JPH0657365B2 - 板材加工機のラム案内装置 - Google Patents

板材加工機のラム案内装置

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JPH0657365B2
JPH0657365B2 JP11889285A JP11889285A JPH0657365B2 JP H0657365 B2 JPH0657365 B2 JP H0657365B2 JP 11889285 A JP11889285 A JP 11889285A JP 11889285 A JP11889285 A JP 11889285A JP H0657365 B2 JPH0657365 B2 JP H0657365B2
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JP
Japan
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ram
guide
pin
sliding surface
guide device
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英勝 池田
俊昭 国広
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Amada Co Ltd
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Priority to AU57207/86A priority patent/AU581311B2/en
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えばプレス機械,シャーリングマシン等の
ごとき板材加工機のラムを案案内する装置に関する。
(従来の技術) 例えばシャーリングマシンやプレス機械における昇降自
在なラムは、フレームに装着したラムガイド機構よりな
る案内装置によって往復動自在に案内されているもので
ある。
例えば、シャーリングマシンにおけるラムを上下動自在
に案内するラムガイド機構は、例えば特公昭57−78
50号公報、実公昭57−19209号公報等に記載さ
れているように、フレームに取付けられたガイド部材と
ラムとの間に楔形状のギブを介在して、案内部のスキマ
を調整しているものである。
(発明が解決しようとする課題) すなわち、従来のラムガイド機構よりなる案内装置にお
いては、ギブとガイド部材およびラムとの面接触を確実
化するために、高精度の加工が必要であるという問題が
ある。また、案内装置部分の組付時には、機械本体の歪
みの存在により(フレームが溶接構造の場合に多い)、
案内装置部分の各構成部材を高精度に加工してある場合
であっても、正確な面接触が得られるとは限らず、各構
成部材間のクリアランスが適正クリアランスになるよう
にギブ等の位置を調整しなければならず、その調整が中
々厄介であり、組付作業が容易でない。
(課題を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本発明は、高精度の
加工を必要とせず、また組付作業も容易な案内装置を提
供しようとするもので、本発明は、機械本体の固定部に
対して相対的に往復動自在なラムを往復動自在に案内す
る案内装置にして、前記固定部に設けた押圧作動部材の
先端側を上記ラム側へ付勢して設け、この押圧作動部材
の先端側に備えた第1の回動ピンを、前記ラムの往復動
方向に対し直交しかつ前記押圧作動部材の押圧方向に対
し直交する方向の軸心回りに回動自在に設け、上記第1
の回動ピンに支承された第2の回動ピンを、前記ラムの
往復方向平行でかつ前記第1の回動ピンの軸心に直交す
る方向の軸心回りに回動自在に設け、この第2の回動ピ
ンに、前記ラムに備えた摺動面に面接触したガイド部材
を設けてなるものである。
(作用) 上記構成により、第2の回動ピンに備えたガイド部材は
ラム等に備えた摺動面に常に面接触することとなる。す
なわち、例えばラムが上下動する場合であって、ラムの
摺動面の上下部分が前後に傾斜(以下前後方向の傾斜と
称す)している場合には、第1の回動ピンを中心として
第2の回動ピンが前後方向に傾斜することにより、前記
摺動面の前後方向の傾斜に対してガイド部材が対応して
傾斜する。また、前記摺動面の左右側部が前後方向に傾
斜している場合(以下左右方向の傾斜と称す)には、第
2の回動ピンを中心としてガイド部材が左右方向に傾斜
することにより対応するものである。
すなわち、ガイド部材は、互いに直交した第1、第2の
回動ピンを中心として傾斜でき、往復作動体における摺
動面の前後方向の傾斜及び左右方向の傾斜に対応できる
ものである。
したがって、例えばガイド部材の加工精度が高精度でな
い場合であっても摺動面の前後,左右方向の傾斜に倣っ
て案内するものであり、その組付作業はガイド部材を摺
動面に面接触せしめれば良いものであり、容易に実施す
ることができるものである。
(実施例) 以下の実施例においては、本発明をシャーリングマシン
のラムガイドに実施した場合について説明する。
理解を容易にするために、先ずシャーリングマシンの全
体的構成について説明する。
第1図〜第3図を参照するに、シャーリングマシン1
は、機械本体の固定部分として、左右両側に互に平行状
に立設したサイドフレーム3,5を備えると共に、サイ
ドフレーム3,5の前側上部に左右両端部を一体的に連
結固定した上部フロントプレート7を備えている。ま
た、サイドフレーム3,5の前側下部には垂直に設けら
れた下部フロントプレート9の両端部が一体的に連結固
定してある。さらにサイドフレーム3,5の後側上部は
左右方向に延伸したビーム部材11を介して一体的に連
結されている。
上記下部フロントプレート9の上部には板状のワークピ
ースWを支持するワークテーブル13が水平に設けられ
ており、このワークテーブル13の後部には左右方向に
長い下刃15が着脱可能に取付けられている。この下刃
15と協働してワークピースWの剪断を行なう上刃17
は、前記上部フロントプレート7の後方において昇降自
在に設けられたラム19に適宜に傾斜して取付けられて
いる。
上記ラム19の左右両側部の後面には、上下方向に長い
リブ部材21がそれぞれ一体的に取付けてあり、各リブ
部材21の後上部および後下部には板状の後上部ガイド
部材23および後下部ガイド部材25がそれぞれ一体的
に取付けてある。左右の後上部ガイド部材23は、それ
ぞれ上部ガイドローラ27に当接しており、各上部ガイ
ドローラ27は左右のサイドフレーム3,5の上部に水
平に支持された支持軸29に回転自在に支承されてい
る。左右の後下部ガイド部材25は、それぞれ下部ガイ
ドローラ31に当接しており、各下部ガイドローラ31
は左右のサイドフレーム3,5の下部に回動自在に支承
された各偏心軸33の偏心部33eにそれぞれ回転自在
に支承されている。
上記各偏心軸33にはそれぞれアーム部材35の基部が
取付けてあり、各アーム部材35の先端部にはピン37
を介してそれぞれ連結杆39の一端部が枢支連結してあ
る。各連結杆39の他端部は、それぞれ駆動アーム41
の先端部にピン43を介して枢支連結してあり、各駆動
アーム41の基部は、左右のサイドフレーム3,5に両
端部付近を回動自在に支承された1本の回動軸45に一
体的に取付けられている。
上記回転軸45の一端部には揺動アーム47が一体的に
取付けてあり、この揺動アーム47の先端部に回動自在
に支持されたピンナット部材49には、ピンナット部材
49と直交する方向に延伸した螺子杆51が螺入してあ
る。上記螺子杆51の一端部は、ユニバーサルジョイン
ト53を介して駆動装置55の出力軸に連結してある。
駆動装置55は、正逆回転可能なサーボモータあるいは
ステッピングモータのごとき適宜の制御モータ等よりな
るものであって、一方のサイドフレーム3に装着されて
いる。上記回動軸45の他端部には適宜形状のドグ57
が取付けてあり、このドグ57に対応した位置には、サ
イドフレーム5に取付けたブラケット59に支承された
複数の検知装置61a,61b,61cが設けられてい
る。
この検知装置61a,61b,61cは、例えばリミッ
トスイッチや近傍スイッチ等よりなるものであって、ド
グ57によって個別的にあるいは適宜組合せて同時的に
作動されることによって回動軸45と回動角を検出し、
後述するように、上刃17と下刃15との間隙を検出す
るものである。
以上のごとき構成により、駆動装置55によって螺子杆
51を適宜方向へ回転駆動すると、揺動アーム47を介
して回動軸45が適宜方向へ回動される。したがって、
左右の偏心軸33は、駆動アーム41、連結杆39およ
びアーム部材35を介して適宜方向へ回動され、偏心軸
33の偏心部33eに支承された各下部ガイドローラ3
1を前後方向に微調節できることとなる。
よって、ラム19の下部を前後に微調節でき、上刃17
と下刃15との間隙をワークピースWの板厚に対応して
調節できることとなる。上記上刃17と下刃15との間
隙は、複数の検知装置61a,61b,61cがドグ5
7によって作動されることにより検知できる。
すなわち、上記構成によれば、検知装置61a,61
b,61cの作動に関連して駆装置55を適宜に制御す
ることにより、上刃17と下刃15との間隙の調節を、
例えば、大、中、小等、複数の段階に自動的に容易に行
ない得るものである。
前記ラム19を上下動自在に案内する案内装置63が前
記上部フロントプレート7の左右両側部付近に設けられ
ている。さらに上記案内装置63は、ラム19の左右両
側面を案内するために、左右のサイドフレーム3,5に
もそれぞれ設けられている。
前記ラム19を昇降作動するために、ラム19の下方位
置には昇降作動装置97が設けられている。昇降作動装
置97は、本実施例においては偏心軸等より成るもので
ある。より詳細には、前記ラム19の下方位置でかつラ
ム19の直下位置より僅かに後方にづれた位置に、駆動
軸99が配設されている。駆動軸99の両端部は、サイ
ドフレーム3,5に取付けた軸承部材101に回転自在
に支承されており、かつ駆動軸99は、一方のサイドフ
レーム3に装着した駆動モータ103と適宜に連動連結
されている。
上記駆動軸99の両端部付近には偏心板105がキー1
07により一体的に固定してあり、各偏心板105には
コネクテイングロッド109の基部がそれぞれ嵌合して
ある。各コネクテイングロッド109の先端部は連結ピ
ン111を介して前記リブ部材21の下部と枢支連結し
てある。この連結ピン111は、前記下部ガイドローラ
31と後下部ガイド部材25との接触点Cより常に上方
に位置するものである。
また、ラム19の昇降作動を円滑に行なうために、ラム
19の後部には、バランスプリングあるいはバランスシ
リンダ113が設けられている。
より詳細には、バランスシリンダ113はラム19等の
重量と均衡するものであって後上りに斜設してあり、そ
の基部はピン115を介して前記ビーム部材11に固定
したブラケット117に支承されており、かつ往復動自
在に備えたピストンロッド119の先端部は、ラム19
の後部に取付けたブラケット121に連結してある。
以上のごとき構成により、駆動モータ103によって駆
動軸99を回転すると、偏心板105およびコネクテイ
ングロッド109を介してラム19は昇降作動され、上
刃17と下刃15とによってワークピースWの剪断が行
なわれることとなる。
この際、ラム19が下降されるときには、連結ピン11
1に水平な分力Hと垂直な分力Vとが作用する。水平分
力Hの作用により、ラム19は上部ガイドローラ27と
後上部ガイド部材23との接触点および下部ガイドロー
ラ31と後下部ガイド部材25との接触点Cを中心とし
て回動する傾向となるが、連結ピン111上記接触点C
よりも常に上方位置に位置するので、上部ガイドローラ
27および下部ガイドローラ31からラム19が離反す
るようなことはないものである。
さて、本実施例に係る前記案内装置63は、第4図,第
5図に示すように構成されている。すなわち、、第4
図、第5図に示されるように、上部フロントプレート7
には複数のボルト65を介して案内筒67が取付けてあ
り、この案内筒67内には、上部フロントプレート7に
穿設されたガイド孔7hを摺動自在に貫通した押圧作動
部材69が水平にかつ上下動自在な前記ラム19に対し
て接近離反する方向へ摺動自在に嵌合案内されている。
この押圧作動部材69はほぼ円柱形状をなすものであっ
て、案内筒67との間に介在したガイドキー71によっ
て常に方向性を一定に保持されている。
上記押圧作動部材69の先端部はラム19の方向に指向
してあり、その先端部には、押圧作動部材69の軸心と
直交する上下方向の軸心を中心としてラム19側を開口
した半円弧状の凹部69cが形成してあると共に、押圧
作動部材69の軸心及び上記凹部69cの軸心に直交す
る水平な軸心を有する貫通孔69tが上記凹部69cに
交差して水平に穿設してある。
押圧作動部材69の上記貫通孔69tには水平な回動ピ
ン73が軸心回りに回動自在に嵌入してあり、この水平
回動ピン73が前記凹部69cと対応する位置には、凹
部69cの径よりも僅かに小径の半円弧状の切欠部73
nが水平回動ピン73の軸心に対し直交する垂直方向の
軸心を中心として形成してある。
上記水平回動ピン73の半円弧状の切欠部73nには、
前記押圧作動部材69の凹部69c内に位置し、かつ上
下方向に延伸した半円柱形状の垂直な回動ピン75が回
動自在に支承されている。すなわち回動ピン75は断面
形状が半円弧状をなすものであって、その径は、水平回
動ピン73の切欠部73nの径よりは大きく、かつ前記
押圧作動部材69の凹部69cの径よりは小さく形成し
てあり、垂直回動ピン75の長手方向の中央部には、水
平回動ピン73の切欠部73nに係合する小径のくびれ
部75cが形成されている。
すなわち、垂直回動ピン75は、小径のくびれ部75c
を水平回動ピン73の切欠部73nに係合することによ
り、軸方向の移動を規制されている軸心回りに回動自在
であるように支持されている。
なお、押圧部材69と水平回動ピン73と垂直回動ピン
75との関係を概略的に示せば、第6図のとおりであ
る。
上記垂直回動ピン75がラム19と対向した平面には、
ラム19に取付けた摺動面部材77に摺接したガイド部
材79が複数のボルト81によって取付けられている。
上記ガイド部材79は回転自在な複数のローラ83を備
えると共に、上下両端部にはワイパー85をそれぞれ備
えている。
以上のごとき構成により、水平回動ピン73が水平な軸
心回りに適宜に回動すること、および垂直回動ピン75
が軸心回りに適宜に回動することにより、ガイド部材7
9ははラム19の摺動面部材77の摺動面に倣って案内
することとなる。
すなわち、例えばラム19が上下動する場合であって、
ラム19の摺動面部材77の上下部分が前後に傾斜(以
下前後方向の傾斜と称す)している場合には、回動ピン
73が軸心回りに回動することにより、回動ピン73を
中心として回動ピン75が前後方向に傾斜することとな
り、前記摺動面部材77の前後方向の傾斜に対してガイ
ド部材79が対応して傾斜する。また、前記摺動面部材
77の左右側部が前後方向に傾斜している場合(以下左
右方向の傾斜と称す)には、回動ピン75が軸心回りに
回動してガイド部材79が左右方向に傾斜することによ
り対応するものである。
すなわち、ガイド部材79は、互いに直交した回動ピン
73,75をそれぞれ軸心回りに回動することにより前
後方向及び左右方向に傾斜でき、ラム19における摺動
面部材77の前後方向の傾斜及び左右方向の傾斜に対応
できるものである。
したがって、上記構成によれば、摺動面部材77又はガ
イド部材79の加工精度が高精度でない場合であって
も、摺動面部材77とガイド部材79との面的接触が常
に確実的に行なわれ、案内作用が良好に行なわれ得るこ
と、及び摺動面部材77の前後,左右方向の傾斜に倣っ
てガイド部材79が傾斜するので、組付時にはガイド部
材79を摺動面部材77に面接触するように組付ければ
良いものであり、組付作業が容易であることが理解され
よう。
前記ガイド部材79をラム19の摺動面部材77へ押圧
付勢するために、前記押圧作動部材69には皿バネのご
とき弾機87が設けられている。
より詳細には、押圧作動部材69の基部側には比較的大
きな穴69hが穿設してあり、この穴69h内には、ホ
ルダーピン89に支持された前記弾機87が内装されて
いる。上記ホルダーピン89の頭部89hはキャップス
クリュー91に調節自在に螺着してある。キャップスク
リュー91は、前記案内筒67の外周面に形成された螺
子部67tに調節自在に螺着してあり、かつキャップス
クリュー91は、上記螺子部67hに螺合したリングナ
ット部材93と適数のボルト95を介して連結され、緩
み止めを施されている。
したがって、弾機87の作用によってガイド部材79が
ラム19の摺動面部材77へ常に押圧付勢されているこ
とが理解できよう。なお、左右のサイドフレーム3,5
に装着された案内装置63の構成は、前述の案内装置の
構成と同一であるから、その詳細についての説明は省略
する。
なお、既に理解されるように、上記構成のごとき案内装
置63を、前記ガイドローラ27,31に代えて採用す
ることも可能である。また、案内装置63におけるガイ
ド部材79を前述のガイド部材23,25と同様の板状
の構成に変更し、この変更態様の案内装置を上下のガイ
ドローラ27,31に対向してラム19の後部に装着す
ることも可能である。すなわち、案内装置63は種々変
更可能であり、また案内装置63は、上述したように、
前記ラム19等の可動部側に設けることも可能である。
すなわち案内装置63を固定側に設けるか可動側に設け
るかは相対的なことである。
(発明の効果) 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要す
るにこの発明は、機械本体の固定部3,5,7に対して
相対的に往復動自在なラム19を往復動自在に案内する
う案内装置にして、前記固定部3,5,7に設けた押圧
作動部材69の先端側を上記ラム19側へ付勢して設
け、この押圧作動部材69の先端側に備えた第1の回動
ピン73を、前記記ラム19の往復動方向に対し直交し
かつ前記押圧作動部材69の押圧方向に対し直交する方
向の軸心回りに回動自在に設け、上記第1の回動ピン7
3に支承された第2の回動ピン75を、前記ラム19の
往復方向に平行でかつ前記第1の回動ピン73の軸心に
直交する方向の軸心回りに回動自在に設け、この第2の
回動ピン75に、前記ラム19に備えた摺動良面77に
面接触したガイド部材79を設けてなるものである。
上記構成により、本発明によれば、第2の回動ピン75
に備えたガイド部材79はラム等に備えた摺動面79に
常に面接触することとなる。すなわち、例えばラム19
が上下動する場合であって、ラム19の摺動面79の上
下部分が前後に傾斜している場合には、第1の回動ピン
73を中心として第2の回動ピン75が前後方向に傾斜
することにより、前記摺動面77の前後方向の傾斜に対
してガイド部材79が対応して傾斜する。また、前記摺
動面77の左右側部が前後方向に傾斜している左右方向
の傾斜の場合には、第2の回動ピン75を中心としてガ
イド部材79が左右方向に傾斜することにより対応する
ものである。
すなわち、ガイド部材79は、互いに直交した第1、第
2の回動ピン73,75を中心として傾斜でき、ラム1
9における摺動面77の前後方向の傾斜及び左右方向の
傾斜に対応できるものである。
したがって本発明によれば、例えば摺動面77,ガイド
部材79の加工精度が高精度でない場合であっても、案
内装置の組付時にラム19が前後方向あるいは左右方向
等に僅かに傾斜していても、案内装置におけるガイド部
材79が上記傾斜に倣って確実に面接触することとな
る。よって、案内装置の組付時には、ガイド部材79を
摺動面77に面接触せしめれば良いものであり、比較的
容易に組付を行ない得るものである。
なお、この発明は前述の実施例のみに限るものではな
く、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様でも
実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施したシャーリングマシンの正面図
で、1部破断して示されている。第2図同右側面図、第
3図は第1図におけるIII−III線に沿った断面図、第4
図は第1図におけるIV−IV線に沿った拡大断面図、第5
図は第4図におけるV−V線に沿った断面図、第6図は
押圧作動部材と水平回動ピンと垂直回動ピンとの関係を
概略的に示した斜視図である。 19……ラム、69……押圧作動部材 73……水平回動ピン、73n……切欠部 75……垂直回動ピン、75c……くびれ部 77……摺動面部材、79……ガイド部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機械本体の固定部(3,5,7)に対して
    相対的に往復動自在なラム(19)を往復動自在に案内
    する案内装置にして、前記固定部(3,5,7)に設け
    た押圧作動部材(69)の先端側を上記ラム(19)側
    へ付勢して設け、この押圧作動部材(69)の先端側に
    備えた第1の回動ピン(73)を、前記ラム(19)の
    往復動方向に対し直交しかつ前記押圧作動部材(69)
    の押圧方向に対し直交する方向の軸心回りに回動自在に
    設け、上記第1の回動ピン(73)に支承された第2の
    回動ピン(75)を、前記ラム(19)の往復方向に平
    行でかつ前記第1の回動ピン(73)の軸心に直交する
    方向の軸心回りに回動自在に設け、この第2の回動ピン
    (75)に、前記ラム(19)の摺動面(77)に面接
    触したガイド部材(79)を設けてなることを特徴とす
    る板材加工機のラム案内装置。
JP11889285A 1985-05-08 1985-06-03 板材加工機のラム案内装置 Expired - Lifetime JPH0657365B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11889285A JPH0657365B2 (ja) 1985-06-03 1985-06-03 板材加工機のラム案内装置
GB8611103A GB2177960B (en) 1985-05-08 1986-05-07 Plate processing device
CA 508623 CA1298142C (en) 1985-05-08 1986-05-07 Plate processing device
CH1868/86A CH671354A5 (de) 1985-05-08 1986-05-07 Blechbearbeitungsmaschine, insbesondere zum scheren oder abkanten von blech.
KR1019860003540A KR930001085B1 (ko) 1985-05-08 1986-05-07 판재(板材) 가공장치
DE3645241A DE3645241C2 (de) 1985-05-08 1986-05-07 Blechbearbeitungsvorrichtung, insbesondere Schere
US06/860,467 US4757705A (en) 1985-05-08 1986-05-07 Plate processing device having guide means for a vertical ram
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FR8606627A FR2581573B1 (fr) 1985-05-08 1986-05-07 Dispositif d'usinage de la tole, en particulier cisaille perfectionnee
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