。
【0013】そして、カーテン26の前部26―1の左
右両面には、清掃中である旨を表示する表示要素31を
目立つように設け、これを図4で示した。
【0014】以上において、図2はカーテン26を格納
部21内に格納した状態を示し、従って、トイレルーム
1の室内9は全面的に開放され、左右の壁面3,5に沿
って配設されたトイレブース12,13、小便器14
…,15…、手洗い台17,18は夫々利用することが
できる。
【0015】ところで、トイレルーム1内を清掃する場
合には、格納されたカーテン26を引き出し、カーテン
26はレール22に沿って前方に前部26―1が移動
し、室内9を左右に区画することとなる。そして、カー
テン26の前部が分岐路29,30に至り、この部分で
左右の分岐路29,30の一方を選択し、実施例では図
1、図4に示すように分岐路29側にカーテン26の前
部を係合し、前端部の係止部を出入口8の一方の係止部
31に吸着等させて係止せしめる。
【0016】以上を図1、図4で示し、これにより図1
のように、室内9は、カーテン26で出入口8から左右
に区画され、左右の半部である清掃を行うための清掃不
利用ゾーンAと、カーテン26の外側で、利用可能な利
用可能ゾーンBとに区画されることとなる。従って、利
用者は、トイレルーム1内に出入口8から侵入するに際
し、カーテン26の前部が弯曲して清掃不利用ゾーンに
入ることができず、トイレルーム1内の半部が清掃中で
あることは、表示要素32で理解することができ、出入
口8から入れる利用可能なゾーンBに入り、これを利用
することができる。
【0017】以上のように、カーテン26で区画され、
仕切られた清掃不利用ゾーンB内は、カーテンで完全に
区画、仕切られるので、内部の清掃作業を人目につかず
に行え、又利用可能ゾーンAは、カーテン26で清掃不
利用ゾーンBと区画、仕切られているので、清掃中であ
るのも拘らず、清掃作業を気にすることなくトイレルー
ム1の半部を利用することができる。
【0018】図5は女子用トイレルーム101の一例を
示す平面図で、周壁102,103,104,105で
周囲から画成され、出入口108を備え、左右の壁面1
03,105の内側には前後方向に複数のトイレブース
112…,113が配設され、…出入口108側の両壁
面には洗面台117,118が配設されている。そし
て、奥の壁面121には格納部121を設け、ここにカ
ーテン126を格納し、上記と同様にカーテン126を
引き出し、室内109を清掃不利用ゾーン、利用可能ゾ
ーンとに区画し、上記と同様の利用が行える。図5はカ
ーテン126を格納し、全面的に利用可能な状態を示し
ている。
【0019】
【発明の効果】以上で明らかなように本発明によれば、
トイレルーム内に、アコーデオンカーテンの如き区画部
材を、格納、引き出し自在に設けたので、トイレルーム
の清掃時に、格納されたカーテンを引いて、室内を清掃
を行って利用することができない不利用ゾーン、利用す
ることができる利用可能ゾーンに区画、仕切ることがで
き、従って、トイレルームの清掃作業中であっても、清
掃作業を円滑に行え、且つ利用することが可能となり、
清掃作業と利用者の利用という相反する要求を合理的に
マッチングさせて解決することができた。
【0020】又、清掃作業を行う際の区画、仕切作業
も、アコーデオンカーテン等を引出すことによってなさ
れ、区画、仕切作業が容易であり、又格納作業も容易
で、作業性に優れ、以上を天井にカーテンレールを設
け、カーテンを吊り下げ、カーテンの格納スペースを確
保するという簡素な構造で実現することができる他、引
き出し、区画、仕切時に、カーテンの出入口に近い部分
に表示要素でこの旨を表示することにより、清掃作業中
であることを認識させることができ、且つ、トイレルー
ム内の設備を左右略々対称的に配設することにより、区
画、仕切しつつ使い勝手性の良好なトイレが得られる
等、本発明は従来に無い、優れた利点を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】区画部材であるアコーデオンカーテンを展長し
てトイレルーム、実施例では男子用トイレルーム内を区
画した状態を示す説明的平面図
【図2】上記カーテンを格納して通常の全面的な利用可
能な状態を示すトイレルームの平面図
【図3】上記カーテンの吊り下げ状態を示す縦断面図
【図4】上記カーテンの展長、区画状態のトイレルーム
の出入口を示す斜視図
【図5】本発明を実施した女子用トイレルームの一例を
示す平面図
【符号の説明】
1,101…トイレルーム、 8,108…出入口、
11,12,14,15…便器、 12,13,11
2,113…トイレブース、 17,18,117,1
18…手洗い台、洗面台、 26,126…区画部材で
あるカーテン、A…利用可能なゾーン、 B…清掃不利
用ゾーン。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲から画成され、出入口を備え、画成
    されたトイレブース、便器、手洗い器等を備えるトイレ
    ルームにおいて、 トイレルーム内を利用可能なゾーン、清掃により利用し
    得ない清掃不利用ゾーンに区画する、引き出し、格納自
    在な区画部材を設け、 たことを特徴とするトイレルーム。
  2. 【請求項2】 上記区画部材は、アコーデオンカーテン
    の如きカーテン部材で、該カーテン部材で、トイレルー
    ム内を上記利用可能ゾーン、清掃不利用ゾーンに区画し
    た請求項1のトイレルーム。
  3. 【請求項3】 上記カーテンは、前端部がトイレルーム
    の出入口にまで達し、出入口を含んでトイレルーム内を
    侵入可能な利用可能ゾーン、侵入できない清掃不利用ゾ
    ーンに区画するようにした請求項2のトイレルーム。
  4. 【請求項4】 上記カーテンの出入口に臨む先部には、
    カーテンで区画された清掃不利用ゾーンが清掃中のであ
    る旨を表示する表示要素を設けた請求項3のトイレルー
    ム。
  5. 【請求項5】 上記トイレルームは、出入口がトイレル
    ームの左右方向の略々中央部に設けられ、上記区画部材
    はトイレルームの左右方向の略々中央部に奥から出入口
    に引き出し、格納自在に配設され、トイレルーム内の左
    右には、略々同じ機器を設備した請求項1、又は2のト
    イレルーム。
JP23534692A 1992-08-11 1992-08-11 トイレルーム Pending JPH0657973A (ja)

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JP23534692A JPH0657973A (ja) 1992-08-11 1992-08-11 トイレルーム

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09111877A (ja) * 1995-10-16 1997-04-28 Shinji Goto 柱脚および柱梁の接合構造およびこれらに用いる金物
JP2014117495A (ja) * 2012-12-18 2014-06-30 Yuni Rotto:Kk 遠赤外線照射装置
JP2018017006A (ja) * 2016-07-27 2018-02-01 株式会社Lixil 設備ユニットおよび住居構造

Cited By (3)

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JPH09111877A (ja) * 1995-10-16 1997-04-28 Shinji Goto 柱脚および柱梁の接合構造およびこれらに用いる金物
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010110